生まれも育ちも筋金入りの貧乏ながら野心あふれる下町娘カノンは、王家に恨みを持つ老いた伯爵夫人に見出され養女となってタッグを組み、生まれついた美貌とド根性、そして悪知恵を武器にまんまと才色兼備な侯爵令嬢ユージェニアから王太子アンリを略奪する。
令嬢に恨みはないが、自分が次期王妃になるためには仕方ない。断罪・そして追放だ!!……と意気込んだものの反撃を食らい、あっさり捕まり投獄。サクッと王都から追放された。
流された田舎では年寄りの領主と、その孫で素直過ぎてめちゃくちゃ詰まらない双子の兄妹がいるだけで、やる気の出ない怠惰な毎日を送る。
もう燃え尽きたぜ……毎日腹いっぱい食えてるし、こういう暮らしもいいやね……などと食っちゃ寝の生活にどっぷり浸っていたカノンだが、ある日お城の中庭から聞こえてきた美しい歌声に心を奪われて……?
野心を砕かれ生きる意味を見失いかけていた性悪でアクティブな美少女ヒロインと、奇跡の歌声を持つワケあり令嬢の、逆境から始まる友情物語。
何だかんだあって新しい出会いと、恋も始まるかもしれない。百合ではない。
【完結保証/全32話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 19:31:58
97279文字
会話率:25%
平和を愛するネバーローズ王国の貴族令嬢フロンティアは、屋敷で気を失ったはずが、気がつくと森の中にいた。
わけもわからぬままに助けを求めたのは、長く会えずにいた恋する人だった。
このお話は「ヒロインに転生しましたが、悪役推しなので敵国の冷酷
王子と結婚します」「悪役令嬢になる前に」に続くシリーズの最後ですが、これだけでも読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 20:20:19
16985文字
会話率:48%
ロザリオ王子を魔力で無理やり跪かせ、「滅却の玉を手に入れた。国を滅ぼされたくなければ言うことを聞け」と5つの願いを聞いてもらおうとする、わたくしことリザリーン(愛称リザリィ)。
実は滅却の玉を手に入れたのではなく、強力な聖女の力を手に入
れていたのだ。
公爵令嬢という地位に飽きていたリザリーンは、聖女の力を活躍させるべく、王子との婚約を破棄し、町娘に扮して旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 03:40:39
5695文字
会話率:30%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。
はてさて、今回は、噂の将校を見に連れてこられた“彼女”
の物語――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 18:00:00
423文字
会話率:0%
『貴方の運命をお返し致します』
手紙に書かれていたその一文が、全ての始まりだった。
その言葉を始まりとして、一人の少女の物語は動き出す。
◆簡単なあらすじ◆
黒髪ロングの活発な美少女がガンカタ(拳銃を使った格闘)で暴れ回る物語。
◆真
面目なあらすじ◆
とある小さな町。孤児たちが暮らす教会で育った少女、オウカ。
救国の英雄と同じ黒髪黒眼という異端として見られてしまう容姿を持ちながらも、オウカはいつも明るく前向きな少女だった。
変わらない平凡な日々を過ごしながら、しかし、その日常に幸せを感じていた。
大好きな教会の子供たちや、親切にしてくれる町のみんな。
そして何より、親代わりのシスター・ナリアと過ごす日々は、彼女にとってかけがえのないものだった。
そんな彼女の十五歳の誕生日に、一つの小包と手紙が届く。
小包には、この世界に存在しないはずの紅白の拳銃と、謎の言語が刻まれた小さな指輪が入っていた。
そして手紙には、不思議な一文。
『貴方の運命をお返し致します』
自身の生まれと手紙に書かれた不思議なメッセージの意味を突き止る為に、馬車で王都に向かう途中、オウカは魔物の群れと遭遇してしまう。
通常であれば複数人で対処するべき敵。冒険者のパーティでも手を焼くような相手。
それを単独で撃破出来た自分に対して、更なる疑問を抱く。
全ての謎を解決する為、手紙の送り主に会うために冒険者ギルドに向かうオウカ。
自分は何者なのか。運命とは何か。
そして、手紙の送り主とは何者なのか。
これは、一人の普通の町娘が。
日常を送り、戦ったり、料理したり、冒険したり、周りの人にお菓子を貰ったりして。
やがて、御伽噺の英雄や国全体を巻き込みながら。
慌ただしい日々を過ごしていく物語。
◆注意事項◆
※基本的に主人公がガンカタ(拳銃を使った格闘)で戦う話です。
※とりあえず0話を読んだら大体の流れが分かるかと思います。
※戦闘3:日常3:料理2:冒険2くらいの割合です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 16:40:14
610312文字
会話率:41%
リアは普通の町娘だ。唯一普通でないところがあるとすれば、それは双子の姉が聖女だということ。しかしいよいよ第一王子と婚約するという日の朝、なんと双子の姉は駆け落ちしてしまう。姉の婚約者になるはずだった王子ヴァルターに乞われて、リアは聖女の振り
をしながら姉を探すことを決意する。これは偽物の聖女と魔法に祝福されなかった王子の悪戦苦闘のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 04:53:59
108085文字
会話率:33%
”「魔女のルージュ」を使うと一定の時間、相手を魅了し「恋の思い出」を作ることが出来る、ルージュの色はどんどん薄くなり、色が消える頃には魔法も相手の記憶も消え失せる”そんなルージュが貴婦人の間でちょっとしたブームになっていたが、、、
「黒き
森の老魔女」と言われているカンナは正真正銘19歳の女性である。休息日になると分厚い魔女のローブを脱ぎ捨て、普通の町娘になって王都に出る。お目当ては舞台。その日も最推しの主演舞台に陶酔していると、隣に座った男性から急に声を掛けられびっくりする。なんと、カンナが先日ある理由から「魔女のルージュ」を使った相手だった。色々やっちゃった覚えのあるカンナは、この男と距離を置きたいのにやたらと絡んでくる。しかも、なぜかこの男は、あの夜を覚えているようで? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 17:44:17
15158文字
会話率:48%
竜王都のヒラ女官アイヴィの実家・下町の錠前屋に、魔法で外見を変えられ窮地に陥った親友が転がり込んで来た。宮廷陰謀のとばっちりを受けた親友を救うため、アイヴィは秘密裏に行動を開始する。
一方、エリート文官セフィルは、王都雑多トラブル対応のため
下町娘アイヴィとバディを組まされたのが気に入らないようで、常に不機嫌そうな顔。上流社交界の方で忙しそうだし、身分の高い綺麗な恋人も居るし。分かってはいるけどモヤモヤする。親友のピンチの件も胸に収めておいた方が…
ところが、余計な事に気付いたセフィルが、単身『毒ムカデの尖塔』へ乗り込もうとするアイヴィを追って来て…!?
青春ラブコメ風。ハラハラ&ドキドキ、高速アクション。
【ゴキブリ・ムカデ苦手な方はブラウザバック推奨!壮絶な大群に襲われる描写あり】
秋月忍様主催『男女バディ祭』参加作品/文字数:3万字まで/内容:男女がバディで活躍、焦れ必須、両片思い、ハッピーエンド、恋愛エンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 12:00:00
29180文字
会話率:37%
とある架空の国――サーヴァント王国の姫であるクラリスは、町娘である幼馴染のミナのアドバイスで、
国の財政難と母の病気を治すために、他国の王子と政略結婚をしようとする。
金髪正統派イケメン――エデン王子
赤髪俺様系イケメン――ヴァル王子
青髪
クール系イケメン――リレイ王子
緑髪子犬系イケメン――ユウリ王子
紫髪ヤンデレ系イケメン――ダリア王子
恋愛経験ゼロのクラリスが、五人の王子と関わりながら恋を知っていく。
果たして、最後にクラリスと結ばれるのは……?
クラリスは政略結婚をきっかけに、誰かと恋に落ちるのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 17:07:13
6704文字
会話率:30%
【完結保証、全55話】
ルシアは乙女ゲームの悪役令嬢だったが主人公がハッピーエンドを迎えた為に自らはDEAD ENDを向かえ、死刑にされた。だが転生し、最強の魔法使いになり今度こそ生き延びと誓う。しかし、最強の魔法使いに転生した為、国王から
魔王討伐を命じられ、壮絶な戦いの末、魔王と相討ちで死亡してしまい、再び転生する。ただの町娘に転生したルシアは、今世こそは幸せを掴みとるっ!!と、意気込むルシアだったが………?!そこは最初の乙女ゲームの世界だった?!過去の自分の処刑を防ぐ為に大奮闘するルシアだが?!
※痛々しい表現や、微グロ描写があります。お気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 04:18:42
60707文字
会話率:57%
町娘が町を滅ぼしたドラゴンに復讐する話。
最終更新:2021-06-30 00:00:00
46828文字
会話率:20%
ただの町娘だった私は、聖女だと判明したので、王宮に招かれて聖女としての教育を受けていた。そこへ、妹が真の聖女だと判明したと報告が来る。真の聖女がいるなら、ただの聖女である私には用がないとして追放されそうになった(?)のだが、私の友人が実は「
至高」の聖女だと判明した。さらに、妹の友人は「究極」の聖女だった。続々と現れる聖女を前にただの聖女がこの先生きのこるには。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 20:17:55
2169文字
会話率:23%
ストレチア王国に伝わる、成人の儀式。
王家の姫は十七の歳、霊峰山に赴き、頂にあるとされる花を持ち帰る。
道中を守護する勇者アーサーと姫君の物語は、戯曲に謳われるほど有名な恋物語です。
その勇者さまに、リマの幼馴染が選ばれたのは、ふたりが十
二歳のときでした。
不器用で気弱な少年は名を捨てて『勇者アーサー』になるため、都へ旅立ちます。
「がんばってね、『勇者』さま」
「ありがとう、リマ」
姫を守る『勇者』に選ばれた少年と、それを見送る少女の物語。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 21:06:07
7540文字
会話率:17%
魔法が存在し聖剣も存在する、勇者もいれば魔王もいるこの世界だが、田舎町で定食屋の給仕をしている只の町娘であるエリーには関係ない話であった。
ちょっと(?)抜けていて昔の記憶が無いエリーだが、頼まれた仕事は何とかしようとする真面目な娘だ。
今日も定食屋の店長の無茶ぶりで魔の森まで魔物の肉の調達へ……。
あれれ、何かおかしいな? と思いつつ魔物を狩るエリー……その姿を他人が見たら、本人が言う通りの只の町娘には思えない。
魔の森は、冒険者か普通の人なら護衛を雇わねば足を踏み入れることさえできない危険な場所なのだ。
そもそも只の町娘は、一般人が立ちよらない魔の森で魔物を狩りいくような真似は絶対にしないものなのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 09:00:00
116297文字
会話率:36%
ただの町娘だった私リナリアは、ある日突然、聖女の力に目覚め、この国の王子アルバン殿下と婚約することに。
周囲から無能王子のレッテルを貼られていることにも気づかないほどの無能に、役立たず扱いされ婚約破棄を宣言される。
「リナリア!お前の
ような女との婚約は破棄だ!」
「え、いいんですか!?やったー!!」
婚約破棄?願ってもないことです!
でも、いいんですか?殿下、大変なことになりますよ?
※こちらの作品は『アルファポリス』にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 12:00:00
2444文字
会話率:48%
王女としての生き、死んだ。
目が覚めると、王女が死んだすぐあとの世界だった。
ただの町娘として転生し、王女の罪を知り、恋を知り、愛することを知った物語
最終更新:2021-02-27 18:00:00
9855文字
会話率:6%
最近ちょっといい感じの男の子が居てさ、二人っきりだとなんかゆったりした空気感? てのがあるわけよ。
それって、期待しない?
それなのにアイツってば好きな子がいるとか言うわけ。
それってだれ!? ってなるでしょ?
それが、私らしいのよ。
い
ったいどーしろと?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 16:04:41
4164文字
会話率:25%
町娘たち曰く、この国には勇者に付き従う「マルク」という名の見目麗しい騎士が居るのだという。
──短く切りそろえた黒い髪の毛、海のように青い目、長いまつ毛。細身で背の高い彼は戦場を軽やかに駆け、私たちを助けてくれる。そうして悪い魔物を追い払っ
たあと、まるで姫君にするように、優しい笑顔で微笑みかけて手を取ってくれるのだと──。
パルト公国の選ばれし勇者リスタが率いるパーティー。彼らの仕事は、敵国のテネヴィス帝国との国境に出現する魔物たちを退治することだった。
騎士として、パーティーの一員として魔物討伐に力を貸していたマルク。
「彼」……もとい彼女は男装の麗人であり、幼い頃から騎士に憧れ、性別を偽り鍛錬を重ねてきた実力のある女騎士である。
…………しかし、魔物にとどめを刺さない性分とマルクの女性人気に苛立った勇者リスタによって、今まで在籍していたパーティーを追放される。挙句の果てに、村娘に手を出したという物理的に不可能な濡れ衣まで着せられて居場所を失ってしまう。
──途方に暮れたマルクが放浪の末たどり着いたのは、なんと敵国テネヴィス帝国の魔王城。
実力派の恐ろしい魔王に「配下になれ」とスカウトされ、騎士の運命の歯車が回り始める。恐ろしくも強い魔王と交流を深めるうちに、マルクは次第に心を開き、成長してゆく。
一方、パーティーの嫌われ者になってしまった勇者リスタは少しずつ狂ってゆき……
「もう遅いよ。私は魔王に忠誠を誓ったんだ」
男装騎士による、実力成り上がり異世界ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 14:14:56
27497文字
会話率:31%
「良く来たな人間」
男が入った料理屋には、魔王がいた。
世界の敵である魔王がウエイター見習い。
これは、そんな一風変わった料理屋での一幕。
最終更新:2020-12-20 18:35:29
4227文字
会話率:46%
ヴェルデ・ガーネットには、前世の記憶がある。この世界では、珍しい事ではない。魂には使命があるのだ。国のトップでも、町娘でも。
次期国家継承者との成婚日程が通達された日、ヴェルデは前世の夢を見た。
「乙女ゲーム転生、悪役令嬢転生って奴?」
でも、婚約者を奪うはずの、ヴェルデの幼馴染みに心当たりが無い。
「とりあえず様子見ね」
警戒して壁を崩させないヴェルデに、婚約者のアズールは、やきもきしつつも、慎ましい御令嬢だと、却って惹かれるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 16:01:18
5866文字
会話率:38%