弱い人間は嫌い――ヘレナの町の冒険者ギルドに所属する魔導士ローザは、権力者になるという成り上がりを夢見ながらも、パーティーの荷物持ちであるレキを、使えないからという理由で虐げる日々を送っていた。
しかしある時、Sランクへの昇級がかかった依頼
で呆気なく致命傷を負ったローザは、治療士であるリヒトに死に戻りの呪法で救ってもらうも驚愕の事実を告げられる。
『このままだと君は死ぬ。レキと君を狙って、いろんな連中が襲ってくる。逃げるんだ、レキを連れて』。
見下していたものと見下されたもの。互いに嫌悪を抱く2人の命を懸けた逃亡の行く末に待つものは、希望か絶望か。
1話3000字前後。90話程度を予定しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 23:08:00
158034文字
会話率:43%
勇者パーティーの荷物持ちのお話。
少し胸糞かも。
最終更新:2021-08-13 12:54:24
2687文字
会話率:15%
冒険者アルスは絶望していた。
特別な才能、人には無い取柄、潤沢な資金や希少なアイテム……そういった物に恵まれず、しかし冒険者を志した少年。
立派な戦士になる夢だけを胸に田舎から王都へと旅立った少年は、今やその日の暮らしにも窮する生活を余儀な
くされていった。
パーティーの荷物持ちとして奴隷のような扱いを受け、僅かな収入で糊口を凌ぐ彼はついにそのパーティーにさえ見捨てられてしまう。
生きることに絶望し、魔物の支配する森の奥深くへ歩を進めていったアルス。
進む先で彼が出会ったのは――……生粋のド変態ショタコン悪魔、パイモンだった。
「え?死にたいの?ダメダメダメダメ!こんな可愛いのに死んじゃうとか、超絶勿体ないよ!ねぇ、私が君に力を貸してあげるからさ……一緒に、幸せになってみない?」
悪魔憑きとなったアルスは彼女の力を借り、伝説の存在『魔法使い』として人の世界に舞い戻る。
果たして、アルスは失ってしまった幸せな生活をその手に取り戻すことが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 13:00:00
20842文字
会話率:32%
12歳にして世界最強の才能である【勇者】に目覚めた女の子リーヴェは、人類の宿敵である魔王討伐の任を国王から授かり、勇者パーティーが結成された。
メスガキ勇者 リーヴェ
要塞の如き戦士 バルボザ
不可視の暗殺者 エルゼム
冴えない荷物持ち
アルム
明らかに場違いのアルムは、リーヴェの希望でパーティーに入れられた本当にただの荷物持ちである。
リーヴェのアルムに対する当たりは強く、ことあるごとに罵倒されてきた。
「ざぁ~こ! 使えないお兄ちゃんなんか勇者パーティーに要らないから!」
このようにアルムにパーティーから出ていけと言うのも日常茶飯事だった。
しかし、今日のアルムはいつもと対応が違った。
「そうか……じゃあ、俺は勇者パーティーを抜けるよ……」
「えっ、あっ……本当にパーティーから抜けちゃうの? そんなつもりじゃ……」
こうして勇者パーティーを去ったアルムだったが、実はこれには事情があった。
「バルボザは帝国の貴族の息がかかった監視役、エルゼムはリーヴェを殺すために魔王が送り込んだ本当の意味での”暗殺者”だ。リーヴェの元を離れるのは心苦しいが、完全に危険を排除するには元を断たねばならないな」
こうしてメスガキ勇者リーヴェを守るために、ただの荷物持ちだと思われていたアルムが動き出す……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 21:02:29
60968文字
会話率:34%
ド田舎村の近所に突如出現した大迷宮。
そこに眠るという聖剣を求め、大挙して集まる冒険者達。
その冒険者を当て込んで村はバブル景気に沸く。
村の少年ワイトは荷物持ちのバイトを始めるが、運悪く腹黒い自称勇者のパーティーにこき使われる。
ついに理
不尽にクビになるも、清々して家に帰る彼を待っていたのは新たな勇者だった。
勇者ユキと名乗る少女。だが彼女、レベル1の冒険ド素人だった。
祖母の命令で、ユキを支えて聖剣を目指すことになったワイト。
様々な困難にぶち当たるがワイトはユキと力を合わせて乗り越えて行く。
そこへワイトの願いを叶えるという、ポンコツ神様のペケペーケ様まで加わって迷宮探索は大混乱!?
ワイトはユキとペケペーケ様を支えつつ、冒険の初志貫徹はなるのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 17:26:41
68438文字
会話率:42%
「好きな人の傍に行きたい。それが鞄の代わりだとしても」
人もろくにたどりにつけないレベルのド田舎で神官として勤めるルルは、片思いを拗らせている。
類まれなる剣の腕で数多の魔獣を打ち倒し「王国の英雄」とか「白銀の騎士」と年齢身分性別問わず数
多の人々から称賛される正騎士にして絶世の美青年ヴィクトール。
そんな彼への片思いを拗らせているのが、どこをとっても平凡な少女にして神官のルル。
身分差もあれば年齢差もあり、物理的な距離もある。
だがしかし、王族から次々と無理難題をふっかけらて休む間もない上にセクハラ被害にまであっていると聞いたらいてもたってもいられない。
人材派遣業の跡取りである幼馴染に頼み込んで、近衛騎士団の臨時雇いの荷物持ちに無理やりなった。
ところが、ルルが仕事を手伝えば手伝うほどヴィクトールは王族に執着されていき、ついには奴隷に落とされてしまう。
「そうだ。ヴィクトール様をさらってしまおう」
ルルは決意して、一切の遠慮を捨てた。
根性と努力と友情とやたら仲が良い親族一同の力でルルは片思いの実らせることができるのか。
神々につくし、神々に愛され、神々基準で健やかに育った、規格外の少女が腐敗したフラウ王国にざまあをかます。かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 17:37:51
212406文字
会話率:24%
俺は冒険者パーティーから追放された。
元は、ここいらでは有名な最底辺のパーティーだった。
それが、俺がここに入ってから数ヶ月でこの辺りではなのしれた有名パーティーへと上り詰めたのだ。
俺はそんなパーティーから追放された。
冒険者どもに比べ
れば、俺の力なんて屁みたいなもんだ。もちろん、魔物なんて倒せるはずない。
俺はこんな頭のおかしな連中とは違うのだから。
まあでも、こいつらのおかげでスキルについては色々知れたし……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 23:24:39
8457文字
会話率:49%
勇者パーティの荷物持ち、ザーマが追放される話
最終更新:2021-06-01 18:24:35
2450文字
会話率:42%
荷物持ちの青年キシシカは不必要と言われて勇者パーティーを追放されてしまう。
しかしキシシカを失った勇者パーティーは落ちぶれていき、やがて犯罪者として全員処刑されてしまった。
一方キシシカは凄腕の冒険者として活躍、天寿を全うしたのだ
った。しかし彼の心では、勇者パーティーたちの存在が心残りとなっていた。
そんな彼に女神は言う。
「タイムリープしませんか?」
かくして彼の人生2周目が幕を開ける。彼の目標は、勇者たちを堕落させないこと!
「俺がお前たちを真の勇者パーティーに育ててやる!あと聖女、結婚してくれ!」
ざまあはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 00:12:43
14055文字
会話率:67%
現世で社畜をやっている僕は失恋のショックでパラレルワールドに行ってしまった
パラレルワールドでは幸せになれるだろうと思ったが、まさかの荷物持ち!?
そんなのないでしょうよと思っているとまさかの力が備わっていて・・・
最終更新:2021-05-04 06:45:36
444文字
会話率:30%
孤児である少女『アルセーナ』は勇者『レーナ』に拾われて勇者パーティの一員となるが、荷物持ちしかできないという理由でパーティを追放されることになる。しかし勇者含むパーティのメンバー全員が追放に対して疑問を呈していた。それでもアルセーナは追放の
提案を呑んで故郷の村へと帰ることを決断する。
アルセーナは勇者たちと別れ無事に村へと辿り着くことができるが、着いた日の夜に村が襲撃される。襲撃主は皇国の軍隊。アルセーナにはなぜか国家反逆の罪がかけられており、村人は反逆者の隠匿という理由で惨殺された挙げ句、村に火を放たれてしまう。兵士に捕らえられたアルセーナの前に現れたのは教会のシスターである『アーシャ』で……?
少しダークな展開から始まる百合百合ラブコメファンタジー。反逆者となってしまった自分に与えられたのは魔法のカバンと『百合』だけ!? 百合の力で世界を変えるべく立ち向かうひとりの少女とそれを支える女の子たちの物語。ハイファンタジー日間最高74位を獲得することができました。読者の皆様本当にありがとうございます!
※カクヨム様、ノベルアップ様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 20:03:13
85384文字
会話率:66%
よくある勇者パーティの追放場面。
しかし、追放される予定の荷物持ちである主人公【カイ】は、この展開のオチをすでに見切っていた。
茶番を繰り広げるポンコツ勇者にとった、主人公の行動は……。
※これは、平民のひろろさんがしてくださった、
『題名ネタ振り』の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 14:29:01
7019文字
会話率:65%
【第二章完】【爽快感MAX!】
Aランクパーティ『深紅の鷹』の荷物持ちであるクロノスは、ある日リーダーのエレンから追放される。
「実は俺、荷物持ちついでにお前らの援護してたんだぜ? 俺抜けたらお前ら死ぬけどいいの?」
「嘘を付け!
何もしてないだろ!」
ただ、彼らは知らなかった。クロノスが三年前魔王を倒した元勇者であることを……。
実はクロノスが戦闘中に時を止め自分たちのサポートをしていた事を……。
クロノスがいなくなり、Aランクパーティー深紅の鷹はBランクモンスターに壊滅的被害を受ける。
(くっそ! あの時クロノスが言った言葉は本当だったのか!)
仲間が殺されたエレンはクロノスを追放した事を後悔する。
一方その頃……クロノスは、今や幼女になってしまった元魔王ロゼに国賓として招待されていた。
「お主の望むものなら何でも用意する! だから儂の城に来てくれ!」
(めっちゃ……いいじゃん)
ロゼに国賓として招待されたクロノスは、そこで叫んでいた。
「おかしいとは思ってたんだ! なんたって魔王であるお前が直々に俺に頼み込みに来るからな! なんで部下が二人しかいないんだよ! しかもガキ!」
そこにいたのはドワーフの幼女ピットと、ダークエルフの幼女エリザ。
ロゼはピットとエリザと共に日銭を稼いで暮らす日々だった。
そしてクロノスは決意する。
(ガキが腹を空かせてどうする! 肉を食え! 飯を食え!)
国賓なのにモンスターを倒し、幼女達に良いものを食べさせる日々。
クロノスは幼女三人と暮らしながら、徐々にこんな生活も悪くないなと思っていく。
デメリット無しの時を止める力で完全無双!
悪役には圧倒的力を見せつけます!
幼女がとにかく懐いてきます!
チートすぎる元勇者のスローライフ&ざまぁ物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 21:09:30
62761文字
会話率:35%
無能な荷物持ちとして日々お嬢様の荷物持ちをしていたレーンであったがある日いつもの様にお嬢様のレベルを上げるためにダンジョンに潜っていた中であった
突然ダンジョンから本来なら現れるはずのないS級のモンスターに襲われてしまうのであった
そんな中でお嬢様から言われてしまうのである
「お前みたいな無能など不要だ!ここで私たちの囮となって死ぬがいいわ!」
突如お嬢様はレーンが動けないように魔法で攻撃するのであった
もちろんレーンはただの荷物持ちなので戦闘能力は皆無であったため何もできないのであった
「そ、そんな、お嬢様!」
「さよならレーン、貴方はここで私のために死ぬのよ!」
こうしてお嬢様は護衛の者達と共にその場から逃げ出すのであった
「そ、そんな、嫌だ、嫌だ、死にたくないよ!」
「い、や、だ、死に、た、く、な、い」
そんな言葉も虚しくレーンはSモンスターに殺されてしまうのであった
そうして目覚めるとそこはいつもの風景だった
いつものように馬小屋で目覚めたレーンは自分に何が起こったのか調べたところなんと
自分が死ぬ一年前に戻っていることに気付いたのであった!
そしてレーンはどうせこのままここで働いていても殺される運命ならここから出ていくことを決意するのであった!
そんな中でレーンが一年前に戻ったことであることがおきたのであった
それはレーンがお嬢様によって殺されてしまったことを思い出してしまい思わずレーンがビックリしてしまいお嬢様を階段から突き落としてしまうのである
それが原因でとあることが起きてしまうのであった
本来の歴史であればここでお嬢様が階段から落ちることなどなかったのだがこのことがきっかけでなんとお嬢様の前世の記憶を思い出すのであった
「こ、これ!?もしかして、私ゲームの世界に来てしまったの!?しかも悪役令嬢のメイになってしまったの!?」
そう、レーンを追放することでメイはレーンによって殺されてしまうのである
このままだと自分が悪役令嬢として死の道しか残っていないのである
「絶対にレーンを追放させないようにしないと」
こうして絶対に追放させない悪役令嬢VS絶対に追放される無能な荷物持ちの戦いが始まった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 08:00:00
1152文字
会話率:93%
もう荷物持ちなんて必要ないからお前クビな。次元収納箱というスキル持ちのアタルは勇者パーティの荷物持ちだったが、勇者にクビにされ追放を余儀なくされた。既にかなりの量が入る魔法の鞄を手に入れていてアタルなど必要ないというのが勇者が語った理由だっ
た。勇者だけではなく仲間だった忍者、大魔導師、剣聖、聖女の四人も追放に賛成を示し、アタルは勇者パーティから離れることとなる。しかし、何故かわからないが勇者パーティを離れたアタルの元に元メンバーだった女の子たちがやってきて、仕方ないからついていってあげると言い出す始末! どういうこと!? と思いながらも結局アタルは元メンバーの四人と町を出ていき新天地で新たに冒険者としてやっていくことを決めた。一方で何故か追放したはずの自分がぼっちになってしまった勇者は念願だったハーレムパーティの夢破れしかも頼りになる仲間が一斉に抜けたことでどんどん落ちぶれていくことになり、アタルに戻ってきてくれと頼むようになるが元ヒロインメンバーは徹底的に拒絶し勇者はどんどん落ちぶれていくこととなる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 23:03:04
17245文字
会話率:65%
加護によって得られる『職業』によって自分の運命が定まる世界で、英雄になることを夢見ていた少年ゼロ。――しかし彼が神より授けられた職業は、戦闘系ではなく、非戦闘系ですらない『無能』というものだった。
『無能』の唯一にして最大の特徴は、一つのス
キルも得られないというもの。それはつまり、強くなることができないということを意味していた。
仲が良かった幼馴染み達からは蔑まれ、パーティの荷物持ちとしてダンジョンに潜っていた彼は、ある時ドラゴンに遭遇してしまう。彼のパーティメンバーである幼馴染み達は命の危機から脱するために、ゼロを囮として置き去りにし、逃げ出してしまった。
そんな絶体絶命の状況で、『無能』の持つ秘められた最強の力が覚醒する……!
◇
この小説は『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 18:00:00
52548文字
会話率:33%
城の下働きについていた少年エインは、世界の瘴気が濃くなった事で王命によって旅に出る勇者パーティの『荷物持ち』としてついていく事になった。
『システム』と呼ばれる世界の法則でステータスの見える世界で、職業:荷物持ちの少年が初めて発現したスキ
ルは——【脱力】。
勇者パーティに見放され、追放され、無職になって今更苦労してついた城の下働きにも戻れないエインは、ろくな仕事にもつけずに野垂れ死ぬならと、夜の草原で【脱力】スキルを使って……無双する?!
『システム』にすら見放されたハズレスキルは大当たりの超スキル!
そんなエインがいつの間にか最強に至り、田舎でスローライフを夢見る、そんな物語の前日譚。
※これは、ハイファンが書きたくなったものの現在連載する余裕が無いので、短編でキリが良いところまで書いたものです。ご了承の上お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 16:57:25
3605文字
会話率:24%
あるいは『異法者の分際』←タイトル
これは異世界ファンタジーもの(このすばとか)と管理社会系ディストピアもの(サイコパスとか)とドンパチヤクザもの(ブラクラとか)を悪魔合体させたような世界観のもと、チートで魔王を倒してこいと女神に異世界
転生させられたヒキコモリ男子高校生の藍羽祐介と、勇者が所属する冒険士ギルドで雑用をやらされている荷物持ちのクガミネの二人が主人公として活躍したりしなかったりする物語です。
*↓性描写に関する規約違反のため、2020/11/24付けでノクターンノベルズに移転となりました。
https://novel18.syosetu.com/n6833gp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 14:36:07
11496文字
会話率:19%
勇者パーティーの荷物持ちハコブは、突如クビを宣告された。
幼馴染で勇者のギフトを持つアリッサ。彼女は「もう荷物持ちは必要ない」と言ったのだ。さらに、仲間の美少女たちもアリッサに同意する……だが、ハコブは諦めない。
内に眠るギフトを覚醒させた
ハコブ。彼の真の力が覚醒する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 15:17:42
4486文字
会話率:52%
※書籍化決定しました。
幼なじみ姉妹、義理の妹、近所のお姉さん。魅力的な女の子たちに囲まれ、小さい頃は結婚の約束なんかもした。俺こと凡人のアークは、そんな環境で育った平民だ。
しかし、そんな恵まれた環境でも、絶望はやってくる。
ようや
く巡って来た《スキル降臨の儀式》で、俺のスキルは《輝く盾》という弱っちい盾を作り出すハズレスキル。
しかし、幼なじみ姉妹と義妹は伝説の《勇者パーティー》が使っていたスキルに覚醒してしまう。
そこに現れたのは、異世界よりやって来た《勇者ユウヤ》というイケメン勇者。
俺の見ていないところで、幼なじみ姉妹と義妹に手取り足取りスキルの使い方を教え、久し振りに再会した時にはすでに心は勇者の物になっていた。
さらに勇者の命令で俺はパーティーの荷物持ち兼世話係兼イザという時の盾に。さらに近所のお姉さんも同行して《魔王》退治の旅に出ることに。
あんなに好かれていた幼なじみ姉妹からはウザがられ、義妹には兄妹ではないと突き放され、近所のお姉さんには便利な道具扱い。
そして、ついには勇者たちの宿での情事を目撃しドン底に落ちてしまう。
少女達は全員、勇者の嫁になると公言し、1人取り残される憐れな俺。
だけど奴隷の少女ユノと出会い、俺の運命は変わっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 06:00:00
163424文字
会話率:44%
ダンジョンが世界中にある世界。覚醒者たちは与えられたスキルでダンジョンを攻略していく。
スキルは様々で、大まかに【攻撃】【防御】【補助】の3種類で、スキルの強弱によりランクづけされている。
俺が覚醒時に得たスキルは【暗視】でEランクの俺
は毎日荷物持ちなど雑用の依頼ばかりを受けていた。
いつものように受けた依頼は【Eランク新設ダンジョンの調査】の荷物持ち。昔お世話になっていたCランクパーティーと同行することになったのだが、急に姿が見えなくなってしまった。
引き返すことも出来ず、奥まで進むと祭壇があり【ダンジョンの支配者】の職業を授かった。
Eランクの成り上がりが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 18:58:04
6758文字
会話率:19%