主人公シェリーは特異な魔力。触媒魔力を有していた。触媒魔力とは他人の魔力と反応させることで魔力量が格段に増え、魔法の威力も格段に上がる魔力のことで、その触媒魔力を用いて街に現れる怪物と戦う日々。
しかし、ある日、また新たな特異な魔力を持つ少
女と衝撃的な出会いをし、シェリーの運命は大きく変わっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 22:24:29
15976文字
会話率:27%
私、有沢礼香(ありさわ れいか)は誰もが魔法を使えるこの世界で、唯一ろくに扱うことができない『半端者』だった。
どれだけ練習しても常人の半分も扱えず、魔法学校の友達や先生、さらには両親までもが私に失望し離れていった。
そんな私の傍を離れ
ない物好きな変人がいた。幼馴染の飯島達輝(いいじま たつき)だ。退屈で私に必要のない授業をサボりがちだったある日、転校生がやってきた。
転校生の名前は百合園叶実(ゆりぞの かなみ)。彼女も私と同じ『半端者』だった。
『半端者』をどうにかするべく、補講が行われた。そんな折、不思議な夢を見た。こことは違うどこかの世界で、圧倒的な威力の魔法を放つ女性。魔法を使えて見た目も全く違うのに、なぜか夢の中の女性が自分だと、そう思えた――。
「今世こそ、幸せにする。これからも傍にいてほしい」
※連載ですが、総文字数24000字弱で全11話です
※3/17から3/27まで毎日投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 18:18:21
22675文字
会話率:57%
レベル、魔力、魔法威力について数値的な根拠も含めた関連性をまとめたので、備忘録的なメモ、雑記として残した。
本人のレベルは99,魔力300万の上級魔法師である。
メモの内容としては、例えば中級魔法師が使える上限の魔法である、魔力1000の火
魔法を使うと418KJの熱量が発生し、1トン級のモンスターの全身を100℃に上げることが可能といったものである。
本人は火・氷・土・雷魔法に習熟しているので主にその点記述する。知られている残りの風・光魔法について不得意のため記述少な目となっている。後進の魔法使いの魔法習熟・場面に応じた適切な魔法使用について参考になれば幸いと思い以下残す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 15:28:28
8598文字
会話率:0%
「魔王を退治してもらうために異世界に転生してもらうよー!」
そんな軽い一言で異世界転生させられることになったシステムエンジニアの弓弦美雪。
「要件は魔王退治ですね、了解しました。それでは、要件の詳細化から始めましょう。」
つい現世での
業務口調で答えてしまった私。仕方ないじゃない!
急に「死にました、異世界で魔王退治してね」って言われても混乱するでしょ!!
ステータス?魔法?スキル?装備?何それ?
魔法が飛び交う異世界で生き抜くための技?どういうこと!教えなさい、創造神!
「この世界は魔法が大事よ!魔法世界だからね!」
異世界では魔法が大事、ふむふむ。
「というわけで、転生特典で好きな魔法を使えるようにしてあげるよ~!美雪ちゃんは火魔法とかどう?火がボーッで見た目は派手だし、威力は高いしオススメよ~!」
「火がボーッ?何もないところから火が出るのですか?申し訳ございません。魔法と曖昧な表現で、異世界の原理を説明されても理解ができません。火が出る、ということは熱エネルギーを操作すると推測しますが、失われた熱エネルギーの低下による温度低下はどうなるのでしょうか。異世界を理解するための一環としてご教授いただけますでしょうか。」
なんで創造神は苦虫を噛み潰したような顔してるの?
詳細化は大事よ?魔法飛び交う異世界に転生とか曖昧この上ないんだから!
計画段階での認識乖離っていうのは、実現段階で取り戻すには大きなコストと時間を要するんだから!
魔王退治は要件定義から!分かった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 22:15:12
1199431文字
会話率:45%
例えば、ミミズなどは、心臓もありませんし、脳もありません、進化動物は、進化の過程で腸から心臓が生まれます、そして脳も腸から誕生します、例えば、人間が120歳まで腸が元気でいられられたとすると、120歳まで心臓も脳も元気でいる事ができます。腸
は全ての命の要なのです。
そして、その腸の善玉菌の働きで花粉症が治ってしまう事になるのです。
昔の話では、人間には大きなバケツがあり、そのバケツが満杯になれば、花粉症を発生してしまうと言う事です、しかし、最近の研究では全く違います、花粉症を発生した人が花粉症が治ってしまう事があるからです、説明がつきません、結論は、免疫が出来るからなのです。
勿論、免疫と言えば、腸の働きが重要となります、その腸の善玉菌が効果的に発揮するのが、野菜などの含まれる食物繊維なのです、これが抜群な威力を発揮するのです。
私、佐々木一郎は、50年来の強度な花粉症です、ある日、便が溜まった時に朝クシャミが止まらないのです、しかしトイレに行ってスッキリすると随分楽になるからです、その時に一郎は確信しました、花粉症を発生する原因は腸にあるのではないかと言う事なのです。
勿論、花粉症を治すには、野菜などに含まれる食物繊維を分解した時に発生する善玉菌だという事です、そして、一郎の予想通り、滅茶滅茶凄い結果になったのです。
朝食は、炭水化物を含む食べ物を摂取しても大丈夫です、しかし、昼食と夕食は炭水化物は禁物です、その原因は、炭水化物を分解して時に発生する悪玉菌がクシャミや目のかゆみを発生するからです、昼食は野菜サラダがお勧めです、そして、夕食は野菜炒めが良いでしょう。
野菜、食物繊維は多ければ多い程、効果があります、でも、脂肪分の多い、肉や魚や貝類は食べても大丈夫です、一郎は別意味での悪玉菌が多い肉は食べません、刺身のブロックなどを買います。
一番大切なのは、昼食と夕食は炭水化物は、0です必ず守ってください。
そして、効果を感じて頂いた方は、ぜひインターネットなどで発信して頂きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 20:01:09
1061文字
会話率:0%
その人型兵器は戦場を一変させた。
まだ四体しか実戦配備出来てないが、その威力は絶大である。が、レイリアは相手の弾丸を喰らってしまう。キレた彼女はリミッターを外して戦闘は終息した。基地に帰ると整備のヤマニに叱られる。
そんな彼女をトリシ
ャ、クリスが更衣室で待っていた。カズたちは食事にしようと食堂に行くがレイリアの、クリスはカズの事好きなのかという一言に彼は自分に対してキレてしまうがクリスが収めた。
数日後、トリシャは考え事をしていた。それに気を取られ、狙撃のタイミングを逃してしまうが、敵の挟撃に気が付く。戦闘のあと、死亡者が出たのはトリシャのせいと突っかかる兵士に戦車隊の隊長が割って入る。その後司令部に行き、事の顛末を話したのちカズは捕虜の尋問を行い、レイドライバーの存在等が漏れている事が判明する……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 18:00:00
80108文字
会話率:43%
伯爵令嬢セレーナはイタズラが大好きな困った令嬢。
特に標的にされるのは幼馴染で肥満気味の伯爵令息カールだった。
ある日セレーナは小説で読んだ“毒手”という武術が「イタズラに使える」と思い、自分の右手を毒手にしてしまう。
しかし毒の威力が強
すぎて、まともな日常生活を送れなくなってしまう。
名医にすら見放された彼女の前に、救世主は現れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 16:35:11
5684文字
会話率:47%
もうだめだ。死んでしまう。
月見 球太郎ことタマは、一年学んでも冒険者養成学校にてランクの上がらない、底辺バッファーだった。
一発逆転を狙い高ランクダンジョンに向かったものの、仲間には先に逃げられ、孤立状態でピンチとなってしまう。
しかしそこへ助けに駆け付けたのは、世界的にも名を馳せた元・アスリート女子冒険者、カルマだった。
太陽のように笑い、圧倒的な強さで窮地を脱する元気女子カルマ。
しかし彼女を見た瞬間、タマの中でスキルが変化。
ステータスには見たことも無い、『ボール出し』なるスキルが表示されていた。
試してみるとそれは、超高威力の魔法球を発生させられる、初めて見る魔法スキルだった。
「しかもA+++ランクって何!?」
「じゃあきみは、このパーティの『ボール出し係』だね!」
「パーティの『ボール出し係』って何!?!?!?!?!?」
強力な魔法球をセットアップ!
敵へ打ち放つは元一級アスリートの女子たち!
果たしてタマは。
ボール出し係として、無事冒険者になることが出来るのか!
球技女子 × 現代ダンジョン × 魔法バトルファンタジー、堂々開幕!!
☆こんなやつらが登場します
〇タマ(18)
主人公。底辺バッファーだったが、突如謎の能力「ボール出し」に目覚める。
振り回されることが多いが、主義主張が弱いわけではない。
服のセンスが微妙。
〇カルマ(19)
ヒロイン兼ヒーロー。元女子サッカー界のスター選手で、日本代表に飛び級していたほどの実力を持つ。
小柄だが身体能力が抜群で、超速スピードと蹴り技で、今日もダンジョンを踏破する。
尽くすタイプ(本人談)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 08:11:58
128241文字
会話率:42%
この世界には【ステータス】【レベル】【魔法】【スキル】という概念が存在する。
【ステータス】…自身が強く念じることで自分の身体能力、精神力、その他の能力を目に見えるように数値化することができる。
【レベル】…レベルが上がると各ステータスが上
昇、新たな魔法やスキルを習得することができる。モンスターの討伐、様々な経験によりレベルは上がる。
【魔法】……攻撃魔法や回復魔法、支援魔法など様々な種類の魔法が存在する。またその効力や威力は発動者のステータスによって異なる。
【スキル】…攻撃スキルや支援スキル、職人スキル、特殊スキルなどスキルの数は数えきれないほど存在し、レベルアップや教養、修練、実戦により獲得可能。
主人公、天野春(アマノシュン)は18歳の春、1人の女の子を助けるために命を落としてしまう。次に目が覚めた場所はどこまでも広がる大空だった。そこで出会う天使に導かれ天野春は魔王を倒すため異世界へ転生をすることとなる。天使によって授けられたのは前世の記憶のみ、アニメや漫画の主人公のような最強能力の1つもない青年は己の力と仲間との絆でこの世界を駆け抜ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 08:00:00
137513文字
会話率:52%
「ラルド、あの剣を抜けなかった者に用はない。君にはすぐにパーティから立ち去ってもらう」
「その通りだとも! 雑魚は消えろ、あとは俺に任せるんだな! ヒャッハァ!」
伝説の剣と呼ばれるスキルが内包された剣が存在する世界。
ラルドは冒険者
を志し、有名なパーティに見習いとして加入していた。
しかし、ラルドは伝説の剣を抜くことができず、
戦闘においてパーティの足手まといだと追放されてしまったのだった。
ラルドは最後の記念にと近くの遺跡を探索することにするのだが、
なんと、偶然見つけた隠し部屋から、しゃべる剣ガネットと出会い、合成魔術を伝授される。
それは失われた時代の魔術で、伝説の剣を生み出すことができるというものだった。
しかも、有名パーティの訓練を真面目にこなしていたラルドは戦闘能力も一級品だったのだ。
そうして冒険者として活動をし始めた彼は、各地を旅しながら、
破格の威力を誇る自作の剣を生み出し、どんどん有名になっていく。
ついには人類未踏の遺跡に到達したラルドは最高の冒険者の座へと登り詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 14:01:09
146166文字
会話率:31%
ある日突然異世界に転移させられた少女メイは、争いごとが嫌いな心優しく小さくて可愛い小さな女の子だった。そんな彼女にも、異世界で戦わなければならない理由がある。
『ダンジョンをクリアすることで、如何なる願いでも叶います』
どうしても叶えた
い願いがあるメイは、異世界で出会った格好良くて可愛くて勇気があって信頼できて心強い仲間とともに、欲望と陰謀がうずまく狂気の戦いへと身を投じることになる。
「フルヒール!」
「罠発見!」
「ニトロボムの威力を見せてやる!」
果たしてメイは望みを叶えることができるのだろうか。それとも、願いを捨てて大好きな仲間と一生を共に過ごすことを選択するのだろうか。
--------
「おいこら、何勝手にあらすじ書いてるのよ。全然違うから!」
「え~これで良いと思うぞ」
「小さい小さい連呼してくれちゃって、覚悟はできてるんだよね」
「修正おねがいするぞ!」
「あ、逃げんな!まったく、どこが格好良いなのよ、どこが勇気があるなのよ、どこが信頼できるなのよ、このポンコツども!」
これは、メイが異世界で出会ってしまったポンコツ達に振り回されながら、面白おかしい毎日を過ごすだけのお話。
「エクストラヒール(敵)!」「やめろおおおお!」
「罠発見だぞ!ポチッ」「やめろおおおお!」
「ニトロボムの威力を見せてやる!」「やめ……ぎゃああああ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 21:20:35
328319文字
会話率:54%
神の手違いによって異世界へと飛ばされてしまったオタク高校生の主人公。
理不尽な展開のまま気がつけばどこかの森の中。
容赦無く降りかかる災難を乗り越え、ようやく神より与えられたスキルを発見するも、それは一見使い道の無さそうなスキルだった。
そんな中、更なるトラブルに見舞われた最中にこの地味なスキルを思い切って活用してみたところ、そこからスキルは次々と姿を変えチートよろしくの思いがけない展開へと繋がっていく。
これは主人公が悠々とその異世界ライフを満喫しつつダンジョン攻略をし、姫やお嬢や魔王やエルフにチヤホヤされつつ人魔の情勢や異世界間抗争から世界を守るべく仲間を大切にしたりしなかったりする物語。
【一話辺りが2000文字程度の軽い内容となっておりますので是非スマホでお楽しみ下さい】
※9/17 タイトルを大幅に変更しました。
【旧 神の手違いで異世界追放~貰ったスキルがSSS級の威力を発揮したオタクのほのぼのダンジョンライフ~】
※主人公にファッションオタク疑惑が出ておr折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 18:00:00
210307文字
会話率:66%
炎、水、風、土、闇、光、無。いかなる時、場所、場合においてこの七つのヒカリが消えることはない。
炎。世界の誕生とともに生まれた四大属性の一つ、この地に熱を生み出し、明かりで導き、時には生物の調和を図る。
水。炎とともにこの地に生きる生物た
ちを生み出した存在。炎と水は共にバランスを保ち、この世界に生命を誕生させた。
風。枯れ果てた大地のもとに吹き付ける風、その風はまるで命を吹き込むかのように世界に緑を発展させた。炎の力を強め、水の形を作り出し、ほかの属性と常に力を合わせた唯一無二の存在。
土。土があったからこそ他四大属性が力を発揮できたのかもしれない。風と最も良い友好関係ともいえる土、この地を統べるのはただ一つのヒカリだと。
世界の創造主ともいえる四大属性に続き個々の力が発揮される闇、光、無。その七属性のうち最低でも一属性をこの世界の人は持っていた。
「ファイヤーボール」
少年の前をはねる水色の二つの目を持つ球体に向かって火の玉が火花を散らしながら飛んでいく。速度は人ならば簡単によけれる、その程度だったが、火の玉が着弾したと同時、着弾地点から360度均一に広がった風圧がその威力を物語っていた。当然水色の球体はその場から姿を消し、その地には焼け焦げた地面が広がっていた。
「よっしゃー、スライムぐらいなら難なく倒せるようになった」
両腕を掲げ力強くこぶしを天に突き出した少年は目を輝かせながら荒野に広がるモンスターたちを見つめ次なるモンスターへ向かって走り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 18:00:00
72070文字
会話率:40%
魔術師の名家に生まれた11歳の少年リオは落ちこぼれだった。
兄と違い、リオは魔石を作り出す魔術以外を習得できない。
威力偏重主義の魔術社会において、リオの魔石術は歓迎されていなかった。
両親はリオに魔石を作らせてこき使うことを決めた。
「生
まれたからには私達のために金を稼げ。それが恩返しだ」
過酷な日々をおくりながら、リオはいつか認められると信じて働き続けた。
しかしある日、リオは自分が死ぬことを両親が望んでいると知る。
衝撃の事実にショックを受けたリオは家出を決行した。
そして名も知らない辺境の集落に辿りつく。
衛生環境も悪く、ろくに食料もない限界集落にてリオは魔石術を使って人々を救うことを決意する。
水が湧き出る風呂やキッチン、全属性耐性がある家、炎と冷の魔石による冷暖房。
朽ちかけの集落で快適な生活ができるようになり、リオを失った実家は大失態をやらかしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 22:56:31
128560文字
会話率:48%
田舎から出てきた15歳の少女メディは町の治療院で薬師として働いていた。ある日、患者が毒殺されそうになる事件が発生する。
多数の目撃者や証言により、メディが犯人とされてしまった。先輩に当たる治癒師がメディの高評価に嫉妬して陥れたのだ。
「や
っぱり薬なんて危ないわ。治癒魔法こそが安全よ」
今までの功績に免じて、院長はメディを追放処分とした。しかし治癒魔法ではすべての体調不良は癒やせない。
何年も入院していた患者の難病を癒やすなど、メディは治癒師顔負けの実力を発揮していた。
治療院の評判に大きく貢献していたのだが、彼女がいなくなると雲行きが怪しくなる。
一方、メディは新天地で薬屋を開くことにした。万病をも治すという噂が広まり、いつしか客層もおかしなことになっていく。
王国最強と呼ばれた『極剣』の女剣士や破滅的な威力の魔法を放つ『破壊神』と呼ばれたエルフ魔術師と、気がつけば特級戦力が集うようになった。
メディは今日も声を張り上げる。
「お薬、出します!」
やがて治療院は新たな動きを見せるが、やはり傾き始める。
メディの薬屋は辺境を飛び出して名が知られるように――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 21:02:19
226611文字
会話率:52%
ワイトとパルホは双子の兄妹だ。ワイトは男だが絶世の美女にしか見えない。バニースーツを着れば胸はないが、ぷりぷりしたお尻を見ると男たちを熱狂させる威力があった。それ以上に千以上の呪文を熟知する魔法使いでもある。
妹のパルホは体つきは逞しく美
少年に見える。剣の腕は凄まじく剣聖とも呼ばれるほどだ。こちらもバニースーツを着るが、男が来ているように見えるので残念扱いされている。
二人はサマドゾ王国の王族だ。二千年前に神が降り立った神聖な場所で、住み着く魔獣や魔族は世界一強くて有名である。さらにそこを支配する大魔王とも幼少時から知り合いであった。
12歳になった二人はキャコタ王国にある王立学園に入学することになった。キャコタは魔導技術の最新国であり、世界の経済を牛耳る国でもあった。同盟国の王族や貴族は大抵そこの学校に入学し、勉学に励む。
だがワイトは男だが絶世の美女だ。強国の王子様に、気弱な保護欲をそそる少年、さらに犬耳の執事がワイトを取り合うのである。
パルホは女子にもてつつも、そんなワイトを温かく見守っていた。
だがワイトたちの家系には秘密がある。それは世界に魔法を広めた魔女の血筋を持っていた。各国では魔女の血筋を憎むものがおり、逆恨みでワイトたちを抹殺しようともくろむものが後を絶たない。
しかし二人は世界最強の国で英才教育を受けた強者なのだ。並みの相手では歯が立たないのである。
ワイトは男たちの求婚に困惑しながらも楽しく学園生活を送るのであった。時には冒険者として活躍したり、海外に出てテロリストと戦うが、ワイトにとっては日常茶飯事の延長に過ぎないのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 16:39:41
271053文字
会話率:44%
武闘派ギルド『白銀の翼』の鍛冶師マキナ。リーダーのジュダルを始め、メンバーの彼に対する態度、武器の扱いは余りにも酷い物だった。
「常に戦える奴の方が偉いんだよ、武器弄りなんざ雑魚にも出来らぁww」
そんなマキナはある日、
彼の給
料より武器屋で武器を揃えた方が安上がりだという理由で『白銀の翼』を追放されてしまう。
しかしマキナの武器は彼の驚異的なレベルの鍛治スキルで作られた逸品、市販品とはケタ違いの威力と耐久性を持っていたにも関わらず、その力を自分達の実力だと勘違いしていたのだ。
居場所を失ったマキナはひょんなことから年下の幼馴染のアリアと再会する。
「なら私のギルドにきてよ、マー兄!」
それがきっかけでアリアの所属するギルド『虹の蝶』で冒険者を始めるマキナ。
実は彼、強力武器の性能テストの為、上級モンスターが蔓延る危険エリアにも普段から足を運んでいたので本人も引くぐらい強かった。
マキナはマイペースに冒険者生活を謳歌していくだけなのだが、彼の周りには人がよく集まるようになっていく。
そしてマキナ、アリアを含む彼の武器を使用したパーティーは『虹の蝶』内だけでなく、やがて王国中にその名を轟かせる。
反対にマキナを失った『白銀の翼』は今までのようにモンスターを倒せなくなっていた。
市販の武器では彼らの粗暴な扱い方ではすぐに壊れ使いものにならないのだ。
「マキナさんお願いです! 戻って来てください! このジュダル一生のお願いです......!!」
必死の懇願、だがもう遅い。
本当の居場所を見つけたマキナには、彼らにナイフ1本作る気もないのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 12:02:38
235000文字
会話率:48%
幼い時に舞台を観たことで、前世の事を思い出した、ジークリット・マルロー。
彼女は無詠唱魔法を使わず、詠唱魔法しか使えないからと、婚約者から、婚約破棄を告げられる。
だが、ジークリットが唱える詠唱魔法には、通常とは異なる威力を持っていて……
?
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 21:00:00
38139文字
会話率:44%
俺は異世界に転生した。
そして絶望した。
憧れていた魔法の世界には威力至上主義が跋扈し、より強く、より複雑で高度な魔法こそが至上とされ、本来誰もが扱えるようになることを目指すべき低級魔法の研究や普及活動など誰も行ってはいなかった。
結果、
魔法という存在は一部の才能ある人々だけのものとなり、今や魔術師は別の世界の住人。天才か変人か。そう言われて久しかった。
俺は許せなかった。この素晴らしい力が、一部の才能ある者たちに悪戯に貶められている現状に。
そして決意する。
「この世界に知らしめてやろう―。真に優れた力の使い方の何たるかを」
俺は行く。誰もが、当たり前に幸せになる世を求めて。
自称神とやらに与えられた力と己の力で改革を断行する。
---
カクヨムにも連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700427406125605折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 17:09:40
229015文字
会話率:47%
初級冒険者ドルマには特技があった。
それは、巻き込まれたもの全てを昏倒させるくっさいくっさい息、バッドステータスブレス。
かつてモンスターにやられた時に身に着けたこれが、彼の唯一にして最大の技だった。
彼はともに村を出た仲間たちとともに
冒険者となり、依頼でピンチに陥る。
そこで放たれたバッドステータスブレスは、凄まじい威力を発揮する。
モンスターは全滅!
仲間も全滅!
ということで、どうにか生きていた仲間たちから、くさい息は追放ですわーっ!!と追放されてしまう。
失意のドルマは、大騎士を目指す風変わりな少女エリカと出会う。
騎士は強いのでくさい息も我慢できると、エリカはドルマを仲間にする。
新の仲間を得たドルマは、数々の冒険の中、己の力を自覚した。
それは受けた敵の技をラーニングする、伝説の職業青魔道士。
敵が強ければ強いほどドルマも強くなる。
どんな危機でも、エリカの笑顔があれば頑張れる。
今ここに幕開く、ドルマの充実冒険ライフ!
……は、傍からは新たなる英雄の道行にしか見えなかったりするのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 09:13:25
188999文字
会話率:42%
「あなたが死んでしまっては、私の楽しみが減ってしまいます。だから、あなたを私の世界へ転移させようと思います!」
「転移!?」
全魔法属性を使え、世界最大級の魔力量を持ち、頑丈な体を授かって転移。だけど不器用さはそのまま!?
風魔法を
使えば自分が吹っ飛び、雷魔法を使えば自分に直撃。草魔法を使えば蔦に絡まり、闇魔法を使えば周りの植物を枯らした。
こんな不器用ゼノアは楽しく生活できるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 18:00:00
25426文字
会話率:56%