「ここって乙女ゲームの世界?でもハマってたのは妹で私じゃないし……」
侯爵令嬢に転生したマリーウェルザは、ここが乙女ゲームの世界であることに気づく。ところが、覚えているのはイケメンの王子様が出てきていたことだけ。
自分が悪役令嬢とも知らず
、好きに生きることに決める。
「今世こそ恋愛したい!」
家族や友人にも恵まれたマリーは、全寮制の学園生活を満喫しようとしていた。
入学式の日、黒髪美青年・サレオスと出会ったマリーは恋に落ちる。
続々と現れる攻略対象キャラには目もくれず、
恋する人生を楽しみたい一心で気づけば不穏なフラグを折りまくる────。
※5年前に投稿していた、再掲載です
※書籍化→契約満了につき、こちらにも転載いたします。書籍の内容とはやや異なる箇所がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 16:31:09
422992文字
会話率:39%
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていない
が、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨムでも掲載しています。完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 18:00:00
144047文字
会話率:27%
あの夜のことを君は覚えているだろうか。
あの寒かった夜のこと。外では雪が降っていた。
そんな真冬に、君は突然いなくなった。
君の香水の匂いだけを、僕の部屋に置き去りにして。
最終更新:2024-02-14 20:56:58
243文字
会話率:0%
五・七・五で構成される定型、自由律どちらかの俳句・短歌を投稿します。
そのどちらでもないんじゃないか、という定義があやしいものも。
その日感じたことから、以前、こんなことがあったなぁ、というもの。
普段、徒然考えていたエッセイ風のものから
、その日のつぶやきのようなもの。
いまだに覚えている以前あった光景、などなど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 19:51:54
209文字
会話率:0%
よく思い出せないが、俺は異世界転生者らしい。
それ以外は何も思い出せない。
自身の名前はさえもーー。
ただ。これだけは覚えている。
俺は記録抹消刑なんて刑罰に処されたということだけはーー。
オマケに、俺は魔族らしい。
魔族は魔
王の眷族として忌み嫌われる種族だ。
種別としては女夢魔とか女淫魔なんて言われることがあるサキュバスである。
その前に待てーー俺は男だったはずだ。
さらによく分からないが、どうやら俺の肉体は女体化したらしい。
だか、俺はポジティブだ。
女体化したからなんだ、イチイチ気にしないのが俺の主義だからである。
さて、そんな俺は魔族である故に、受け入れてもらえるかどうか心配ではあるが、エフェポスという村に流れ着くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 19:58:46
5348文字
会話率:48%
三年前王太子と聖女によって断罪された一人の令嬢について皆さんは覚えているだろうか。
果たして彼女はなぜ断罪されるに至ったのか。真実の愛とは何なのか。
我々は彼女の独占取材に成功した。
願わくば多くの人に彼女の物語が届きますように。
(アリッシアガーデンズ特集号より引用)
────これは或る令嬢が断罪に至るまでの告白録折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 12:37:38
3861文字
会話率:0%
「本当に一人でいることを理解していますか?いいえ、絶対にそうではありません。なぜなら、孤独な人は静かに観察します。」
覚えている限り、私は常に孤独者でした。他の人からは普通の少年と見なされていましたが、いつも少し離れていた少年でした。私が
孤独だったと言うとき、拒絶や侮辱、無視からくる孤独を指しているのではありません。私が言っているのは真の孤独、あまりにも深い孤独で、すべてが鈍く見える。あなたは一人で自分自身に向き合って立っており、それが最も恐ろしいことなのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 03:39:19
3146文字
会話率:10%
「一つ月の後私は、死ぬ」
中学生のユキオは入院中した彼女のサチを毎日見舞いしている。サチは彼氏のユキオを覚えているが、毎日の見舞いが忘れている。最後の日は何が起こるの?
これは、“嬉しい涙”。この二人の悲しい愛話を読もう!
最終更新:2024-02-02 00:33:52
33709文字
会話率:66%
『一条青葉』。『西門黄泉』。父から婚約者にと打診された名前にどこか聞き覚えがあり、前世で途中までプレイしたクーデレしかいない乙女ゲームの悪役令嬢『立花雅』に転生してしまったことに5歳の誕生日に気づいてしまった。
幸か不幸かまだ攻略キ
ャラには誰にも出会っていない。よしっ、このまま攻略キャラとは一切関わらないでいこう!
そう決めた矢先、父から攻略キャラ──『有栖川赤也』を紹介されました。父よ。なんてことしてくれたんだ。
覚えているのは名前に赤、青、白、黄色がつくことだけ。一向に白の名前が思い出せず、片っ端から白のつく名前の人に怯える日々。
不幸中の幸いか主人公を虐めたりはしていなかったけれど、ルートによっては彼らに殺害されてしまう。
昔はキュンキュンしていたイケメンも、今は恐怖対象でしかないわっ!!
私は絶対『立花雅』みたいにはならない。大切な婚約者や弟のように可愛がる幼馴染にずっと傍にいてと必死ですがりつく、そんな強かな女には──!!
【注】乙女ゲームに出てこないキャラがよく出てきます。また、乙女ゲームではクーデレだったキャラがクーデレでなくなったりします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 01:15:18
467946文字
会話率:45%
顔が凶悪だと評判のイビルヨー家。
そんな家に生まれた私には、前世の記憶があった。しかし、覚えているのは「シンデレラ」のお話っぽい本の表紙絵だけ。そのことに疑問をもっていると、「シンデレラ」っぽい少女に出会う。前世の記憶、凶悪な家族の顔
、そしてその少女の容姿を見比べた結果、自分は「悪役」という名の「キューピット」だと思い立つ。
こうして「悪役」を勝手に担った主人公は「シンデレラ」を幸せにすべく、彼女を「いびり」始めた。主人公の供述では、「悪役にいびられてこそ、ヒロインは成長し輝く!」とのこと。
どうにもずれている主人公と「シンデレラ」が紡ぐ友情(?)の物語。
えっ、「シンデレラ」の性別?女の子でしょ。
ん?それはどうかなって……どういうこと?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 20:22:14
15268文字
会話率:28%
その日はとてもきれいな夜空だったことを彼は覚えている。
幼い少年が夜空を見上げている時に可憐な美少女が舞い降りた。彼女はどんな願いでも叶えるといい、少年に甘い誘いをかける。
彼女の正体はサキュバス――夢を操り魂を貪るものだった。少年が願
うことで彼女はその魂を奪うつもりだった。しかし、少年はちょっと待ってと願いを保留し、じっくり考えることにする。
そんなこんなで10年の月日が流れたのだ……
そうして完全に現代社会に溶け込んでしまったサキュバス・リリスと少年の高校生活がはじまる!
※本作品はラブコメディになります。最初は数話更新して、あとで3日に一度更新にいたします。
※中編程度の長さになると思います。よかったら、お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 00:16:16
18141文字
会話率:54%
阪神淡路大震災の発生。
1995年1月17日 5時46分。
あと1年もすれば30年の節目を迎える。
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まず光を失った。
そして時間を見失い、床はない。
動きを封じられ、安全も情報もなかった。
日常生活や生命活動を維持するために
必要な命綱。
生命線を意味する「ライフライン」も全て失った。
「ライフライン」は1995年のこの時に産まれた言葉だ。
戦後未曾有の震災による惨状が失わせたもの、それがこの概念を産み出した。
場は時間経過に従って悪くなる一方だ。
死や怪我や瓦礫は容赦なく増え続けていく。
まず生死を分けたのは空気の有無。
阪神淡路大震災の死因で最も多く占めたものは圧迫による窒息死。
その命綱である空気ですら、後に生命を脅かしていく存在となった。
その後、空気による5つの攻撃が容赦なく被災地を襲っていた。
・寒さ
・乾燥
・インフルエンザ
・アスベスト
・火災の煙
幸いなことに、風は強くなかった。
もしここに6つ目の攻撃、火災時の強風が加わっていたら為す術もない。
日常では何気ない自然のちょっとした機嫌次第で人間は簡単に翻弄される。
死を免れたとしても、その場にいれば「いつ死んでもおかしくない」。
被災者とは「死と隣り合わせの場で生き残これた者」とほぼ同義だ。
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2024年の奇しくも正月。
能登半島で震度7が観測される大震災が発生した。
2011年の東日本大震災の頃より更にSNSが一般に広く浸透した。
震災とセットで飛び交う流言飛語か否かの判断材料になれば幸い。
実体験からの情報に触れる機会が一つでも多くなることを願い、ここに記す。
時代も場所も違えど、共通点は多い。
同じ正月に起こった1995年の大震災では、どういう状況に陥ったか。
日常と非日常を比較して、覚えている限り残しておこうと思う。
まずは今年で29年目となる震災祈念日によせて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 23:15:50
3234文字
会話率:0%
妖怪…神…。目に見えない存在はこの世に 沢山いる。その様なもの達が目に見え生活している世界…通称、裏世界。
その異界に住む少女、桃井桜。
彼女は昔の記憶が欠如しており、覚えているのは誰かから貰った大事な“薄花色の刀”。
これは変な神様達や
自由奔放な妖怪達…様々な人物達に出会い。笑い、涙し過去の自分を追いかける少女の物語。
平和な時もあれば殺伐とした時もある。それを含めて
“桃幻郷”とははなにを意味するのか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 22:17:19
53693文字
会話率:62%
子供の頃よく見た怖い夢。目を覚ますと覚えているのは恐怖の感情とおぼろげな内容だけ。そして、大人になり再び見始める事になった怖い夢は目が覚めてからも、はっきりと頭から離れることのない、何者かに追いかけられる夢だった。そしてある日、夢の中で一人
の女性と出会う。女性は自分は私がかつて通っていた小学校にある御神木に宿るものなのだと言い、協力を求めてくる。私は放っては置けず、彼女を助ける事にしたのだか……<<< 大人になってからも文を書く事が苦手な人間が頑張って書き始めた物です。アレな部分も多々あると思いますが、話数を重ねるごとに徐々に読みやすくなっていっているのではないかなぁ…と、思いますので辛抱強くお付き合い頂けると有難いですm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 09:17:15
186172文字
会話率:19%
どこか聞き覚えのある名前をするクラスメイトと、彼女のことをすべて覚えている彼の高校生活が始まる。
二人はどうなるのか?
過去編『幼馴染がグレテしまった』はカクヨムにて連載中
https://kakuyomu.jp/works/168173
30660680100751折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 16:10:21
9863文字
会話率:50%
憑依夢……それは感覚を伴ったリアルな夢だ。
人は夜、夢を見る。朝起きれば記憶に残っていないことが多い。
けれど、時々ないだろうか。目覚めても鮮明に覚えている夢の存在を――。
気がつくと私は見知らぬ土地にいた。
平穏な集落の中、疑
問を抱く精神の一部を抱えて衝動的に身体が動く。何かの使命に突き動かされるように歩みを進める内声をかけられる。
そして私は、自分の中に矛盾を抱えたままトンデモない言葉を口走っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 20:25:04
9374文字
会話率:31%
村から逃げ出して夕陽が三度落ちた。
集落はおろか人一人出会うこともない。
村の外がこれほど薄暗く気味が悪い場所だとは考えもしなかった。
穴の空いた布切れを見に纏い、静かな森をひたすら歩いた。
日の落ちる時間が早いこの時期は冷え込む。
村
を出てから、一度も食べ物を口にしていない。
喉を通ったのは、地面に溜まった泥水だけだ。
受けた拷問の影響で空腹には慣れていたが、歩き続けていることもあり限界が近かった。
大人たちは、今でも僕を探して森中を駆け回っているのだろう。
僕の両親を殺した男のセリフが頭に浮かぶ。
彼は縛られた母親の髪に火をつけながら「悪魔の親が」と言って舌を打った。
『生きる災い』
村の人たちは口を揃えて僕をそう呼んだ。
見るたびに暴力を振るい、罵詈雑言を浴びせた。
怨恨を感じ取ることはできたが、嘲りなどは一切感じられなかった。
心から僕を恨んでいたのだろう。
僕と関わりを持った人たちはみんな『不幸』になった。
ある人は不治の病になり、やがてその病気は流行病となって村人たちの命を奪った。
僕が畑仕事をした翌年には虫が大量に発生し、蝗害となって食糧難が訪れた。
友人は雷に打たれて命を落とし、幼い頃に思いを寄せていた女の子は賊に連れ去られて行方をくらませた。
「誰かを幸せにしたいって、そんなに贅沢な望みかな」
黒い雲が張り詰めた空を見上げて呟く。
雨粒が額の上で弾けた。
雨が降ってきたらしい。
身体は冷えていく一方だが、しばらく飲み水に困ることはなさそうだ。
指に嵌めた父親の形見を見る。
殺される前日にくれたものだ。
僕が生まれた日に母親にプレゼントしたものらしい。
大切な人ができたら、その人の指に嵌めてやれと言われたことを覚えている。
きらりと光る鉛のようなこの装身具の名前を僕は知らない。
けれど父親から話を聞いて、これを指に嵌めることで誰かを幸せにできることは知っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 14:43:55
9310文字
会話率:26%
記憶喪失で行き場のない主人公は、唯一覚えているゲームの知識で、タンクとして戦い、日々を生き抜く。
さまざまな人と出会い、謎のお告げの通りにボスを攻略し、記憶を取りしていく。やがて主人公は世界の命運を分ける出来事に巻き込まれ…
最終更新:2023-12-29 14:50:15
7863文字
会話率:32%
覚えていない怖さは気味が悪いもの。
覚えている怖さは恐ろしいもの。
最終更新:2023-12-26 18:00:00
2972文字
会話率:0%
かつて地元にあったと伝わる旅館は、夢見の良さで有名だったらしい。
夢を覚えている者の話では、だだっ広い野原で寝そべり、青い空に浮かぶ白い雲を眺めるというのんびりしたものだが、地面につけた背中を、絶妙な力で指圧してくれる刺激があるのだとか。
そして実際に目覚めても、心身の調子はばっちり整っている。
その謎を探ろうと、ひとりの青年が丁稚奉公を始めたところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 20:00:00
3050文字
会話率:0%
ムラサキカガミ。この言葉を成人するまでに覚えていると、不幸が訪れるという。
よく知られている話だ。
ムラサキカガミを知った小学生の彼は、いいようがない戦慄を覚える。
年を経るごとに、それは動悸などの体調不良となって現れて……。
最終更新:2020-04-01 20:00:00
3990文字
会話率:4%
あってはならない対極神の出会い。相容れぬはずのふたりは惹かれあい、神界の掟を破る。人の身に堕ちる刑を受け、規律神は魔術師リーレンに生まれ変わる。ところが、失われるはずの記憶も力も残っていた。更に人間界・神界・天界を繋ぐ「穴」の状態も感じ取れ
る。限りある人の寿命の中で、自分を覚えているかもしれない「彼」を探し、世界の傾きを立て直す旅が始まる。
この作品はノベルアップ+とpixivにも「Kolme2」のタイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 18:00:00
116664文字
会話率:43%