子爵家の令嬢であるリリアリスの元へ縁談の話が舞い込んだ。相手はなんと同じ8歳にして専門家を凌駕する知識を有する鬼才の持ち主と名高いリシャール王子である。だが、婚約者候補を次々と破談にしていると専ら噂になっており、玉砕覚悟で縁談を受けること
に。
だが二人は意気投合し、婚約が成立する。
その後、ゆっくりとした時間を過ごしていた二人に転機が訪れたのは十七歳の時である。
実は転生者であるリシャールが前世の知識を活かして生み出した発明品が多大な国益をあげる。
その功績を評価され、第三王子でありながら王太子になってしまう。しかし、彼に統治者の才に恵まれてはいなかった。
そこでリリアリスはリシャールを支えるため王の役目を代わりに引き受けることを決意する。
現王の賛成をへて王太子の政務を受持つことになったリリアリスは次々に起こる難題へと立ち向かっていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 03:00:00
17181文字
会話率:43%
「お姉様、私はあなたの婚約者を次々と奪う悪魔のような妹なの」
伯爵令嬢ソニアは、今日もまた決まったばかりの婚約が破談となった。それは偏に、麗しく愛らしい異母妹の天使のような微笑みのせいである。彼女に微笑みを向けられた婚約者達はたちまち魅
了され、ソニアに例外なく婚約破棄を告げるのだった。妹にその気も悪気もないのは分かっているが、こうも続くとこたえるものがある。そんな疲れた心が癒されるのは秘密の友達と趣味に興じる時間だった。
だがある日、妹から縁談を代わりに断ってきて欲しいと泣きつかれ、仕方なく出向くとそこにいたのは秘密の趣味友達だった。それに動揺したソニアはつい嘘を吐いてしまう。自分が縁談相手の妹本人であると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 21:45:58
39023文字
会話率:41%
エルジュヴィタ伯爵令嬢コーディリアは青い瞳の魔力持ちとして幼い頃に王太子マリスの婚約者に選ばれた。だが権力の象徴でもある魔力を持つ王侯貴族の腐敗は甚だしく、国のために行動しようと足掻くコーディリアもマリスから不当な扱いを受けていた。そして彼
の不興を買ったことで婚約者の座を引きずり下ろされる。「私は、一瞬たりとてあの方に愛されたことはなかった」ついに行動を起こし逃れたさきで、コーディリアは青い髪と瞳を持つ『翼公』と運命の出会いを果たす——婚約破棄を選んだ伯爵令嬢に、真の愛を乞うのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 08:23:15
193855文字
会話率:41%
クラウディアは、未開人と悪口を言われる田舎貴族の跡取り娘だ。あと半年で結婚という時に破談した。婚約者は、社交界の人気者が好きになってしまったのだ。元々政略結婚で交流も少なく、クラウディアには特に感慨がない。
特殊な能力を受け継ぐ家系のため
、クラウディアの父は婿取りに失敗してガッカリであった。
そんな時、クラウディアたちの一族が守る砦から、魔獣の襲来を知らせる伝令がやってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 16:43:11
5699文字
会話率:54%
ビビは婚約者である氷の王弟イライアスが大嫌いだった。なぜなら彼は会う度にビビの化粧や服装にケチをつけてくるからだ。しかし、こんな婚約耐えられないと思っていたところ、国を揺るがす大事件が起こり、イライアスから神の国から召喚される聖女と結婚しな
くてはいけなくなったから破談にしたいという申し出を受ける。内心大喜びでその話を受け入れ、そのままの勢いでビビは神官となるのだが、招かれた聖女には問題があって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 07:47:40
10069文字
会話率:24%
武器商人の鮫浦才人は取引が破談になり、在庫となった武器を保管するべく東南アジアの某国に倉庫を購入する。
だが、その倉庫の裏口はなんと異世界に繋がっていた。
捨てる神あれば拾う神あり。
破談になって余った在庫を処分すべく、鮫浦は
異世界の住民に取引を持ち掛ける。相手は侵略してきた帝国の支配に抵抗しようとするレジスタンスたち。
倉庫の繋ぐ兵站線と価値観の変わる世界。
たとえどれだけの血が流れようと儲けることに全力で行こう!
兵器を通じた史上最低な異世界交流開始!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 19:11:28
207054文字
会話率:45%
男爵令嬢のシャーロットは学園の同級生にして王太子婚約者のヴィクトリア公爵令嬢に断罪計画の共犯者に誘われる。
シャーロットが偶然、王太子と一言だけ会話を交わした所を見られてスカウトされてしまったのだ。
好きでもない王太子との結婚を破談にしたい
ヴィクトリアと、家の窮状を何とかしたいシャーロットは利害が一致!
かくして婚約破棄を狙うヴィクトリアの企みの片棒を担ぐ事になったシャーロット。
断罪を実現すべく励むヴィクトリアとシャーロットであったが、王太子はシャーロットの家名を聞き何故か取り乱す。
更には姉のマーガレットを一目見た瞬間に彼女を抱擁してしまい、有り得ない程の好意を露わにする。
やがて真実が明らかになり、2人は何とか王太子とマーガレットを結婚させようと奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 18:15:36
59433文字
会話率:43%
結婚式の途中……誓いのキスをする直前で、見知らぬ女性が会場に乗り込んできた。
そして、その女性は『そこの芋女!さっさと“お兄様”から、離れなさい!ブスのくせにお兄様と結婚しようだなんて、図々しいにも程があるわ!』と私を罵り、
『それに私達は
体の相性も抜群なんだから!』とまさかの浮気を暴露!
そして、結婚式は中止。婚約ももちろん破談。
────婚約者様、お覚悟よろしいですね?
※アルファポリス・ピクシブ様でも掲載中
※ざまぁ全振りの作品となりますので、苦手な方はスルーしてください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 19:24:18
44395文字
会話率:35%
母が再婚してできた義理の姉のことが大好な少女、リア。リアはクズばかりの姉の縁談相手を誘惑して、姉のいくつもの婚約を破談か破棄に持ち込んでいる。彼女の幸せは姉の幸せ。
過去に救ってもらった人と偶然にも姉妹となったリアは、その恩返しのために奮闘
する。
しかし、姉の人生を壊す気なのかと、ついに両親から勘当されてしまう。だが、彼女はこのことも見通していた。勘当後に生きて行くための手立ても準備してあったのだ。勘当される前に最後のわがままとして、リアはあるお願いをする。そこで初めて、リアの両親は彼女の真意を知る。
そして、勘当後に出会った人々と楽しく愉快な生活を送るリア。
彼女はそこに、今まで後回しにしてきた自分の幸せを見出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 22:41:06
2207文字
会話率:11%
わたし、イコリス王国第一王女ニコルには大、大、大好きな婚約者がいる。
彼はモルトダーン王国の元第一王子。
故あって廃嫡され、よりにもよって弱小国の次期女王の王配となるべく我が国に来ました。なんてかわいそうな……。
その弱小国の次期女王という
のがわたしなんですけどね。
わたしは彼が大好きだけど、でも彼は違う。
今でも破談になった元婚約者を想っているらしい。
うっ……辛いっ!
※要約すると
自分の婚約者が好きで好きでたまらないポンコツ姫のお話です。
アルファポリスにて連載、完結したものを修正しての投稿となります。
完全ご都合主義、ゆるゆる設定で書いて行きます。
物語の進行上、リアリティを追求出来ない場合も多々あります。
リアリティがお好きな方は心の平穏のために回れ右をお薦めいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:36:27
57068文字
会話率:24%
白い水干、緋の袴。
腰には刀、頭の上には立烏帽子。
男装の踊り子、白拍子。
名は千鶴。
孤児だったところを、師匠の菊鶴に拾われ、白拍子となった千鶴は、ある晩、野盗に襲われる黒塗りの牛車を助けた。乗っていたのは、七条家の姫、鶯の君。
聞け
ば、鶯は、意に沿わぬ結婚を押し付けられ、家出をしてきたのだと言う。おまけに、その縁談相手が、「物の怪に違いない」と主張する鶯に頼まれ、千鶴は、成り行きで、その縁談を破談にするために、協力することに。
しかし、どうやら、その婚儀の裏には陰謀めいたものがあるようでーーー?
千鶴は、鼠の妖怪・旧鼠のナンテンや、安倍晴明の血を引く陰陽師・安倍公賢、謎の男・曽我惟任とともに、次第に、その渦中に巻き込まれていく。
鎌倉時代初頭の京を舞台に、歴史ファンタジーの幕開けです。
※歴史考証の甘さは、ストーリーの都合と作者の勉強不足によるものです。ファンタジーとして、暖かい目でご覧いただけると幸いです。
※R15は念のため。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 17:00:00
434804文字
会話率:35%
婚約が決まった翌日、登校してくると机の上に一通の手紙が置いてあった。
差出人は幼馴染。
手紙には絶縁状と書かれている。
手紙の内容は、婚約することを発表するまで自分に黙っていたから傷ついたというもの。
いや、幼馴染だからって何でもかんでも報
告しませんよ。
そもそも幼馴染は親友って、そんなことはないと思うのだけど……?
そのうち機嫌を直すだろうと思っていたら、嫌がらせがはじまってしまった。
しかも、婚約者や周囲の友人たちまで巻き込むから大変。
どうやら私の評判を落として婚約を破談にさせたいらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 15:25:49
10045文字
会話率:38%
「貴女に素敵なお話があるのよ」
私を厄介者扱いしている義母がそう言って持ち出してきたのは、ゲラルド家の放蕩息子テオドアとの婚約話だった。
金遣いは荒いし、いつも女の子をはべらせているそんな男と婚約なんて、絶対に嫌! そういうわけで婚約話自体
を破談にすべく頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 07:13:37
43061文字
会話率:24%
突然王太子殿下から婚約破棄を言い渡されたッ!
其れも大勢のお貴族サマ関係者達の前でッ!
言い渡された侯爵家令嬢レイジョオはどうするのかッッ?!
未だかつて無い悪役令嬢を描くッ!!
悪役令嬢の婚約破棄のお話ですッッ!! URYYY
YY!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 02:30:15
1864文字
会話率:22%
辺境の出である子爵令嬢は、聖女の力に目覚め、聖女として王子との婚約を結ぶ。
しかし、異世界より召喚された新たな聖女により婚約を破談にされ、お役御免となった。
だが、王国は見誤っていたのだ、聖女にも力の差があったということを、、、
―――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あらすじってどう書けばいいんですかね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 17:00:00
3357文字
会話率:55%
ごきげんよう。セリナ・レンフィールドにございます。
王宮の夜会でお花摘み(トイレ)に行った帰り道で、王女の浮気現場に遭遇してしまいました。
王女が婚約者に塩対応なのは有名な話。こんな目立つところで逢い引きしているのは、浮気の噂を広めて、婚
約を破談に持ち込みたいのでしょう。
そんな不義理の片棒なんて、かつぎたくありません!
見なかったことにして、こっそり別のルートから広間に戻ることに。具体的に言うと、庭をつっきります。
足音がしないように靴を脱ぎ、絹の靴下も汚したくなくいので脱いで、「さあ、行きましょう!」というところで、人影に気付きました。
王女の婚約者のジェダオ公子です。
彼が足音もさせずにこちらに近付いてくるので、思わずしゃがみました。淑女として、身内でもない男性に素足を見せられないので!
「レディ、どこかおかげんでも?」
王女の姿が見えなかったはずがないのに、婚約者の不貞を糾弾するより、うずくまっている私に手を差し伸べてくる公子。
「足を挫いてしまって」と、とっさについた嘘を、彼は真に受け、私を抱き上げて控え室まで運び、手当ての手配をしてくれたのでした。
紳士ー! 本物の紳士がここに居ますー!!
こんなに親切で優しい人が、悪く言われて婚約を破談にされるなんて、納得いかない!
しがない伯爵の娘に何ができるかわかりませんが、ご恩返しに公子のお味方をいたします!
かなり鈍い上に、だいたい早とちりしている残念令嬢が、ご恩返ししようと空回りするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 20:24:58
97191文字
会話率:43%
「二度と顔を見せるな」
学園の最終学年である3年生のある日、彼女はエリオット王子に宣告された。四大貴族の娘であるルナ・シルフィーは王子と婚約していたのだが、それが破談になったのだ。
もちろんその理由は彼女にある。2年と少し前に特待生として
入学してきた平民の少女アリス。彼女が婚約者であるエリオットに近づいたので、それを強引な手で排除しようとしたのが明るみに出たからだ。
例えば親の権力を笠に着てクラス全体でアリスを無視するように仕向けたり、例えば取り巻きを使って彼女の持ち物を隠したり、例えば平民であるアリスの前で財力を見せつけて王子と分かれるように圧力をかけ続けたりだ。
その結果、王子の怒りを買った彼女は学園を退学になった。
実家での謹慎をくらい、彼女が父親から命じられた罰は「辺境のマンバナ村の領主ダボンと婚姻を結ぶ」こと。
華やかな王都から離れた辺境のド田舎。待っているのは野豚と揶揄される大柄な若者。
失意の悪役令嬢は馬車に揺られて田舎へと向かう。
魔物の蔓延る人外魔境。
新しい婚約者は野豚のような田舎者。
追放された悪役令嬢シルフィーの第二の人生がここから始まる。
※本作の悪役令嬢は転生していません。
あらかじめご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 07:22:46
399962文字
会話率:51%
乙女ゲームの舞台だったとある国で起きた王太子の婚約破棄騒動。罰せられたのは当時の王太子の婚約者ではなく王太子本人と1人のある少女、そして複数の貴族令息たち。それによって第二王子が王太子となり貴族の婚約がいくつも破談になり国が大きく動いた。そ
んな騒動から20年、元々第二王子だった現国王の息子である王太子の婚約者は身分の釣り合いがぎりぎり取れる伯爵令嬢ジェシカ。ジェシカは王太子を日々崇拝しすぎるあまり王太子から珍獣と呼ばれる変わり者だった。これはそんなお馬鹿なジェシカの奮闘記であり乙女ゲームのその後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 23:22:14
193939文字
会話率:74%
公爵令嬢のミイナは役人の息子のムタヤと婚約していたが、ある事件がもとで破談となった。しかしミイナはムタヤを忘れることができない。そこにサーブ公が公爵家の財産目的でミイナとの結婚を画策した。果たして2人の運命は・・・。
なおこの話に登場するス
ザク、キリン、ビャッコは、方術師の老人が召還した、人の姿に身をやつした幻獣です。
アルファポリスへの投稿の「メカラス連邦諸国記」の1編を加筆変更しました。ちなみに「メカラス連邦」は多数の王国からなる連合体である。その中枢には、人々が平和で豊かに暮らせるように王の任命権をもつ評議会があった。その評議会は有力な王や司祭、学者などで構成されるが、そこで大きな発言権を持つのは稀代の方術師、ハークレイ法師だった。彼は学識豊かで人徳があり人々から慕われていた。ただ姿をくらますことが多く、その行方はようとして知れなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 21:23:36
21850文字
会話率:56%
「また、取られてしまった……」公爵令嬢ジーナは、一人泣き崩れていた。彼女が捨てられるのは、これで二回目だ。最初の婚約者は一つ下の妹に奪われた。そして今度は、末の妹が彼女の婚約者をかすめ取ってしまったのだ。
二度も婚約が破談になった、行き遅
れの娘。そんな噂から逃れるように、ある日彼女は人気のない森に足を運ぶ。そこで彼女は、一人の男性に出会った。
互いの名も素性も伏せたまま、二人は森で幾度となく言葉を交わしていく。彼女の傷ついた心は、少しずつ癒されていった。
けれど、幸せな時間は突然終わりを告げる。もうここには来られないと、ある日彼がそう言ったのだ。そうしてジーナは、またひとりぼっちになってしまった。
けれどジーナは、もう泣きくれることはなかった。その代わりに、彼女は懸命に考えた。どうすれば、もう一度彼に会えるのか。気弱で引っ込み思案だった彼女は、人が変わったように積極的になっていた。ただ彼を見つける、そのためだけに。
彼女の努力は実り、二人はまためぐり合う。そうして彼女は、彼が隠していた事情のすべてを知ったのだった。
※全七話のお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 12:11:12
26002文字
会話率:37%