帰りの電車で元同級生の男の子と偶然出会った。
私が怖がった蜘蛛をためらいなく踏みつぶし、駅からの道も私と一緒。
ちょっとした思い出話もしたりして――。
子どもの鮮烈な記憶は、後まで尾を引く。
最終更新:2017-06-08 21:07:54
5759文字
会話率:55%
アニメの影響でギターを始めたが、上手く弾けず、ギターを押入れにIN!した人は多いのではないでしょうか。
そんな主人公が、数年後にまたギターを始める、日常系ギターコメディ物語です。
最終更新:2017-05-13 09:00:00
2391文字
会話率:0%
世の中のつまらなさに不満を持っていた鴨野香澄は、ある日、自宅の押入れに異世界の古書館へ繋がる扉を見つける。
その古書館、オルタナ古書館で元素を操る異能力を身に付けた香澄は、古書館の司書と、古書館を巡る争いに巻き込まれていく。
最終更新:2017-04-26 23:09:23
5767文字
会話率:40%
住み始めてから1年経つアパートで、
最近気になることがある。
ぱきっとかギシッて鳴るあの音は、何?
最終更新:2017-03-15 11:40:58
1026文字
会話率:0%
蛇を溺愛する白井牙已(シライ カイ)はある日押入り強盗に刺されてそのまま命を絶ってしまう。そこで彼女の愛を受けた蛇たちは、彼らの神に懇願し蛇が神として治める国での第二の人生を、と願う。
目覚めるとそこは謎の場所謎の立場、落とし子ってなんです
か?魔法のある世界で魔法の使えない神の遣い認定された牙已の運命や如何に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 23:25:48
27956文字
会話率:71%
両親が事故で他界した幼き頃の孝行は父親方の柊崎家に引き取られた。
孝行の父方の祖母に当たる和子は厳しくも優しい人であった。
突如両親を亡くした孝行は最初こそ祖母に苦手意識を持っていたが、歳を重ねるにつれて祖母に懐くようになった。
そんな祖母
に育てられすくすくと成長した孝行は高校卒業後、美容専門学校に入り、美容師となった。
美容師となって数年、孝行は自身の才能もあって美容師として一人前に成長した。
そんな折、仕事から帰宅すると祖母が倒れていた。
慌てて救急車を呼ぶも時すでに遅し。
今朝仕事に行く時見送ってくれたのを最後に元気だった祖母は亡くなってしまった。
柊崎家は元々地主の家柄。
家の敷地は結構広く、多額の遺産も残してくれた。
しかし唯一の心残りとしては、祖母に自分は何も返せなかったことだ。
祖母の遺品を整理している際、押入れの床面に隠し扉があった。
隠し扉である床板を外すとそこには階段があった。
家に地下があったことに驚きつつも地下室に降りることにした。
どうやら地下室は戦前個人宅の防空壕の役割を果たしていたようだが、戦後は食料庫の役目も果たしていたらしい。
地下室にはこれといって何もなかったが、祠のようなものがあっただけ。
祖母の部屋から入った地下室だが、地下室にはもう一つの道があった。
家の立地から考えるとおそらく台所の方に行く道があり、孝行は歩を進める。
階段を上り天井面、台所の床板を外して出た先。
そこには若かりし頃の祖母の姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 20:06:01
17727文字
会話率:16%
それは――、押入れの中から転がり出てきた。
生前祖母が執着していた日本人形。
それを見つけた日から、何かが狂い始めた。
最終更新:2016-07-23 21:38:12
26084文字
会話率:15%
もう、我慢の限界だと思った。
影井のやつに、頭から熱いお茶を浴びせられたのだ。
たび重なる無礼、この屈辱。
親にわからないように、着替えに帰った。
そして、隠してあったおじいちゃんの拳銃を持ち出した。
ずいぶん、むかし、お父さんに見せてもら
った。
どこかに隠してあるにちがいない、
家族が出払った日にさがしたのだ。
押入れの中の床をはがした下の金庫に
油紙に包まれて、あったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 09:56:41
564文字
会話率:4%
重複投稿 四作品目
2008年に別サイトへ投稿した短編作品。
何(なん)等(ら)かの悪戯をした主人公が、両親に お仕置きをされたまま、放置されちゃった。
どうなったと思う?? ────という話。
最終更新:2016-04-04 23:34:52
774文字
会話率:0%
久しぶりに帰ってきた実家の押入れで見つけた、一つの紅瑠璃色の像。それが一体何なのか、私が思い出したときに耳に入ったのは、私がかつて通っていた思い出の幼稚園が取り壊されるという報せだった。
最終更新:2016-02-07 00:25:25
7306文字
会話率:49%
小学校を卒業したばかりの「僕」は、引越し先の新しい家で謎の鍵を見つけてしまった。
そして2歳年下の弟「ユウタ」の部屋の押入れには、謎の扉。
持っていた鍵を差し込むとカチリと開く。
僕らは、押入れの奥へと足を踏み入れる…
最終更新:2016-01-23 05:53:13
12883文字
会話率:28%
小説を書き続けて数十年。私も60歳後半になった。そろそろ身のまわりの整理をしようと思い、押入れを開けた。
そこから出てきたのは、一通の手紙だった。40年たっても忘れられない、心の底から愛した、ただ一人の彼女からの手紙。
最終更新:2016-01-13 18:05:49
2215文字
会話率:25%
2001年11月6日から「MIDUKI'S ROOM」にて掲載されていた作品です。
最終更新:2015-12-15 18:11:37
2407文字
会話率:46%
三日前からクラスメートに無視され始めた。一昨日はゴミ箱に上靴を捨てられた。昨日はそれに加えて筆箱も捨てられた。今日は弁当も捨てられた。明日は何をされるんだろうと思うと学校に行くのが嫌で嫌で仕方がない。……もう我慢できない。押入れの本にあった
魔法陣で悪魔を召喚しよう。召喚した悪魔にあいつらを全員殺してもらおう。できなかったら僕はイジメのことを全て書いて自殺するつもりだ。だからどうかーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-25 23:50:15
3212文字
会話率:17%
私は、幽霊に会いたかっただけです。
家の中の、居そうな場所は、全て探しました。
トイレ、押入れ、鏡、お風呂場、部屋の隅、台所、和室…
あんなに探したのに。
どうやら、私の家に幽霊は、いないようです。
近所を探しました…
最終更新:2015-08-24 13:22:07
2329文字
会話率:15%
ボロアパートの押入れの中には、アイツが棲んでいる。気まぐれで、我儘で、寂しがり屋のアイツが――
最終更新:2015-08-19 14:13:10
8409文字
会話率:44%
1990年夏、ペレストロイカの嵐吹き荒れる旧ソビエト連邦(ロシア)ツアーの体験談。
某旅行社の旅行記賞に勢いで原稿用紙50枚(いっぱいで2万文字)という規定ギリギリで締め切り間際に応募し、選外佳作という非常に微妙な栄誉を得た、今考えると私
の「書くこと」に目を向けるきっかけとなった紀行文です。
急に原稿が押入れから出てきましたで、ここにご紹介を。
少しだけ部分的に書き直したり、ぼかしたりした箇所もありますが、当時のロシアの雰囲気を感じていただければ幸いです。
2015.08.23追記
ラスト近くにある謎の缶詰「ククマリヤ」について、こちらのブログ記事がたいへん参考になりました。
『めるのロシア日記 調子悪くてあたりまえ』
http://www.rosianotomo.com/diary-meru/new.html
『2004年7月4日(日) ククマリヤ』
http://www.rosianotomo.com/diary-meru/200407.html
紹介を快諾して下さっためるさん、本当にありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 06:43:20
14013文字
会話率:23%
男は自分の楽園を作り出した。地下深くに作られた基地。
そしてそれを狙う謎の組織があった……。
最終更新:2015-05-14 19:31:48
2630文字
会話率:4%
吾輩は主婦である。
旦那様と吾輩の間にまだ子供はいない。
現在、我が家にいるのは、小鳩のようにかわいい旦那様と、吾輩と、冬の魔物のみである。
冬の魔物は、旦那様が雪が降る季節になると、いそいそと押入れから出してくる。
そんな冬のある日の一日
。
よくある設定、よくあるお話。オコジョがかわいすぎて勢いで書いた。製作時間一時間のクオリティなので、ラストはきっと予想通り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 22:59:43
4565文字
会話率:15%
平安時代、 平民だが自由奔放な振る舞いをする破魔 夜業という青年と町一番の名家の一人娘・不知火 御紅という少女がいた。ある満月の夜に夜業は不知火家の塀の上で月を眺めており、そこから誤って敷地内へと転落した。そこに現れたのが御紅であった。彼女
は名家の一人娘、そのため父親以外の男を見るのは初めてだった。その満月の夜以来、二人は不知火家に秘密で度々会うようになっていった。そして二年が経ったある日、夜業が御紅に結婚を申し込む。御紅は内心ではすぐにでもそうしたいが平民と貴族という関係性が枷となり断ってしまった。しかし夜業は御紅が本心でしたいと思うのなら明日もいつも通り待っていて欲しい、と言い残して去っていってしまった。翌日、そこに御紅の姿は無かった。夜業が町へ去ろうとした時、御紅が叫ぶように声をかけてきた。そしてその夜、二人は駆け落ちした。追っ手を振り切り町の外の川に辿り着き、そこで御紅は外の世界の美しさを知る。二人はそこが鬼の出る地域だと知らずに進んだ。歩き続ける二人に強烈な雷雨が降り注ぎ始め、雨を凌ぐため一軒の蔵に御紅を押入れた。その蔵に鬼が現れ御紅を襲った。外の夜業は悪寒としてそれを感じ蔵の中へ入る。そこには鮮血の海に倒れ臥す御紅と鬼が佇んでいた。夜業は恐怖で動かぬ身体に鞭打って鬼と対峙する。しかし一瞬にして左腕を千切られ、窮地に立たされる。夜業は今までの記憶を探り、鬼への打開策が御紅の簪ということに気が付いた。それはもともと破魔矢であり、夜業はそれを鬼の心臓に突き立てることで鬼を退治することに成功した。そして左腕だけで御紅を抱えた夜業は蔵を出てすぐに倒れてしまう。夜業が目を覚ましたのは不知火家の屋敷の中であった。そこで御紅が一命を取り留めたことを知り、御紅の父・御影と母・紅亞と対話し、御紅を一生守っていくことを誓う。数日後、夜業と御紅は結婚してその後も一生互いを愛し続けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-07 22:00:00
9667文字
会話率:40%