パスワードが思い出せない私と、不思議な猫との、一瞬の邂逅のお話。
最終更新:2023-12-02 10:12:19
999文字
会話率:29%
根暗で地味な高森が、日直で一緒になった戸崎夏織と過ごした僅かな時間の中で、一瞬の幸せを感じる。
最終更新:2023-11-22 02:06:57
4741文字
会話率:60%
ハロウィン前日のコンビニ。店員の少女に一瞬の恋心を抱く。
気持ち悪いだけだと決めつけて捨てた胸の苦しさ。それをしかし忘れ去ることができずに。
翌朝起きると、僕は彼女と入れ替わっていた。
これは、患った僕と都合のいい彼女が、きわめて
身勝手な恋をする話だ。
特大のクソです。自分のメンタルセラピーを兼ねてます。
今まで学んだものなどをかなぐり捨てて書きました。僕の感情妄想願望を詰めただけの話なので、他人の頭の中を覗いてみたい奇特な人は見てってください。
pixivなど他サイトにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 18:08:00
8383文字
会話率:40%
真っ昼間の公園のブランコで会った女の子。
人生のその一瞬の時間を。
俺は大切に出来たのだろうか、
最終更新:2023-11-02 14:51:54
2164文字
会話率:25%
それは一瞬の出来事。
"ごめんなさい"
不意に出た言葉は、
取り返しの付かない事を意味する。
最終更新:2021-02-03 11:13:21
386文字
会話率:20%
揺らぐ、揺らがぐ、
一瞬の揺らぎ。
私の身体が、1センチだけ左右にぶれる。
その瞬間一時だけ、鏡向世界の入り口が開く。
この日のこの時間、この条件のこの場所だけに、それは起きる。
「そのチャンスを逃すな、」
私はリュックを背負い、勢いよく飛
び込んだ。
シュルッ、
シュルッ、
生めく感触、絡みつく鉛の中、押し潰されるような重みを感じ、流れ漂う。
濁色の川。
一つの光が見えた、
「四角い穴に飛び込む、」
シュルン、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 23:07:49
6569文字
会話率:21%
記録に残らない歴史。忘れ去られた歴史。誰も知らない歴史。それはもう知り得ない。誰の記憶にも残っていない。それらは何もかもが土となってしまった。神のみぞ知る、そんな歴史。その歴史は表面的な「歴史」と同じだけの濃度を持ち、同じだけの浪漫があり、
同じように輝きを放っている。どの出来事も、どの人物も忘れ去られる。未来永劫、私が彼の顔を見ることはない。だが、彼にもあったはずなのだ。熱意が、想いが、感情が。名も知れぬ彼も、まるで羽が生えたように浮足立ち、飛び跳ねるほどに喜んだはずなのだ。火山の岩さえ煮えたぎる火口のようにふつふつと、こめかみに血管を浮かべながら怒ったはずなのだ。心がぐしゃぐしゃに裂かれてしまうように感じ、膝をついて顔中に涙を流しながら哀しんだはずなのだ。自分でも気が付かないうちに笑みがこぼれるような幸せを楽しんだはずなのだ。それは時間という長い巻物の中では目にも見えぬようなほんの僅かな、たった一瞬のことだったのかも知れない。だが確かに、光った。その熱意、その情動。その輝きに私は美しさを見出している。その輝きにこそ人間の、歴史の、宇宙のすばらしさがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 21:00:00
25806文字
会話率:1%
悠然と空を行く一羽の白鷺。陽光煌めく青空に真珠色の羊雲、長く尾をひく白い飛行機雲。
それらの共演があまりに美しく、丁度車内で聴いて居た音楽とぴったりで強く印象に残っています。
あの一瞬の光景を文字で表せないか、残してみたい、と思い書いてみま
した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 16:00:00
769文字
会話率:34%
一年間の失踪から突然戻って来た記憶喪失の少年、『クロエ・アリアンロッド』は『常識学び直し中』である。
『茶会神話』の存在する国、永世中立国オルティス。その首都にあるマギスティア寄宿学校に通う彼は、ある日『お人好しの狂犬』の異名で知られるティ
トピア・ヴァルステリオンと出会った。
一瞬の躊躇もなく人を助けるティトピアに、クロエは段々と惹かれていく。
しかし、クロエにはある秘密があって───
「答えろティトピア・ヴァルステリオン! お前なぜ、他人を助けるんだ!!」
これは、ある大きな秘密を背負った少年と、ひたすらにお人好しの少女が、一度潰えた理想を叶える物語。
そして、新しく紡がれる神話の物語である。
※ストックが切れるまでは一日一話更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 20:36:24
241249文字
会話率:42%
とある愚かな男が虚ろに気づく、自分の思う好きは、他人がそう言ったから
そう思うだけなのではないかと、くだらない一瞬の思想旅を描いた短編小説。
最終更新:2023-08-31 01:58:38
957文字
会話率:0%
いたって普通の高校二年生、神宮寺リンネは世界に起きたバグによって命を落とす。 親切な神によって転生させてもらうことになったリンネだったが、彼女の行く世界にことごとくバグが起きて…? ひとりの少女が一瞬の命で、様々な人に影響を与えていくファン
タジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 14:00:00
1649文字
会話率:55%
初めての春、新しい学年が始まった。鮮やかな桜の花が風に揺れる中、校門前の交差点で何かが起こった。
振り返れば、一年生の中でも特に元気いっぱいな笑顔をしたあかりが、制服のスカートをはためかせながら自転車で登校してきていた。しかし、交差点に差
し掛かった瞬間、物音と共に恐ろしい事態が展開した。
近づいてきた車が突然のハンドル操作で制御を失い、交差点であかりに迫る。同じクラスのさくらは、その一瞬の出来事に目を疑った。まるで時間がゆっくりと流れるかのように、事故の瞬間が凍りついた。
あかりは自転車から飛び出し、地面に叩きつけられるように倒れた。さくらの目の前で、友達が突然の事故に巻き込まれ、その痛みと恐怖を味わっている瞬間だった。さくらの心臓は激しく鼓動し、声も出せずに立ちすくんでいた。
事故の衝撃はさくらの中に深く刻まれた。その一瞬、彼女は現実の糸を手繰り寄せることができないような無力感に襲われた。あかりとの笑い声や一緒に過ごした時間が、突然の事故によって封じ込められ、心の奥深くに沈んでいった。
あかりが運ばれる救急車を見送りながら、さくらは彼女の無事を祈りつつ、未知の感情が胸に芽生えるのを感じた。その日以来、交差点は彼女の記憶に深く刻まれ、あかりとの特別な瞬間を象徴する場所となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 15:14:05
542文字
会話率:0%
一話完結の掌編集です。
ショートストーリィ。
色々なお話を書いていきます。
カクヨム、pixiv、アルファ、ノベプラ、エブリスタにも掲載。
最終更新:2023-07-21 22:10:24
13444文字
会話率:29%
異世界転生を夢見るごく普通の少年、鈴音(りんね)はある日突然、交通事故に遭う。
異世界転生する一瞬のみを切り取った小説です。異世界転生系が好きな方は読まないことをお勧めします。
最終更新:2023-07-18 16:16:06
2138文字
会話率:53%
星星を発展させるゲームの中での出来事・・・
最終更新:2023-06-29 23:44:14
3687文字
会話率:43%
保月刹那は小説家志望のフリーターだった。
いつものように馴染みの喫茶店で執筆作業を終えた刹那は帰路につく。
その道中、道路へ飛び出した男の子を助けようと身を放り出す。
一瞬の鈍痛の後、フェードアウトしていく景色。次に目を覚まし
た場所は見覚えのない砂浜で。さらに、その背丈は子供のように縮んでいた。
そこで、海へと落下した2人の少女を救うために再び身を放り出す刹那。
小さな体格では2人を助けるのには紙一重で、そこへもう1人の少年の影。
どうにか、大人たちの力を借りて少女達を救う事ができたが、刹那自身も意識を失ってしまう。
それから時が経ち、里親の出張の都合で、幼少期に暮らしていた町に帰ってきた刹那。
転校初日の朝、今までの記憶と共に、もうひとつの記憶が芽生える。それは小説家志望の自分で、もう少し大人な自分。その不可思議に悩ませれながらも初登校をむかえた
高校2年の春。転校したその高校で出会う4人の生徒たち。
もうひとつの記憶と、塞いでいた過去の記憶。
そしてその世界の秘密を知る。
青春×微ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 12:29:20
100258文字
会話率:34%
時は大正時代。とある日不思議な笛の音色に導かれた青年、宮森司は、満開の桜の下で天女のような絶世の美女に出逢う。どうやらその美女は桜の精霊らしくて……。
これは桜の精霊と優しい青年が送る、切なくて儚いラブストーリーである。散りゆく桜のよう
な一瞬の恋物語を楽しんでいただけたら幸いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 18:29:34
4967文字
会話率:55%
この上なく美しい一瞬のために生きる男の話。
最終更新:2023-06-07 22:28:28
1057文字
会話率:0%
木の葉が揺れ落ちるその日まで
キーワード:
最終更新:2023-06-06 23:59:20
213文字
会話率:0%
潤いを得ることは
一瞬の幸せを呑み込むこと
キーワード:
最終更新:2021-01-17 23:00:00
204文字
会話率:0%
坂枝 映夕美(さかえだ はゆみ)14歳、中学2年生。
共働きの両親と、4歳の弟・朝也の4人家族で、帰宅部。
母親が仕事の日に、弟を保育園に迎えに行くのが日課だ。
勉強はそこそこ出来るが、運動はあまり得意ではなく、コミュニケーション能力
はちょっと低めで、友人はほんのひと握り。
それでも、穏やかな家族や友人に囲まれて、毎日を淡々と過ごしていたのだけれど…
ある帰り道に、走り去るその背中に出会った。
そして、その背中の彼も、彼女の背中に出会った。
日常の、ほんの一瞬の出来事だった筈なのに。
2人は同じ中学校の生徒で、いつしか顔見知りとなり、その距離を縮める事になる。
お互いの存在に癒され、焦り、励まされ、未来に向かう。
そこにあるのは、向上心と淡い恋心だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-03 22:24:13
6850文字
会話率:30%
心臓の鼓動が高まった。
血流が上昇し、全身が熱を帯びた。
見える世界が色鮮やかに変化した。
初恋は三秒前、それは一瞬の出来事だった。
彼女との、初恋との邂逅は高校一年の春だった。
最終更新:2023-05-07 00:25:42
75960文字
会話率:39%