雪の積もる森を、ぴょんぴょん、ひょこひょこ、うさぎの耳をした男の子が駆けていく。その胸には、大事そうに一つの日記を抱えて。
男の子が目指すのは、人が住む街のはずれだった。そこに住む人たちに、恩返しをするため。そのために、男の子はクリスマス
の街を駆けていく。
// はじめまして、星海 あいと申します。初投稿になります。拙いながらも投稿してみました。
短い話ですが、読んでくださった方が少しでもほのぼのと感じてくだされば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-12 17:06:56
1126文字
会話率:15%
あらすじ
大きな松の樹のある、小さな八幡社には、人好きで、いたずら好きな、怒ると怖い神さまが住んでいると云われています。
人々は親しみを込めて、「御宮≪おみや≫さん」と呼んでいます。
その御宮さんには、時折少しだけ風変わりな子供が
現れます。
まるで鈴の音のように、歩くたびにカラコロとよく鳴る下駄に、朱色の羽織。
ぴょんぴょん跳ねた飴色の髪と、同じ色したどんぐりまなこ。
「ばかだなあ。きみが知らないから、ぼくが知っているのさ」
傷を抱え、痛みを抱え、立ち止まってしまった人たちに、子供は生意気にそう言って、なんだか楽しげにわらいながら、ずっとそばにいるのです。
春には迷子の女の子が、夏にはいじめられっこの少年が、秋には寂しげなお母さんが、冬には暖かな家族が。
それぞれの傷と、痛みを抱えて御宮さんに訪れます。
涙をこぼしたり、うつむいたり、生きている彼らに、神さまは何もしてはくれません。
飴色の少年も、何もしてはくれないけれど、呆れも、わらいもしないで、ただただそばにいてくれます。
泣いたらいいよ、と、そう言って、ただ、そばに。
迷子の女の子は、やがて自分らしさを受け入れて恋をします。
いじめられっ子の少年は、死ぬことなく大人になって、おじいちゃんになります。
寂しげなお母さんは、小さな息子の幸せを願って、天国へ帰ります。
暖かな家族は、いつかの迷子の女の子。
季節を、時を経て、巡り巡る物語。
彼らは飴色の少年に救われたというけれど、終わらない神さまの命のさびしさを癒してくれたのは、傷を抱えて生きる彼らで。
だから、飴色の少年は、今日も嬉しそうにわらっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-11 23:59:55
29045文字
会話率:35%
就活生ニシカワ・ルイス・フリードリッヒは、憧れのハンターがいるマック社に面接に行くが、そこで圧迫面接を受ける。
なんとか受け答えをするニシカワだが、突如、面接会場にドラゴンタイプのモンスターが現れる。
面接官は悲鳴を上げ逃げるが、モンス
ターはそれを聞き面接官に襲いかかり、面接官は食べられてしまう。
次の標的は自分と感じたニシカワは持っている棒でモンスターに対抗するが、歯が立たず倒れる。
万策尽きたと思ったニシカワ、目の前が真っ暗になるそこにニシカワの憧れのハンターがニシカワを助ける。
ハンターの数撃の攻撃でモンスターは倒れた。それに安堵したのか、ニシカワはそこで気を失った。
原案:緋室井 茜音、ぴょんか、れおぎんが、東雲 緋彩
長編SFM(サイエンス・ファンタジ・ミステリィ)、EDITシリーズ1作目
※原案者の一人に技名がダサいと言われ、技名などを改訂します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 08:00:00
22126文字
会話率:33%
三年前に両親を亡くした薬師の少女、ユエ。だけど彼女はひとりじゃない。だって、ポケットにぴょんぴょん元気な「おたま」が入っているんだから。そんなふたりが薬草を採りに出かけたら、森で「おたま」と同じ、しゃべる「大トカゲ」に出会ってしまったからさ
あ大変! おたまがしゃべるの? 大トカゲはいったい何者? 命を糧に契約を結ぶ霊代(タマシロ)という不思議な存在をめぐって、少女の運命は転がりはじめる――ここじゃないどこか別の世界の物語。 【 不定期更新 】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-31 12:47:08
289316文字
会話率:37%
1918年10月。第一次世界大戦も終りに近づいた戦線で『ボク』は砲弾で足を一本失って、故郷ベルリンへ帰る許可をもらう。
片足でぴょんぴょん跳ねながら、『ボク』はベルリンを目指す……
最終更新:2016-03-26 07:04:03
13525文字
会話率:28%
池上米《マイ》24歳。彼氏は私のことヨネちゃんって呼ぶ。
六っこ上の彼とは玩具会社の地方工場で知り合った。
その後彼が東京の本社勤務になったので、只今遠距離恋愛中。
その彼が今お菓子作りに凝っている。
なんとなく気になっているんだよね、月謝
の高いお菓子教室に通い始めてからの彼の変化が。
まっさっか他の生徒さんと浮気とかしてないでしょうね…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 14:40:37
4248文字
会話率:19%
私に彼氏ができるとぴょん子がひょっこり現れる。
そしてきっちり持ち去ってゆく。
ん?持ち去っていくというのは違うな、一口齧って捨てていくと言うのが正しいか…
ぴょん子って言うのはあだ名だ。知り合って9年間の間に三人やられた。
一人目は同じ吹
奏楽部だった大和《やまと》…二人目は薬剤師の卵亮太…そして三人目は…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-11 17:07:12
19863文字
会話率:31%
ユンハンス家の当主は困惑した。娘が六歳になる誕生日、欲しい物を尋ねたところ「ダンベル!」と可愛らしくおねだりされてしまったためである。用意していた大きなクマのぬいぐるみはリボンで飾られた箱の中のまま、渋々衛兵の私物を買い取り、綺麗に磨いて
与えるとぴょんぴょん跳ねて喜んだ。その際に発した「ドラゴン斬る!」というわんぱくな言葉は、ただ笑い飛ばした。
これは、少女マンガよりも少年コミックの方が好きだった女が、とある女性向け恋愛シュミレーションゲームの世界の悪役令嬢――中盤で殺される運命の小悪党に転生してしまった話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 00:00:00
2032文字
会話率:2%
幽霊が見えない、幽霊の声が聞こえない反霊能体質の夫・井頭勇太郎。
由緒ある退魔師の血を引き、式神を創り出す力を持つその妻・ことり。
こんなへっぽこ夫婦は今日もさまよえる霊たちを成仏へと導いていく。
「へっぽこなのはことりだけだ」
「あ
たしへっぽこじゃないもん!」
こんな二人が今回挑むのは、台村楓という女の子の霊。事故で視力を失った彼女はどうして幽霊になったのか? 井頭夫婦はどうやって成仏させるのか?
生まれ出でよ! へっぽこ式神・ぴょんの助! タカの丸! たぬ金太!
迷える霊を救うのだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-20 16:00:00
36175文字
会話率:43%
ちょっと難しくて簡単な、なぞなぞです。
長い耳を持っていて、四本足で、ぴょんぴょん跳ねて、崖から空へ飛び立とうとする、不思議な生き物は何でしょう?
正解は――『ロックな』ウサギです。
最終更新:2015-12-17 16:17:28
4017文字
会話率:26%
雑草食べる女の子とごく普通の高校生男子の恋愛話
最終更新:2015-09-28 04:09:44
1865文字
会話率:36%
27歳ニート、守屋真希は、派遣会社で渡された『どんな職業のスキルも身につく魔法少女スーツ』を着て、さまざまな種類の職を経験することになるのだが……
最終更新:2015-08-27 23:51:38
57077文字
会話率:49%
ギターと家族の物語です
最終更新:2014-12-14 17:49:59
2294文字
会話率:26%
普通が一番、素晴らしい。俺こと、比与森 恭平(ひよもり きょうへい)はそういう思想の持ち主である。
虐められた暗黒の中学生時代を乗り越え、俺の考えは凝りに凝り固まっている。しかし、そのままでいいって思うんだ。
気の置けない親友がいじめのおか
げでできたのだ。もう、過去のように無茶はしない。自堕落にひっそりと過ごすはずだったのに……。
一年生のみの文芸部に入部してしまった。
そこから始まる俺のメンドくさい高校生活。穏やかな日常はもう、ないのだろうか。
今、俺の最初で最後の16歳の春が始まる。
何気ない高校生活を文芸部で過ごすモノ達の日常。更新断念。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-12 14:29:07
40470文字
会話率:51%
うさぎのぴょんた、みちにおちてるのはなあに?
最終更新:2014-10-19 06:26:14
201文字
会話率:0%
わたしはうさぎになりたい、そんな女子の話。
最終更新:2014-09-04 16:23:41
2500文字
会話率:64%
いつもと同じ朝。いつもと違う朝。
ふじたさんの家にきて三年。うさぎのぴょんたが見たのは、これまでと違う新しい世界だった。
生きること。死ぬこと。
自分の役割。他人の役割。
最終更新:2014-06-09 16:14:02
4130文字
会話率:20%
20年の山籠り生活を経て、立派な一流魔術師になった俺。さて、これからどうするか。
ぴょんぴょん
最終更新:2014-05-01 17:43:19
3218文字
会話率:34%
絵本を意識した読み聞かせ用の話。うさぎがぴょんぴょこぴょん。※Pixivにも投稿しています
最終更新:2014-04-14 09:16:28
3061文字
会話率:13%
あまりの唐突な死を嘆き、最強チートで輪廻転生を叶えた主人公。妖精族の美少女との出会い、そして騎士王としての憂鬱、最強ゆえの孤独を抱えながらも、彼は覇道を歩むことを決意する。そこで、彼が見た景色とはいったい。そんな世界、全部嘘っぱちだ! この
世にあるのは生き残りをかけた生存競争のみ! 人生って素晴らしい。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-24 12:33:21
2218文字
会話率:22%
朝起きたら突然変な世界に迷い込んでしまった、進藤 紗季(しんどう さき)。
元の世界では進藤のうとさきでうさぎに見えることからさきぴょんと呼ばれていて、背は低く、妹キャラだった。
──そんな俺がこっちの世界にきて、背は高く、俺様キャ
ラの進藤 紗央(さお)として生きることに!?
この世界、結構楽しめるんじゃない!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-06 10:27:46
328文字
会話率:7%