四天戦争と呼ばれる大陸全土を巻き込んだ戦争があった。
魔王は倒れ、勇者もその時の傷がもとで亡くなった。
竜王、樹王、鬼王は何も語らず。
賢王も騎士王も聖女王も兵を故郷に帰した。
そのあまりに悲惨な戦争は関わった国に多くの不幸を生み出
した。
それから十年後、平和を願い設立された学園都市に魔王国ヴィクシアから一人の少女が入学する。
魔王の娘ピピル。
後に黒豚令嬢(物理)とも呼ばれ、人外魔境の悪役公主と恐れられた彼女の絢爛無双の活躍が始まる、多分。
本人は学園都市という都会でおいしいお菓子を食べられることを喜んでいるが、本当にそれでいいのか?
本作品はカクヨム様でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 10:00:00
139444文字
会話率:28%
心優しい少年マグナは勇者に選ばれ、他者に嫌われれば嫌われるほどレベルが上がるスキル『嫌者賛美(ジャッジメントレベル)』を授かる。優しくも勇敢だったマグナは唯一、事情を知る神父から『嫌われ術』を学び、世界中の人間に嫌われてレベルを上げ、魔王
を倒す決意をした。
五年後、立派なクズで村の嫌われ者の勇者となったマグナだったが、中身は優しい少年のままだった。マグナは積極的に嫌われ、村を旅立つ前から約1500レベルまで到達していた。それはすでに人類の最上位層に位置するレベルであった。
「この調子で行けば魔王討伐も夢じゃない!」
そんな風に思っていたマグナだったが、神託により選ばれた仲間たちとの出会いによって、運命は大きく変わる。なんと仲間たちの『好感度』の影響は他の人間の100倍相当だったのだ。
わがままな姫騎士、清廉潔白だが何かありそうな聖女、掴みどころのない変人少女の宮廷魔法師、無口で何を考えているかわからない女エルフ。個性的で魅力的な仲間たちに翻弄されるマグナ。
無茶をする世間知らずの仲間たちを陰ながら助け、なんとか嫌われ者を演じるもなぜか好感度が上がり、レベルダウンしたりして、中々上手くいかない。
仲間たちに嫌われてレベルを上げることができるのか。本当は優しい人間だと誰にもバレずに魔王を討伐できるのか。そんな奇妙なマグナの旅が、今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 21:00:00
60152文字
会話率:22%
「いい奴だから悪い奴と契約できないのよ。でも強くていい奴には好かれるでしょ?」
王族令嬢の一言で俺の人生は変わった。
営業マンだった俺の成績はいつもド底辺。ある日、とある事情であっけなく死亡した俺は、追ってきた捨て犬とともに異世界転
生を果たした。
転生後の職業は召喚士。所属は魔王軍だった。前世の性格をそのまま引き継いだ俺は、悪魔との契約も一切結べず途方に暮れる日々を送る。そしてついに魔王軍からも追放された。
愛犬と旅に出た俺は、とある事件で王族令嬢の命の恩人となる。王族令嬢の勇者パーティに雇用された俺は、人助けをする度に強い奴と契約していく。
最強の座に就いた俺たちパーティは、傷ついた王国の民の期待を背負って魔王討伐へと向かうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 19:18:59
141381文字
会話率:43%
ラムリィ王国は魔法と書物に秀でた国である。
後者を担う王立トート図書館で、主人公のヘルメスは『司書見習い』を務めていた。
億を超える書物を抱える図書館には、毎日のように『精霊姫』と名高い王女・ジュノーがやってきている。そしてヘルメスとジュノ
ーは幼少の頃より図書館で共に本を読み、時に駄弁る身分差の幼馴染だった。
しかしそんな関係にも限界はある。
ジュノーが寮制の名門、王立シュレヴィ魔法学院に通うことになった。これを機にジュノーとの関係は途切れるだろうと思っていたヘルメスだが、国王や『司書』の計らいでジュノーと同じ学院に入学することになる。
邪神が遺した魔獣を倒すため、魔法騎士となる者たち。
彼らの中に交じった一般人であるヘルメスは、類まれなる才能を持っているはずの学院の生徒の中で上位成績者のクラス・A組に所属することになる。
同年代で並ぶ者がいないとすら言われるジュノーの隣を歩きたいと考えるヘルメスは、図書館で読み漁った膨大な知識を武器に戦う。
最先端の学説、古い逸話、マニアックな分野など……。
普通では持っていない知識を本を読むことで身に着けた彼は――――無自覚に最強級の魔法使いとなっているのだった。
「結局俺は、先人が編み出したものを読んだだけだ。読んで書いてある通りにするだけなら誰でもできる」
「――――だから、俺は月みたいなものだ。自分の光では輝けない、ちっぽけな存在なんだ」
「それでも俺は、ジュノーの隣にいたい。いつかその輝きを直視できるくらい、自分だって輝いていたい」
全ては、図書館で出会った瞬間から始まった。
勇者と呼ばれし初代国王に憧れて眩く輝く、愛おしい人の隣にいるために。
『司書見習い』はやがて、真なる魔法の物語を編む。
これは『司書見習い』と『精霊姫』の、図書館から始まったラブコメディだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 19:24:55
31503文字
会話率:54%
主人公は勇者パーティから追放される。
追放部分はすぐに終わります。ご了承下さい。
不定期更新です。宜しくお願いします。
最終更新:2021-08-10 13:20:09
131516文字
会話率:43%
魔王様? 俺、貴方の後ろに居るの。ざまぁから始まる異世界冒険譚?
とある世界。荷車片手に荷物を運ぶ男あり。
彼はこの世界のジョブ判定で、最底辺となる〈運び屋〉に選ばれ、日夜誰かに命じられ、西へ東へ、北へ南へ、カリムウェル大陸を東奔西
走していたようだ。
それは上は王家から命じられ、下は平民から押しつけられ、王城から宛先不明の場所までも、迷いに迷い、運んでいたのだった。
§
ここは何処?
俺は誰?
あ、荷物運ばなきゃ。
宛先は? 勇者パーティー?
荷物は・・・女の子? 姫、騎士? ひめきしぃー!?
§
カクヨムで連載中。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426229942997
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 23:35:38
61886文字
会話率:43%
魔王の勘違いにより、攫われた勇者。
攫われた勇者を救出に向かう姫(女騎士)一行。
本来なら違う立場で出会うはずだった魔王と勇者の2人は、それぞれの『目的』のために姫を拉致し勇者と入れ替える『姫様拉致計画』を企てる。
変態女装癖のオトコの娘
勇者と小心者で頼りないダメ魔王による、殺伐ファンタジーギャグコメディ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 13:53:32
61192文字
会話率:62%
天空国のシルビア姫は絶世の美女と名高い竜王の一人娘。ところが婚礼できる年頃になっても一向に番候補が見つからない。業を煮やした爺によって勝手に番が決められそうになることに腹を立てたシルビアは、番候補たちとのお見合いの場で一目散に城を逃げ出して
しまう。
竜人族最速のスピードを誇るシルビアに追いつけない番候補たち。ところが一人の勇者につかまって……
おっとりした竜人族の姫君と初恋をこじらせた竜人族の勇者のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 18:57:19
9128文字
会話率:46%
※第二章完結しました。
※評価、ブクマ、感想お待ちしています。
大学を中退して竹細工を作っては近くの道の駅で売るというフリーターもどきの生活をしていた竹田武人(たけだたけと)は日課である実家の竹山散策の途中に謎の穴に落ちてしまう。
いつ
果てるとも知れない落下で気を失った彼が次に目にしたのは金髪のお姫様だった。
お姫様から魔族との戦いで劣勢に立たされている人類を救う勇者になってほしいと頼まれた武人はとりあえ異世界に来る時に手に入れた召喚魔法をその場で見せることになったのだが、召喚に応じて無数に生えてきた竹によって王宮は機能不全に陥るほど破壊されてしまう。
あわや処刑というところを何とか流刑で許してもらった武人は監視役の近衛騎士カトレアと王都を後にし辺境の村へ向かうことに。
だが旅に同行したカトレアは次第に知ることになる。
竹で王宮を破壊したインパクトの陰に隠れた武人の本当の力がとんでもないものだったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 16:39:40
714187文字
会話率:47%
注)ホラーではありません。
24歳の騎士男子が、生贄召喚されてしまった。どうやら生き延び、世界を救う勇者になるらしい。魔国の転生姫を奪取し、エルフの賢者と共に祖国へ凱旋する。……でも、あらすじと実際は大違い! 魔国は異世界ニホン村で、据
え膳婿入りじゃないか! しかも自分の親族との縁切りのための帰国。真の魔王はまさかの……。
ツイてない男の憑いてる話。憑きを移してツキを得る。移した先は……。(視点変更あり。奥さんが裏主人公。主人公は寡黙。)世界のあり方にふれた遠大微小なお話。
換骨奪胎は悪い意味ではありません。『【番外編】吟遊詩人(バード)の歌』で、関係資料が読めます。
* * * * * * * * * * * *
ページ下部「+注意+」の赤字部分をご承知おきください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 11:54:39
124306文字
会話率:61%
ムチムチプリンプリン姫は勇者の末裔である。騎士でありメイドでもある青薔薇百合百合と共に大魔王ルシファーを打倒し、世界を救った英雄であった。
熾烈な戦いの中で得た物は大きかったのだが、その代償はあまりにも大きく、父であるムチムチギトギト王
と母であるムチムチボインボイン王妃の死は彼女の心に深い傷を与えたのだった。
だが、彼女は大切なものを失っただけではなく、多くの者と紡いだ絆は彼女自身を大きく成長させることとなったのだ。
彼女の笑顔の裏には多くの涙もあったのだが、その中には嬉しくて流す涙も少なからずあり、その一つ一つはかけがえのないものとして彼女の成長の糧ともなっていた。
最愛の両親の死や奥の友人たちのと別れを乗り越えて、今ムチムチプリンプリン姫は騎士でありメイドでもある青薔薇百合百合と共に新天地で新たな生活を始めるのであった。
この作品は「ノベルアッププラス」「アルファポリス」「カクヨム」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 14:24:57
36197文字
会話率:79%
普通ザ普通の冒険者、特徴が無いのが特徴の凡人騎士クロウが、
最強の魔神にして魔界の姫、あらゆる魔法を扱う魔力と叡智を持つ魔神のエデンを、
メイドとして召し抱えるお話です。
最終更新:2021-05-30 10:16:06
39919文字
会話率:32%
気がついたら、俺は異世界に召喚されていた。
目の前には俺を呼んだお姫様と、女騎士に女魔導師。
でも、なんだか様子がおかしいぞ。
「私たちが呼ぼうとしたのは女の子の勇者です! 男性は勇者になれず、犯罪者になってしまうんです!」
俺はハズレ
どころかマイナス召喚だと言われ、この場で殺されそうになる。
その時、俺の右手に光が溢れ、女神の声が頭に響いた。
「今こそスキル【強制ヌード】を発動し、女性の体を解き放つのです」
俺の右手は、女騎士たちの鎧を砕き、女魔導師のローブを引き裂き、お姫様のドレスに迫ろうとした。
「お待ちください! いや、待って! 人質にでもなんでもなるから、裸に剥くのは勘弁してぇ!」
この世界では、他人に裸を見せたら終身刑。強制労働場送りなのだという。
「そいつは最高だぜ!」
「この外道男ぉ!」
最強の剣(相手を裸にするスキル)と、最強の盾(人質にしたお姫様)を手に入れた俺は、この異世界を駆け巡り、究極の着衣ブレイカーになってやる!
※本作は健全なお色気描写を目指す予定の考えであることを、事前に表明させていただきます(政治家的予防線)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 17:17:35
10612文字
会話率:43%
遥か昔に勇者が存在したとされる、星の海に浮かぶ大陸「ハイニウム」。
そこに生きる少年レミルは、六年前からの記憶を失っていた。大陸の片隅で理由の分からぬまま逃亡生活に身を置いていたレミルだったが、ひょんなことから遺跡の奥で隠れるように眠って
いた謎の美少女を目覚めさせてしまう。
なんと彼女はレミルのことを見るなり、彼を七百年前に世界を救った勇者の名を用いて呼びかけるのだった。
勇者とは何か。少年は何者なのか。
高慢な魔導少女。夢を追う女騎士。無口なエルフの少年にポンコツ忍者に行き倒れのドワーフまで!?
旅路の中で出会う個性豊かな仲間と共に、自身と世界の謎に挑む冒険ファンタジー。
※エブリスタ様、カクヨム様の方でも投稿させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 08:02:32
319430文字
会話率:49%
「僕」は幼馴染みに恋する、明るく元気に振る舞っている、本当は引っ込み思案な女の子。恋した彼は勇者でした。 こんな人におすすめです
→失恋ものが好き
→悪役がいない失恋ものが読みたい
→恋敵は善人がいい
✳︎カクヨムWeb小説短編賞2
020に参加していた作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 11:21:00
3798文字
会話率:23%
父王の暗殺を企んだとして魔物や魔獣の跋扈する魔の森に追放されたフィオナは、たどり着くはずのない魔王の城の前で気を失った…。
冤罪で追放された王女が最恐の魔法使いに拾われて勇者幸せになる話。
※ざまあ要素はありません。
※15話前後で完結しま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 21:00:00
45924文字
会話率:28%
モンストル帝国の第五王子、トランスは魔法の天才だった。そのあまりの才能に嫉妬した他の王子の一派は、彼を毒殺しようとする。辛くも生き残った彼は、前世の日本の記憶を思い出し、自分の身を守るためにバカのふりをして奇行を繰り返す。とうとう見捨てられ
た彼は、王位継承権をはく奪されるが、そんなことは気にせずに自由にいきようとする。属国の姫や侍女、女騎士にセクハラを仕掛けて楽しくすごしていたが、そんなとき、魔族の蠢動により世界は脅威にさらされるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 12:07:07
86011文字
会話率:54%
【2021年4月25日完結】一ヶ月もの間、魔王城に幽閉されていた王女リコッタ。彼女は交渉の末、魔王を従える事に成功した。
しかし、魔王と共に王都へ向かったものの、勇者と騎士が自分を助ける為に旅立つ瞬間を目撃してしまう。
帰るに帰れなくなっ
たリコッタは、勇者達に救われるというシナリオを、自ら演出する事となった。
勇者達を足止めする魔物も、タイミング良く見つかる食料も、全てはリコッタの自作自演。
リコッタはすっかり仲良くなった魔王城の面々と共に、安全かつ悪魔的な作戦を思案する。
*****
二章はおまけ程度に考えていたので、内容はタイトル詐欺。おまけのくせに本編より長いのは私の計算ミスです。すみません。
毎週日曜日正午更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 12:00:00
213510文字
会話率:52%
魔王討伐の旅の途中、主人公のカルマはパーティから戦力外通告を受けて、交易都市クレアドールへと置き去りにされてしまう。
だが、そのリストラは優しさに満ちたものだった。
手切れ金として使い切れないほどの資金。宮殿クラスの家屋に大勢のメイドや
召使い。生活に困らないよう、近隣の企業や店も買収していってくれていた。
『あいつら、俺のこと好きすぎるだろ……』
パーティのリーダーは、カルマの姉――勇者フェミル。子供の頃からの凄まじいブラコン。現在進行形でカルマを甘やかしたくて仕方がなかった。凜々しく美しい姫騎士イシュタリオンも、カルマのつくるご飯が大好きで好意を抱いている。ツンデレな賢者リーシェも、努力家のカルマのことが好きでたまらない。断腸の思いでリストラしたのだろう。そもそも、カルマは強い。ギルドではSランク判定を受けるほどの実力なのだ。チート級に強い姉たちのせいで霞むだけなのである。
しかし、姉の気持ちを察したカルマは、自分が町でぬくぬくと暮らすことこそ、姉ちゃんたちが安心して旅を続けることができると思い、この贅沢な環境を受け入れることにする。
――だが、勇者フェミルたちは、カルマ離れできないでいた。
旅の最中、カルマに会いたい衝動に駆られる。なにかと理由を付けて、彼女たちは町へと引き返してしまうのである。カルマを甘やかすため、屋敷の改築に私兵団の結成、さらなる企業の買収、交通網の整備などの内政を行い、なかなか旅に戻ろうとしない。
ひたすら発展していく町と、自分の生活環境を眺めて、カルマは思う。
――このままでは魔王討伐ができない。俺のせいで世界が滅びる。
旅に戻ってもらうため、カルマは甘やかしを振り切って、姉たちを町から追い出そうとするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 19:06:20
127697文字
会話率:52%
千年に一度だけ、神託を受けて行うことができる勇者召喚の儀において、召喚されたのはごく普通の猫だった!?
「にゃーん」
王女である姫騎士は、暫定勇者である猫と、魔法使いと巫女と共に旅立つしかなかった。
彼女は無事、復活間近の魔王を打ち倒し、
自国に平和をもたらすことができるのか。
状況は、悪い。
※一週間ほどで完結まで投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 15:57:45
30926文字
会話率:26%