勇者一行に加わっていた女神官にして聖女と称されるリラは、ある日いきなり勇者から「新しい神官が来るから」といきなりパーティーを追放された。
呆然としたが、この時の自分はまだ知らなかった。それが最悪の日の序章でしかなかったことを――。
「ごめ
ん。もう一回順番に言ってくれる?」
その日の夜、リラに訪問客がやって来たのだが、
「呪われたビキニアーマー来てたらパーティー追放された」
「ちょっと盗賊ギルド(犯罪組織)出身の忍者でござるが、魔王討伐に参加したくはせ参じたでござるよ!」
「どうも、西方で魔王をさせて頂いております。どうか東の方の魔王を討伐すべく協力して頂きたい」
「もがぁああああああああああああああ⁉」
揃いも揃ってぶっ飛んだ奴ばかり! 困ったリラに、一つの天啓が訪れる。
「そうだ! 勇者に退職金代わりに引き取ってもらおう!」
やけっぱち追放聖女が再び勇者と相対すべく奔走する! しかし、この三人、予想の遙か斜め上を行く厄介さ!
「うぉおおおおおおおおおおおお⁉ ビキニアーマー姿で出歩くな⁉ 奇襲仕掛ける予定の相手に予告状を送りつけるな⁉ 魔王の癖に常識人なのはおかしいだろ⁉」「最後のは別によくないです?」
果たして、聖女リラは無事にこのトンデモ三人を勇者に擦り付けられるのか⁉
※短い連載になります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 17:02:00
20322文字
会話率:53%
王太子カルロスと婚約を結んでいた聖女ヘレナはある日、謂れのない罪で婚約破棄と国外追放を言い渡される。
侯爵令嬢であり、世間知らずなお嬢様であるヘレナ。これから一人でどうやって生きて行こう――――そう思っていた彼女の元に、侯爵家の執事レイ
が現れた。
「お待ちしておりました、お嬢様」
レイは追放先である隣国に、ヘレナが暮らすための土地と屋敷を用意していた。戸惑いつつも、隣国での生活を始めるヘレナ。けれど、聖女でも王太子の婚約者でもない生活は、彼女の想像以上に快適だった。
おまけにレイは、ただの平民になったヘレナを、これでもかという程甘やかす。
(わたしはもう、レイに優しくしてもらう資格は無いんだけどな)
そんなことを思っていたある日、ヘレナの元婚約者であるカルロスが隣国に攻め入るとの情報が入って来た。おまけにカルロスは、ヘレナのことを取り戻そうとしているようで――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 12:16:09
59822文字
会話率:39%
突如異世界に召喚された高校生、榊原将大は召喚士たちに魔王討伐を依頼された。彼らを信頼した榊原は、召喚士に必要だと言われた儀式に疑問も抱かずに従う。だが、それは召喚士たちの罠であった。榊原は儀式によって奴隷となってしまったのだ!! その後、文
字通り召喚士たちのあやつり人形と化してしまった榊原の運命とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 17:07:47
24296文字
会話率:36%
齢9歳の普通の女の子、リアン・ペリアーナは危機に瀕した国を救うために聖女となる。本物の聖女ではない、紛い物の聖女に。
これは、紛い物の聖女が幼馴染の騎士の支えのもと、少しずつ王国を再建し、段々と皆に認められ、愛され、いつか"追放"さ
れる。その日までの物語。
「追放聖女は温かな人々に囲まれて幸せな余生を送る(https://ncode.syosetu.com/n8868gi/)」の前日譚です。
上記の作品が最終話的な立ち位置になるので、ハッピーエンドに向かっていくだけのお話になります。こちらの作品はこちらの作品で単体でお読みいただいても大丈夫なようにしていくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 22:23:01
77169文字
会話率:54%
聖女を詐称した罪で王都から追放されることになったリアン・ペリアーナ。しかし、罪人であるはずの彼女を王は労い、兵士達は敬意を表し、国民総出で感謝を述べながら追放を祝福する--。
紛い物の元聖女と近衛騎士のちょっとしたハッピーエンドのお話
です。
たくさんの方にお読みいただいたこと、感想をいただいて設定を考えるうちに書きたくなってしまいこのお話の前日譚にあたるお話の連載を始めました。
「紛い物の聖女は温かな人々に囲まれた幸せな余生を目指す」
(https://ncode.syosetu.com/n3547gj/1/)
もしよろしければ、お読みいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 12:06:44
3034文字
会話率:54%
聖女を名乗った罪で死神の伝説が残るオトナシの森に追放された私。
森をさまよっていると、ある人物と出会い、助けられます。
彼は森での生き方を教えてくれました。
ある日、彼は森への侵入者を発見します。
私もついていったのですが、なんと侵入者の
一人に捕まってしまいました。
侵入者を追い払うことはできました。しかし、彼は私を助けるためにケガをしてしまいます。
私は聖女として身に付けた力で彼を治療することに成功しました。
それから二人は森で静かに暮らしています。めでたしめでたし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 18:02:55
6404文字
会話率:11%
聖女セリーヌの追放。だが、全てはセリーヌの計画だった。
最終更新:2021-09-10 15:45:25
1957文字
会話率:54%
聖女『神龍の巫女』として神龍国家シェンロンで頑張っていたクレアはある日突然、公爵令嬢バーバラの嫌がらせでリストラされてしまった。
さらに国を追放され住所不定・無職となったクレアは、隣国ブリスタニア王国へと旅立つことに。
旅の途中で魔獣キ
ングウルフに襲われたクレアは、助けに入った第3王子ライオネル・ブリスタニアとの運命的な出会いを果たす――。
聖女のリストラから始まり、最後にドラゴンもざまぁしてしまうドラゴニック異世界ファンタジー!
「ふぇぇ!? わたしこれからどうなっちゃうの!?」
*第6回カクヨムコン読者選考通過。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 21:33:22
109345文字
会話率:37%
結ばれない事が不幸であるわけではない。
知っている事と知らない事の間には、天と地ほどの隔たりがあるのだから。
最終更新:2021-07-03 17:11:07
12347文字
会話率:41%
いるのは、愛に狂った女だけ──
アルファポリス様でも公開中です。
最終更新:2021-05-04 12:00:00
7627文字
会話率:27%
聖女達が国を守る結界──”聖域”を張る小国、リーベルク王国。
リーベルク王国の神殿に仕える聖女の一人であったルチナは、大司祭の不正を知ってしまった事で国から追放されてしまう。
外の世界を見る事が出来ると、悲壮感もなく意気揚々と国を離れたル
チナを追いかけてきたのは、冒険者のディアスだった。ディアスは数少ないルチナの知人であり、初恋の人でもある。
ディアスと一緒に旅をする中でルチナは何度も口説いたり求婚したりとアプローチをするが、いつも軽くかわされてばかり。玉砕するのも慣れたものだ。
幾つかの国を越えた先、ディアスの故郷も近いという頃になって、ルチナの前にリーベルク王国からの使者が現れる。彼らはルチナに、国へ戻るよう促して……。
恋を叶えようとするルチナと、彼女を放っておけないディアスの恋の行方は──
※カクヨム にも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 12:04:09
12543文字
会話率:42%
【二行でわかるあらすじ】可憐でいじらしい聖女(※ヒーロー視点)をブラック労働から救い出しなんとか幸せにしようと暗躍してヒロインを勝ち取ったはいいものの、好きすぎて手が出せない男と結婚したのに上司ヅラを崩さない男にグイグイ迫る歴代最強聖女(※
傍目から見るとバカップル)の話
【真面目なあらすじ】聖女フィオナはある朝突然、「真実の愛に目覚めた」とのたまうダリル王子に婚約破棄を告げられ、その上きちんと聖女の務めを果たしさえすれば、影武者を立てて王宮から出て行って構わない、といわれる。長年のブラック労働と厳しい戒律、バカ王子に嫌気がさしていたフィオナはそれを承諾し、偽聖女としてあえて追放される。しかし自由の身になったフィオナを追ってきたのは王族でもなければ権力者でもなく、聖女管理局の上司であるエドガーだった。てっきり連れ戻しにやってきたのかと思いきや、彼は自分と結婚し、港町で聖女としての業務をこなしながらひっそり暮らそうと語る。思い人からのとんでもな提案にフィオナはいちもにもなく同意し、聖女管理局港湾支部としての活動と新婚生活が同時に始まるものの、現実はトラブル続きであった……。短編「追放聖女の働き方改革」の設定を変更し、その後を書いたものになります※アルファポリスにも掲載しています※最初の数万字は予約投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 22:21:46
116340文字
会話率:50%
「お前は偽聖女だ!婚約を破棄し、ついでに追放する!」婚約者のダリル王子から、朝っぱらからそんな事を言われてしまう。休みもなけりゃ自由もない、おまけに愛も手に入らない。偽聖女だと言うのなら、堂々と追放されて見せましょう!こうして私は自由を手
に入れた。しかし当然のことながら「聖女管理局」の所長、愛しのエドガー様が私を追ってくる。はい、惚れた弱みですからおとなしく帰って聖女やります、でも王家と婚姻を結ぶのだけは勘弁……え?この状況を解決する、たったひとつの冴えたやり方を思いついたんですか?
冤罪に便乗して脱走したはいいものの、使命を捨てるほどでもない聖女がスパダリ上司と一緒に落としどころを見つける話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 19:11:31
5930文字
会話率:42%
魔王軍の捕虜となった聖女クラリーネは、魔王と交渉し、魔王軍の一員となる。最初はクラリーネの事を疑いの目で見ていた魔王だったが、彼女の持つ力を目の当たりにし、すっかり信用する事に。だが、クラリーネにはある秘密があって……。
最終更新:2021-02-19 12:35:57
4653文字
会話率:21%
リアは九歳のとき、十二歳になる姉プリシラについて神殿に行く。そこで、姉妹ともども聖女と認定されてしまう。
この国ではひと家庭で二人以上聖女認定された場合、一人を差し出さなければならない。両親は聡明で美しく魔法を使えるプリシラを手放すのが
嫌で、迷わず妹のリアを差し出した。
神殿に召し上げられたリアは聖女候補として厳しい修行を積み、六年後晴れて聖女となる。神殿の聖女の中でも、最も強い神聖力をもつリアは、神託により王太子の婚約者となった。
リアは金髪で美しく優しい王太子に淡い恋心を抱く。しかし、順風満帆に見えた将来に陰りが生じはじめた。
アリエデ王国の最北にある黒の森で魔物が大量発生したのだ。リアはこの国の聖女として討伐隊に参加しなければならない。王都と愛しい王太子に別れを告げ討伐隊とともに旅立った。
そして二年にわたる戦いののち、魔物の封印をなしとげ、王都に凱旋するはずだった。
だが王都に帰ったリアを待ち受けていたのは同僚聖女と戦友のうらぎり。
王太子との婚約もいつの間にか破棄されていて、新たに姉のプリシラが護国聖女の名を冠し、王太子の婚約者におさまっていた。
魔物討伐を長引かせた責をおわされ、役立たずの聖女として国を追放されたリアは、西側の隣国との緩衝地帯である惑い森へ捨てられる。そこにたくさんの魔物が巣食っていて……。
森をさまよううちに彼女は、魔獣に襲われた瀕死の金髪美青年を拾う。
≪全51話予約投稿済み! 毎日18時ごろ更新予定≫
流行りの追放聖女テンプレのつもり。聖女は無自覚でざまぁ(予定)します。題そのものがあらすじです。足の不自由な人が出てきます。タグ注意、地雷のある方はお逃げください。
誤字脱字報告ありがとうございます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:04:58
146242文字
会話率:31%
「俺が君の言葉に、剣になろう」
生まれつき、「聖女」となることを定められていたフランチェスカ・アクアマリンは、十五歳の誕生日に洗礼式でその冠を受け取るはずが、どういうわけか聖女としての身分剥奪と追放を言い渡されてしまう。
何故なら、フラ
ンチェスカは生まれつき、口が聞けなかったからだ。喋ることができない彼女は、密かに両親から恨まれていた。
そして妹であるエリザベートが生まれたことで両親はフランチェスカを、「聖女」の座から引き摺り下ろしてしまう。
しかし、追放されたフランチェスカ、口が聞けない代わりに世界で最強の魔力と、彼女にしか使えないユニークスキル「祝福」を持っていて──!?
そしてエリザベートは追放された道中で、世界最強の剣士にして辺境伯、ロイ・ヴァーネス卿に拾われて、彼の献身を受ける中で次第に心惹かれて溺愛される。
しかし、いつしか祖国は魔力を持たないエリザベートを聖女にしてしまったことで、魔王の侵攻を許してしまう。
追放した祖国は憎い。それでもそこに住まう民を守るために、フランチェスカは、フィオナは覚醒した魔力とロイに与えた「祝福」を持って、勇気を振り絞って戦いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 07:00:00
10981文字
会話率:23%
【本編完結済】わたし、聖女の守護妖精。今日も聖女を守ってるんだけど、彼女に近付くのは馬鹿王子とか偽聖女とか邪悪大神官とかのクズばっかり。なんてひどい世界なの。聖女には、いつか幸せになってほしいのになぁ・・・【番外編を投稿中です】
最終更新:2020-10-09 19:27:08
34934文字
会話率:31%
緑豊かな自然に囲まれたエストワール王国。
様々な種族が共存するこの国では、光の精霊の契約者を『聖女』と呼んでいた。
聖女となるのは王族の家系。
母親から引き継ぎ、新たな聖女となった王女ユイノアは、冒険譚に憧れる女の子だった。
いつか大きくな
ったら、自分も世界中を旅してみたい。
そんな夢を抱いていた彼女は、旅人のユーレアスと出会い、旅への憧れを強くする。
しかし、彼女に与えられた運命は残酷だった。
母の死によって変わってしまった父と、それを良しとしなかった国民。
クーデターにより国は崩壊し、彼女は一人ぼっちになってしまう。
そして彼女は再び彼と出会った。
全てを失った少女と、かつて世界を救った英雄。
一人と一人が交わり始まった二人旅は、はたしてどこへたどり着くのだろうか?
書籍約一冊分のボリュームです。
第一部完結まで予約投稿済み。
ぜひぜひ読んで楽しんでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 12:00:00
105331文字
会話率:40%
第一部完結しました。
測定魔力値999超えを記録し、最高魔力(スリーナイン)と称される黒髪の少女エレノアは、聖王国を護る聖女候補として幼少から英才教育を受けてきた。
だが仕組まれた聖女継承の儀で、聖女の証である極光の書に拒絶され、偽聖女の
烙印を押されたエレノアは、犬猿の仲である聖王国第一王子リチャードの謀略によって、聖王都追放を余儀なくされる。
追放先の山岳で出会いを果たした、グレイと名乗る騎士のような佇まいの美青年と共に、成り行きでゴブリンの軍隊に包囲された山村を救出する事になったが……?
そして最高魔力という聖女の器を失った聖王国は、第一王子の狂気と共に少しずつ綻びを見せていく。
3章構成、全37話、10万字程度が第1部となっています(続編構想あり)
前半は追放聖女的なテンプレ展開、後半は恋愛を交えつつ剣と魔法のファンタジー色が強めです。
8/16 タイトルを改題しました。
カクヨム様、アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 19:00:00
105658文字
会話率:36%
どれだけ努力しても認められない。
貴族でなく平民でありながら「聖女」となったミリアは、国を守るために拷問のような日々を耐えていた。
徹底的に国で虐げられた結果、やがては感情を一切見せない「人形聖女」と呼ばれるようになっていく。
「聖
女・ミリア。貴様との婚約を破棄し、新たな聖女・レイニーを我が妻とする!」
そんな中、突き付けられた突然の婚約破棄。そして国外追放。
さらには自分を守ったことが原因で唯一の味方だった従者・レオナルドをも巻き添えにしてしまう。
こんな恩を仇で返すような真似――と焦るミリアだったが
「国外追放ですね、構いませんよ」
凄腕の剣使いにして大切な従者・レオナルドは、あっけらかんとそう言い放つのだった。
これは感情を失うまで国で徹底的に虐げられた聖女が、ささやかな幸せを見つけるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 12:04:00
17930文字
会話率:22%
聖女・シェオルは、突如村人達から謂れなき罪を被せられる。
村を滅ぼそうとした卑劣な魔女として。
弁明する機会すら与えられず、魔女とされた彼女は死地へ追放される。
それでもシェオルは、人々を守るために祈りを止めない。
そんな中で手を差し伸べた
のは、かつての恩人であり貴族の子息・ジャックだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 00:25:44
15091文字
会話率:30%
「我が国にもはや聖女など不要。どこへなりとも行くが良い」
突然の宣告だった。
国民の不満が高まっていることは知っていた。
聖女は国王、教皇に次ぐ大きな権力を持った肩書だった。
実態の見えない『聖女』の肩書に不要な税が流れているとい
う不満、そこにつけ込み、王家の人気取りのために私は捨てられた。
「私のこれまでの時間って……」
10歳の時、適職診断で聖女認定されて依頼自由もなく何年も閉じ込めてきたくせに、今更追い出されるなんて……。
最悪の王国を追放された聖女が、愛され幸せになっていく物語。
【プロローグまでです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 08:23:29
2928文字
会話率:37%