アスラン王国はかつてない権力闘争のさなかにあった。そのあおりを受けたアスラン王国第一王子ケルンは、その後ろ盾のなさと自身の問題から次期国王の座を固めることができずに大きく遅れをとっていた。そんなとき彼の元に一人の男が現れる名はラル。初めは
ラルに不信感を抱いていたケルンだったが、紆余曲折を得ながらその関係を変化させていく。とどまることを知らない貴族の対立に巻き込まれながら次期国王へ、ケルンの巻き返しがひっそりと幕を開けようとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 00:00:51
59414文字
会話率:47%
14世紀ごろの架空のヨーロッパ
港町に宿屋を構える男と宿泊客たちの物語。
某貴族のスパイが本業の宿屋の亭主がその身分を隠して
経済、政治、宗教さまざまな力とそれぞれの思惑を
フロントのカウンターから眺め、操っていく。
最終更新:2019-09-03 14:42:12
17532文字
会話率:40%
現実の平安時代とよく似て少し違う『平案』時代。
『まつろわぬ神』の末裔である暁姫は、都に呼び戻されとある下級貴族の養女として生活することになる。
『手に入れれば天下を支配する力を得る。』そんな伝承が広まっているために、彼女は嫌でも権力闘争に
巻き込まれていくことになる。
.....はずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 11:46:01
4498文字
会話率:38%
黒髪黒目の両親とは似ても似つかない、金髪碧眼として生まれた疎まれ者の少女うまら姫は、現状を変えようと頑張ります。勉強をして、技術を磨いて、政治にも取り組んで自分をアピールします。けれど、それでも彼女は評価されません。
そこでうまら姫は、憧れ
の英雄で黒髪黒目の青年を仲間に引き入れ、さらなるアピールを画策します。
一生懸命に生きているだけの彼女たちは、その立場や生い立ちから、次第に望まない国内や国家間の政争・権力闘争に巻き込まれていきます……。
これは、そんな少女と英雄青年の出会いから始まる物語。少女を中心とした群像劇です。
この作品は、ほかの投稿サイトでも掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 20:00:00
42968文字
会話率:44%
部下が望むまま魔族内の権力闘争に勝ち魔王となり、部下が望むまま異世界侵攻計画を始め、異世界への転移実験を繰り返すが誰も戻ってこない。
業を煮やして原因究明したいから転移してくれという部下を転移したが戻ってこなかった。
転移魔法で魔力
を使い果たし眠っていた魔王が何故か金髪碧眼色白の人間の少女になっていた。
魔族に追われ他に逃げ道がないので自ら異世界への転移をする魔王転移は成功して何処かの森の中に出るが魔力を使い果たしたため倒れてしまう。
目覚めたときに目の前にあった手紙は未来の自分が書いたものであった、手紙には自分は幼い頃に部下に攫われた人間であること、姿を魔族に変えられ洗脳により魔族と思い込まされていたと書いてあり、部下の野望を阻むために一回目の転移実験の日である過去へ送ったとも書かれていた。
同じように未来からの手紙により、魔王討伐に乗り出していた現地の協力者と共に戦うことになる。
その協力者の一人が元魔王を、親身に世話をしてくれ、何処に行くにも優しくて握っていざなってくれるので、人間としての記憶が殆ど無い元魔王は、心の奥から来る感情に戸惑ってしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 20:59:55
46749文字
会話率:67%
【書籍化】TOブックスさんから2019/07/10に発売予定です。【もちろんネタ枠で】
これがSSSの御力か……_( ´・-・)_
↓あらすじ
SSSランクのおっさんが凄まじい善行を摘み、世界を救済する話が流行りだと聞いて書いてみた。
↓真面目なあらすじ。
勇者によって国王の地位を追われた男カイン。
妻を奪われ、臣下達を全員処刑された彼は、辺境の地にて軟禁生活を始めた。
そして十年後。
新たに現れた魔王に勇者が敗北し、神託でカインが新たな勇者に指名された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 07:10:22
287262文字
会話率:19%
ガイア大陸西部のブランシュ王国は、北の大国ロジリア、東の強国ダレツから、南方の港を目的に幾度と無く侵略戦争を仕掛けられてきた。
また、西の海洋国家エーデランドとも海上の覇権を争ってきた。
しかし前国王バンジャマンは、西の海洋国家エーデランド
と和平を締結することに成功、王位を第1王子のレアンドルに譲り、南方の平定に乗り出し成果を上げた。
バンジャマンには四人の王子がいた。
長男レアンドル、次男ヴァレリー、三男オーレリアンと四男、更にレアンドルの上に王女が一人、四男の下に王女が二人。
オーレリアンはバンジャマンと共に南方平定に尽力し、まだ23歳ながら、卓越した軍才を発揮し、『南方王』または『リノ王』と徒名された。
国王レアンドルは『仁』の人であり、長年扮装の続くダレツとの関係改善を戦争の勝ち負け以外で決着させる手段を模索していた。
ヴァレリーは、北の大国ロジリア政策をレアンドルから任されその任に当たっていた。
剣技、軍才、治世全てにおいて兄弟の中で突出し、皆が認める所であり、ヴァレリー国王誕生を望むものも少なくなかった。
しかしこの兄弟は、権力闘争など皆無でお互いに認めあい信頼していた。
ロジリアやダレツでの兄弟の権力闘争を横目にブランシュの国力を磐石のものにしつつあった。
そして後に、バンジャマン・レアンドル・ヴァレリーの三人は、ブランシュの『三賢候』と呼ばれることになる。
この物語は、ヴァレリーを中心に、兄弟愛、家族の信頼を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 09:12:24
188117文字
会話率:41%
私立悪役令嬢女学院
日本屈指の伝統と学識を誇る名門にして、数々の歴史に名を残す悪役令嬢を輩出。
悪役令嬢といえば〝悪女〟
多くの人はそう思い、その名を讃える。
〝悪女〟とは世のため人のため悪役令嬢を育成する、日本一、いや、世界一の教育
機関なのだ。
そして今日も、全国各地から良家の子女が集い〝至高の悪役令嬢〟を目指して、日夜熾烈な権力闘争を繰り広げているのである。
これは中国地方の田舎町から〝悪女〟に編入してきた少女――広能可憐――が、如何にして良家の子女相手に下克上を行い、如何にして〝悪女〟を制覇し、如何にして〝至高の悪役令嬢〟として〝悪女〟に君臨したか――――、その一端を刻んだ一代記なのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 16:00:00
3003文字
会話率:35%
王国の公爵令嬢エリザベート・ウィケッドは、婚約者にして王太子であるラディスラウムに近づく女ウルストラ・ビンゲンを排除しようとした。雇われたならず者たちによってビンゲン家の襲撃が行われるも、企みは失敗に終わってしまう。
正義に燃えるラディ
スラウムは、襲撃にエリザベートが関与していた証拠を集める。結果、父王の判断によってエリザベートとの婚約破棄が成立した。
その時にラディスラウムがエリザベートへ言い放った「悪女」という言葉。その一言によって、王国は混乱の中に叩き落されることになる。
※本作は各章ごとに視点が変わっていきます。通読される際はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 19:00:00
135594文字
会話率:49%
激闘の末陽陵学園を統べた島崎栄一の前に、新たな敵が立ちふさがる。
「情報」と「ルール」を操り暗躍する柳骸坂高校に、そして陽陵学園内に未だ潜む抵抗勢力に、島崎はいかに立ち向かうのか。
学園サスペンス頭脳戦小説第二弾。
最終更新:2019-03-10 14:13:41
164287文字
会話率:39%
騎士の娘アーデルハイドは、公爵令嬢オフィーリアの使いに特別講堂へと呼び出された。そこで待っていたものは、男爵令嬢殺害という身に覚えのない罪の宣告。
オフィーリアの手によって学院内殺人事件の犯人へと仕立て上げられたアーデルハイドは、ただひ
とり、この窮地に立ち向かわなければならない。
背後に宮廷内の権力闘争をにおわせながら、それぞれの思惑が錯綜する陰謀の庭こそ、彼女が足を踏み入れようとしている戦場であった。
下級貴族の娘が理不尽な状況をはねのけ、学院内抗争の渦中に身を置きつつ、自らの存在価値を証明していくというお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 20:00:00
131138文字
会話率:34%
スランは平民にも関わらず魔導士になってしまったため、貴族の同僚から苛められているト・ウフー帝国の下級役人。ただでさえ辛い人生が、東の連合国家との戦争を契機にさらなる理不尽と困難に見舞われていく。一方、東の連合国家を治めるカルビン族の若き統
領が発したト・ウフー帝国への宣戦布告に、統領の側近で友人でもあるカトル・モモノは難色を示す。魔法、宗教対立、権力闘争、身分差別、様々な問題が渦巻くディッシュ大陸の変遷が、魔導士スランとカトル・モモノ将軍の二人を通じて語られる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 01:30:26
50834文字
会話率:39%
李氏朝鮮王朝時代、宮廷に生まれた明惠公主――イ・ソヒョン。温室育ちの彼女が、朝廷での権力闘争に巻き込まれていく――――
⚠︎注意⚠︎
この物語は、李氏朝鮮王朝時代の架空の時代をモデルにしています。実在の人物及び事件とは一切関わりあ
りませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 23:47:10
6509文字
会話率:58%
とある処の街で。
一人の男について調べていた。
彼はこの会社に居るという。
だが、同僚たちは<彼>はもう居ないと言った。
その訳を調べて行く内に判ったことがある。
それは・・・
最終更新:2018-11-06 20:51:10
2725文字
会話率:14%
大陸に、千年にわたって君臨する千年帝国。
栄光のベールを剥ぐと現れるのは、腐敗しきった滅亡寸前の国家。
その帝国を立て直すべく、若き皇帝の奮闘が幕を開ける!
※書きたくなったので、プロローグっぽいのだけ書いちゃいましたが、続きません。
最終更新:2018-08-30 02:51:22
1548文字
会話率:0%
「就職先がない」ーーーーー受験・就職に失敗した大学生が自転車をこいでいると〈地獄〉に連れ出された。ーーーーー「ふふふ。リョーマ」天使のような姿をした閻魔様が俺に話しかける。ーー(おれリョーマじゃないんだけどな)はいーーーーーしかし目的は、地
獄の権力闘争に勝つためだった!ーーーーーー主人公は〈反乱軍を組織するため〉ハーレムを率いて、地獄中を冒険することになるのだがーーーーーーーーーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 13:00:58
59528文字
会話率:47%
ドラゴンの尾・グリフォンの翼・人狼の足。まるでキマイラの様に様々な種族の特徴を持って生まれた少年がいた。 だからこそ、どんな種族でも気にせず戦や内政に登用できた。 彼は多くの種族と力を共にして戦乱の時代を駆け巡り、彼の目指す理想の王国、人魔
共益圏の実現を目指す。
腹黒い貴族・人間至上主義の王国・神が残した古代の兵器、自分と領民の幸せの為に彼は戦い続けた。
彼に助けられ、彼の理想に夢見た多くの種族の希望を背負って、後にキマイラロードと呼ばれることになる男はただ道を突き進む。 そこの道にあるのが光だけではない事を知りながら。
更新は毎週水・土・日の19時になります(2018年6月3日 現在)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 19:00:00
67560文字
会話率:25%
偶然の出会いが招いた偽装結婚は、お互いの利益と安全のためだけに結ばれたもののはずだった。
しかしそれは運命の出会いだったのだ。
歴史と恩讐渦巻く砂漠の国で、偽装夫婦をめぐって物語は動き出す。
それは多くの人々の運命を左右する大きなう
ねりとなっていく。
様々な人々の思惑と願いが交錯する、カルチャーショック・ファンタジー。
最初はハーレクインを目指して書き始めたはずが、何故か段々陰謀混じりの歴史ドラマになっていく、中近東風味の設定構築系ファンタジー。
恋愛成分は少な目。むしろ恩讐渦巻く人間ドラマが中心。陰謀あり、政治劇あり、ビルドゥングスロマン的剣術話ありの混濁系架空歴史小説とも言えます。
第二部第五章まで読めば、大体の雰囲気は掴めるかと思います。
執筆時間があまり取れない生活をしているため、更新は不定期かつ遅いです。
自サイトから転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 21:23:32
567229文字
会話率:34%
まだ倭国が筑紫朝廷(九州王朝)によって支配され、大和王朝は九州王朝の分家であった頃の話。大和の大王である額田部女王(推古天皇)の崩御をきっかけに大和王朝を巡る様々な矛盾が噴出する。
飢饉で民が苦しむ中で権力闘争に明け暮れる大和の群臣を見た
一人の少年・中臣鎌足(藤原鎌足)は、父から教わった『六韜』を基に謀略によって私利私欲を追求する群臣を排除した上で、大和王朝の初代大王・磐余彦(神武天皇)が述べたという「八紘為宇」の理想国家を樹立することを誓う。
推古天皇崩御から天智天皇までの時代を独自の仮説を導入しつつ描く。
※九州王朝説、多元王朝説を設定に用いています。
※十二年後差説を使用しているので編年が通説と異なります。
※なるべく史料に忠実にはしていますがこの作品はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 21:14:18
22895文字
会話率:63%
目覚めた男の最初の記憶は、木の葉から漏れる『二つの』太陽の光だった。無骨な大剣を背負って森の中をさまよう男は、同じように死の瀬戸際をさまよっていた少女モーントを助け、彼女にある事を頼まれる。
一方中央国【ロドニア】では、年々強くなる諸外国
の圧力から王族を巻き込んだ権力闘争が始まり、一部の貴族達は既に反旗を翻していた。その中で、王属騎士団のひとつ『パラディン』の副団長シーラは、ある村から取り立てられた騎士アイーダと、教会推薦を受けた騎士サラを伴いアイーダの故郷、【ウィルー】へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 22:16:06
13198文字
会話率:42%