アーデル伯爵家の令嬢イリスは幼いころに『目が合った相手の心が読める』異能に目覚めた。それはイリスの意思と関係なく本音が頭の中に流れてくるもので、イリスはいつからかあまり人の目を見なくなっていった。
そんなイリスも成人を迎え、建前の渦巻く社
交界へと足を踏み入れることになった。
口にする建前と本音の差異に疲れたイリスは壁の華となって休んでいると、ふと多くの令嬢から視線を向けられている人物がいることに気がついた。
その視線の交点を見れば、そこにいたのは白銀の髪を持つ儚げな美貌の美青年。
そんな彼を憧れの目で見つめていた令嬢の一人が彼にアプローチをかけるも冷たい態度で表情も動かさずに撃退されてしまった。
そんな彼──テオを見て人は彼のことを「氷の騎士様」と呼んでいた。
誰もがテオのことを不機嫌で氷のように冷たい男だと評したがただ一人、心の読めるイリスだけがテオの本性に気がついていた。
テオが……ただ無表情で口下手、不器用な青年だ──ということに。
そんなテオにイリスが興味本位で近づいて声をかけたことがキッカケで二人の関係は急速に縮まっていくことになるのだが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 11:30:20
11223文字
会話率:24%
平和な国パッカス。第三王子ディアントと婚約者アルデラは互いを嫌いあっているライバル同士。いつもしょうもないことで喧嘩したりマウントを取っている。だが、その実二人は相手が好きで好きでたまらない超絶天邪鬼なのである。そんな二人に業を煮やした
のはディアントの兄王太子ゲルンド、王太子妃デルミーアにしてアルデラの姉である。二人の策略でディアントとアルデラは真っ白い部屋に二人っきりで閉じ込められて……?
ハッピーエンドです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 21:53:05
6594文字
会話率:30%
伯爵令嬢ラフレーズ・ベリーシュは、幼少期からの友達である羊の姿をした精霊メリー君と家出を決行。周囲からはお似合いだと認識されている婚約者の王太子が他の令嬢と仲睦まじい姿を見るのはもう限界。最初から冷たい態度の王太子に好かれようと努力をしても
無駄だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 08:08:20
31557文字
会話率:44%
「貴女に一目惚れしました」
(はい?)
立花秋人(たちばなあきひと)は少女漫画のような恋愛に憧れを持ち、『運命』や『ハッピーエンド』の類を信じる変人であった。
そんな彼が恋に落ちた女性――小鳥遊美春(たかなしみはる)は御伽噺への憧れを
捨てた現実主義者で、立花の話を「バカみたい」と一蹴する。
しかし、彼女が立花に対して冷たい態度をとるのには深い理由があった。
「小鳥遊さん、連絡先を教えてください」
「嫌です」
そんな会話から始まった2人の関係は、お互いを知るうちに少しずつ変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 08:44:18
6862文字
会話率:45%
ルカ・ハニエルにはやり直したいことがあった。彼の恋人メアリ・ジェーンとの初対面のとき冷たい態度をとってしまったことを悔やみ、最初から甘々に溺愛したかったのだ。ルカは時を戻し、腹黒なルカはあれこれと策略を巡らし、彼の思うように未来は変わる。
まさかのルカにざまああり。完結まで予約投稿済 最後甘々エピローグつき
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 18:00:00
11634文字
会話率:15%
中学二年のとある事件をきっかけに津田佑樹は人間不信になってしまう。
それから時は流れ高校生となったが、相変わらず友達を作らず一人で生活していた。しかし、二年生に進級した日に変化が訪れる。佑樹の後ろの席に座っていたのは、学校一とも言われ
る女子生徒、九条朱凛(あかり)であった。しかし、彼女は周りにはとても冷たい態度をとることから別名「女王」と呼ばれている。
そんな彼女から佑樹は話しかけられて、佑樹の人間不信は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 02:54:38
3624文字
会話率:0%
俺の幼馴染みは美少女だ。
彼女を好き過ぎて俺はどうにかなりそうだ。
彼女を振り向かせる為に偽の恋人を作ったら偽の恋人に好かれてしまった。
そして俺の好きな彼女は俺に冷たい態度をとる。
偽の恋人作戦は大失敗だったのか?
それは読んでからのお楽
しみです。
気になった方はお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 06:10:17
2716文字
会話率:57%
ずっと冷たい態度でアレクシアをまるで虫のように追い払ってきた婚約者。彼には最愛の想い人・リナリーがいる。
そんな彼がアレクシアの名前を呼んだ。
……遂に婚約破棄をされる時が来た。
大勢の来賓客の前で、盛大に婚約者に捨てられるのだ。
し
かし、意を決したアレクシアの目の前まで歩いてきた彼が言った言葉は
「婚約破棄をして欲しいなどとは、もう言うな」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 07:03:12
96383文字
会話率:19%
俺、川木 悠真(かわき ゆうま)には皇 結奈(すめらぎ ゆいな)と言う幼馴染みがいる。
まぎれもない美少女で、スタイルも良い。そんな幼馴染みは氷雪姫と呼ばれ、男子達には冷たい態度を取っている。
そんな結奈に幼馴染みがざまぁされる、恋愛ざまぁ
系小説を勧めてからと言うもの様子が少しおかしい。
手料理を振る舞ってくれたり、膝枕をしてくれたりと……
幼馴染みとの距離が縮まっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 11:08:33
43905文字
会話率:42%
夢を叶える直前で、突如村に訪れた龍神に花嫁として連れて行かれた花鈴。
夫に合わせた寿命により、何百年も生き続けながら胸の内には燻る怒りを抱いていた。
そんな妻の思いに気づく事無く、無邪気に溺愛して来る夫。
次第に夫に惹かれ始める自分から目
を逸らし、冷たい態度を取り続ける妻。
ある日夫が異界の娘を連れて来た事で、夫婦のすれ違いは加速していく。
愚かで浅はかな、一組の夫婦の物語。
※設定緩いです。
※本編二話+エピローグの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 23:00:41
21843文字
会話率:44%
孤児院にいたルーシーは、十歳のある日、亡き母方の親戚だという紳士に引き取られた。
公爵家の養女となった彼女は、優しいおじさまや使用人たちと一緒に暮らし、令嬢としての教育を受ける。
ひたすら教養を身に着けること五年。
十五歳になったとき、領
地からやってきた義弟に初めて出会う。
「姉だなんて認めない!」
美少年にそう叫ばれたルーシーは、神々しい美貌と冷たい態度の義弟にドはまりしてしまう。
「恩返しするために、私は立派な政略結婚のコマになるわ!」
社交界デビューを迎え、瞬く間に理想の令嬢として名が知られていくルーシー。そんな義姉への想いを拗らせていく、素直になれないツンデレ義弟。
すれ違う二人がイチャラブ生活を送れるようになるまでのコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 07:00:00
35303文字
会話率:38%
「お兄ちゃん、な、なんで死なないの?」
どこにでもいる男子高校生の住田 寿樹は、血のつながっていない妹である、千紘に冷たい態度を取られる毎日に歯痒い思いをしてたが、ある時、偶然妹の付けていた日記を見てしまう。そこに書かれてい
たのは、千紘の兄に対する狂気じみた愛だった。その後、寿樹は普段と異なる様子から、千紘に日記を見たことを知られてしまう。千紘の気持ちに答えられない事を告げる、寿樹だったが、逆上した千紘によって刺殺されてしまう、、、、、、が
寿樹は不死身の「吸血鬼」であった。
これは吸血鬼の特性により、様々なヤンデレヒロインを魅了してしまう少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 20:42:24
26600文字
会話率:55%
一人は男爵令嬢のエリーゼ。もう一人は伯爵令息のレイドリック。
身分差はあれど、3人は互いに愛称で呼び合い、まるで兄弟のように仲良く過ごしていた。
そしてマリアンヌは、16歳となったある日、レイドリックから正式な求婚を受ける。
二つ返事
で承諾したマリアンヌだったけれど、婚約者となったレイドリックは次第に本性を現してきて……。
戸惑う日々を過ごすマリアンヌに、兄の護衛騎士であるクリスは婚約破棄をやたら強く進めてくる。
もともと苦手だったクリスに対し、マリアンヌは更に苦手意識を持ってしまう。
でも、強く拒むことができない。
それはその冷たい態度の中に、自分に向ける優しさがあることを知ってしまったから。
※他のサイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 09:26:53
156234文字
会話率:27%
高校一年生の少女、大塚千景は全ての人間を見下し軽く見ている。けれど、彼女はちょっぴりお人よしのようで……他人に対して冷たい態度をとるのだが、良い人だという事が周りにはバレていてクラスで人気の存在になってしまう。とある日の学校で、千景はひそか
に気にしていた少年からゲームに誘われて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 06:31:27
6389文字
会話率:57%
ディーンに初めて部下ができた。彼女は仕事熱心な黒人の美女。しかしなぜかディーンには冷たい態度を取る。女性から嫌われた経験のないディーンの心境はとても複雑で……。
最終更新:2020-07-20 23:49:26
44558文字
会話率:52%
前世で自分が大好きだった乙女ゲームの世界に転生したマリアベルは、悪役令嬢でもヒロインでも、モブですらない、作中に名前も出てこない令嬢だったが、絶対に推しであるユー様と結婚することを諦めるつもりはなかった。
「大丈夫ッ、私の方が絶対ユー様
のこと好きな自信あるし、原作知識あるし、私の方がヒロインよりユー様のこと幸せに出来るし!!」
そう決意を固めて、舞台であるアルトフェリア学院に入学したにも関わらず、肝心のユー様は絶対零度に冷たい。
「俺に君と話すメリットはないのだからいい加減やめて欲しいのだが」
『え、そんなに喋って貰えていいんですか?大丈夫?お金払った方がいい??』
……その冷たい態度に微塵も傷つかなかったマリアベルは、愛しのユー様に振り向いてもらうために『ユー様が私、マリアベル=シュレインと話すメリット5箇条』というプレゼンを始め…?
*ハッピーエンドで終わります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 17:34:25
23536文字
会話率:44%
幼馴染の琴音は、俺にだけ冷たい態度を取る。
嫌われているのかって? いや、そうじゃない。そうと言い切れる。
それはなぜか。本音が窓越しに琴音の部屋から聞こえてくるからだ。
最終更新:2020-07-03 18:00:00
8228文字
会話率:40%
五千年もの間、繁栄を続けてきた国、バネットブルグ竜王国。
竜王によって張り巡らされた結界により守られし国は、竜王不在という危機に瀕していた。
次代の竜王を育てるべく異世界から召喚された女性、ユイ。
突然知らない場所に連れてこられた
彼女は、ゴブリンに襲われた瞬間、死を覚悟した。
しかし、ギリギリのところで助けられた彼女。
ユイを助けたのは、奪う者という意味の「ロブ・ナイト」と称される程のイケメン、宮廷騎士のレオだった。
自分に好意を寄せてくる女性に、冷たい態度を取ってきた彼。
そんなレオが初めて愛した女性は、竜母という高貴な立場にありながらも平民にこだわるという、捉えどころのないちょっと不思議な女性だった。
恋愛経験のないユイと、特定の恋人をもったことのないレオの初恋物語。
天真爛漫な彼女に育てられた仔竜は成長を遂げ、次代の竜王へとなれるのだろうか!?
注意: R15ギリギリの性描写があります。
挿絵は1話(一茜さん)と132話(ありとみさん)にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 18:56:35
398751文字
会話率:43%
高校生になると、少女たちはコスメを手に取って自分に魔法をかける。それは朔夜の小学校からの親友である小夜も同じだった。
新入生ガイダンスで壇上に立った才色兼備の生徒会長に、新入生の多くは憧れを抱いた。小夜もその一人で、生徒会長の美貌に少し
でも近付こうと化粧を始める。対して、流行に鈍感で無欲な朔夜は化粧に興味は持たなかったが、憧れを追いかける小夜の姿を可愛らしいと感じていた。
ある日、朔夜はなんの前触れもなく、みんなの憧れの的である生徒会長から告白を受ける。動揺を隠せない朔夜は返事を保留にするが、会長のペースに巻き込まれるままに一緒に昼食を摂り、外堀を埋められる形で学校公認のカップルにされてしまう。そのせいで小夜からの嫉妬を買ってしまい、朔夜は小夜の冷たい態度に頭を悩ませる。というのも、朔夜は小夜の親友でありながら、中学の頃から小夜へ恋愛感情を抱いているのだった。
生徒会長との二度目の昼食を終え、気が重いまま教室に戻った朔夜は、冷たい態度を一変させた小夜と顔を合わせる。今までポイントメイクだけで済ませていたがフルメイクしたと話す小夜に、ただ朔夜は見とれていた。そして改めて小夜のことが好きだと感じ、会長の告白を断ろうと決断する。
その日の下校、小夜と歩いていた朔夜は会長に呼び止められ、自分に付き合ってくれないかと問いかけられる。またペースに飲まれそうになった朔夜は己を奮い立たせ、その日は小夜と帰る旨を会長に告げる。ちゃんと断ることができたことに高揚していたが、別れ際に会長が小夜のメイクにアドバイスをして、感激しながら話す小夜の様子を見ているうちに疎外感を抱く。もしかしたら小夜がフルメイクをし始めたのは、少しでも会長の目に留まりたいからではないかと思った朔夜は、小夜にその理由を訊く。
「化粧って魔法みたいでしょ。朔夜に冷たくしちゃったから、いつもの自分を取り戻さなきゃって思って」
その話を聞いた朔夜は、化粧をしなかったら自分と友達でもいられないのかと感じ、決断していたはずの会長への返事を鈍らせた。そして朔夜の結論は——。
※この小説はpixivにも投稿しています。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12205634折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 09:52:45
22834文字
会話率:33%
お湯に変わるまで30秒も時間のかかるシャワー付きの部屋に住む大学生の佐藤 翔(なつる)が、声の出せない障害のある女の子。鎮目と出会う。鎮目は声を出せずとも翔とコミュニケーションを上手に取っていた。そんな鎮目に段々と惹かれていく翔。しかし鎮目
に、障害者に嫌われてしまったらどうしようと不安な気持ちになっていく。好きな気持ちとは裏腹に、冷たい態度を取ってしまい後悔する翔。シャワーから出る水はいつまでもお湯に変わらない。ようやく温かくなったシャワーのお湯を浴びた翔は、鎮目に謝ろうと決意したのだった。
※この作品はカクヨムにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 00:19:55
20173文字
会話率:26%