「好きな人ができたから別れてほしいんだけど」
俺は幼馴染でもあり彼女でもある芳野純花(よしのすみか)から、ファミレスで突然別れを切り出された。
「俺に何か悪いところがあったのか?」
「悪いところが無いのが悪いところかしらね」
俺のこと
が好きではなくなった理由を聞いても全く納得できないが、純花は言うことだけ言ってファミレスを出て行ってしまった。
純花に振られた悲しみに苛まれ、もう死んでしまいたいと考え自暴自棄になっていたその時、俺の目に映ったのは車に轢かれそうになっている美少女だった。
そして俺はその美少女を突き飛ばし、意識がなくなってしまったのだった。
◆◇
俺が目を覚ますとそこは病院のベッドの上で、俺の目には俺にもたれかかり眠っている天使と見間違えてしまうほどの美少女が写った。
その美少女、新屋敷心姫(あらやしき こひめ)は俺が助けた女の子だったようで、俺に突然こんなこと告げてきた。
「私に恩返しをさせてください!」
こうして俺は心姫から恩返しをされることとなり、純花の何十倍も、何千倍も、何億倍も可愛くて優しい心姫と最高の関係を築いていくこととなるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 20:13:16
145558文字
会話率:39%
せめて、恋だけは秘密のひめごと。とかなんとか、朝っぱらから、なんちゅう詩を、書いてんだか。
キーワード:
最終更新:2024-08-30 07:48:50
278文字
会話率:0%
「あるところに、いつつの姫がおりました」
この物語は蒼山サグ先生が考案された『五歳の姫、オタサーに君臨す』のプロットから授かったひらめきを構築して書いています。
http://togetter.com/li/667975
最終更新:2024-08-06 18:07:00
2275文字
会話率:2%
スタルシャナ。それは国土を守護し敵を退け、福寿を増進する女神のこと。
時は平安。
妙見神を信仰している平良文(たいらのよしふみ)の窮地を知り、天竺より坂東の地へ舞い降りた女神は自分以外の神の気配を感じ、良文とその甥である将門に興味を
抱いた。
良文の妻、千代織(ちより)に嫉妬されたことからなりゆきで将門の女になった女神は、「宴(うたげ)」という名をつけてもらい、彼らの傍に居座るように。
だが、千代織もまた、神功皇后(じんぐうこうごう)・応神天皇(おうじんてんのう)・比売神(ひめがみ)と名を持つ八幡三神の眷属で、紙を操る能力を持つ「千代紙姫」であった。彼女は宴が現れたことで坂東の戦乱が変化していくことに危惧を抱いた三柱の神々に翻弄されてしまう。
しかし人間として良文や将門たちの行く末を見守るべく、坂東の地に留まることを選んだ宴は、将門の戦巫女として雇われることを承知し、戦渦へ身を投じ、兵の寿命を削ったり矢の軌跡を捻じ曲げたり気まぐれに将門の宿敵、貞盛に祝福を与えたりと好き勝手に戦乱をかき回していく。
八幡三神の眷属である千代織と、人間の戦巫女として将門についた宴。
ふたりが愛するそれぞれの男が辿るのは、栄光か、破滅か……?
* * *
平安末期の関東を舞台に繰り拡げられる史実も入り混じった歴史ファンタジーです。史実を元にしたファンタジーです(大事なことなので二度言いました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:00:00
101837文字
会話率:44%
私立巡華学園。それは日本唯一の異能保有者が集う学園。
……遡ること数十年前、世界初の“異能”が観測された。
そんな学園にて奇妙な事件が発生する。文化祭を目前に控え、その準備にあわただしい最中、時間がループしていたのだ。その事実に気付いた
生徒会長【姫魅輝夜《ひめみかぐや》】とその妹【姫魅真昼《ひめみまひる》】たちは各々、その真相を掴むべく捜査を開始した。
ところが、学園内の捜査中、生徒三名が謎の死を遂げる。その現場を目撃した真昼の目には、美しい銀の鎧姿が。
日頃から優秀な姉に押し潰されてきた姫魅真昼はこの機を逃すまいと、姉の生徒会仲間とともに【銀翼】をおびき出し、あと一歩のところまで追いつめるも失敗。
一方輝夜は、生徒三名の死の現場にて、黒鎧の武者の姿を。その後再度現れた“黒鎧”との交戦中、熾烈極まる攻撃に意識を失い、異能の自動防御システムにて辛くも撃退。しかしながら取り逃がしてしまう……
その只中、この学園にある理由から異能を狩る者が現れる。イデアール・バルバリア。百載無窮の異能狩りである。
真昼と姉以外の生徒会メンバーによる共闘。輝夜は信頼する聖堂の神父【時裂光貞《ときさきみつさだ》】に支援を依頼。イデアールは、言葉巧みに生徒会メンバーを調略、切り崩していく……。
状況が混沌とする中で、イデアールと時裂の隠された過去が“今”を蹂躙していく。輝夜の時裂への淡い恋慕、真昼の姉輝夜への尽くせぬ複雑な思い。生徒会メンバーのそれぞれの“異能者”としての生き様が交差し、ループし続けていたはずの物語が動き始める。
異能が人生に与える意味とは。何故それを狩る者がいるのか。様々な人の想い、思惑をのせて、今ここに史上最大の異能戦が勃発する。
……やがてループが解かれた時。春の日差しの中、桜の木の下で彼は何に祈りを捧げるのか。それは神のみぞ知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 18:00:00
103722文字
会話率:38%
とある森の奥の廃墟に、女の子がひとり住んでいました。女の子は、絵物語の中のお姫様に自分を重ね、ステキな王子様が白馬に乗って颯爽と現れる日を待ち焦がれていました。王子様はどこにいるのでしょうか?
最終更新:2024-07-27 00:00:00
1978文字
会話率:0%
姉に言われてアイドル(♀)活動をする事になった姫咲(ひめさき)拓都(たくと)は、私立鶴見川(つるみがわ)高等学校の二年生の男子高校生だ。
そう、男である。
どうせ人気も出ずにすぐ終わるだろうと思っていた拓都の予想を裏切り、人気絶頂のナンバー
ワンアイドルになってしまった。
これは女装アイドル主人公が、周りにバレないかとひやひやしながらも、なんだかんだアイドル活動を続けていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 23:29:58
101017文字
会話率:48%
雅なる平安時代、蔵原(くらはら)の大臣(おとど)の娘、珠姫(たまひめ)さまはとんでもなくワガママな姫様。
そんな姫様の屋敷に気が付けば奉公に来ていた『ひろ』こと寛子は令和の世界で車に轢かれた看護師だった。
ブラック病院で培ったスキルと根性で
生き抜いていこう!生き抜いて……いける……かな??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 12:00:00
39467文字
会話率:28%
黒田 優(くろだ ゆう)はごく普通の男子高校生。
高校を入学後もあまり馴染めず友達が出来ない毎日。だがそんなときに彼女、姫野 茜(ひめの あかね)と出会う。
しかしお互いに色々と問題を抱えながら、この学園、柳沢学園へと入学していた。徐々
に友人と呼ばれる人たちの支えと助けによって気持ちを打ち明けれるほどに。
これは、そんな他愛もないただただ普通の学園物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 17:00:00
48480文字
会話率:48%
※注・通常の小説とは異なり、脚本形式で記載しております。
会話文の前に名札が付いている形式です。
【あらすじ】
女にはモテず、なぜか男にモテる俺は、暴走腐女子に目をつけられてしまった。
コミケ会場で出会った美少女『藤吉 姫(ふじよ
し ひめ)』は、
俺をBL王子と呼ぶおかしな女の子だった……。
出会う男に次々と愛の告白をされて、
同級生の腐女子に追いかけ回される俺に、
安息の地はあるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 19:00:00
73375文字
会話率:89%
ある日気づいた自分の気持ち。伝えたい。けれど…。
最終更新:2024-07-04 05:53:00
2498文字
会話率:4%
仕事を頑張っていると時々やってくる、落ち込む瞬間。そんな32歳働き盛りの「わたし」がその日目にしたとある光景。
最終更新:2024-06-29 01:25:28
2490文字
会話率:4%
姫路市の清元市長は17日の国際会議で「外国人の姫路城の入場料を日本人の4倍にするべき」と言う二重価格を検討している趣旨の発言をしました。
今回はこの裏にあるオーバーツーリズムの問題と、この姫路市の二重価格の取り組みについて、オーバーツ
ーリズム対策について個人的な視点で語っていこうと思いますのでどうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 17:52:47
6238文字
会話率:3%
現代日本に住む女性〈姫路川(ひめじかわ) 有子(ありこ)〉は、異世界転生モノに出てくる〈推し〉にある意味歪に狂っていた。ある日突然死んでしまった彼女は、作品の中で推しが転生した先と同じらしい世界に〈男として〉転生させられる。原作イベントの積
み重ねで最終的に死ぬ推しをどうにかして救う……もとい〈愛してあげる〉ために、有子は原作知識を利用して動き始めるが、その感情は彼(彼女)に当初思いもしていなかった行動を取らせ……。
※男性の身体同士の性行為表現をかなりぼかしてですが描写しているのでBLタグをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 22:28:32
124077文字
会話率:38%
ある朝、高校1年生の淳月誠一《あきづき せいいち》は電車で寝過ごしそうになる。そんな彼に、女の子が優しく声をかける。誠一が初対面だと思ったその女の子は、隣の席の橋姫惺玖《はしひめ しずく》だった。
最終更新:2024-06-10 12:49:21
59300文字
会話率:67%
葛西燐音(かさいりんね)のクラスメイトに学園で一番の人気を誇る【姫】がいる。
姫の名は片桐姫乃(かたぎりひめの)。妖精のように小柄で愛くるしい姿は学内の誰よりも注目を浴びている女子生徒だった。
燐音はそんな姫には目も暮れず、多忙な両親の代
わりに家事を行い、祖母な介護、著名な兄妹弟のフォローなど精神を病みかけるほど家族ために身を尽くしていた。
でも彼の両親は目立つ兄妹弟は褒めても影で動く燐音を忘れてしまうことが多かった。
不幸が重なり、家族に絶望した燐音は家出をすることになる。雨の中ベンチで項垂れる燐音に傘を差しだしたのはクラスメイトの姫乃であった。
家族に愛を捧げても何の意味もないと叫ぶ燐音に姫乃はこう言った。
「じゃあ……私と家族になりませんか」
姫乃は家族に愛されず、ずっと一人暮らしをしていて家族愛を渇望していたのだ。
利害の一致で一緒に住むことになった燐音と姫乃。
家族ごっこという縛りで同居をする中で芽生えた感情。
それは家族感情を超えていつしか甘々な生活へと変わってしまった。
そして燐音が家出したことにより、燐音の家族のバランスも崩れ少しずつ立ちゆかなくなっていく。
そんなざまぁ要素もあるお話。
4月13日 ジャンル別日間1位
4月16日 ジャンル別週間1位
4月22日 ジャンル別月間1位
6月15日 ジャンル別四半期1位
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 12:10:00
146804文字
会話率:48%
おひめさま が もと おひめさま になって やりたいほうだい !
最終更新:2024-06-03 14:00:57
2101文字
会話率:100%
愛媛県にある今治中央高校。
この学校は、過去に特待生制度の導入・優秀な指導者の誘致・練習環境の整備など、あらゆる手を尽くしたものの一度も甲子園優勝を果たしたことがなかった。
金ですべてを手に入れて来た理事長にとって、甲子園優勝はどうしても手
に入れたい称号。
そのため、野球の常識を覆すような異次元の思考を持つ人物を指導者に迎え入れ必要があると考えた。
そこで白羽の矢が立ったのは、自殺スポットでも名高い愛比売(えひめ)山(通称天獄山)に住んでいると噂されている洩矢(もりや)アスラだった。
だがこのアスラは14歳の少年で、しかも弱肉強食の異世界に住んでいたかなりの戦闘狂だった。
人と観点がズレ過ぎているアスラが、独自で考えた想像を絶するような練習方法で9人の野球少女を鍛え上げていく中、少女たちに関わる自殺志願者や変質者、異常者による問題を解決しながら前代未聞の女子選手のみでの甲子園優勝を目指していく物語。
※このお話は、シナリオ形式です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 14:31:12
242079文字
会話率:64%
現代社会に突如現れたダンジョン。その攻略の様子をネットで配信するのが主流となった時代に主人公、姫野茉奈(ひめのまな)は配信もせずに黙々とダンジョン攻略を続けていた。配信をしない理由、それはダンジョン攻略に際して茉奈に与えられた職業にあった
。茉奈に与えられた職業は『ソングバトラー』といって歌っている間だけ戦闘力が上昇し、歌に合わせた力を使えるというなんとも不可思議な効果を持つもの。
「配信してみたいけど歌いながら戦うってどう考えても変な人だよね」
それもあって、茉奈は配信もせずに隠れてダンジョン攻略を行っていた。
そんな茉奈がいつも通り学校終わりに歌いながらダンジョン攻略をしていると、その様子が見知らぬ配信者の配信に映ってしまい、知らぬ間にバズってしまうのであった……。
※カクヨムにも載せてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 17:18:31
87717文字
会話率:54%
のりとひめの物語。人との交流の中でさまざまに学ぶ姿を描く。
最終更新:2024-03-10 20:16:53
3728文字
会話率:16%
子連れ強面シングルファーザーとトラウマ抱えて愛に飢えた保育士のBLきゅん❤️
エブリスタでイラスト付きで先行公開中
https://estar.jp/novels/26031307
姫川青葉《ひめかわあおば》22歳。青空保育園で働き始めて半
年の新米保育士。
中学の時に好きだった先生にカミングアウトしたら無理やり押し倒されてそれがトラウマに。愛し愛されたいという思いを抱えながら未だに恋愛未経験ということがコンプレックス。
掲示板で出会いを求め、知り合った玲央に会いたいと言われ会うことになるが……
ちょうどそのころ、青葉が受けもつ四歳児クラスに、中途で父子家庭の新しい児童が入ってくることになっていた。怜央と会った翌日、登園してきた児童の父親はど派手な外見で、強面。青葉ははじめは怖がっていたものの、思わぬ場面で助けられ、胸きゅんするようになっていく。
タイトルは「いちたすはんぶんこかけるに」と読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 12:35:00
191896文字
会話率:26%