名前で苦労したことありませんか?
作者とその弟妹は苦労しました。
プラス
創作物の中の当て馬やざまぁされるキャラの名前って、遊んでる方多いですよね。
作者も遊んでいます。
そんな中、ふと思いついた、内容の無い勢いだけのギャグです。
ほら、現実にだって、他国に「え〜、マジかよ」って名前ってありますよね。
だから、どこかの世界にはあるかもしれない。
きっとその世界では普通なんだろうけど、日本の記憶を持ってたらツッコミいれちゃうよね。
って軽く流してください。
今世こそ結婚したいと思っている主人公なので、タグは恋愛にしています。
現存しない世界の話しなので、乙女ゲームとか魔法とか関係ないですけど、異世界としています。
この話はアルファポリス様でアップした物をチョロっと修正した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 09:18:06
2612文字
会話率:6%
(絶対に好きになってもらう!)
ルシアンはボルドーの瞳を持つ女性―リディ・ラングレンを見てそう決意した。
8歳の時に自分が乙女ゲーム「セレントキス」の攻略対象であることに気づいたルシアンだったが、
ヒロインであるシャルロッテとは結婚した
くなかった。
そこで昔、片想いをしたボルドーの瞳の少女と結婚したいと考えるようになる。
だがボルドーの瞳の少女とは公園で数回会っただけで、ルシアンは彼女の素性も居場所も分からなかった。
そこでルシアンは少女の居場所を占ってもらうために凄腕の占い師―リディ・ラングレンの元を訪れるが、
リディもまた転生者であった。
そしてシャルロッテルートを回避するためゲーム内ではモブ令嬢であるリディの協力を得ることにしたのだが、その流れで偽装婚約することに…
本作品は「転生モブ令嬢は転生侯爵様(攻略対象)と偽装婚約することになりましたーなのにあれ?溺愛されてます?ー」(https://ncode.syosetu.com/n1695ij/)のルシアン視点の物語です。
リディ視点の本編を読んでいただいた方が物語の内容がより分かりやすいと思います。
※ファンタジーでゆるゆる設定ですのでご都合主義は大目に見てください
※アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 14:10:00
77803文字
会話率:25%
勇者 × 僧侶
勇者はついに魔王を倒したが、大怪我を負い死にかけてしまう。そんな勇者を見て泣きそうになっている僧侶に、勇者は言った。
「僧侶、国に帰ったら、俺と結婚してくれないか?」
突然のプロポーズに戸惑う僧侶と、そんな僧侶と絶対結婚した
い訳アリ勇者の話。
ハッピーエンドです。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:00:00
5162文字
会話率:41%
アンネリーゼは前世の記憶を持つ貴族令嬢。
前世でマッサージ屋をやっていた経験を活かして、異世界でもみんなの疲れを取ってあげたい。魔法のマッサージでみんなを気持ち良くしてあげたい。
そして、魔法のマッサージで綺麗になった女の子と結婚した
い。
これは女の子のことが好きな女の子の物語です。物語が後半まで進むと、TS転性者も登場します(主人公のアンネリーゼはTSではありません)。
そういうのが苦手な方はお気を付けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 04:00:00
1197499文字
会話率:44%
聖女連は聖女達を取りまとめた独立組織だ。シャナは平民であったが、筆頭聖女マリア第三王女によって、聖女連の次席聖女とされていた。しかしシャナは結婚するために、何とかして聖女を辞めたかった。一方、身分も聖女としての実力もないシャナの位階が自分よ
り上であることは、第三席聖女である公爵令嬢イヴォンヌにとって面白くないことだった。シャナはイヴォンヌの気持ちを察し、イヴォンヌが違約金を支払ってくれれば聖女を辞めてもいいと仄めかす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:49:05
7322文字
会話率:55%
下位貴族の令嬢マリーは大好きな貴族の彼から「結婚したい人がいる」と打ち明けられた。
彼はただの幼馴染みでずっと一緒にはいられない。
それはマリーも理解していたが「結婚したい人がいる」という彼の告白に、気を失うほどのショックを受ける。
彼
への想いを消せないまま、マリーは家計を支えるため王城と宮殿のメイド仕事に励む。
毎日の激務と人間関係に疲れ果てる彼女に対して、なぜか彼は以前にもまして優しい。
「結婚したい人」がいるはずの彼は、婚約もせずに毎週末マリーを溺愛してくるのだ。
そんな、仕事を頑張り恋に一途なマリーが、謎の多い彼からたっぷり甘やかされて愛してると言われるお話。
※10万文字、本一冊分でハピエン完結です。
※R15は念のためです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 14:42:45
106834文字
会話率:37%
幼くして両親を亡くしたエディットは、遠縁にあたるオーブリー子爵夫妻の元に引き取られて育った。子爵夫妻から、亡き両親であるバロー侯爵夫妻の借金を肩代わりしてやった代わりに死にもの狂いで働けと命じられ、毎日ひたすら働くエディット。長年虐げられ、
子爵邸から一度も外に出たことのなかったエディットだが、ある日突然義妹のデビュタントとなる王宮での夜会に同行させられることになった。緊張と恐怖に震えるエディットは、その会場で体の大きな騎士団長マクシムから声をかけられる。しかし極度の緊張でパニック状態になったエディットは、とんでもない粗相をしてしまう。
その後すぐに、マクシムからオーブリー子爵邸に、エディットと結婚したいとの申し出があった。実はマクシムは“氷の軍神騎士団長”の異名を持つ辺境伯で、その戦歴と威圧感のある風貌で皆から恐れられている人物であった。オーブリー子爵夫妻は様々な思惑の中、エディットをマクシムのもとに嫁がせることを決める。
恐ろしい辺境伯からひどい扱いをされるのだろうと怯えていたエディットだが、意外にもエディットにメロメロに優しいマクシム。甘やかされ溺愛されるエディットは、徐々にマクシムに心を開いていく。
だがマクシムは初夜の時から、エディットの様子がおかしいことを不審に思っており──────
引き取られた家で愛されず虐げられて生きてきたエディットが、一途な愛を与えてくれるマクシムの元で幸せになっていくストーリーです。
※全年齢向けで書いておりますが、性的な行為の表現が何度も出る感じになってきたので一応R15にしております。
※いつものご都合主義ですが、どうぞ温かい目で見守ってくださいませ。
※こちらの作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 15:39:30
120218文字
会話率:46%
獣人王シドの娘ナディアはある日、オリオンと偽名を使う魔法使いシリウスによって、獣人の里から連れ出されてしまう。オリオン(シリウス)に睡姦されかかるが寸前で気付き、オリオンの父親アークの反対もあって貞操は無事だった。
メリッサと偽名を使うよ
うになったナディアは、人間と偽り仕方なくオリオンと半同棲を開始する。オリオンから何度も結婚したいと言われるが、ナディアはこんな変態と番になるなんて絶対に嫌だと断り続ける。
オリオンが長期不在中にナディアは美形銃騎士ゼウスからデートに誘われる。獣人の天敵である銃騎士を恋人(番)にするわけにはいかないので、ナディアはゼウスとお友達になろうとするが、ゼウスに告白されたことが嬉しくて、つい恋人になることを了承してしまう。
※ダブルヒーローものです。ルート分岐してそれぞれのエンドがあります。
※別作品「獣人姫は逃げまくる」の幕間として書いていたものを独立させたものです。両方読んでいただくと作品の理解がしやすいと思います。
※恋愛方面でのどんでん返しや裏切り行為があります。
※ほのめかしを含むBLが一部あります。脇で一組だけBLカップルがいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 10:17:23
586434文字
会話率:28%
「ミラン、もうお前は用済みだ。城から出ていけ!」
ラフラン王子が私を指差して言う。
「どうして?」
私は聞いた。
「お前のような庶民で美しくもない女が、私の妃になれると思っていたのか? 浅ましい」
私は王子と結婚したい訳じゃないの
に、罵られて嫌な気分になる。
「私の妃になるのは、このマーガレット・ミルクス侯爵令嬢だ。聖女になった彼女がいれば、お前など用はない」
「ごめんなさいね、ミランさん。私の方が後から聖女になったのに、ラフラン様に選ばれてしまったわ」
銀糸の髪を手で巻き王子に隠れるように話す彼女は、私にしか見えないように微笑みを浮かべていた。
美しい紫紺の瞳が揺らめいて、とても綺麗な瞳からは涙が溢れた。
「ああ、マーガレット様はなんてお優しい。こんな庶民にまで慈悲を与えるとは」
「まるで女神だ」
「本当にお綺麗だわ」
そんな声があがり、私は諦めて城を後にした。
また駄目だったのかと、彼女は呟いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:36:35
3241文字
会話率:42%
大富豪・柴犬家の長男に生まれた八一(やいち)は、厳格な父のすすめでお見合いをしていた。
相手は財閥のご令嬢であったが、顔も性格も理想の相手だった。
可奈とお見合いをし、結婚を前提に付き合うまでに至った。やがて婚約を交わす。だが、それ
は地獄の始まりだった。
お互いの気持ちは一致していたと思っていたが、それは八一の間違いだった。ある日、外出から邸宅に戻ると、知らない男と交わる可奈の姿を目撃。
婚約は破棄となった。
八一は絶望して東尋坊から身を投げようとしていた。だが、彼よりも先に飛び降りようとしていた少女がいた。八一は彼女を助けた。運命の出会いが始まった。
※カクヨム掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 01:41:43
100242文字
会話率:45%
アリシャ・クラインは、毎日のように男性から求婚され、婚約していたことになっていた。一日に一回必ずだ。困り果てていると、次第に理由が判明していく。
最終更新:2023-08-14 15:56:36
5122文字
会話率:49%
天使の生まれ変わりと言われるほど可愛い子爵令嬢のアイラは、ある日突然騎士のオスカーに求婚される。
なぜアイラに求婚してくれたのか尋ねると「それはもちろん、君の顔がいいからだ!」と言われてしまった。
顔で女を選ぶ男が一番嫌いなアイラは、こ
っ酷くオスカーを振るがそれでもオスカーは諦める様子はなく毎日アイラに熱烈なラブコールを送るのだった。
それに加えて、美形で紳士な公爵令息ファビアンもアイラが好きなようで!?
しかし、アイラには結婚よりも叶えたい夢があった。
アイラはどちらと恋をする? もしくは恋は諦めて、夢を選ぶのか……最後までお楽しみください。
※アルファポリス 様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 17:31:20
101739文字
会話率:64%
伯爵令嬢のミシェルは女性治癒士(ヒーラー)として、騎士団で働いている。見た目は美しいが父似の男顔で、背も高く戦場に行く彼女は男性からもてず適齢期なのに縁談は全く来なかった。
そんなある日女性から大人気で、十歳も年上の上司でもある騎士団
長デーヴィドから「婚約してくれ」と突然言われるが、ろくに話したこともないため好きな人と結婚したいとすぐに縁談を断った。
……断ったはずなのに「私を好きになればいい」と団長は全然諦めてないんですけど?もてない私が騎士団長に好かれているのはなぜですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 01:14:48
186333文字
会話率:55%
とある兄には妹がいた。「これ面白いから」妹にせっつかれプレイした乙女ゲーム。気付けば彼はその世界のフレア王国、第一王子であるジェイク・フレン・リリックに転生。
彼には一つの野望があった。それは、ゲーム内で悪徳令嬢と蔑まれていたルーナ・セルヴ
ィンと結婚すること。そのためにも神子補正から己の身を守らなければならない。その成果やいかにーーー?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 18:30:00
7028文字
会話率:46%
ルティナス王国の王太子殿下ヴォルフラム・ルティナス王子。銀髪に、王族には珍しい緋色の瞳を持つ彼は、容姿端麗、魔法も使える誰もが結婚したいと思える殿下。
そのヴォルフラム殿下の婚約者は、聖女と決まっていた。そして、聖女であったセリア・ブランデ
ィア伯爵令嬢が、婚約者と決められた。
それなのに、数ヶ月前から、セリアの聖女の力が不安定になっていった。そして、妹のルチアに聖女の力が顕現し始めた。
その頃から、ヴォルフラム殿下がルチアに近づき始めた。そんなある日、セリアはルチアにバルコニーから突き落とされた。
突き落とされて目覚めた時には、セリアの身体に小さな狼がいた。毛並みの良さから、逃走資金に銀色の毛を売ろうと考えていると、ヴォルフラム殿下に見つかってしまい、もふもふ誘拐罪で捕まってしまった。
その時から、ヴォルフラム殿下の離宮に軟禁されて、もふもふ誘拐罪の償いとして、聖獣様のお世話をすることになるが……。
※前後編です。
※アルファポリス様にも投稿中です。
※無断転載禁止
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 18:49:50
17776文字
会話率:54%
「婚約を破棄して欲しい。」
そう告げたのは、婚約者のハロルド様だ。
ハロルド様はハーヴィ伯爵家の嫡男だ。
私の婚約者のはずがどうやら妹と結婚したいらしい。
いつも人のものを欲しがる妹はわざわざ私の婚約者まで欲しかったようだ。
「ラケルが
俺のことが好きなのはわかるが、妹のメイベルを好きになってしまったんだ。」
「お姉様、ごめんなさい。」
いやいや、好きだったことはないですよ。
ハロルド様と私は政略結婚ですよね?
そして、婚約破棄の書面にサインをした。
その日から、ハロルド様は妹に会いにしょっちゅう邸に来る。
はっきり言って居心地が悪い!
私は邸の庭の平屋に移り、邸の生活から出ていた。
平屋は快適だった。
そして、街に出た時、花屋さんが困っていたので店番を少しの時間だけした時に男前の騎士様が花屋にやってきた。
滞りなく接客をしただけが、翌日私を訪ねてきた。
そして、「俺の彼女のフリをして欲しい。」と頼まれた。
困っているようだし、どうせ暇だし、あまりの真剣さに、彼女のフリを受け入れることになったが…。
アルファポリス様でも投稿してます!
(こちらが先行投稿です。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 13:38:41
52229文字
会話率:43%
冒険者の子エミリアは六歳だ。彼女は父の弟であるトビーのことが大好きだった。自分が大きくなる前にトビーが結婚してしまうと思った彼女は、魔女にお願いして、大きくなる飴玉をもらって、十六歳になる。
けれどもやっぱり結婚はしてくれなさそうで。
最終更新:2024-03-25 10:16:58
11813文字
会話率:50%
学園にいる間契約婚約をすることになった。婚約者(仮)を自分のものにしたい王女や婚約者(仮)と結婚したい令嬢と婚約者(仮)
キーワード:
最終更新:2024-03-15 23:20:38
1199文字
会話率:43%
私はミチルが好き 先輩が好き 二人共、大事な存在だ。 二人を失うなんて考えただけでも絶望だ。 私、ミチルと結婚したい 先輩にはそれを祝福してほしい。 私に出来るかな?
最終更新:2024-03-09 17:27:01
31668文字
会話率:61%
とある夜会にて、侯爵令嬢のアンバーは父親に結婚したい相手として平民出身の騎士レーンを紹介するものの、父親は激昂してしまう。
アンバーとレーンは、王立魔法学園時代の同級生だ。両親の喧嘩を思い出すという理由で食事をとることが苦手になっていたア
ンバーのことをレーンはさりげなく気遣ってくれていた。
レーンの笑顔に惹かれていくうちに、普通に食事をとれるまでになったアンバー。彼女はレーンに結婚を前提としたお付き合いを申し込む。
夜会にて父親に結婚の許可をもらえなかったアンバーだが、彼女は自信満々に微笑み……。
両親の確執のせいで食事が苦手になってしまったヒロインと、何を食べても幸せそうに微笑むヒーローのお話。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 20:15:27
8092文字
会話率:75%
街で陶磁器のお直し屋として働いている主人公。彼女はある日、見惚れるような美青年に告白される。一目惚れだという彼を一蹴した主人公だが、不本意にもときめいてしまった。
翌日、彼女の仕事場に再び謎の美青年が現れる。壊れた皿を直してほしいと依頼し
てきた彼。一時は金づるとして扱おうと思うものの、誠実な彼の言葉に彼女は通常のお客さまとして対応することを決める。そして修繕期間をともに過ごすうちに、彼への恋心が生まれてしまうのだった。
身分の差から自分たちの恋に望みはないと、あくまで店員とお客さまとの関係を崩さない彼女だったが、納品の日に彼の祖父母に結婚したい女性だと紹介されて……。
真面目で地に足ついた生活を望むヒロインと、夢を叶えるために猪突猛進するヒーローとの恋物語。ハッピーエンドです。
作品の舞台はナーロッパです。陶磁器についての記述も、歴史的事実とは別にふんわりざっくりお楽しみください。
この作品は、長岡更紗さま主宰「小鳩さんブッ刺せ企画」参加作品です。
アルファポリス、エブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 21:03:02
8037文字
会話率:65%
「策兄様のような方と結婚したい」
孫尚香はそう願いつづけてきた。
江東の小覇王、孫策の妹。
彼は揚州の英雄だった。華麗な容姿を持ち、電光石火の指揮官で、個人的な武勇も秀でていた。
尚香が13歳のときに暗殺された。
彼女が19歳の
とき、孫策の後継者であるもうひとりの兄、孫権が縁談を持ってきた。
「劉備殿と結婚してくれないか」と言われて、尚香は驚いた。
「荊州牧の劉備様……。おいくつなんです?」
「50歳だ」
いくらなんでも年寄りすぎる。彼女は絶対に断ろうと決意した。
年の差恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 12:00:00
3100文字
会話率:33%
小松茉莉花(こまつまりか)は、プロテスタント系のミッションスクールの女子高、常緑学院に通う高校二年生。崩壊気味の家庭に育ってはいるが、その事自体は素直に受け止めて、幼なじみで、似たような境遇で育った柴野優将(しばのゆうま)と助け合い、自分な
りの日常を生きている。
茉莉花は、同じく幼なじみの中澤慧(なかざわけい)と結婚したいと思っているが、それが純粋な恋愛感情からきている願望かどうか、自分でも自信がないし、理想と現実との間には、結構困難な壁があることも分かっている。
降籏高良(ふるはたたから)は、プロテスタント系のミッションスクールの男子校、紫苑学院に通う高校二年生。成績優秀で面倒見もいいが、感情表現が乏しく、甘え下手。無邪気な幼なじみの日富絆(ひとみきずな)や、おっとりした中澤慧、不思議な存在である柴野優将らと、地味ながらも、そこそこ賑やかな学園生活を送っている。
六月、紫苑学院の学園祭で、茉莉花と高良は出会う。しかしその時、その場に一緒にいた水戸大空(みとたかひろ)の様子がおかしくなる。
そして、高良が、父親から渡された、座敷童伝承の書かれた和綴じの本を切っ掛けに、高良には、どうやら、『座敷童』らしきものが見えるようになってしまう。
その座敷童は、優将と茉莉花にそっくりなのだ。
どうやら、この不思議な現象を解決するには、和綴じの本を読解し、自分達のルーツを紐解いていかねばならいようなのだが、調査するうちに、和綴じの本の発見された地には、座敷童伝承は存在せず、記載されている伝承内容も、他所の座敷童伝承とは一線を画するものだということが分かる。
和綴じの本には、「家に入りたがる子どもの妖怪」とあり、「恋をすると『子ども』ではなくなるので消えてしまう座敷童」の伝承が記載されているらしいのだが―。
果たして高良は、不思議な現象を解決する事が出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 02:05:16
634955文字
会話率:31%
伯爵の婚約破棄を願い出たのは父だった。それは妹が私の婚約者と結婚したいという理由からだった。追い出された私は夜盗に襲われた。夜盗が剣を抜いて私の胸に……そのとき矢が夜盗を射貫いた。彼は……。そして私はこれからどうなるの?
最終更新:2024-02-19 13:24:19
10930文字
会話率:61%