若葉が茂る風の輝く季節、吹き過ぐ風に立ち止まれば、晴れた日に木の下でぽつりと一滴の水が。 乾いているよと教えてくれているのか。 木漏れ日の中遊ぶ子どもたち。 それは水陽炎の中を泳ぐ様にも似て。 いつか遠い日にあの中にいたような、そんな錯覚
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 18:48:12
416文字
会話率:0%
超リアル体感型ゲーム。
VRMMORPG『スアルブ』
ゲーム内で起きる様々な感覚が自身と同調し、本当にその場にいると錯覚させる最新のゲームである。
世界で記録的な大ヒットを達成し、今やそのゲームで得た名誉や強さが、現実世界でのステータス
になるほどであった。
ゲームが発売されてから1年。
超高難度に設定されたラスボス攻略や、超大型モンスターを仲間達と狩るレイド戦。
対人戦でのランクや、無限迷宮などと呼ばれる様々なやり込み要素。
ゲーム内での恋愛や結婚、農業や商業展開。
各々が様々な角度から無限に楽しむことのできる異世界に、最近1つのコンテンツが追加された。
スアルブという世界を作ったとさせる女神セルディアナの化身。
神人【セディア】討伐戦。
未だに誰も討伐成功したことのないそれは、スアルブの最終目標とされるエンドコンテンツ。
そして、ラスボスを倒した者しか挑戦することが許されないことから、セディアはユーザー達から『裏ボス』と呼ばれた。
そんなセディアに隠された秘密。
彼はなんと、元々はスアルブを楽しむ一般プレイヤーの1人だったのだ。
セディアはある日、いつものようにゲームを起動させると、謎のエラー現象に巻き込まれる。
そこで現れた女神を名乗る女に、裏ボスをやらないかと持ちかけられたのだ。
セディアは最強になれるなら、と軽い気持ちでその話に乗る。
しかしそれは女神の策略であった。
彼は女神の転生魔法により、裏ボスとしてゲームのNPCに組み込まれてしまう。
更には、地獄のような鍛練をこなさなければ最強にはなれないといった鬼畜設定であった。
地獄の鍛練をこなし、ついに最強の力を手にしたセディア。
初めは最強の力に満足していたが、次第にボスとして威厳を保つことに嫌気がさしていた。
最強として君臨し続ける大変さを知ったセディアは、平穏なスローライフを望み始める。
だが、地獄の鍛練の末に最強へと君臨した彼には強いプライドがあった。
気づけば、スローライフを望みながらも挑まれた勝負には必ず答えてしまう、極度の負けず嫌いになっていたのだ。
安寧の地を目指す反面、今日も彼は意気揚々と裏ボスとして世界に君臨する。
この作品は、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 12:11:56
16997文字
会話率:32%
永遠なんて、きっと、ないから。
最終更新:2022-04-15 11:39:31
231文字
会話率:0%
書けども書けども上達は感じられず、周囲の人々ばかりが先を行く。
これは錯覚か、あるいは認めたくないと駄々をこねているだけなのか。
もがき苦しみながらがむしゃらに進んでいる男には、前はどちらなのかすらもはやわからない。
最終更新:2022-04-02 00:00:00
1520文字
会話率:23%
目覚めたら、見知らぬ場所にいた。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお
尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属される。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。
突如、襲い掛かってきた大量の虫に現場はパニックと化す。罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。
この作品(該当描写の有無だけでなくストーリーに変更を加えています)はムーンライトノベルズに載せているものを加筆修正しつつ転載しているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 07:39:35
20554文字
会話率:33%
※旧タイトル“地味女は美女戦闘員に転生”から、R18要素となる表現を除き、一部加筆修正を加えたR15版です。R18は同タイトルでムーンライトノベルズに投稿中です(時系列の描写や細部設定に微妙な差はあります)。
目覚めたら、見知らぬ場所にい
た。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属された。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。襲い掛かる大量の虫に現場はパニックと化した。
罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 07:12:16
16699文字
会話率:22%
背の成長、脳の成長。
どっちも、過去を作ってしまう。
ぼくは、毎日、別人として生まれているような錯覚をする。
最終更新:2022-03-03 01:37:27
531文字
会話率:0%
何を隠そう、押しも押されぬ人気Vtuber・|佐江艸《さえぐさ》モヨメその本人が、うち中川有紗なのだ。
アイドルもやって声優もやっている、どんどん遠くなっていく妹....
それに比べ私は、何もやっていない。
妹に、私のすべてのセンスが奪わ
れたのではないかそう錯覚してしまう日々。
嫌気がさした、うちは、Vtuberの存在を知る。
「これなら私にもできるかもしれない!!」
決意を固めいざ、機材を見に行ったがチンプンカンプン。
そんな私を見かねたのが、相沢彰吾だった。
その時、私達は、恋に落ちた―――らよかったんだけどね~、残念ながらしょ~ごは、鈍感だし、妹は彼に猛アタックするし。
もちろん、うちもしょ~ごのことが好きだよ。
もしかして、これ妹とバトらないと、いけないの、、、、、、?
いま、彰吾争奪戦が幕を開ける。
あれ?うち、この作品の紹介うまくな~い?
ねぇ、リスナーのみんな、褒めて、褒めて
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 14:50:06
5094文字
会話率:38%
――私、及川宏子は荻原優香が大嫌いだ。
荻原優香はスクールカースト最上位の人間で、クラスで一番の美少女。
目鼻立ちは整っており、切れ長の目と天然の長い睫毛が特徴的だ。薄い茶色に彩られたきめ細かな長髪は、お洒落なアクセサリでポニーテー
ルにまとめられている。
そして、校則ギリギリの短いスカートから伸びる細くて長い脚。その素肌は、シミひとつない雪のように真っ白だ。同性の私から見ても、本当に羨ましい。
スタイルだって抜群だ。私よりも背が高いし、実際モデルでも通用しそうなプロポーションを誇っている。立った時の姿は本当に可憐で、まるで絵本の世界に出てくるお姫様なのではないかと錯覚してしまう。
そんな彼女だから当然友達も多い。彼女の周りには自然と人が集まってくるようだ。いつ見ても、彼女の周りには人垣が形成されている。
もう一度言おう。私は荻原優香が大嫌いだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 17:03:31
7756文字
会話率:24%
鮎川一季は妻との二人暮らしで、会社を定年退職し、居間のソファの上に寝転がって一日中テレビを見る日々を送っていた。彼は定年になる前から難聴になっていて、益々テレビの音や妻の話し声が聞こえにくくなっていた。ある朝、蝉しぐれのようなうるさい耳鳴り
を聴いて目が覚めた。それから空耳を聴き、幻聴を聴くようになった。そして、幻聴の声の主と会話ができるまでに成長(?)した。幻聴によって、かれは深い迷路にはまり込んでいった。そんな夫を一緒に暮らす妻はどう見ていたのか。答えは最後に明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 00:00:00
49859文字
会話率:75%
【呪い】とはー。
脳を錯覚させる為の儀式である。
最終更新:2022-02-10 22:31:01
9901文字
会話率:36%
恋とは脳の錯覚だ。――――脳科学について研究を重ねていたとある研究所は、そう結論付けた。
彼らはその研究をもとに人を恋愛状態にさせる機械『Q-pid』を発明した。
政府は離婚率の低下及び出生率の上昇が期待できるとし、国民も賛否両論はあるもの
の、研究が止まることはなかった。
こうして『Q-pid』は試用段階に移行した。
それが本当に恋であると、あなたは言えるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 23:00:00
6022文字
会話率:36%
その夜、僕は高校の頃の仲間達と例年通り忘年会を開いていた。僕はみんなの後ろを歩きながら、自分や、みんなの姿が十五年前のあの頃の姿に戻ったような錯覚に襲われた。その中には僕の初恋の相手もいて、あの時こうしてれば…と、様々な後悔がまたいつもよう
に僕の胸を過った。それから僕はホテルに帰ってベットに入るが、気持ちが昂っているせいか、なかなか寝ることができなかった。僕はそれからもまた色々な想いに思いを巡らせる。すると、どこからか声が聞こえた。それは、世界で一番哀しい声だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 21:18:36
2597文字
会話率:0%
「今から儂の創った世界で魔神共と戦ってくれんか?」
「は?」___東雲欺瞞は元の世界でトラックに撥ねられ死亡し異世界転生する前に神(狸爺)からそんな事言われ、絶望していた。しかしスキルの欄を見ていると《錯覚》という面白そうなものを発見
しこれは化けるかもしれないと思った欺瞞は人族2割、魔族8割の詰みかけ世界【リューグナー】へと転生していく。
そこで《錯覚》のスキルを色々と検証していくとこのスキルのやばさに気が付く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 00:10:55
279381文字
会話率:41%
五国王家と肩を肩を並べる仙の血を受け継いでいるとされる風、花、水、月、山仙の家はその土地を国が成る前から守ってきた。五仙家と呼び名門の一つ――花家が治めてきたファンリョ。花の化身であったとされる女仙だったため、ファ家だけは女人が当主を務めて
きた。自分たち以外に関心のないファ家に棘あり花を守るとさえ言われだしたのは王の後ろ盾になったからだ。
ファン家次期当主補佐のルナは鼻と味覚が鋭い。六年間一途にヨンを想っていた。好きでいることもあきらめることもできず。主であるシアと恋仲である姿にずっと苦しい思いをしながらも大好きな二人に想いを告げることもなくひた隠しに感情を押し込めていた。五国から要請が届く。シアを囮に使い、謀反人を一掃する計画だ。姿が似ているシアの代わりに囮になることを反対されるが意見を押し通す。ヨンを忘れるために。
シアとして入宮する。第二殿下イルは彫刻が歩いているような容姿に鍛えられた筋肉。裸で出会う。気にった相手と婚約すると縁談を跳ね返していたが、裸に目を逸らないルナに一目で気に入る。初恋を引きずることを見破られ告白されるが自分でなくシアに告げたと思い込む。
歓迎会にヨンとシアの姿を見た。心に突き刺さる。逃げ出す。追いかけてきたイルは泣いてもいいとルナを優しく抱きしめた。涙と共に抑えていた感情があふれ出した。痛さを感じないように凍っていた心が溶けだす。初恋に別れを告げた。
宴の疲れか倒れた。イルに看病され優しさは錯覚だと言い聞かせるが、手に入れたかった心と居場所を差し出してくれるイルに自然と惹かれていく。傷つくのが怖くて素直になれない。
薬草を煎じようと訪れた薬草庫で陛下のお茶を飲んだ。薬草茶が原因で陛下の持病を悪化させていることに気づき謀反の証拠を掴む。刺客におびき寄せられ謀反の仲間に誘われた。手を取れば領主に任命し居場所を用意すると誘惑するがきっぱりと断る。
領主の意思を表す首飾りを奪われ一人閉じ込められた。
自分の不甲斐なさを責めるが思い浮かぶのはイルの顔。名を呼んで欲しかったと願う。助けにきたイルに想いを告げた。
優しさはルナに向けてのものだった。朝議に連れて行き、継承権を放棄しルナと婚約すると臣下の前で宣言した。
初恋を終えた後に訪れる本当の恋は自信と幸せを運ぶ。彫刻のような美貌を携えた裸の殿下。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 18:38:43
107034文字
会話率:52%
日にちと曜日の錯覚の話し
最終更新:2021-11-20 12:15:07
344文字
会話率:0%
「冬治先輩、めちゃくちゃ好きです! 付き合ってください!」
その言葉で平穏な日常は終わりを告げる。
強制的に付き合わされることになった俺は、彼女の感情が一時の錯覚過ぎないと証明することにする。
その一方、彼女にも思惑があって……。
最終更新:2021-10-18 19:36:02
7018文字
会話率:31%
※第1回マグネットコン受賞作※本編完結しました☆
高校から初心者で入った吹奏楽部は、女子だらけの部活動だった! これはそんな主人公・湊鍵太郎の、吹奏楽×青春×成長系×ハーレム?×コメディー。
女の子に囲まれて最高かと思いきや、現実はそんなに
甘くなかった。けれども鍵太郎のひたむきさは、次第に周囲の心を動かしていく――。
強豪校でもなんでもない、それでも上手くなりたいと願う、普通の吹奏楽部の日常。
新入生勧誘、コンクール、学校祭――その他でも様々な舞台で、練習で。
笑って、泣いて。
楽器をやっている人も、そうでない人も。
これはいつかどこかで経験したことのある、奇跡のような青春の物語。
※吹奏楽を知らない方でも楽しめるように書いています。もちろん経験者の方もぜひどうぞ!
※部活の特性上キャラがとても多いので、前書きに登場キャラ紹介を入れてあります。
※2018/2/10より、後書きに使用曲等の参考音源URLを置きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 14:00:00
2100737文字
会話率:31%
才能はあるが売れない音楽家、城山匠。
冴えない日々を送っていた彼の元に、一件の仕事が舞い込んできた。ある女子高の吹奏楽部が、指揮者を探しているという。
他に仕事のなかった城山は、その依頼を引き受けた。向かったのは南アルプスを望む山梨県。そこ
での女子高生たちとのふれあいが、彼の生きる力を呼び覚ましていく。
やがて伝説の指揮者と呼ばれる城山匠の、山梨鳴沢女子高一年目のお話。
※この話は本作「川連二高吹奏楽部~ここがハーレムだと、いつから錯覚していた?」の外伝になりますが、独立した話なので単体でもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 17:00:00
108235文字
会話率:28%
川連二高吹奏楽部きっての異端児、高久広美。
『人の未来が見える』彼女は、クセのありすぎる同い年たちと、どうやって付き合ってきたのか。そしてその能力ゆえに見えた未来と、どう向き合っていたのか。
スーダラサラリーマン、おっさん女子高生――または
暗銀の魔女、深淵に潜む者。
様々な二つ名を冠された、謎の先輩。
彼女の考えていたことが、ついに明かされる。
これは世界の裏側――別側面の物語。
※こちらは拙作「川連二高吹奏楽部~ここがハーレムだと、いつから錯覚していた?」の外伝になります。本編(二年生編)のネタバレを多少含みますので、そちらを読んでからの方がよりお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 17:00:00
67937文字
会話率:18%
私はいじめられていました。小学校から高校の卒業まで。孤独での戦いでした。しかし、これが本当にいじめかどうか、わからないのです。もしかしたらいじめではないのではないか、そう錯覚してしまうのです。ナルシストと言われ、自分が主人公の性的な漫画を
描かれ、教師からはいじめの証拠を隠蔽されましたが、これぐらいでいじめなのか、私にはわからないのです。
今私は教員として働いていますが、いじめとはなんなのか、本を読んでも話を聞いても、どうしてもわからないのです。本当の悪とは一体なんなのかを、いつも考えているのです。
そんな私は、判断を読者の皆様に仰ごうと思い、こうしてエッセイとして表に出そうと決断をしました。まずは小学生の頃の記憶から始まり、中学校、高校、そして今現在の私の記憶へと皆様を誘おうと思います。
皆様にお願いしたいことは、「これは本当にいじめなのか」を判断し、議論して欲しいということです。その結果、もしいじめに値しないという結論を持ったとしても、その判断をした人を責めないでほしいことです。だって考え方は一様ではないのだから。様々な意見を受け入れながら最善である第3の考えを導き出していく、そのためにこのエッセイを書いていきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 15:39:37
5394文字
会話率:22%
探偵が殺人事件を解決する職業だと、いつから錯覚していた?
主人公の六木潤は、小さな探偵事務所で浮気調査やペット探しを細々行う、
ごくごく普通の(ちょっと変態な)探偵。
彼は推理しない、犯人探しもしない、そもそも事件に遭遇しない。
そん
などこにでもいるサラリーマン探偵が、
依頼を解決したりしなかったりダラダラ喋ったりする、人の死なない日常探偵コメディ
※本作品は別サイトにて連載しておりました。サイト閉鎖に伴い、一部設定・ストーリーなどを改変し掲載いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 22:32:09
49089文字
会話率:46%
中学生の頃、地元にある古い廃屋で幼馴染とした『かくれんぼ』は、友視にとってそれは初恋の終わりだった。
それから4年後、友視は恋人裕矢と共に、再びその廃屋へと足を踏み入れる。
4年前と同じように『かくれんぼ』を始める二人。
探しているのは裕矢
のはずなのに、洋介を探している錯覚に陥る。
不思議な感覚を振り払い、ベタベタと甘い『かくれんぼ』を続ける二人の前に、もう一人の誰かの存在が見え隠れして・・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 20:00:00
13975文字
会話率:31%