親友。幼稚園から共にいるふたりの女の子。いつも「渡部千夏」が余裕がなくなりキレて、「黒木なぎさ」が諭す。いつものことのはず。でも今回は引けない理由があった。かつての約束を思い出す話。
最終更新:2024-09-23 20:08:10
6579文字
会話率:54%
【書籍化しました】それに伴い、題名変わっています。
病気でもないのに、疲れやすく、休みがちな更紗。それでもなんとか就職して頑張っていたけれど、ついに倒れた彼女が招かれたのは異世界の女神の部屋。「あなたは魔力を必要とする体質なのに、魔力のない
地球に生まれてしまった」という衝撃の一言。「地球からはあなたのような体質の人が何人も行っている世界なの。存在して魔力を吸ってくれるだけでいいから」と、魔力のあり余っている世界に強制的に送り出された。そんな穏やかな空気清浄機のはずの更紗の落とされたところは、実は魔物のあふれる世界で、魔物が強くて一歩も外に出られない。「いるだけでいいはずだったのに……」まず外に出る努力から始まる異世界スローライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 06:00:00
811032文字
会話率:55%
異世界に召喚された私は、様々な検査の末に厄介払いされた。
なぜなら、この世界では当たり前に使える魔術が使えなかったから。
厄介払いされた先でのんびり暮らしていたところに、厄介な人物が到来。
“異邦の英雄”と呼ばれるその人物は、私と同じ
ように召喚された男性。いわば、私は彼に巻き込まれて召喚されたわけだ。
その人物が尋ねてきた理由は“万象の大樹”を救ってほしいからとのこと。
“万象の大樹”。
魔術の力の源であるその大樹に近頃、異常が生じているらしい。
魔術を使えない者なら、その大樹の記憶を読み取れるという仮説から、私に白羽の矢が立つ。
これは英雄?と呼ばれる異邦人と巻き込まれた?異邦人が手を取りあって“万象の大樹”を救う物語———のはずだった。
「俺の目的を知っているんだろう?」
「いや!知りません!!」
英雄に問い詰められた私は、今日もしらばっくれる。
この物語では、“万象の大樹”をめぐる人々の想いが交差する。
それに巻き込まれた主人公が、その濁流に振り回される話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 22:23:07
31085文字
会話率:33%
世界の存亡をかけた命がのけの勇者召喚、のはずが?
最終更新:2024-09-22 18:00:00
1160文字
会話率:42%
草薙は憤っていた―― 怨霊対策室治安維持実行部隊における、自身の新しい相棒に。
知識もない、礼儀も知らない、戦力も期待できない若者。命のやり取りをすることになる怨霊戦闘において、そんな相棒など足手まといにしかならない。
だが、そんな戦力外
のはずの彼女は草薙のトラウマをカバーできる、ある特殊な才能を持っていて……?
凸凹コンビの織りなす対怨霊戦闘ホラー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 18:34:13
5800文字
会話率:47%
その辺の公立高校に通う高校生、火野涼介。彼の学校には、涼野千夏という一人の美少女が居た。クールで知的な雰囲気を醸し出す彼女は当然学内でも大人気、ファンクラブが非公式に設立されるほど。
ある日、涼介はふとしたキッカケから千夏の答案を意図せず覗
き見る事態になったのだが……。
大枠で見て多分恋愛、のはずな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 04:40:20
1959文字
会話率:65%
今この世界には様々な大事件を引き起こし多大なる被害を及ぼす巨大な犯罪組織が存在していた。
彼らは殺人・強盗・詐欺などの犯罪に躊躇などもろともせず、人々を恐怖の渦に巻き込んでいた。
彼らは全世界を敵に、とある『夢』のために次々と事件を引き起こ
す。
そんな犯罪組織を支配する"ボス"と呼ばれる存在がいた。
彼は言った。
「ボランティア組織のはずが犯罪組織になってた…」
この作品はカクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 20:40:34
33530文字
会話率:33%
これは少年が『名も無き英雄』に成るまでの物語である──
◆◇◆あらすじ◆◇◆
凶暴な怪物『邪族』と人類とが戦いを繰り広げる混迷の時代。
主人公は、山奥で病弱な妹と静かに暮らしていた。
そんなある日。村に現れた男が言う。
「私たちは〈勇者の
剣〉を求めてここまで来た。道案内ができる者を探している」
妹の治療費を稼ぐため男の依頼を請けることを決意した主人公。
山道を案内して帰ってくる、それだけの依頼。
──そのはずだった。
突如として襲い来る邪族。
狙われた〈勇者の剣〉。
命を落としていく仲間たち。
そして凄絶な逃亡戦の果て──
いかにして、ただの村人である主人公が英雄に成ったのか?
◆◇◆登場人物◆◇◆
主人公……………………山で妹と暮らす少年。ひょんなことから〈勇者の剣〉を運ぶことになる。新米の狩人。
主人公の妹………………名をメノウ。病弱で目が見えない。薬草に詳しく、匂いと手触りだけで選り分けることができる。
高潔な「騎士団長」……名をミストラ。愚直で高潔な男。『暁の騎士団』団長。〈斬撃〉の魔法を得意とする。
魔眼の「魔法使い」……名をライラ。〈魔眼〉をもつために普通の意味では世界が視えない少女。
異国の「狩人」…………名をザナリ。褐色肌の野性的な女性。髪に木と骨でつくった部族に伝わる髪飾りをつけている。
咎人の「僧侶」…………名をディルクス。禿頭の男。過去に罪を犯して片耳を削がれた。
勇者………………………名をアステラ。前線で邪族と戦う、”勇者”の称号を持つ騎士。
前線の兵士………………名をマウロ。勇者と共に戦う兵士。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:30:45
101047文字
会話率:45%
「若くして死した若人よ、汝らに選択肢を与えようぞ」
交通事故に遭い死んでしまった幼なじみの4人は真っ白な部屋にいた。
死んでしまったことに悲しむ4人だがそこにいたのは神々しいオーラを纏う神様
神様は話を続けた。
「汝らには才能があ
る、それをここで終わらすのは惜しい、なので異世界に転生させようと思う。」と、
最初は戸惑う4人だが話が盛り上がり転生する流れに。
主人公は止めるが話を聞かないので仕方なく自分も一緒に転生することに。
神は更に才能を活用し、異世界を滅ぼそうとする魔王を倒せるようにとチートスキルと勇者の称号をくれるらしい。喜ぶ主人公と幼なじみは期待しながら転生することになった。
がしかし転生する瞬間神様が、
「お前は転生に乗り気ではないし何より神である我に反抗心を見せた、よって神罰を与える」と
凄まじい光に当てられ意識がなくなり転生して目を覚ますと…
なんと初心者用ダンジョンの中ボスゴーレムになっていた!!
渡されたチートスキルや勇者の称号もなくなっておりさらにはダンジョンからも出られなくなっていた!!
何年も冒険者に倒され続け、心が壊れ神にも人にも絶望したゴーレムがある日を境に魔王軍に寝返り、神も人類もをぶっとばす!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 09:29:45
213420文字
会話率:44%
悪役令嬢が、二度目は間違えないように生きるお話。
ざまぁなし、大団円…のはず。
元サヤですのでご注意ください。
ご都合主義のハッピーエンドのSS。
アルファポリス様でも投稿しています。
キーワード:
最終更新:2024-09-20 00:58:54
2465文字
会話率:50%
主人公の男がドクズです、ご注意下さい。ざまぁというか因果応報です。一応主人公以外は落ち着くところに落ち着いて、穏やかな人生に戻っていきますので主人公以外はハッピーエンドのはずです。
主人公は、幼馴染が初恋の相手だった。ある時妻が我が子を出
産する時期と、幼馴染の病気が重なった。主人公は初恋の幼馴染を看取ることを選んだ。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 07:23:02
2158文字
会話率:77%
バカヤロウがプライドを完全にへし折られた上で幸せになるので注意です。
だいたいほとんどみんな幸せになったので大団円…のはず…。
ざまぁはないです。ほのぼのです。お相手の女性の性癖がヤベェです。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-07-17 09:22:33
2376文字
会話率:31%
あのニジドリが帰ってきた。『武道館で終えたグループの二期が地下のはずがない』今度の相手はあの国民的アイドル?今度の主人公は8人?そしてあの事件とは?前作以上のスケールで送るアイドルお仕事小説開幕!
最終更新:2024-09-19 16:11:21
10676文字
会話率:52%
魔獣との戦争で人類は劣勢に立たされていた。
メイドをしている私、オルセラも、いつかは戦う力を身につけて戦場に行かなきゃならない。
だけど、そんなのはずっと先のことだと思っていた。
ところがある日、不慮の事故で私は戦場へと転送される。
た
だ一人、最弱クラス【メイド】のまま、武器も防具もない。あるのはゴミ固有魔法〈人がいらなくなったものを呼び寄せる〉だけ。
この物語は、ゴミ固有魔法で地獄の戦場を生き抜き、最弱クラスのままやがて人類最強の戦士へと至る、私の戦いの記録である。
(毎日投稿します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 05:40:43
114513文字
会話率:30%
私は旅の魔女、フローテレス。水霊魔法を操り、路銀欲しさにたまに物騒な依頼も受けるけど、基本的には気楽な一人旅を満喫している。目的地なんてない。でも、いつかは自分の生きる場所というものを見つけなきゃいけないらしい。十五歳の私には、そんなのはず
っと先のことだろうけどね。そう思っていたある日、私は立ち寄った小国で騎士の青年と出会った。……出会わなきゃよかった。私は全身全霊で彼を助けることになる。この小国が私の生きる場所になるなんて、知るはずもない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 18:01:20
6584文字
会話率:24%
『人の嘘偽りを視読する』異能持ちのアビス一族に生まれながら、その力が発現しなかったエリアーナ。
彼女の異能を利用しようと、子息アレクシスと婚約・結婚させたジークベルト侯爵家の者達に『見当違いだった』『無能嫁』などと罵られ、肩身の狭い日
々を送っている。
エリアーナの美貌の夫・アレクシスは屋敷の離れに愛人と住まいを共にしており、結婚式当日は花嫁の顔を見ようともしなかった。拠り所のないエリアーナの心を支えるものは、魔法鳩に乗せて飛ばす『クロード』との手紙のやりとりだ。
事実上お飾りの妻となってしまったエリアーナは、義母からの命令で、髪を引っ詰めアメジストの瞳を隠すようにメガネをかける地味っ子令嬢に扮し、魔術学校・ロッカジオヴィネ学園に通っている。
地位も異能も持たぬ者を公爵家跡継ぎの嫁に迎えたなど一族の恥さらしだと、義母は意地でもエリアーナの能力を発現させようとしていた。
——残念ですがお義母様。
幾ら私をしごいても、ジークベルト家が望むような能力は発現しません。なのでこんな役立たずの嫁になど、『離縁』を申し付けてください!
『離縁』を言い渡されるために奮闘するエリアーナだが、
アレクシスがエリアーナに冷たくあたるのには、ある深刻な「理由」があって…?!
***
(ご注意)学園もの要素薄め、砂糖盛りつけたい作者の恋愛メイン。軽いざまぁ有り。
鳥や動物たちの声を聴くことができる異能持ちの落ちこぼれヒロインと、訳あり旦那様のじれもだ恋愛ものです。
他サイトにも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:10:00
89257文字
会話率:32%
VRMMO"ファイアーウォール"は剣や魔法で敵を倒す。単純なゲーム。そんなゲームがウイルスに攻撃された。一般のプレイヤーはゲームから取り除かれ、運営側がウイルス対策へと乗り出した。
プレイヤーのいなくなった世界…
…、のはずだったがゲームの中に取り残された数名のプレイヤーが存在していた。ログアウトが叶わない世界。脱出の鍵は運営側が持っていた。なぜ運営はゲームを隔離しようとするのか。敵はなんであるのか。
主人公ショウも取り残された一人。しかし彼の事情は少々異なるものがある。彼はこのゲームの住人だからだ。そんなショウが一人の少女を元の世界に返そうと奮闘する。そしてキーである運営との接触に成功した。
しかし、この運営側の女が兎にも角にも普通ではなかった。運営チートを当たり前のように行使する職権乱用女だったからだ
主人公のショウがそんな彼女の無茶苦茶な運営チートに振り回される。
たとえば
・レベルを偽装する
・最強武器を造りだす
・職業別装備を無視する
・話したログを解析する
・ゲーム内の通話を盗聴する
・上位スキルをレベル無視で習得させる
・立ち入り出来ないエリアに許可を出す
etc.
こんな勝手な運営ありか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 18:32:03
431270文字
会話率:61%
主人公、ローゼマリー・フォン・クレンゲルは王宮の晩餐会で、婚約者である第三皇子に婚約破棄を宣言されてしまった。周囲の貴族たちは彼女を侮蔑し、冷たい視線を投げかける中、彼女は新たな生活地への左遷を命じられる。その行き先は、帝国軍が新しく得た土
地のはず――だった。
が、密林と聞いていたはずのその土地は荒れ果て、泥まみれの平野になってしまっている。そこにぽつんとあった集落の門をローズが叩くと……?
・ザマァあり!
・お相手はモフモフの狼!?
・主人公がVチューバ―くらい甘々にされる展開予定あり……!?
・魔獣戦などなど、ダンジョン要素もあり!
ぜひご覧ください!
Nolaノベル様にても連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 18:11:13
23672文字
会話率:53%
シルフィア・ハーヴェストはお飾り聖女だ。
彼女は本来聖女を継ぐべきであるマリリアンヌが〝独身最後の思い出作り〟を満喫するあいだ身代わりに祈っているのである。
(大丈夫かな、精霊の怒りを買わなきゃいいけど……)
ちなみに精霊の怒りを買い天災が
起きた場合、シルフィアは偽聖女として処刑される。そういう決まりであった。
祈りの作法など知らないままにせっせと祈るシルフィアのもとへ、ある日精霊が降臨する。
「ついに精霊の怒りが!? 処刑ですか!?」
『シルフィア、いつもありがとう。ぼくらは君を真の聖女と認め力を与えることにした』
「えっ!?」
そんなやりとりを知らないマリリアンヌが、婚約者である第一王子アントニオと神殿へ戻ってくる。
「さあシルフィア、あなたはもうお役御免よ」
「いえ、あの……どうやらわたしが真の聖女みたいで……」
真の聖女となったシルフィアは精霊の力を借り土地を豊かに導いてゆく。
一方、事態に納得のいかないマリリアンヌは、不用意に精霊を使役しようとして怒りを買い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 12:31:19
48565文字
会話率:41%
幼い頃から虐げられてきた末の王女マデレーネは、王太子である異母兄に命じられ、〝成り上がり〟子爵に嫁ぐことになる。
王家は金を、子爵家は公爵位を得るための、愛情のない政略結婚。
「俺はあなたに対してなんの興味も感情もない」
食事を共にしよう
ともしない夫アランに、突然輿入れしてきた王女に冷たい目を向ける使用人たち。
「でも、宮殿での暮らしに比べれば十分に幸せだわ。わたくしはわたくしにできることをいたしましょう」
兄から離れ、自由を得たマデレーネは、夢の実現に向けて動きだす。
最初に彼女の優秀さに気づいたのは使用人たち、次に周辺領の貴族。彼女の行動は周囲から認められ、居場所を手に入れてゆく。
やがて政略結婚の裏側にあるアランの気持ちを知ることになり……。
※5/8~5/15は朝7時と夕6時の1日2回投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 16:12:42
208179文字
会話率:35%
侯爵令嬢ウルリカは優秀で完璧な次期王太子妃であったが、真実の愛を見つけたという王太子パトリックから一方的に婚約破棄を宣言される。
彼女が「狼女」と呼ばれ、周囲の貴族たちを呪っていることも理由だと言う。
どうせ愛のない政略結婚だった、と反論
しないウルリカを、パトリックは王太子権限で「白豚公爵」と呼ばれるノア・クロンヘイム公爵のもとへ嫁がせてしまう。
だが、出会ったノアは、パトリックの言っていたような人物ではなく――むしろ、きゅんとする外見をしていて。
「……何を眺めている」
「今日はノア様を撫ですぎたので、見るだけにしようと思って」
「見るだけのほうが居心地が悪い」
「では撫でてもいいですか?」
「待て」
噛み合わない会話を重ねつつも、二人は距離を縮めていく。
そんなある日、婚約破棄したはずのパトリックから舞踏会への招待状が届いて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 21:44:43
22186文字
会話率:38%
2024/9/16日
18歳の私の書きなぐった言葉たちを見てハッとしました。すべて私が捨ててきたものでした。5年前の私のはずなのにすべて消えていたのです。
学生から社会人へ移り、ただ慣れている今の生活を、このサイトを通じて1日のお話として
紡いでいきたいと思います。ただの日記で、平々凡々な私の物語として。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-16 22:25:41
2951文字
会話率:9%
海の日前日、日曜日。
椎名立花(しいなりつか)、22歳。夏のある日の話。
専門学校の時の同期と一緒に、車で2時間かけて海へ!
着替えて、荷物を持って、場所を取って。
「じゃあ、パラソルはあたしが立てておくね!」
水着姿でパラソルを握り、思い
切って砂へとぶっ挿した瞬間…パラソルを挿した場所を中心に眩しい光が主人公を包み込んだ。
眩しさに閉じていた目を開くと、さっきまで目の前に広がっていたはずの海はどこにもなく。
「……どこ? ここ」
数えられないほどの人数の人、人、人。
しかも服装が今まで見てきたものとは明らかに違う、床につきそうなほどに丈が長いローブやマントを羽織った人ばかり。
混乱のまま、固まる主人公がやっと出来たことといえば、手にしていたパラソルに水着姿の自分を隠すだけで。
そこに声がかかる。
「――――こんなのが聖女のはずがない!」
と。
前日の寝不足や、いろんなものが重なり、意識を失くした主人公。
運ばれたどこかの部屋。
そこで目を覚ますと、ベッドのそばにいたのは不機嫌そうなオレンジ色の長髪のイケメンで。
意識を失くす前に聞こえた気がした聖女について聞けば、自分のことだと言われる。
しかも「納得いかないがな」という言葉つきで。
その後、二日ほど地下牢に放り込まれ、第一騎士団長と魔法課連隊連隊長、宰相の三人による取り調べを経て釈放。
彼らがいう聖女なのかどうかがまだ判断しかねるということになり、しばらく第一騎士団にお世話になることに。
ただし、預けられる第一騎士団ではある噂がたっていて。
『露出狂』
『肌を見せてくるほど、鍛えている』
『召喚直後の装備が極端に少なかったのは、それだけ強かったから』
『謎の新しい武器を携えてきた娘は、武器職人か鍛冶屋』
『とにかく、肌を見せたいらしい』
と、よくわからない内容と、水着をきていたせいで露出狂扱い。
そんな誤解を受けつつ始まった、異世界での生活。
主人公は元の世界に戻れるのか。
それとも、聖女として覚醒するのか。
露出控えめなファッションの世界において、露出高めな変態扱いをされるところから始まった、異世界転移小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 11:11:27
47605文字
会話率:37%
駅の階段で転落し、乙女ゲーム【不遇令嬢は恋に咲く】の世界に転生していたティナ。
転生先はヒロインでも悪役令嬢でもなく、ヒロインを虐めぬいたあげく婚約破棄を突き付け、破滅エンドを迎える"当て馬王子"ヴィセルフの侍女!?
ゲームの通り進んでしまったら、ヴィセルフのみならず国も衰退の危機!
ならばここはモブ令嬢として、なんとしてもヴィセルフとヒロインをくっつけるしか……!
目指せ二人の幸せな結婚! 婚約破棄なんてさせません!
ひっそりこっそりお膳立てのはずが……
ヴィセルフには花付け係やらお目覚め担当やら、近しいお世話を指名されるし
ヒロインのエラには当家に来ないかってスカウトされちゃうし。
気づけば攻略対象キャラも揃って皆、モブ令嬢の私に優しすぎでは?
しかもその度になんだかヴィセルフの様子がおかしいような……?
うーん。ともかくヴィセルフとエラが結ばれてくれるのなら、なんでもいっか!
あれこれ頑張るモブ令嬢が、いつの間にか皆に愛されていく、のほほんラブコメ。
※ヴィセルフがメインヒーローの逆ハーレム(性別問わず)です。
「ガールズラブ」はメインではなく上記の一部になります。
※他サイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 23:08:07
434314文字
会話率:37%
悪い仙女の呪いで、城ごと眠りについてしまったオーロラ姫とその周辺。
森に閉ざされて眠り続けている彼女の前に、ついに目覚めさせてくれるヒーローが現れる。
胸をときめかせるオーロラのはずだったが、500年も眠っていたせいですっかり美意識も価値観
も変わってしまっていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 13:09:52
13137文字
会話率:38%