ー今日も蝉の声が五月蝿く鳴り響く。
部活帰りの俺は、眩しい太陽に目をほそめた。
俺は夏が嫌いだ。
夏を嫌う男子高生の、ある夏の日の思い出。
最終更新:2017-02-04 15:51:56
2581文字
会話率:24%
本が好きな奥手で大人しい少年、高木葵。ある日、大切なサイン本をくわえた野良犬を追いかけたところ、幽霊屋敷にて見知らぬ少女、有原日向と出会う。
親友も巻き込み日向と仲良くなる葵だが、時を同じくして出会った湧谷陽景から日向と関わるな、と警告を受
ける。
警告を無視し日向と関わりを持ち続けようとする葵だが、日向の異常さに気づいてしまう。
夏、蝉の声が降り注ぐ早朝のバス停で、少年は少女と共に歩む決意を固める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 00:37:21
13318文字
会話率:62%
男性ふたりの夏祭りの夜。拙ブログ「海の底、森の奥」からの転載です。
最終更新:2016-12-06 13:43:43
2211文字
会話率:0%
ある日、転校生がやってきてその転校生と巻き起こす悲しい恋愛ストーリー。
最終更新:2016-11-08 00:15:07
1835文字
会話率:63%
一年前の夏休み。[君]から都会に用事があるんだけど一緒に行かない?という電話がきた。しかしその日は予定があり誘いを断った。
君が都会に行った日の夜、一本の電話が届いた。
[君]の親からだった
「娘が都会で事故にあって即死だったみたい…」
そ
ういって泣き崩れてた。
僕はなんも言えなかった。ただ僕も一緒に行ってやれたら未来は変わったんじゃないのか?と悔やむばかり
それから毎日僕は[君]のお墓に向かっては花を取り替えたり、水を与えたりしてた。
それから一年後僕と[君]はお墓で再開する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 09:01:11
11714文字
会話率:47%
数年ぶりに実家に帰省した人のどこか優しさを感じさせる物語
最終更新:2016-09-09 16:00:10
8332文字
会話率:46%
ある日、彼女は思い立つ。息苦しいだけの生活を捨てることを。蝉の声から発する、一人の女性の再出発のお話。
最終更新:2016-08-08 13:19:12
3423文字
会話率:23%
夜に気まぐれに語られる奇妙な話の連なり。今夜は蝉の声。
最終更新:2016-07-22 00:00:00
763文字
会話率:35%
私は高校二年生で、パイセンは三年生。
別に部活が一緒な訳じゃない、体育祭だと紅と白だし、
委員会活動はお互いしていない。学級委員でも生徒会という訳でもない。
去年偶然知り合って、今でも知り合ってる。
だらだらと示し合わせたかのように、
約束もしてないのに昼は飯食って
一緒に帰って、たまにゲーセン行ったり晩御飯も食べたり。
私とパイセンはそんな感じで知り合ってからずっと変な距離感を維持してきた。
そんな、7月末。私は夢を見た。
漠然とした夢で。なにがどうって詳しく覚えてる訳じゃないけど。
パイセンとの距離感がもっと近かった事だけはハッキリ覚えてた。
私はどうなりたいんだろう? どう、したいんだろう?
夏休みが近い。心に染み入る、蝉の声。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 02:00:52
1155文字
会話率:21%
ある夏の日の出来事。真っ青な空。真っ白な入道雲。蝉の声。灼けるような暑い夏空を見上げた一人の女性の物語。夏のホラー2016投稿用作品。
最終更新:2016-07-12 19:21:30
10078文字
会話率:22%
二十二年前の夏を、私は忘れることができない。蝉の声がするホームで、後ろに並んだ女子高生が懐かしい話をしていた。二十二年以上残った都市伝説と、その懐古。
最終更新:2016-07-09 14:00:00
3292文字
会話率:49%
「蝉の声のない夏は、とても静かだった」
人口爆発に対する対策として行われていた東西内戦。
しばらくの間休戦していた戦争は、最終戦争「ラグナロク」として再開されることになった。
西側の住民であるカナは、ラグナロクの日が迫っても東側に住
むヒロの家に通い続けていた。
来たいから来る。自分の意思に卒直なカナに、ヒロは拒むタイミングを失い、カナとの暮らしを続けて行く。
ラグナロクの日は一日一日と迫ってくる。近隣住民がラグナロクを意識し着々と準備を進めていく中、ヒロはある決断をする。
静寂に包まれた夏。
時代に飲まれた二人の若い男女が選んだ選択とは。
一ページにまとめるとやや長い気がするので分割して更新させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 01:08:10
6789文字
会話率:47%
普通…とまでは行かないが世間から「稀代の天才科学者」持て囃され嫌気がさす少年、高宮悠人と華麗に登場(笑)する「自称天才魔法使い」の少女、レイア・グロスリー
「いや、破壊神の間違いだろ。おまえ。」
「誰が破壊魔よ!誰が!」
「目の前のおまえだ
よ!この馬鹿野郎!」
「はぁ…なにいってるんですか?頭おかしいのですか?破壊活動?どこかです?」
「おまえなぁ!」
―というただのコメディ脳しかつまってなさそうな二人がお送りする、蝉の声が煩い夏のような少し暑くてノイズ系コメディ(仮)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 17:43:05
1360文字
会話率:36%
ある夏の夜、僕は、何かを捨ててしまった。
最終更新:2016-03-10 19:24:49
10344文字
会話率:5%
我考える故に我有り、だけどそれが全てじゃない。
最終更新:2016-01-25 22:04:06
4946文字
会話率:20%
ある夏のことだった。「なあ、幸せだったか」年老いた安岡康作は妻の遺影に対して問いかけをする。死人に答えはない。ふと気がつくと康作の目に見える景色は一変していた。掌には長年付き合ってきた皺の姿は見えず、隣には若き妻の姿がある。そこは、まさしく
過去――それも、康作が義両親から妻を貰い受ける日だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-02 01:53:32
9243文字
会話率:40%
引っ越しの決まった私と、陸上部のエースが
トイレ越しに話すお話。
最終更新:2015-09-07 14:26:34
3553文字
会話率:40%
田舎へと帰郷した男は、バスの停留所に居座っていた。彼はそこにやって来る知り合いと話をする。かつての時間、夢、仕事について断片的に語りながら、思い出を噛み締めていく。蝉の声が響く中、そこにやって来るのは友人と少女と後輩。暑い夏の日を停留所で過
ごす話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-22 19:54:31
4209文字
会話率:59%
蝉の声を気にしたら、こんな詩ができました。
最終更新:2015-07-31 02:15:28
310文字
会話率:0%
嫌で嫌でたまらないのに夏期講習へ行かなければならないある日。
蝉の声に誘われるようにして足を踏み入れた無人の公園。
炎天下の空の下、幽霊に出会った。
※『アルファポリス』様と重複投稿しております。
最終更新:2015-07-28 15:00:00
9389文字
会話率:33%