テーブルの向こう側に座る相手は、いつだって穏やかな表情で笑っている。
そしていつも、涼やかな声色で、実に楽しそうに此方側へと語りかけてくる。
その会話は常に一方的。返事なんてものは求めない。
それでも相手は、それを特に気にする様子は一切無い
。
だからこそ、余計にこう思ってしまうのだろう。
ただでさえ嫌いだったあの人。
今は以前よりも、もっと、ずっと「大嫌い」だ……と……。
※カクヨムにも同内容のモノを掲載しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-05-28 12:00:00
5233文字
会話率:31%
病気を苦に自殺した主人公・芦月依澄(あしづき いずみ)は、異世界で竜に生まれ変わってしまった。
わけが分からないまま、竜生を謳歌しようと思っていたのに、密猟者に捕まってしまう。
屋敷の地下に幽閉されておよそ百年が経った頃、依澄の元に小さな
少年がやってきた。彼は竜のことが好きなようで、本で見た竜の知識を楽しそうに依澄に話していた。少年が地下に来たのは、その時だけだった。
それから十数年が経ったある日、屋敷が大きな音を立てて崩れ始めた。土煙があがる中、瓦礫の上に立っていたのは、大きくなった少年だった――。
「ドラゴンさん、迎えに来たよ」
※主人公(竜)が人間に変身することはありません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 18:03:30
7241文字
会話率:33%
どこにでもいる大学生の主人公は学校で片思いの女の子に告白をした。しかし、その答えは「ごめんなさい、他に気になっている人がいるので」失意のまま主人公は帰り道をぼうっと歩いていると、目の前に先ほど振られた女の子が知らない男と仲が良さそうに帰って
いる。すると、突然曲がり角からトラックが飛び出して急に飛び出してきた。2人は余程仲がいいのかとても楽しそうに話をしている。一瞬魔が差して恐ろしいことを考えてしまったが、身体は勝手に動いていた「危ない!!」
そして気がつくと知らない土地にいた。どうやらこの世界は異世界らしい。魔術や武術が存在し、モンスターが当たり前のように存在する世界。特にサバイバル知識も武術の知識もないただの大学生が送る異世界成り上がり王道ファンタジー。
その後ヒロインと出逢いながら武術や魔術を極め、さまざまな敵を倒し、最終的には最強になってしまう。
この話は筆者が書いてみたかった主人公最強ものです。
更新頻度は土日のいずれか週一回投稿を考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 12:26:00
3711文字
会話率:63%
霧の都のマギ
という乙女ゲームがあった。
19世紀ロンドンをモデルにした、ロンディニウムを舞台に主人公であるシャーロットが様々な怪事件を解決するという内容のADV。
そんな世界の悪役令嬢、ソフィア・ロングフェローに転生してしまった主人公。
彼女は最初さっさとトンズラしようとしていたが、はたと気付く。気付いてしまった。
これ、本当に世界征服できるんじゃ?
と。
蒸気機関、飛行船、電信、ダイナマイト、ボルトアクションライフル……西部開拓、東方問題、諸国民の春……全てがソフィアの頭の中にはあった。
これは世界征服を目指して暗躍し、自身の利益を最大限に追求し続け、ゲームと歴史の歯車が狂っていく物語。
ーー・ーー
夕陽が差し込む部屋の中、ソフィアは彼女の背景からは考えられないほど酷く簡素な椅子に座りながら言った。
「正直、世界が私の物にならなくたっていいんだ」
シャーロットは彼女に問いかけた「なら、なぜ」と。彼女は楽しそうに笑う。
「それはね――」
カクヨム・ハーメルンにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 21:14:07
162167文字
会話率:44%
有本剛毅は異世界へクラスメート達と一緒に勇者として召喚され十年の時を経て魔王討伐を果たした。
その後、諸々の事情を考慮して女神様の力でクラスメートの記憶を消して召喚前の状況に戻し帰還したのだ。
待望の初登校初日に教室の扉を開くとクラスのイケ
メンと付き合っていたはずの元人気アイドルのギャルが彼氏を振って俺にお弁当を作ってきたと言い大混乱。
それに止まらず友人の許嫁のお嬢様が婚約破棄を告げて俺にいきなりキスしてきたのだ。
クラスの女子はなぜか俺以外の男子に冷たくて最早絶縁状態になってしまったしギャルとお嬢様は甲斐甲斐しく尽くしてくる。
それを楽しそうに見ていたボーイッシュ幼馴染も異世界から俺を追いかけてきた王女の姿を見て豹変して修羅場に……?
「もしかして女神様。クラス女子たちの記憶を……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 12:03:57
20520文字
会話率:34%
「わたし」はある事情があって、辺鄙な田舎町へ越してきた。
隣家の夫婦は、夫があまり家に居つかず、野暮ったいオタク風の妻が男友達を引っ張りこんでは楽しそうに騒いでいる。
「わたし」は隣家の女に強烈な嫌悪感を覚え、その夫を不憫に思うあまり
、彼女の不貞の証拠をさがそうとする。そんな折、彼女の男友達のひとりが不意に職場にあらわれ……。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 12:14:57
11995文字
会話率:44%
ひな
18歳特に目立つことは無い。
101回目の転生をしたらしい
黒髪。背が低く、童顔で子供っぽく見られたくないので髪を染めたいが田舎の私立の学校なのでそこら辺厳しいし、そこまでの勇気がそもそもない。
勉強はほどほどに出来る。乙女ゲームが好
き。推しのお葬式は地雷。帰宅部
ゆづるくん
ひなの幼なじみ。帰宅部なので一緒に下校している。バトロワ系のゲームが好きだがとても下手
それは本人は気にしておらずクリア出来たゲームは無いがよく楽しそうにプレイしている
ヒロインは転生していることを伝えていない。
18歳の誕生日、気付くと101回目の転生をしたらしいというメモを握りしめていたひな
【転生してまたパンケーキを食べたい】
という意味のわからない文章に従いパンケーキを食べてみるが普通に美味しいだけ。
寝ぼけていただけだろうと忘れることにしたが、
幼なじみのゆづると2ヶ月後にオープンするカフェで一緒にパンケーキを食べようと約束することになり…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 13:42:33
705文字
会話率:8%
森の奥にある屋敷に住んでいる少女リーネはある日、門の前で倒れている男を拾う。名前のわからない男にジークと名付け客人として扱い、楽しそうに屋敷の案内をするリーネ。一緒に過ごすうちにジークに理想を投影し始めるリーネだったが、ジークの持っていたペ
ンダントの中身を見てしまい動揺を露わにする。ジークへの思いを諦めることが出来ず依存していくリーネだったが、次第にジークが思い通りにならないことに苛立ちと不安が募らせてた。そんなとき、一人の女性ロゼッタが訪ねてくる。リーネとロゼッタは互いの約束のために争い、そして――結ばれていた二人が別たれるときがやってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 10:25:21
8742文字
会話率:39%
三河麻奈は神﨑中学校に通う中学二年生。同じ学校に通う、勉強もスポーツも優秀な日高春也に片思い中。親友二人に見守られながら、春也と口ケンカする毎日。
バレンタインの季節に入ったある日、母親に頼まれた買い物の帰りで、春也が女子と楽しそうに歩い
ている姿を目撃。その女子は学校一の美少女、紫藤鈴蘭だとわかり……。
ツンデレ少女と短気な少年の恋物語。
月に一回か二回更新予定でしたが、今は不定期更新となっています。完結のため、こちらの更新優先で執筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 22:32:05
120194文字
会話率:37%
天使たちはそれぞれ自由に飛び続けていた。
彼らは本当に楽しそうに飛んでいた。
そんな中に1人、赤く血のように染った翼を持った天使がいたのだった。
最終更新:2023-02-26 13:43:49
1492文字
会話率:9%
たくさん食べて、たくさん遊んだあの子は健康で たくさん笑って、たくさん泣いたあの子はイケメンで、楽しそうにしゃべっていたあの子の声は、凛と美しくて、奇麗だった 桜の花びらが舞い込むオフィスで、僕はふと、昔の事を思い出す。
最終更新:2023-02-23 18:07:23
690文字
会話率:6%
ジョンが生まれてから、ニコラスは暇さえあればジョンに会いに来るようになった。
楽しそうにベビーベットを覗き込んでいたニコラスは、ふとセーラの方を向いた。
「セーラ。オイラのお嫁さんになってくれないかな?」
突然の申し出にセーラは驚くが……
。
「ジョンの誕生」のその後の話。
少々甘めなほのぼの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 23:26:25
21299文字
会話率:29%
ミルルの夫ハルジオ(通称ハルさん)は魔法省職員時代の元先輩だ。
とある魔法事件を追っている時にハルジオの判断ミスでミルルは一生消えない傷を負ってしまった。
その責任を取る形で、ハルジオはミルルを妻に迎えたのだ。
可哀想なハルさん、無理やり
責任を取らされ、わたしなんかを押し付けられて。
可哀想なハルさん、ホントは心から愛している人がいたのに。
でもハルさんは本当に優しい人で、夫としての務めを懸命に果たしてくれている。
嫌な顔ひとつせずに、いつも楽しそうに笑顔で。
ハルさんは本当にいい人だ。
だからわたしは考えた。ちゃんと責任を取ったハルさんを自由にしてあげようと。
本当に好きな人と人生をやり直せるように………
慢性誤字脱字病患者が執筆しているお話です。
従って誤字脱字が多く見られ、ご自身で脳内変換して頂く必要がございます。予めご了承下さいませ。
作中に傷跡や怪我による後遺症について触れる場面があります。地雷の方はご自衛のほどよろしくお願い申し上げます。
完全ご都合主義。ノーリアリティ、ノークオリティなお話となります。
菩薩の如く広いお心でお読みくださいませ。
アルファポリスさんにも投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 07:00:00
59369文字
会話率:25%
友人に彼女ができたことは喜ばしいことではあると思う。
しかしながら同時に、以前よりも付き合いが悪くなったあいつを見て俺はあることを思っていた。
「彼女が欲しい!」
楽しそうにしているあいつが、俺は羨ましかったのだ。
だから誰もいない見晴
らしのいい丘で、そんなことを叫んでしまった。
それは本来であれば、誰にも聞かれることがない願望であった。しかしそれを一人の女性が聞いていたのである。
「それなら、私が君の彼女になってあげようか?」
「……え?」
俺の嘆きを聞いていたのは、黒宮夜空先輩だった。
学校一の美少女といわれて生徒会長でもある彼女は、俺の言葉に対して驚くべき返答をしてきたのである。
こうして俺は、意外な形で望みを叶えられることになった。彼女が欲しいと叫んだら、何故か学校一の美少女と付き合うことになったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 20:01:03
32715文字
会話率:59%
『ほら、ご覧なさって。あそこにいるのが噂の公爵令嬢ですわよ』
『噂通りのかたで、悪役令嬢という感じですわね』
公爵令嬢であるハナミア・マーズのほうを見ながら、楽しそうに囀っている令嬢達。
悪役令嬢??どうして私が……
ハナミアは幼い
頃から病弱で、静養のためにずっと領地で過ごしていた。つまり公爵家の駒として役に立たないから、両親から放置されていたのだ。
――あっ、でもグレたりはしていませんよ。自分でも言うのもなんですが、田舎で真っ直ぐに育ちましたから。
病弱ゆえに社交界に出るのも今回が初めて。だから悪役令嬢になる機会もなかったはずなのに、なぜか悪役になっているハナミア。
立派な両親と優秀な弟妹達はハナミアを庇うことはない。
家族のこういう態度には慣れているので、全然平気である。
ただ平凡で、病弱で、時々吐血することがあるハナミアには、悪役令嬢は少しだけ荷が重い。
――なんか天に召される気がするわ……
なのでこっそりと逃げようと思います!
これは自称平凡な公爵令嬢が自分の身の丈(病弱?)に合わせて、生きようと奮闘するお話です。
もちろん周囲はそんな彼女を放ってはおきません。なぜなら平凡は自称ですから…。
⚠ヒーローは優しいだけじゃありません、一癖も二癖もあります。
⚠主人公は病弱を通り越し死にかけることもありますが、本人は明るく元気ですのでご安心?を。
※この作品はアルファポリスにて先行投稿しており。
※設定はゆるいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 14:38:53
153140文字
会話率:26%
パンダのランちゃんは、みーちゃんとお買い物に行きました。お買い物の時に、お母さんが、『ピッ』とタッチするのを見て、みーちゃんも『ピッ』とタッチしようとします。みーちゃんが楽しそうにやっているのを見て、ランちゃんもやってみるのですが……
最終更新:2022-12-16 12:37:27
7966文字
会話率:39%
夕方4時ごろ、小学生たちが学校から帰っている。
話をしながら、楽しそうに帰っている。
そんな姿を見ながら、僕は思った...
最終更新:2022-12-02 22:57:38
1259文字
会話率:0%
主人公の幼馴染みの武見冴子は何もかも完璧な優等生。そんな武見に主人公は小さい頃から何においても勝つことができずにいた。
いつか絶対に武見に勝つ。そのために必死に努力をしても全て武見の方が上。
悔しがっている主人公を見て武見は一人で楽しそうに
笑っていた。
主人公が性格の悪い幼馴染みにわからせられる話です。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 11:14:20
6541文字
会話率:61%
『正しい殺し屋の育て方』のスピンオフです。
最強の殺し屋『銀狼』。
ハロウィンも彼は仕事に励む。
街を仮装した子供たちが楽しそうに闊歩する。
仕事を終えた彼が家路につくと、そこで待っていたのは……。
最終更新:2022-10-31 21:32:06
1145文字
会話率:51%
くだらない話でも楽しそうに聞いてくれる君へ向けたお話。
最終更新:2021-09-03 22:37:32
834文字
会話率:0%
私はヒト型アンドロイド。
製造コード : I ー NOLY113N
人間女性の姿に擬装しており、世話を任されているぼっちゃまから「イノリ・イーサン」と呼ばれている個体。
最近のぼっちゃまのブームは釣り。
専門外なので判別はできな
いモノが多いものの、食べられないことだけは分かるナニかを釣っては放してを繰り返すぼっちゃま。
何が楽しいのか、ぼっちゃまは今日もまた釣り糸を垂らす。
それはそれは楽しそうに。
※こちら、ひだまりのねこ さん主催の「つれないメイド企画』の参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 20:00:00
3944文字
会話率:12%