わたしの恋人は路傍で字を書いて売る仕事をしている。
わたしは手紙を書けなくなりつつある恋人に会いに行く――
最終更新:2009-11-08 02:58:29
4177文字
会話率:43%
OLの結城が仕事帰りに見つけたのは、少年が時間を売る不思議な店だった。
最終更新:2009-09-03 16:46:13
5243文字
会話率:32%
身寄りのないお京が生きていくためには男達に身を売るより外なかったのだ。
――夜鷹の花代二十四文、二八そばが十六文、三杯食べる分で夜鷹が二人抱けるだって? 笑わせるんじゃないよ。
捨て鉢になったお京のせいだと、自分でも承知している。ずっと流
れに逆らわずに生きてきた。逆らったって自分の思う通りには転ばない。逆らった自分と逆らわなかった自分とどっちが幸せだったか考えてみても夜鷹蕎麦の代金ほど変わらない気がしていた。
だから好きでもなんでもない男から一緒に死のうと言われても逆らわなかったのだ。
――死ぬのだって生きているより楽なもんさ。
楽な方がいい。つい最近までそう信じていたはずだった。
――それなのに何で夢見ちまったんだろう。
時は田沼時代。ある日から隅田川沿いに公家の姫とその主従が出現するようになった。そして、打ち上げられた足の悪い老婆の水死体。首には絞められた跡が残っていた。吾妻橋の達磨横丁に住む岡っ引き文吉は下っ引きの佐平とともに老婆の持っていた寺の札を頼りに探索を開始した。そして、老婆の殺しを目撃していた夜鷹と客を見つけた。関係のない二つのことが繋がって、文吉は公卿の姫を追う。
降り終いの雪からお読みいただくと、主人公の性格がよくわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-25 18:06:59
53370文字
会話率:45%
誰からも振り返られる事のない、第三王女メーア。奔放な彼女がある時、風の噂で人魚を売る商人の話を聞きつけた。
最終更新:2009-05-31 23:22:32
7452文字
会話率:44%
僕と妻の宮子はパン屋に到着し、僕は宮子を売るためにパン屋の戸口に立った。
最終更新:2009-02-07 04:33:40
4369文字
会話率:36%
キオドルナ国に住むある1人の人形師、クレナ。彼女は3人の人形、シア、カナデ、ケイと共に暮らしている。人形を作り、依頼人に売る日々の中、幸せに過ごしてきた。そんなある日、ヘミルダの組合員であり、一緒に人形師としての勉強をしてきたジュナがやって
きた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-25 10:38:57
12788文字
会話率:49%
お金も底をつき体を売るしかないと決意した少女に訪れる幸運。国王の妻になれば生活は安泰!?これは不思議な瞳の力に翻弄されながらも懸命に生き幸せを掴もうとする一人の少女の物語。
最終更新:2008-10-28 19:23:53
36248文字
会話率:46%
現実的にそれしか方法がなかったのだ。と、私は、自分自身に言い聞かせた。母を救うには、彼の手を借りるしかなかったのだと。それは、まるで悪魔に自身の魂を売る行為だと解っていた。しかし、唯一の肉親である母が助かる道がるのならと、藁にもすがりたい気
持ちだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-30 02:11:40
2766文字
会話率:32%
神話好きの女の子真理。事故に遭い、三途の川に来た彼女は六文を持っていなかった事から渡し船に乗れなかった。仕方なく、賽の河原で油を売ることに…。
最終更新:2008-08-07 08:52:26
5183文字
会話率:34%
いじめ、虐待、自殺・・・。人々の問題が耐えないこの世の中。そんな世界を救うため、『心の薬』を売る不思議なお店がありました・・・・・・。
最終更新:2008-08-02 23:18:38
12714文字
会話率:30%
酸素は残りわずか。数時間後宇宙船内の酸素が無くなり中に居るものは生命活動を維持できなくなる。つまり、たった一人宇宙船内に取り残された「宇宙学校」パイロット、ナナカ・フランドルの命はこの地上から400キロメートル離れた地で終わろうとしていた。
地上に残されたスタッフは彼女の救命のため、二人の男に白羽の矢を立てた。目的の為ならば手段を悪魔に売る男「先生」と一番遅い男「坂井景」三時間以内に彼らは軌道上の彼女を助けなければならない。その為の手段は一つ。「ユニコーン・クレイブ」それが彼らの切り札。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2008-06-15 12:24:58
48060文字
会話率:50%
店主と私がお客様にお売りする不思議な『絶望』のお話です。
最終更新:2008-06-04 11:48:56
10757文字
会話率:47%
住宅メーカーに勤める金井は、ある住宅地を山下という客に売るが・・
最終更新:2008-04-18 11:53:26
3403文字
会話率:13%
人は何故夢を見るのだろう?夢を売る店、夢屋。その店での日常をお送りします。
最終更新:2008-02-16 22:10:19
756文字
会話率:64%
絶世の美女と謳われ、己の美しさを売る棗。しかしそれゆえに彼女の心は決して満たされることはなかった。ただただ硝子は、棗は堕ちていく。棗は堕ちゆく己をとめることもできない。ある青年と出逢うまでは―――…。
最終更新:2007-09-08 22:42:26
1954文字
会話率:18%
自由なこの世界に旅人は何万人もいる。歌を歌う歌姫や、物を売る商人そしてそんな中にも逃亡者や犯罪者も多くないある町に着いたジェム(旅商人)は大ファンのエクストル(歌姫)に出会うそしていろんなことに巻き込まれていくジェムが取った行動は…
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最終更新:2007-01-13 02:38:15
7880文字
会話率:52%
僕は今日も花を売る。綺麗な花を売って得た汚いモノ。
最終更新:2006-11-29 12:54:19
618文字
会話率:29%
「日付」のない国で、青年と少女は出会った。恋人ジェイドとの約束のために、「日付」が欲しい青年ウィル。「日付」を売る少女ダイア。出会いは何かを変えるだろうか?
最終更新:2006-10-11 21:12:36
12774文字
会話率:39%
一緒に幸せになろう…不幸になると分かっていたから…真夜は血の繋がらない妹・陽奈を連れて、春を売る場所から逃げた。もっと一緒に生きていたかった…今生きて、恋愛をする事にちょっぴり勇気を貰えるラブ・ストーリー♪
最終更新:2005-03-31 00:06:20
6043文字
会話率:62%