わたしは、悟った。
好きな人と人生をすごそうなんて考えるのは、馬鹿げている、と。
わたし、アサレアには二回ほど死んだ記憶がある。
どういう因果か――もしかしたら、わたしの魔女の血がそうさせたのかもしれないけれど、わたしはどうやら、死
んだら過去に戻ってしまうようだ。
いつまでループが続くのかはわからないけれど、一回目の人生も、二回目の人生も、死んだ後に十六歳のわたしに戻っていた。
そう――一回目の人生では婚約者、二回目では夫だった男から、プロポーズされる一年前に。
そんなわたしの人生は、一回目も二回目も、思い出せばクソみたいな人生だった。
まず一回目、わたしは、大好きな男、エミディオを庇って命を落とした。
だが、これはまだいい。まだ、愛しい人を愛したまま死ねたから。
問題だったのは二回目だ。
一回目の人生で経験していたからか、運よく死を回避したわたしは、エミディオと結婚した。
順風満帆な結婚生活…のはずだった。
けれども結婚して三年目。
わたしは夫に殺された。
そして悟った。男なんて好きになるものじゃない。
入れ込むから傷つくのだ。淡々と、そう、いっそ嫌いなくらいがいい。そんな男を選んで、三度目の人生、今度こそ生き抜いてやろう、と。
愛や恋なんていらない。わたしは、死にたくないのだ。
そう決意したわたしは、三度目の人生をもう一人の男と生きることを選択する。
それは、わたしの大嫌いな幼馴染だった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 20:10:00
103369文字
会話率:32%
「あなたを娶った理由は、貴族としての務めだったからです。ゆえに、この結婚に愛は求めておりませんし、あなたに妻としての義務を強いることもありません」
結婚初夜に夫からそう告げられた、王女アリア。それでもアリアは夫に認めてもらいたくて悪戦苦闘
したが、結婚生活は大失敗に終わり命を落とした。
しかしなぜか、結婚当日に時間が巻き戻る。前回の失敗を繰り替えさないためにも今度は、何もしないと決意するが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 20:22:04
6844文字
会話率:42%
前世聖女だった記憶があるシャルロット。
前世では共に魔王を倒した勇者と結婚したものの、勇者をめぐる痴情のもつれに巻き込まれ若くして死んでしまった。
今世こそは『幸せな結婚生活』を目指すものの、尽くしてきた婚約者からは他の女性と子供ができたと
言って婚約解消されてしまう。
絶望していたシャルロットのもとに、なぜか今まで独身を貫いていた辺境伯からの縁談が申し込まれる。
今度こそ理想の幸せな夫婦となるため、全力で前世の力を使い辺境伯に気に入られようと頑張るシャルロットだったが、辺境伯の方にも何やら事情があるようで……?
少しズレた方向で一生懸命なヒロインと、愛が重い前世魔王ヒーローのお話です。
◆◆氷雨そら先生ご企画「#愛が重いヒーロー企画」に参加しております!◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 23:16:34
111641文字
会話率:47%
結婚生活三年。
公爵夫人リディアは、冷たくなった夫エリオットとの日々に終止符を打つ――そう決意して、離婚届に判を押した。
社交界では、彼の浮気の噂が囁かれていた。
病弱な身体を抱えながら、寂しさを呑み込み、誰にも頼らず耐え続けたリディア。
だがある夜、病に伏していた彼女の枕元に、夫は現れなかった。
「私は、もう必要とされていない」
そう悟った瞬間、彼女の心は静かに凍った。
それから半年後――
リディアは静かに暮らしを取り戻し、穏やかな日々を過ごしていた……はずだった。
だが、元夫・エリオットはまるで彼女を手放したことなどなかったかのように現れ、言った。
「リディア、戻ってきてくれ。……今度こそ、君を失いたくない」
だがその執着は、「愛ゆえの独占欲」として、彼女を深く縛り始め――?
これは、一度壊れた夫婦がもう一度“家族”になるまでの、やさしくて不器用な恋の記録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 18:11:31
26484文字
会話率:24%
【あらすじ】
勇者と聖女によりこの地に安寧が齎されてから、どれだけの時間が流れたのだろうか。
とある王国では、いずれまた来るであろう混迷の時代に対処するため才能ある子女を集め、その中から勇者と聖女を見出し人類の旗頭として、また民衆の象
徴として治世していた。
100代目勇者と聖女を決める候補選──聖選儀。
その熾烈な争いに敗れたディトとリーンは、誰よりも優れた資質と実力を兼ね備えながらも、権謀術数渦巻く政治争いに敗れ、勇者・聖女候補の資格を剥奪されてしまう。
彼らはその存在だけで現王家、次世代勇者・聖女への大きすぎる懸念となってしまうため、それを悔やんだ大巫女は二人を候補選の最中の事故死に見せかけて、国外への逃亡を幇助する。
元勇者候補ディトは戦うことしか知らない。
元聖女候補リーンは神殿の外の生活を知らない。
様々な政敵の目を欺くにはたった二人で国を出奔せざるを得ず、巫女長の計らいで仮初の夫婦となった二人は、隣国の辺境にて人に隠れて生活を始める。
お互いを知らず、また生きていく術を知らない二人は最初こそ言い合いの絶えない不安な日常を送っていたが、やがてディトの信念と、リーンの優しさに気づき、この生活が徐々に大切な物になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 18:58:38
29198文字
会話率:34%
目覚めてすぐに気づいた!これは、私のハマっていたゲームの世界だと。
「おはよう、寝すぎだぞ!」
目を開けて驚いたのは、目の前に彼がいたからだ!
「何でここ?」って疑問よりも夢なのかって気持ちが強かったから、すぐに受け入れて生活をし始めた主
人公。
時々、頭の中に現実世界がながれる。
主人公の夫は売れない俳優であった。
三年半の結婚生活に終止符をうたれたのは、ある授賞式だった。
帰宅してきた夫はいつもと変わらない様子をみせる「別れないよ」と言った主人公に夫は「いいよ」と告げる。
すると鍵が開き、そこに夫の妻だという人物がやってきた。
不倫相手だと勘違いした妻と激しい口論になり、目覚めると乙女ゲームの主人公になっていた。
結婚生活は、バッドエンドだったけれど、このゲームの中でハッピーエンドを掴みとってみせる!!
意気込んだ主人公は、台詞にシークレットがあり攻略の難しい琥珀とのハッピーエンドを目指す!
エブリスタ、カクヨムでも投稿中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 13:18:02
18332文字
会話率:33%
1話、1話は、5000文字以内の短編の物語になります。
この物語のどれかにあなたがいる?!
【結婚生活なら知っている】
結婚相手とずっと一緒にいれると思ってた里依紗と亮。
【抱き合い方なら知っている】体から始まる恋があると信じていた麗
奈と拓実。
【友達でいる方法なら知っている】選ばれないのをわかっていながらも友達でいた美春と静馬。
【嫌われ方なら知っている】
この人の人生を壊してはいけないと思った和利と東子。
【求めてもらえる方法なら知っている】
いつかは、愛してもらえるって信じていいんだよね?譲と葉月と和人と杏美とくー子と慎吾
【結末は知っている】
それぞれの出した答えとは?
ただ、優しくしたかっただけなのに…。
どうして、うまく出来ないのだろう?
君は、優しくしてくれてたのに
愛してくれていたのに…。
これは、周りの言葉や不器用な気持ちに翻弄された愛の物語。
それぞれが、最後に手にする未来とは?
アルファポリス、カクヨムでも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 17:00:00
97554文字
会話率:52%
「僕が……僕が、過ちを犯したばかりに……!」
「そうですね。でも仮にクラウス様が清廉潔白だったとしても、同じ結果になったかもしれません。だってクラウス様……子供に憧れてましたものね。私と同じで」
ぷるぷると震えていた彼だったが、最後に
一縷の望みをかけるかのように、とんでもないことを口走った。
「僕達、ベルナデットが来るまでは、幸せな結婚生活を送っていたよな……?」
今となっては、それすらも悔やまれるほどだ。
「もう一度やり直せないかな……?」
「別の女を抱いた手で、もう一度私を抱けるとお思いですか?御免被りますわ。私は貞淑でありたいと思ってますので」
「うっ……ううっ……!」
その後クラウスは、乗ってきた馬車に泣き顔のまま乗り込んだ。向かう先はボロボロになった屋敷か、それとも義両親の屋敷か。
これは、離婚をすれば全てが終わると思っていた一人の悪女と、選択を間違えた愚かな男女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:00:00
28266文字
会話率:67%
結婚式の真っ最中に少女は叫ぶ。
「離婚してください!」
新郎は冷たく言い放つ。
「お前を愛するつもりはない」
神父と式の参列者は、心のなかで叫ぶ。
「なんじゃそりゃ!」
何不自由なく育ち、ただニコニコと幸せにしているだけだったフィアリア
は、結婚を期に運命に翻弄され、やがて悲劇的な死を迎えた。
……はずだったのに、結婚式にまで時を遡って、死に戻ってきた!?
なんとか悲劇を避けようと奮闘する儚げな少女と、その少女を実は溺愛している冷酷(ポンコツ)公爵との、 ドタバタ結婚生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 11:47:06
14325文字
会話率:42%
家族から執拗ないじめを受けて育った、侯爵家の娘・リリア。
社交界随一の美貌を持つ彼女は、その容姿を「政治の駒」として父に利用され、
冷徹と名高い王太子――ルイス・クラウディウスのもとへ嫁ぐこととなる。
感情の通わぬ“お飾りの妃”として始ま
った、名ばかりの結婚生活。
それでも彼の心に触れたいと願った時、彼女の中に秘められた“異能”が静かに目覚める。
「美しさ以外に価値のない駒」として扱われたリリアと、
その容姿ゆえに「王太子にふさわしくない」と蔑まれてきたルイス。
過去に傷つき、存在価値を否定されてきた二人が――
やがて本当の愛と、かけがえのない絆を見つけ出していく、じんわり愛され恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 17:38:05
175393文字
会話率:26%
「ルベリーカ、あんたをこの部屋から出す気はないよ」
ルベリーカは「悪たれ蠍令嬢」と呼ばれる嫌われ者だ。
そんな彼女を溺愛するのは、儚げな容姿と裏腹に「悪蛇」と呼ばれる辺境伯フロウディスト。
フロウディストに鎖を付けられたルベリーカは叫んだ
。
「引きこもっていいってことね!!」
これは嫌われ者夫婦の愉快な結婚生活についての物語である。
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いつもの「なんちゃってシリアス」なバカップルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 12:50:19
14849文字
会話率:36%
リアーナ・プルトリコは新婚初夜に夫であるリリック・クロスフォードに土下座されてしまう。なんとリリックは結婚する事を前日まで知らなかった、という。これまで女性と付き合った事がなくどうして良いのかわからない、というのだ。そこでリアーナはリリック
と夫婦としてのルールを作りお互いを知る事から始める事を提案する。これは恋愛感情0の状態から始まるほのぼの結婚生活のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 18:50:40
6804文字
会話率:44%
政略結婚したリュリーティス・ヴァウェは、初夜で夫の有り得ない姿を目撃してしまい、たった一日で結婚生活に幕を閉じた。
それから半年、引きこもり生活を送っていたリュリーティスに、再婚話が持ち上がる。
相手は孫が8人もいる、70過ぎのおじいち
ゃん。流石にそれは酷すぎる!!
どうしても再婚を避けたいリュリーティスは黒づくめの騎士と一夜限りの関係を結び、翌朝、王都から逃亡する。
その一年後、ヤリ捨した黒騎士が辺境の村に住むリュリーティスを追って来てしまい──
※要はタイトル通りのお話です。
※表紙は商用利用可のAIイラストメーカーで作成
※外のサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 09:53:39
8127文字
会話率:18%
幼馴染だったけど結婚してすぐの新婚!ってときに彼・ベンは徴兵されて戦場に行ってしまいました。戦争が終わったと聞いたので、毎日ご馳走を作って私エミーは彼を待っていました。
1週間が経ち、彼は帰ってきました。彼の隣に女性を連れて…。曰く、困って
いる所を拾って連れてきた です。
私の結婚生活はうまくいくのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 08:38:45
9925文字
会話率:55%
伯爵令嬢シンシアは、長年の親友であるジュニパーに結婚間近の婚約者を結婚式ごと奪われた。代わりにシンシアは、親友の婚約者を譲られることに。
実はシンシアは、かつてジュニパーの婚約者に片思いをしていたが、元婚約者の自分勝手な性格を知っているが
ゆえに素直に喜べない。親友のこれからの結婚生活を想像すると不安になってしまうのだ。
結婚式はシンシアが準備したものをそのまま使う倹約っぷり。そこでシンシアは、花嫁による新郎への大胆不敵な誓いのキスを目にすることになり……。
恋心を捨てて政略結婚を受け入れようとしていたヒロインと、ヒロインを幸せにするために親友と共闘したヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 20:14:07
7997文字
会話率:68%
ヘザーは親戚の家を転々としている訳あり令嬢だ。最終的に転がり込んだ、母親の親友の家の跡取り息子であるグレッグと結婚し、ようやく人並みの生活をつかんだと思っていた。
しかしある日を境に、グレッグは甘い石鹸の匂いをまとわせて帰宅するようになる
。そして決定的な場面を見てしまったヘザーは、グレッグとその恋人の幸せな未来のために身を引くことを決めるが……。
体質ゆえに苦労してきた気の毒なヒロインと、ヒロインを大切にし、彼女の幸福のためならどんな苦労も厭わないヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 20:02:56
8146文字
会話率:62%
憧れの王子さまこと、王弟スティーヴンと結婚した聖女ジュリア。幸せいっぱいの結婚生活かと思いきや、王太子妃の生活は思ったよりも忙しい。
しかも忙しさゆえに、新婚早々、別居生活。そのため彼女は国王陛下に休暇をもらえるように直談判する。
そん
なジュリアを癒やしてくれるのは、最近拾った迷子のうさぎ。仕事の疲れと夫に会えない寂しさをうさぎで紛らわせていると、なぜか元婚約者が現れる。
ジュリアにいちゃもんをつけてくる元婚約者にうさぎが噛みつくと、彼はとんでもない秘密を暴露しはじめ……。
真面目で頑張り屋、我慢強いヒロインと、素直に甘えられない彼女のことが可愛くて仕方がないヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:05:14
8877文字
会話率:65%
蔑みの対象であるカエル色の髪を持つ子爵令嬢のステファニーは、義妹に婿入り予定だった婚約者を寝取られ、子爵家を継ぐ予定も流れ、急遽嫁入りしなくてはならなくなった。
そこで名乗りを上げたのは、若き伯爵アドニス・フェザー。
社交界の華である彼は
、初対面でこう告げた。
「きみを愛することはない」
そう、彼には真に愛する美少年の愛人がいたのだった……。
『きみを愛することはない』
お決まりの台詞を言われた令嬢と言った青年伯爵の、それぞれから見た、それぞれの結婚生活。
短編のつもりがちょっと長くなったので、前後編に分割しました。後編は一時間後に予約投稿中です。
※善良な物語ではありませんので、ご注意を。
ドン引き注意。閲覧は自己責任でお願いしますね…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 20:00:00
42231文字
会話率:22%
*アリーヌ第一子出産前のお話。アリーヌ、ラザール夫婦の他に彼女の家族も登場します。
*今までに公開してきた『フェーベ大陸の恋人たち』シリーズの話を読む必要があります。
*本当はこのGWに今書いているイヴェットとスヴェンの結婚生活編の連載
を開始したかったのですが、残念ながら書き終わらなかったので、今年のGWはこの短編をアップします。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-26 21:00:00
14786文字
会話率:31%
愛することはないと初夜に伝えられたファウスティナ。彼女は肩をふるわせる。
黄金の獅子と呼ばれるコウロット伯爵家の娘。
彼女の結婚生活はどうなるのだろうか。
最終更新:2025-04-25 22:44:53
8228文字
会話率:33%
【サクッと読める現代グルメファンタジー短編】
美大の卒業生・椿木風花は、絵本作家を目指している。
だが、まったく芽が出ない上に、日銭を稼ぐための条件の悪い絵の仕事によって絵を描くことが嫌いになりかけていた。
そんなある日、アルバイト先で
ある絵本カフェ【尻尾屋】に奇妙なお客が現れる。
シンデレラ(エラ)と名乗る美しい貴族風の女性客に困惑する風花だったが、謎めいたイケメン店長・夢園によると、本物のプリンセスらしい。
夢園に接客を任され、エラから噴き出す孤独な結婚生活や王子への不満に圧倒される風花。
しかし、夢園の作る絶品料理カボチャ料理を食べるエラを見て、彼女の本当の望みに気が付いて――。
絶品料理と想像力がお客様を癒やす、絵本ファンタジー短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 07:30:00
15730文字
会話率:31%
彼の母は物理的に王の魂を取り、私の母は色仕掛けで魂を宿した。
ふたつの魂は浮き国の統一の為に一つ体内に存在するのが条件だった。
しかし、どうしても子宝に恵まれず、国の統一は成し遂げられない。
そして、2年が妊活が終わり、王と私は別々の道を歩
む事になった。
結婚生活2年、私たちは何を得て、何をなくしたの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 08:00:00
87104文字
会話率:65%
幸せな結婚生活を送っていた”彼”と”彼女”。
しかし、”彼女”にステージ四のがんが見つかったことで、その生活は一変してしまう。
入院が長引く中”彼”に辛く当たる”彼女”とそんな”彼女”から心が離れかける”彼”。
しかしそれは……。
最終更新:2025-04-21 21:03:01
3828文字
会話率:40%