国王の息子と判明したフェルディナンと共に、ついに王宮に住むことになったアラン。そこでヴァン王太子を撃ち殺した宮廷道化師(ジェスター)と再会して動揺する。護衛士ファングたちと協力して、ヴァンの死の真相を確かめるために奔走するアランだったが。そ
こになぜか『アランの左腕を持つ女』リディアが現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 16:48:02
63380文字
会話率:46%
家を継ぐ見込みのない大貴族の五男カールが、身を立てるために王国首都に出てきた。ところが、武術には優れるものの時流に乗り遅れ、単純な魔法を使う護衛士との喧嘩に負けてしまう。魔術を身に付けねばならぬと、魔法で喧嘩を止めた娘レナに頼み込み、娘の両
親が営む魔法店に住み込むことになった。
ところが、成り行きで、魔法ではなく、料理ばかりを練習する羽目になる。カールの弟子入りを迷惑がっていたレナでさえ、これでいいのかと心配するほどだ。
そんなとき、レナが密輸犯に誘拐されてしまった。魔術師と戦ったことのある元傭兵が、レナに魔法を使わせず、レナにはなすすべがない。
レナ誘拐に気づいたカールは、彼に惚れ込んでしまった屋台の店員イェルドとともに、救出に向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-02 06:47:51
97552文字
会話率:55%
…知っているわ。この結婚は、私のわがまま。優しいあなたを縛り付けているだけだと。
裕福な名家の令嬢と街の守備隊に属する衛士との身分差結婚話。望まれていないと知りながら、傍にいたい一心で強引に婚約を進めた令嬢アイリスは、彼の犠牲の上に成り立つ
関係に罪悪感を拭えないでいた。同棲を始めても二人の気持ちは一向に交わらず、ただ離れてゆくばかり…。と、シリアスに見せかけたよくあるバカップルの恋愛話です。雨降って地固まる典型的ハッピーエンド。お気軽にどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 22:55:26
20720文字
会話率:45%
藤堂平助は離隊することをどんな思いで決めたのだろうか。
最終更新:2015-04-07 15:10:18
1030文字
会話率:27%
呪星ライベイン。この惑星の居住者、格闘術兵士の暴力戦闘で治安が乱れていた。
そんな時代、どこからともなく現れた美しいロングの銀髪を持つ流離いの少女トレイシラ。
彼女は、警護霊を召喚した。霊は、暴力戦闘の兵士を倒せるレベルの強力護衛士。
彼
の兵力があれば、いかなる暴力兵士が駆逐できる。
この呪星世界ではその残酷居住空間を残さないための活動が必要だ。
彼女の旅は、暴力を沈める理由ではない。暴力兵士の精神を癒すための目的もある。
どんなやり方にせよ、保守的解決を見つけだそうと努力し、且つ成長していく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-04 10:00:00
407文字
会話率:0%
優秀さ故に貴族出身の騎士たちに疎まれ、その地位を追われた平民出の騎士リュノス。
彼は辺境の町で衛士として、飲んだくれの毎日を送っていた。
そんな彼のもとにある日、謎の女が現れる。
「あなたの願いを叶えてあげる」
女は願いが叶った後、
その願いに見合った代償を払えという。
しかし、失うものなどなにもないと考えていたリュノスは、その申し出を受け、女と契約を結んでしまう。
夢への一歩を踏み出すリュノス。
リュノスの未来に待つものとは――
初めてのWeb投稿作品になります。
要望があれば、続きを書くかも知れませんが、次はファンタジーの戦記物を載せる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-08 22:00:00
25910文字
会話率:27%
日本史には登場しない古い一族。
常にその時代の為政者から『遠慮』されてきた一族・天羽一族。
本家と分家の四家からなる彼等は天然の要害である七の谷に里を成し村と成り、現代では小さな市と成って血脈を繋ぎ続けた。
『天羽』は鳥の民。何処
から飛来し、言の葉を残しまた去る。
現代に受け継がれた天羽の|裔《すえ》であるまい香が、失踪した兄に替わり家を継ぐことになった『成人の儀』の前夜、不意のアクシデントにより異世界へ|渡る《・・》ことになってしまった同じ時、一人の皇子が過酷な運命の扉を開こうとしていた。
皇子に従うのは将来を嘱望されてはいるが未だ見習いにすら付いていない近衛衛士の子弟たち14人。
凍土に飛ばされ敵地を進むしかない彼等とまい香の運命が重なる時、異世界・アランデルの運命も動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 10:00:00
4907文字
会話率:10%
帝国大元帥を務めるアントン・ラグラスの娘マルトーは偉大なる父の助けとなることを目標に帝国騎士を目指すが、各地方を巡察し、そして帝都の変貌を目の当たりにして、帝国を覆う問題が極めて深刻であること、父が難しい立場に立たされていることを知る。マル
トーが晴れて帝国騎士叙勲が決まった日、幼馴染みの騎士ギムナス・アールセンと再会し、親睦を深めるが彼が
「王党派」と呼ばれる急進的な若手騎士達の指導者であり、アントンとは敵対する存在だと聞かされる。父を信じ、改革の成果が出るのを待って欲しい、とマルトーは訴えるが、話は決裂してしまう。ギムナスが王党派であることは秘密にすると誓ったマルトーだったが、直後に父のアントンから帝国騎士内の急進的な勢力の動向調査を命じられる。マルトーは即答して引き受けるが、内心ではギムナスを裏切るのか、父を裏切るのか、の二択に困惑し、己の無力に愕然とし自己嫌悪に陥っていく。
それでも騎士としての責務を果たしていたマルトーは、任務中に賊の子どもを殺めてしまい、五日間の休暇を言い渡される。悄然としながら家に戻ったマルトーに大貴族の令嬢からお誘いが届く。叙勲祝賀会で知り合い文通相手となっていたユーリシアからの誘いだった。お茶会の中でユーリシアの既存概念に囚われない自由奔放な考え方に感銘を受けたマルトーは、ギムナスともう一度向き合い、彼の性急な考えを止めることを決意する。だが、彼女の想定よりも早く、事態は動き始めてしまう。貴族の肝いりに新設された都衛士隊が帝都の新月地区を焼き討ちする事件が起こり、これが引き金となり王党派の騎士達は決起し、主要市庁舎の占拠、という行動にでる。次々と状況が進展していく中で、マルトーはもっと早く行動を起こさなかったのか、ギムナスが背負っていた苦悩を一緒に分かち合うことをしなかったのか、と自分自身を責め、無念さに慟哭する。その葛藤の中でマルトーはギムナスのことを想う自分自身の気持ちに気がつく。王党派の決起が不発に終わり、反乱軍として追い込まれている事を知ったマルトーは、ギムナスのために王党派への合流を決意する。新月地区にてギムナスと再会し、彼に自らの想いを伝えたマルトーは、ギムナスの命を助けるために帝都脱出を提案する。重傷のギムナスを逃がすため、囮部隊を率いて出撃したマルトーは、奮戦するも数に勝る正規軍に圧され、最後は自ら川に身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-26 01:00:00
102089文字
会話率:44%
時は慶応三年、七条油小路事件。新撰組と御陵衛士との戦いの中、藤堂平助、原田左之助、永倉新八が何故か現代へ……。しがないOL、楠木琴乃が旅行帰りで疲れていたその日、三人が突然上から降ってきて……!?慣れない環境に戸惑う三人と、三人が来たことに
よって大変な琴乃の物語です。 何故、三人は現代に来たのか。その謎を解き明かすために、琴乃は頑張ります。 明るめなストーリーとなっております。 実在する人物や団体とは全く関係ありません。ゆるい日常を書いたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-19 21:41:51
10021文字
会話率:48%
十年前、八歳のときに神子の試練を肩代わりする『形代』としてニホンから召喚された少女・アーシャ。獣人たちの世界でただ独りの『人間』である彼女は望まれて召喚されたにも関わらず異端として疎外され続けてきた。アーシャは間もなく迫った神子の退位ととも
に『形代』の役目を終えることになる。おそらく待っているのは『死』であろうと覚悟という名の諦めに囚われたアーシャに側付きの衛士であるホワイトタイガーの獣人・ヴァイスが問いかけたこととは……。
人外萌え仲間に捧げ物として書いた長編の一場面的な短編小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-02 07:00:00
8049文字
会話率:18%
いかにも浮浪者といった風情の男は、路傍の石に躓いた。
その勢いで俺の剣に勢いよく奴の剣が当たる。
突然の事に、反応が遅れあっさりと、剣を落としてしまった。
最終更新:2013-06-06 19:20:09
1849文字
会話率:19%
多くの人は、神へと捧げる祈りによって世界に生を受ける。ここはそんな世界。
人との繋がりや愛を謳う主神ガイアを奉じる聖都エイクリードに住む人々の、平凡でありふれた日常から紡がれる群像劇。笑いあり涙あり、勘違いや早合点、思いやりと冗談に彩ら
れる、恋に想い惑う一幕。
///次話に取り掛かってから連載中に戻します。書き上がってから投稿する超不定期連載です。現在投稿済み→オリヴァー編、コリン編。
次回執筆予定『アゼル編』『マリアン編』『マーシャル編』『ケヴィン編』『キャンディス編』『バート編』のうち、いずれか。執筆時期未定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 20:00:00
30573文字
会話率:44%
夏の終わりの辺境で、護衛士ラウルは奇妙な男装の美少女を保護してしまう。襲われ逃げてきたというその少女は遠い隣国の地へと向かっており、結局ラウルは見殺しにもできずに共に旅立つことになる。
同じころ、とある帝国騎士も因縁の事件を追ってやはり
隣国へと向かっていた。そして国境で出会ったのは事件の最重要参考人の女。騎士は女を拘束しようと試みるが、ある重大な事実に気づいてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-05 20:09:49
288322文字
会話率:36%
この世界『シックザール・ウェルト』を守護する存在『護衛士』護衛士の青年『リン・トーヴ・エイスティルイクト』はある日世界の中心に訪れる。
その日を境に、世界に隠された秘密と陰謀に巻き込まれていく…
最終更新:2012-06-23 14:49:15
3548文字
会話率:54%
時衛士が目覚める。
同時に、機関が、協会がそれぞれ動き出した。
そして巻き込まれる大勢の人間。巻き込まれる世界。やがて世界各国の軍も動き出し、参戦する。
時衛士はその中で、とある人探しを命ぜられた。
ただの傭兵。されど世界でもその道の人間な
らば知らぬ程に有名で有能な、一人の男。
彼はその男の手がかりを見つけてロシアへと飛ぶのだが――。
可及的速やかに拡散する物語。
時衛士の、世界の運命はやがて決する事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-30 00:37:43
195947文字
会話率:28%
時衛士(ときえいじ)が、ナルミ・リトヴャクが眠りに就いてから一ヶ月が経過する。
その間、機関、協会の間に特にこれといった変化は見られなかったが、その水面下の躍進はどちらとも勝るとも劣らぬ勢いだった。
されど、その二名――特に前者が戦場から、
街からいなくなってからはどこか不抜けた風さえあった。
その時衛士が眠りについてから、目覚めるまでの物語。
短篇集です。
三部前後、二万文字前後で一篇を終わらせます。
頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-24 00:16:14
101819文字
会話率:33%
運命とはなんだろうか。
数多の戦場をくぐり数多の死線くぐり数多の死を受け入れてきた少年と青年の境目に居る時衛士は、そんな考えても不毛な疑問をいだいていた。
予知能力――自分がどうなるか。その運命を絶対的に変則できる力を持つからこそ芽生
えた疑問だった。
機関、協会。
適性者、特異点、付焼刃《スケアクロウ》。
襲いかかる能力者を撃っては捨て撃っては捨て。
内にも外にも敵がいる時衛士の物語は、様々な歪曲を経てようやく始まった。だと言うのに、また新たな、人生の分岐点が彼の前にやってきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-01 01:11:42
198513文字
会話率:32%
国王は真っ青な空を見て遠い昔を思い出していた。今はもう戻れないあのころ、彼がまだ王子だったころの、仲の良い護衛士の思い出。
最終更新:2012-03-28 16:11:44
12884文字
会話率:40%
佐吉は巫女となった幼なじみの瑠璃を守るため、巫女付きの衛士になろうと決意した。しかし瑠璃の周りに、時折黒い男が姿を現すようになる。決して男に手を出してはならぬと師匠にきつく言われた佐吉だったが、ある日その師匠の気配が掻き消えた。巫女を守って
いた師匠がなぜ?不吉な予感に、佐吉は巫女の館へ走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-17 10:28:16
685文字
会話率:14%
御陵衛士として新選組から離隊することになった藤堂平助。離隊前夜、彼は眠れず、井戸へ水を飲みに行く。…そこで出会ったのは、彼だった。
最終更新:2011-09-03 22:32:06
2777文字
会話率:36%
後に『油小路の変』と呼ばれる事件。その背景で行き交った隊士の心情と苦悩の先に残ったものは……。
最終更新:2007-11-13 00:18:21
9113文字
会話率:27%