通天閣の近くにある存在感だけは見事な古いアパートに住む大学三回生、住吉(すみよし)大志(たいし)はクリスマスイヴにも関わらず自室で毛布に包まり、眉を顰め頭を掻き毟っていた。そんなところに個性以外まるで取り柄のないような友人たちから次々と電話
やメールが届き、色々あって雪降る中、外に出る羽目に。そうして友人と飲み歩いたり罵倒したりしながらも、道行くカップルを見るたびにマフラーの中で「クソが」と呟くのであった。
そんな雪降る街を歩く中、住吉はかつての想い人、和歌山(わかやま)雪(ゆき)さんとの思い出を次々と思い出していく。
そうして雪さんが街に帰ってきているという情報を耳にした住吉はどうしたものかと街を彷徨い歩く。
※本作品は森見登美彦さんの「太陽の塔」のオマージュ作品です。しかし勿論「太陽の塔」とはまったく別のお話になっており、「太陽の塔」を既読の方でも未読の方でも楽しめる内容になっていると思われますので是非気にせず読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 18:33:05
40545文字
会話率:52%
私には「ハゲジジイ」と呼ぶ父親がいる。狡猾で卑劣、最低な男であるこのハゲジジイは私と彼氏のヒロ君との交際を反対しているが、死んでも言うことは聞かない。
最終更新:2019-12-18 17:36:59
8032文字
会話率:19%
忘れるはずもない、遠い昔の記憶。
それは、今日と同じ雪が降り頻る日のことだった。
かなり寒い。辺り一面は白銀に染まっていて、雪化粧した実家を見るのも毎年恒例である。
この時期になると親戚同士で集まって、祖母に会いにいく。ミチコも実家に
帰省して、大好きだった祖母に顔を見せにいくのだ。
幼い頃の記憶は、かなり曖昧。言ってしまえば、覚えていることはかなり少ない。それでも祖母との思い出は鮮明なのはどうしてだろうか。
祖母を亡くした日のことは特に──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 12:46:02
2427文字
会話率:30%
アミアミアミアミ。編み物をする女子高生とマフラーを編んでもらいたい男子のお話です。
君と話もしたい。
✳︎✳︎✳︎
「きみとはなしができたなら」のシリーズです。短いです。お読みいただければ幸いです。
最終更新:2019-12-13 10:28:38
1769文字
会話率:38%
雇われた獣人メイドの少女は、自分を救ってくれた旦那様へ、何かお返し願っていました。しかし、旦那様は口々に「お前のやりたいことをしなさい」というだけでご要望を一切口にしてくれませんでした。それなら、と獣人の少女が出した答えは――。
※少し
でも良いと思ったら評価、ブクマ等をよろしくお願いします。今後の活動の指標になります。
【思いつきお題】メイド、獣人、【デイリーお題】マフラー
の三題噺としてお題をもらったり思いついたりしたら書く脳トレ的な何かです。
気が乗ったら投稿する場合もあるシリーズ。基本的に800文字前後を目標にしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 07:00:00
714文字
会話率:48%
寒い日のマフラー。
200文字小説です。
最終更新:2019-11-21 22:37:08
200文字
会話率:60%
このお話は妖怪が通う学園「あやかし学園」での少年少女の愉快痛快な学園生活を描いた物語である。
主人公はこの三人。
低身長に真っ赤なマフラー、きらりと光るその眼光はどんな女体も見逃さない。オールマイティな変態。斑谷恵吾。
整った顔立ち
、知的なメガネ、物憂げな彼が今考えていることは「あぁ、ガチムチの男を舐めまわしたい……」冷静沈着なガチホモ。華穂本敦司
その大きな腹に詰まっているのは溢れんばかりの愛と希望! (ただし愛と書いて幼女と読み、希望と書いてお仕置きしてと読む)ロリコンとドMの二刀流。草壁二千翔。
これを見て読みたくなくなった人もどうか読んでくださいお願いします!
青い春大爆発の変態たちの青春活劇、ここに開幕!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 23:30:49
110987文字
会話率:64%
2分で読める短編です。
先輩と後輩がただ雑談をするだけの話です。
最終更新:2019-10-09 00:33:19
1644文字
会話率:60%
――彼の求めるオアシスは、一木の元に沈むわずかな泥だけだ。
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★あらすじ
舞台は東西交易栄えるシルク・ロード。
茫漠たる大陸を彷徨う記憶喪失の青年レイエンは、商人
ギルド「月華義団」と出会い、共に交易の旅へ出る。
「失われた記憶を取り戻さなければならない」
そんな淡い希望はやがて禁忌に踏み込み、仲間を、大陸を巻き込んでいく。
彼が目指す先に何が在るのか、取り戻したい記憶とは……
砂漠、キャラバン、交易、商人、盗賊、ギルドを世界観のテーマにしたダークファンタジー長編作品。シリアス有りギャグ有りの冒険活劇が今始まる!
★登場人物ざっくり紹介
(月華義団)
・レイエン:19歳。主人公。性格は陰湿で皮肉屋、面倒くさがり。外見の特徴は黒髪と三白眼、大きな薙刀と紅いコート、紺色のマフラー。フェイロンに戦闘技術を買われ、キャラバン護衛兵になる。
・リンシン:29歳。天真爛漫女商人。童顔巨乳。グループの面倒見の良いお姉さん的ポジション。ややトラブルメーカー。踊り子のような服を着たツートンお団子ツインテール。
・フェイロン:35歳。仙人で商人でホモ。月華義団リーダー。リンシンの実兄。胡散臭いが仲間思いな白髪の美形紳士。
・ディジャン:25歳。料理人。フェイロン、リンシンの幼馴染。リンシンのことが好き。知能が低いため仕事の出来はよろしくない。短髪活発青年。
・ルーフン:47歳。月華義団のキャラバン護衛兵。人肉大好きなサイコパス戦闘狂おじさん。外見特徴はみつあみ金髪ガチムチ体型。
・ミンミン:8歳。道士、武器商人。気が強くプライドが高く高圧的なツンデレロリっ子。ひょんなことから月華義団に強制的に加入させられる。赤髪ぱっつんロング。
★この作品の絵まとめ
キャラクター紹介(うちのこまとめ)→https://www.uchinokomato.me/list/show/29271
イラスト作品集(Twitter)→ https://twitter.com/i/moments/1123234020261748736
【おしらせ】
この作品はカクヨムさんにも掲載しております。
ただいま9話まで(18万文字ちょっと)を執筆済です、なろうさんにも随時投稿していきます。お付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 08:40:44
185609文字
会話率:32%
12月の日曜日。遊園地でのグループデートに、ゆうは心密かに胸を躍らせる。
メンバーの中には、ゆうが片想いする「あいつ」がいるから……。
青春群像劇「十七歳は御多忙申し上げます」
( https://ncode.syosetu.com/
n3682fj/ )
のスピンオフ作品です。
本編の第43話〜第46話「遊園地グループデート(1)〜(4)」と併せてご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 07:12:04
3950文字
会話率:37%
実家を離れ一人暮らしを謳歌してる女子高生·井崎理子は、バイトの帰り公園のベンチに座って星空をボォッと眺めてる男をみかけた。
真冬のこの寒い時期に、薄いトレーナーらしきものを着、コートもマフラーすら身につけず、ずっと星空を眺めている。
雨に打たれ、倒れた男を家に運び看病する理子だったが、苦しむ男の口から繰り返し出る言葉。
住むところもなく、仕事もなく、男は理子の家に居候しながら就活するも、結果惨敗。
気にしない気にしないと言う理子に申し訳なく、日だけが過ぎていったが···折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 09:22:47
6060文字
会話率:40%
久能市 耕夫(くのういち すきお)はくノ一好きである。
忍者ならではの陰の住人というか闇の世界に生きているという感じが好きだ。
時には隠密、ある時は情報収集、そして時には戦闘もするというのにも好きだ。
様々な手裏剣やクナイなどの独自の道具
を使い仕事をするのも好きだ。
忍術という様々な技も好きだ。もちろんフィクションの忍法も好きだ。
そしてなによりくノ一の色仕掛けが大好きだ!!
よく見るくノ一の短い裾の着物に網目の肌着、足の綺麗さ象徴するストッキング、そして胸元を意識する格好…最高だ。
他にもマフラーやさらしを巻いていているのも、ハイレグのような格好も大好物だ。
最近は色んな恰好もあるがありだと思っている。
よく作品では、変装して色仕掛けをするが、くノ一がやっていると思うだけでご飯は3杯はいける。
これはそんな男のくノ一にかける情熱と才能の無駄遣いの話である。
※なお、空回りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 06:00:00
4817文字
会話率:56%
境内で彼女を待っていた。
約束した時間に2時間遅れてやってきた彼女。従順な僕(しもべ)のぼくは、手編みのマフラーを渡そうとするが……
最終更新:2019-07-23 22:57:05
2308文字
会話率:34%
ぼくは野良犬。白い犬。
最終更新:2019-04-14 13:20:21
771文字
会話率:8%
毎年、満開の桜を見ると、あの日のことを思い出します。
昭和20年。
とある陸軍飛行場。
一機の隼が緊急着陸した・・・
最終更新:2019-04-10 16:44:30
2239文字
会話率:59%
「皐月、不思議な匂いがする。温泉、みたいな?」
瑛太がくんと鼻を鳴らす。皐月は慌てて紅紫色のマフラーを鼻までたくしあげた……。
ゆきのまち幻想文学賞、最終選考に残していただいた小説です。
※この作品は、webサイト「裏路地迷町(htt
p://cyss.sakura.ne.jp/roji_m/)」、「pixiv」「カクヨム」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 18:00:00
3376文字
会話率:28%
レーシア大陸の冒険者ギルド始まりの町支部にはいかにも怪しげで胡散臭いおっさんが居た。この間おっさんがギルド内のソファーで寝ていたり、勝手に色々なものを置いたりパクったり私物化したりしているのを見かけた。ついこの間はギルド内にある酒場のおばち
ゃんに土下座してるのも見た。これはおっさんがギルド職員やルーキー、町の住民に迷惑をかけつつも好き勝手に生きる姿をギルド職員の新人である僕、アレンがしたためた観察日記のようなものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 02:00:00
4117文字
会話率:50%
寒がりな構ってちゃんと大人びた女子高生の百合
最終更新:2019-03-30 16:36:45
6975文字
会話率:54%
【matatakiシリーズ】受験帰りのバス停にて。マフラーを忘れた女子高生が、三年間、あまり接点のなかった同級生と一緒にバスを待つお話。
最終更新:2019-03-04 16:35:02
2493文字
会話率:54%
仕事で失敗した日の帰り道、私は一匹の猫と出会った。
最終更新:2019-01-25 20:32:01
3928文字
会話率:27%