男爵の娘ヘルトルーデは、昼は猫化し、夜は人に戻るという呪いを異母妹に掛けられた。
王太子ローデヴェイクは、昼は人に戻り、夜は銀狼に獣化する呪いを第二王子に掛けられている。
人の姿で触れ合えない二人は、暗い夜の森の中で出会い、共に解呪方
法を探る旅をする事になった。
「(お互いが人として触れるかぁ。それはダンスにでも誘ってくれるという事? あ、でも王太子殿下の相手として男爵の娘はないか。役不足だよね。なんといっても貴族枠底辺だし、私)」
「うん?」
「(身分でいえば、ヴィリーの方が断然近い気がするしなぁ)」
「どうしてそうなるの」
そんな二人の旅に、嘗ての魔王であった子供三人が加わる。
「……今の会話は何かな?」
「(え? ローデヴェイクの料理が美味しいっていう会話だったと思うけど)」
「そうではなくて」
「パパママとは何だと、こやつは聞いているのだ」
旅の仲間が五人となり、目的地は決まる。
『モブは大人しく消え去るべし。今後の為の実験台になって貰うわよ? モブでしかないヘルトルーデ姉様』
ヘルトルーデとローデヴェイク、嘗ての魔王たちの、解呪の旅と魔法と恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 21:36:02
150070文字
会話率:41%
ちいちゃんは、パパもママも寝ている夜中の二時に目が覚めてしまいます。
暗い廊下で出会った友達のいないオバケと二人でプリンを食べました。
しかし、オバケの不思議な力でリビングがめちゃめちゃになってさあ大変。パパとママに怒られちゃう!
最終更新:2019-11-23 04:06:46
2212文字
会話率:40%
重複投稿 四作品目
2008年に別サイトへ投稿した短編作品。
何(なん)等(ら)かの悪戯をした主人公が、両親に お仕置きをされたまま、放置されちゃった。
どうなったと思う?? ────という話。
最終更新:2016-04-04 23:34:52
774文字
会話率:0%
トップモデルの母、優しくて頼もしい父―――――。
優しいボーイフレンドとの初恋。
少女さくらは何不自由なく育ち、幸せに暮らしていた。
だが、彼女はいつも暗い予感を抱いて生きている。
いつか、とても恐ろしいことがわたしたちを襲うのではないか
と……。
そしてある日、彼女の愛してやまない父が事故で死んでしまう。
その死によって、さくらの家族はゆっくりと崩壊していく。
やがて、彼女は伯母の家に預けられることになったが……。
~薄幸の少女に降りかかる過酷な運命。
彼女が強い女性となっていく成長を描くダーク・ファンタジー&ロマンスです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-14 09:45:07
13607文字
会話率:24%