月で繋がる二人の想い──
魔物の侵入を防ぐ結界で守られた王国内に暮らす、ルーナリアは幼い頃より兄へ惹かれていた。月夜に輝く光の中で苦悩する日々だったが、兄もまた同じ想いでいた。ある日、己の衝撃の出自を知ったことから物語は動き始める……
血
の繋がらない兄妹の愛の物語を描いた作品です。
恋と友情と心の成長を中心に、すれ違いから結ばれるまでを描く1部と、冒険を通して深まる愛と、出自と王国の秘密を描く2部構成です。
ゆるふわ魔法設定&異世界設定。残酷描写はほとんどありません。この作品はカクヨムさんにも掲載しております。また、ムーンさんにもムーン用にて掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 21:37:45
395417文字
会話率:40%
この国には『銀の魔法使い』が存在する。
シレスタは、この国の誇る銀の魔法使いその人だ。
けれど、そんな彼女は魔法をコントロールすることが出来ず、そんな彼女を守りたい騎士と、彼女を取り巻く周りのお話。
最終更新:2022-07-31 15:00:00
51240文字
会話率:27%
「あなたが噂の魔女か?」
出会い頭に不躾な質問をした騎士ハルが森の中で暮らす薬師のトーナに1つの依頼を持ってきた。その内容は領主の娘の治療であった。
しかし、この依頼が黒髪、赤眼というだけで『魔女』と謂れのない迫害を受けていたトーナの運
命を大きく変えるものになるとはこの時の彼女はまだ知らない。
これは天涯孤独の身となり、誰からも理解されず、それでも魔獣の棲む森の中で誇り高く薬師の本分を貫いてきたトーナと、そんな彼女の苦難を救おうとする白銀(しろ)騎士ハルの恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 14:00:58
135732文字
会話率:37%
鬼の血を継ぎ、忌み嫌われ、虐げられる存在であった紗夜。そんな紗夜の元に訪れたのは国の4大名家に含まれる如月家の当主、如月清俊であった。彼は紗夜に出会った瞬間、嫁に来てほしいと結婚を申し込む。それには彼の妖をひきつける異常体質が関係していた。
助けられた恩義からか、紗夜は妖をひきつける体質が原因でまともな生活すらおくれていなかった清俊を守り、支えることにする。こうして二人の生活が始まった。結婚を前提にした関係でありながら、幼い頃の扱いのせいか、感情が乏しい紗夜は清俊に情を抱きつつもそれが恋情なのかわからず、なかなか二人の仲は進展せずにいた。
これはそんな二人が惹かれ合い、本当の夫婦になるまでの物語。
この作品はPixivにも同タイトルで掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 09:33:39
68280文字
会話率:42%
“出会ったら即死”と呼ばれ敵味方から恐れられていた俺の名は、JACKALだ。しかし、撤退しようとしたら敵に狙撃されて中東で戦死した。幸い家族は居ないので悲しむ者は居ないはず。
次に目を覚ましたら赤子だったぁぁ⁉
“出会ったら即死”と
呼ばれた男は、異世界に転生しても兵士を続ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 16:57:24
67224文字
会話率:54%
学校から帰宅した伯爵令嬢スフェーンは受け取った書状に書かれていた文字に目を疑った。
そこには何と爵位剥奪の文字が!
理由は出仕拒否中の長兄と謹慎中の次兄のせいだった。自由奔放な両親と奇人変人兄弟を守るには多額の税金を納めなければいけないのだ
が、そんな大金はない。
ならば私が働きましょう!
男装したスフェーンはギルドで任務をこなすが今度は出席日数が足らずに学園追放の危機に!
そんな時に聖女の護衛をすれば特別恩賞が貰えると聞きつけた。ただ、この聖女。我儘過ぎて護衛達から不興を買うことに。立ち寄った村でも問題を起こし、そのせいで子供が行方不明になってしまった。聖女の為にと行動した事が結果的にダンジョンの主を起こし村が襲われる事態に発展。スフェーンは魔物を欺くため1人でダンジョンに向かうが過去のトラウマから危機に陥ってしまう。
これは一人の少女が家族や友人の為に奮闘し女性で初の爵位授与となり悪しき風習を変えた物語。
✳︎この作品のオリジナルはpixivにも掲載されています。
今回、応募にあたり加筆修正したものを、こちらに載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 12:49:46
77892文字
会話率:49%
フォルクバルド王国の治安維持部隊、ジークムントに所属する魔法使いの少年ナハトはある日、遺跡をねぐらにしていた盗賊達を征伐するが、彼らの協力者に繋がる手紙を入手する。その協力者であるフォルカー達とナハトは親しくなっていくが・・・
同じ頃、
ナハトと共に育ったタークは、合わない城を飛び出し、自分でも分からない何かを探す旅の途中だった。
本来の役目を思い出した二人の行動が生み出すのは、人類の幸福かそれとも・・・
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 18:58:34
177545文字
会話率:48%
高校入学前の3月11日。桜井ヤマトは飛行機事故の一報を聞く。かつて声優アイドルとして爆発的な人気を誇った伊集院姫さん、彼女が巻き込まれたという。15年前に起こった隕石落下事故の真相を調べているヤマトは、その手掛かりとなるかも知れない伊集院
さんの在籍していたカトレア高校に進学することになっていた。
伊集院さんの巻き込まれた飛行機事故、調べてみると不可解な点がある。カトレアに入学したヤマトは仲間と共にその真相を追うことに。
これはある意味異世界からの転生者である、高校生が自身の秘密に挑み、真相の一端を知る、3年間の物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 04:38:18
193508文字
会話率:66%
田舎から王都に夢見てやってきた新米調香師。
でも、出てきたばかりで仕事はないしお金もないしで毎日大変。
更には借金取りも現れて。
あーもう、私の夢はどうなっちゃうの!?
そんな状況でも持ち前の明るさとマイペースさで、少しずつ恋と夢を形に
していく。
一人の女の子が頑張るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 17:00:00
55535文字
会話率:43%
「最小努力の最大幸福」
それがモットーの高校生、津田涼蔭は快適な自宅を守るため、そして先生から押し付けられた後輩、大宮紫音の面倒を見るために形だけの部活、「帰宅部」の設立に向けて動き出す。
最終更新:2022-07-09 23:59:37
100142文字
会話率:43%
三日月宝珠と取り巻く人々と幽体達を愛してくれる人がいたら嬉しいです。
舞台は、桜の季節のある不思議なお話の物語から三年後のお話
三日月宝珠が、記憶をなくしてから丸三年を向かえた日。
宝珠は、全ての記憶を取り戻す。
宮部希海が、いつか宝
珠に取材をし記事を書きたいと話をされた。
あの日の約束を守る為に、宝珠は幽体の話しをする。
そして、これは、霊媒家系に産まれた能力者である三日月のもの達の物語でもある。
三日月宝珠の人生とそれを支えた人のお話。
宝珠が幽体をなぜ愛するようになったのかのお話。
桜のある季節の不思議なお話。では、描ききれなかった三日月宝珠の全てがここに…。
宝珠、喜与恵、糸埜、二条、宮部希海、今回新たに登場する、光珠、珠理、五条、ゐ空の視点でも話を描きます。
明日からきっと、あなたも見えざるものを愛したくなる?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 19:17:34
203645文字
会話率:62%
家の近くの公園にある一本の大きな桜の木の下で、あの日僕は、君に出会った。
飼い犬のチー子と君の犬の富士丸の相性は、抜群で!!
僕も君も、毎日毎日ここで話をしたんだ。
また、この桜の季節がやってきた。
もう、会うことはないとわかってい
るのに僕は、また今日もこの場所にやってくる。
約束の時間に、五分遅刻した僕
君は、その日から現れなくなってしまった。
謝りたくて、僕は君を待った。
15年の時が経ち、現れた人。
告げられた話は、あまりにも残酷で悲しい事件だった。
それは、未成年というだけで、闇に葬られた事件、それと、繋がり合う僕の忘れられない悲しみ
そして、それは、ゆっくりと混じり合って…
僕の忘れていた真実へと繋がっていく
三万文字以内の短編小説になります。
ミステリー作品を書いてみたくて書きました。
下手くそですが、最後までお読みいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 13:05:31
29546文字
会話率:60%
闇を照らす桜の木ー夏子(なつこ)ーの裏で、抱えていた静樹の本当の気持ち。
秋静樹(あきしずき)は、若宮夏子(わかみやなつこ)の一番の理解者だった。
夏子もまた静樹の一番の理解者だった。
愛していた彼の手紙を抱えて、一人で生きていく。
そう決めたのに、夏子に出会った。
夏子への本心を胸に秘めて過ごした。
これは、静樹の本当の気持ち
夏子の世界が動き出した瞬間に、静樹の世界は瞬く間に光に包まれるのだ。
静樹の視点の短編小説になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 04:59:50
11710文字
会話率:41%
前世で天才ピアニストだった少女エルクが転生した先は、音楽を愛する女神に演奏を捧げなければ大災害が起きる世界だった。
しかし前世の死因が影響して声が出せないエルクは、親に虐げられ隠されて育ったため、そのことを知らない。
更には、自分こそ
その演奏ができる人物だと言い張る別の少女が現れ、エルクの役割を奪う。
そんなエルクを寂れた小さな村から見つけだしたのは、あるひとりの魔術師の男だった――――
親から疎んじられている少女と、世間で疎ましがられている強い魔力持ちの青年が、お互いに助け合い、惹かれあっていく物語。
★タイトルはもしかしたら変更する可能性があります。ご了承ください。
★R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 02:15:18
28097文字
会話率:25%
喰花族の少女、野バラは植物だけを食べる珍しい一族として捕らえられ、王の側室にと結婚させられる。王は彼女に無関心で放置され、王妃は当然のように嫌がらせをしてくるし、食事は当然のように肉や卵がでてきて彼女の怒りはふつふつと募り募っていた。マナー
も貴族の仕来たりも知らない平民の小娘と侮っている王宮のやつらに全員復讐してから出て行ってやると息巻く彼女には、誰にも言っていない特別な力があった。
出ていくと言いながら庭園にある豊富な食事(花)がやめられず毎日食べてしまう野バラが、王の過去と孤独を知って寄り添うようになるまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 20:40:50
18346文字
会話率:54%
「聖女にならないと愛も光も得られないれ世界で、私は魔女の道を選んだ」
【女性向けファンタジー・ミステリー・恋愛・三角関係】
---
少女フィルナは小さい頃から「魔女の呪い」という奇病にまとわれ、治療方法を求めて旅を続けている。
とある船旅の
途中で、フィルナは殺人事件に遭遇した。そして、最悪な展開に――
探偵はデタラメ、イケメン貴族は暴言暴行、
「王子様」は姫様のお宝ものを狙う大悪党、姫様は殺人犯を庇う「協力者」、
海賊のスパイまでいて、客船ごとに海賊に掴まれた。
そして、フィルナ自身も、大きな秘密を持っている。
彼女はいったい何のためにこの災難の旅を始めたのか?
(この作品はアルファポリスでも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 09:00:00
114509文字
会話率:42%
過去一、ハマってしまった乙女ゲームに 栗山 千秋(くりやま ちあき)は、公爵令嬢メリッサとして転生を果たした。
だが、彼女は知っている。
公爵令嬢メリッサが『悪役令嬢』であることを。
数々の破滅フラグを何とか回避してきた一年間
だったが、最後の最後に国王陛下から婚約破棄をされたのを皮切りに、破滅の道へと引き込まれていく。
処刑台に叩き込まれて、公爵令嬢メリッサは死んだのだが……。
再び、悪役令嬢に返り咲くことが出来るのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 22:02:12
10352文字
会話率:45%
「エミア・ローラン! お前との婚約を破棄する!」
煌びやかな舞踏会の真っ最中に突然、婚約破棄を言い渡されたエミア・ローラン。
その理由とやらが、とてつもなくしょうもない。
だったら良いでしょう。
私が綺麗に断罪して魅せますわ!
令嬢エミア・ローランの考えた秘策とは!?
※出来るだけ毎日更新しますので宜しくお願いします。
【短編版】2022年 4月 2日 日刊総合ランキング88位
【連載版】2022年 4月 15日 日刊総合ランキング249位
数々の応援の程ありがとうございました!
内容をより良くする為に再編集とさせていただきます。
励みにして執筆致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 11:08:29
31866文字
会話率:49%
『婚約を破棄させて頂こうかエミア・ローラン』
騎士団員が集う修練場の真っ最中に突然、婚約破棄を言い渡されたエミア・ローラン。
婚約破棄を言い放ったのはクラリア・バーン
執事グレイから全てを奪ったこの男はエマを殺した張本人だ。
だった
ら良いでしょう。
私が華麗に断罪して魅せますわ!
令嬢エミア・ローランの考えた秘策とは!?
※リンクを貼っていますが連載版も投稿しています。
気に入って頂けたら連載版の方にも
ブックマーク ☆評価 感想等 よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 12:00:00
12912文字
会話率:55%
筆頭公爵家に百五十年ぶりに生まれた公女シャルロッテは、超健康優良児としてスクスク育っていた。
ある日、妖精の姫のように美しい少女レクシーとシロツメクサの草原で出会い親友になるが、大怪我した自分を治癒する親友の魔法を見た瞬間、前世の全てを思
い出す。
これは異世界転生??
だけどこの世界のゲームも小説も知らないんですけど!
普通異世界転生って知ってる世界にするもんじゃないの??
さて困った……
とりあえず親友はヒロインっぽいし自分は悪役令嬢っぽいし(激しい思い込み)、もう領地に引き籠って病弱設定で社交界は避け倒すぞ!
だけど働かざる者食うべからず。前世の体育会系マネージャー知識を活かして我が家の騎士団を鍛え上げる! 筋肉は裏切らない!
空いた時間は大好きな野球を一人でやってスカッとするぞ~なんて過ごしていたら、ヒロインの筈の親友が王子の姿で迎えに来ました。
あ、あれ? 知ってる性別と違うけど、どういう状況……
妹溺愛兄、飄々系ちょいチャラ男子、塩対応黒猫男子、生意気純情王子、美麗スパダリ王子による脳筋公女・異世界ラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 12:12:37
237520文字
会話率:55%
無自覚天然の魔王様(乙女)が織りなす恋模様。
妖精族の王リンレイスの姪であるものの限りなく一般人に近い18歳の女子シャーロット。
そんな彼女に転機が訪れる。
政治的な理由から次期妖精王の婚約者バムロールとなることに決まったのだ。
急にその
身に振りかかった出来事にシャーロットは困惑を隠せない。
何とか現実を受け入れようとする彼女であったが、婚約者や幼馴染エリーゼの本性を知ってしまい絶望の色に染まる。
そんな中、彼女やそれを取り巻く者たちの運命を揺るがす出来事が起こる。
妖精族は魔族に属する種族であり魔帝國デスペラントを構成する国家の1つである。
そして現在、人族の勢力と戦争中であり魔族は人族連合軍に押されっぱなしであった。
更には勇者と呼ばれる圧倒的な力を持つ人間の存在。
現魔王で魔王の証、魔呪刻印を持つ不死の超越者イルビゾンは激闘の末、封印されてしまう。
その急報に騒然となる魔帝國。
奇しくもそれはシャーロットの結婚式の最中であった。
突然、右手の甲に魔呪刻印が発現した彼女の運命は急転直下を辿る。
幼馴染のヴァルシュに儀式から連れ去られ、紆余曲折を経て魔王になってしまった不幸?系女子シャーロットだが、その天真爛漫でお気楽な性格も相まって次々と襲い来る難局を次々と乗り越えていく。
これは戦争と言う極限の状況と戦うシャーロットとそれを取り巻く男たちとの恋愛譚。
またの名をドタバタコメディとも言う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 02:18:55
59169文字
会話率:41%
伯爵令嬢のセシリアには、婚約者である侯爵令息のルーカスがいる。
だがある日、一緒に参加した夜会で婚約者のルーカスがセシリアの親友であるベアトリスと口付けをしている所を見てしまった。何時も紳士的で優しかったルーカスと信頼していた親友のベアトリ
スに裏切られ、セシリアはショックでその場から逃げ出した。気付けば中庭で蹲っていると、見覚えのある美青年に声をかけられた。彼は若くして騎士団副団長の座まで上り詰めた公爵令息のヴァルタル。ほぼ初対面の彼から「そんな婚約者捨てて、俺にしなよ」と言われ……。
あの夜からモヤモヤが治らないセシリアは、また夜会に参加する事になる。そこでまさかのルーカスから「君みたいな、つまらない女性とは結婚などしたくない」と言われ婚約破棄をされてしまう。
自棄になったセシリアは、ワインを一気飲みして広間を後にした。するとまたヴァルタルと出会して……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 20:58:17
43348文字
会話率:51%
社交界でふしだらなどと不名誉な噂が流れているシャルロット。
実は、シャルロットは人の死が見えてしまう。見えるだけではなく、我が事のようにその死を体感してしまい、いつも苦しんでいる。
そんなことを知らない義弟のシリルはそんな彼女を嫌っている。
あることに巻き込まれたシリルは、誤解からシャルロットと閨を共にしてしまう。
その結果、シャルロットは苦痛から解放されました?
*都合よいな~って設定あります。楽しく読んでいただけたら幸いです
*恋愛要素は少なめかもしれません
*この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 19:05:37
75776文字
会話率:49%
魔界の王女ルトアシアには長年追い続けている“推し”がいる。
人間界で舞台役者をしている推しの名はグレーヴ。彼の最古参ファンを名乗るルトアシアだが、現在魔界と人間界は行き来を禁じられている上、時間の流れも違う。グレーヴの活動を追いきれずにもど
かしい思いをしていたルトアシアだが、ある時転機が訪れる。
父王イグナスとの親子喧嘩をきっかけにルトアシアは気づいてしまったのだ。
「私が人間界で暮らせばいいのよ!」、と。
人間界で暮らす幼馴染のアスコットやタチアナを頼りにやってきたルトアシアは、少しでも“推し”のためになりたいと、グレーヴの所属する劇団でこっそり働き始める。
魔力を隠し、魔界の王女という身分も隠して働くルトアシアだが、何のいたずらかグレーヴに気に入られてしまう……。
ちょっと能天気でちょっと短気な王女様が“推し”のためにハチャメチャに頑張りたいお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 12:00:00
166440文字
会話率:43%
王妃の侍女として働いていた元侯爵令嬢ララティアは嫌がらせの最終形態としてあっさり追放されてしまう。しかもオネエ言葉でめちゃくちゃ喋る「呪いのほうき」と共に。
てんやわんやしながらもほうきのジュンと何とか生き延びていたララティアは、追い出
された祖国が魔物に襲われそうだという噂を耳にする。
そこで俄然やる気を出したのがジュンだった。
「ララ、チャンスよ!」
賑やかでメンタル強めなほうきと、ほうきに振り回されながらもたくましく生きる女の子の話。
※R15は保険です。第二話に暴力シーンがちょっとだけ出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 23:24:32
12063文字
会話率:51%
伯爵令嬢リリーザは字が壊滅的に苦手である。
美しい文字が書けるかどうかが男女交際にも影響を与えるこの国で、リリーザは圧倒的不利な立場だった。
ある時、リリーザは王太子ヒューゴに呼び出される。その理由はリリーザが勇気を振り絞って書き上げた手
紙が字の汚さのせいで誤配達されてしまったからだ。
ショックを受けるリリーザにヒューゴは「俺が字を教えてやろう!」と提案する。
――ちょっと強引な美文字王太子と汚文字令嬢の美文字レッスンから始まる恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 21:34:01
13411文字
会話率:43%