大陸の東の果て、高い山と大河のほとりにある国、華仙皇国。
これは、その国に生まれたお姫様の物語。
華仙国第三皇女、夏紅琳は幼いころに誘拐されて以来、皇宮から出ることなく育った。後宮の外に憧れを抱きつつ過ごしていたそんなある日のこと。
彼女の宮に怪我を負った青年が忍び込んできた。侵入者に臆することなくあれこと世話を焼きはじめる彼女に侵入した青年の方が困惑を隠しきれない。手負いであることと、無邪気に外の話をねだる彼女を邪険にできず、青年はずるずると逗留してしまう。
ところが、この青年は実は紅琳を拐った族の元仲間で…。
恋するお姫様の皇宮中華ファンタジー第一弾、サブタイトルは【野良猫にご用心?】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 01:56:49
11646文字
会話率:52%
ホアキンの都、皇宮にほど近く、九宝館と呼ばれる邸で、九人の愛妾とともに暮らす、皇帝の異母弟イワン。その楽しい暮らしが終わってしまうピンチがおとずれた。でも愛妾のひとりがそのピンチを救うアイデアを思い付く。
最終更新:2018-09-08 23:38:09
5517文字
会話率:16%
面倒なことが大嫌いな彼女、エルリア・シャティス・ヴィルヘルム。そんな彼女の父親は、国の宰相、母親は元皇妃様付の第一侍女、兄は皇宮騎士団の第一番隊副隊長、姉は皇宮魔術師。超ハイスペックな家族に囲まれて彼女の生活は波乱万丈。しかも家族は彼女を溺
愛。
「果てしなく面倒な。ハァ…」
でも、彼女は気づいていない。本当は自分が一番ハイスペックなのだと…。
そんな超クールな彼女のお話。
「え?私がクール?あの家族といたら嫌でもこうなりますよ。」
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そして様々な人に愛される━━━━━━?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 00:00:00
63276文字
会話率:33%
舞台は遼珂(りょうか)国の皇宮。
4年前のある日、皇宮敷地内の東宮(とうぐう)は火の海と化していた。中には第二公子とその専属女史が残っており、見つかった時には2人とも意識不明で女史は重傷を負っていた。女史は即病院へと運ばれ何とか命を落とさず
に済んだが、当然容疑者候補の1人となった。だが、主上(王)の一言で女史は容疑者候補から外されたものの犯人は結局見つからなかった。女史は体力が回復すると言伝だけ残して都から消えた。
数年後、一人の黒髪美少女が愛する人に一目でも会おうと皇宮へと訪ねるが、愛する人は数年前の事件で記憶を失っており、少女に見向きもしなかった。
「わたくしは今でも殿下をお慕いしておりますわ」
第二公子直属の女史 夜夜(やや)
「教えてくれないか。お前は一体、私の何なのだ」
主上(王)の息子で第二公子 煌架(こうか)
2人の甘く切ないストーリー
『たとえ殿下がわたくしに見向きもしなかったとしても……わたくしは一生あの方を愛し続けますわ』
この作品は「魔法のiらんど」にもパスワード付きで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-30 13:49:13
17108文字
会話率:54%
一時的に女官として、皇宮に上がることになってしまったフィリア。平民で孤児な彼女に対する周囲の目は厳しい。父代わりのハデス司祭が行方不明の中、皇宮ではこきつかわれたり嫌がらせされたり、助けてくれた帝国軍部将軍ヒユウ・イル・リューシアに恋をした
り、第二皇子レヴァインには意味不明なちょっかいをかけられたり、街で魔物に襲われかけたりと散々な目に遭ってばかり。そしてそのあげく、呪われた一族として投獄されてしまい……。
大陸全土を巻き込む内乱の火種として担ぎ上げられた少女と、少女の記憶喪失の鍵を握る黒騎士のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-09 01:15:24
905118文字
会話率:45%
禎の国の淑成公主は大の男嫌い。ところがある日彼女の父である皇帝が科挙一位の青年李瑛を彼女の附馬として迎えようと言い出した。あまりのショックに彼女は皇宮を飛び出し、行き着いた先はなんと、妓楼だった!優しい少女春月に庇われる形で妓女見習いとな
った彼女はどんな結論を出すのか…不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 21:19:14
46373文字
会話率:36%
大帝国の皇女として生まれながら、その身に宿す強大な神力のために隠され、孤児として育てられた少女麗蘭。己が出自を知らされ皇宮に帰還した麗蘭は、敵国に捕らわれた妹姫を救い出すため、仲間と共に旅立つことになるが……?
若き天才将校、神の血を引く
高貴な美青年、力と色に溺れた英雄、焔の如き女傑、危うげで妖艶な黒巫女……神に愛でられし美貌の少女が、様々な敵、味方と出会いながら巨悪に立ち向かう、和風・中華色の濃いファンタジー。
(※挿絵は作者の友人「豊代さや」さん作です。(★)が付いている回は挿絵有。)
(※シリーズwiki設定集→http://seiansenki.wiki.fc2.com/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 09:02:32
567454文字
会話率:35%
皇宮警察官の独り言。ドロンパ事件編。
最終更新:2015-04-26 16:03:22
638文字
会話率:0%
ファンタジー小説。
シャナール・ウェル=クレイス第一皇子が、いつ頃からか不穏な空気を纏い始めた父とその周辺に、真相を知ろうと暗躍する。
けれどそれは簡単なことではなかった。
母と弟を守る為に、シャナールがとった行動は…。
最終更新:2015-03-16 22:50:58
3087文字
会話率:43%
カフェで働くアイラの元に皇宮騎士がやってきた。父が作った多額の借金を返せと迫る騎士は、アイラに一枚の紙を差し出す。そこに記されていたのは、「期日までに返せなかった場合は、娘は好きにしてかまわない」――ふざけるな、くそ親父! 後宮に入れって、
まさか皇帝の愛人か! 六十過ぎてるだろ、大丈夫か。大丈夫じゃないだろ――皇女殿下の侍女ですか、なら大丈夫ですねって――護衛侍女? 剣は一応使えますが、皇女様の方が強いじゃないですか。近衛騎士たちは美形だけど、こっちはブスメイクなんで何もなさそうだ! そんなわけで、平凡娘は後宮で侍女をやることになりまし――なんだか大変なことに巻き込まれてませんかね?
Berry's Cafeに転載始めました。
別バージョンが書籍化されて発売予定です。
現在一部完。若干ストックできたので更新再開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-22 23:17:34
202675文字
会話率:52%
私が入手したある手記を公開す。
この手記は30年の暮れに九重皇宮広場で発生した、元煙突掃除夫たちの騒乱について書かれたものだ。そう、帝都に不満を持つ元掃除夫たちが帝都を転覆せしめんために企図したといわれているあの騒動だ。
読者諸賢も知っての
とおり、騒動の首謀者は捕まり、不埒な暴徒と化した元掃除夫たちも今は大人しく社会の庸俗にまじっている。
さて、この手記を記したる人物は、暴動が帝都転覆を企てたものであるという見方に真っ向から異を唱え、あろうことか匪賊の首謀者をも名指しで擁護している。
私はこの点を非常に面白いと感じ入り、本号に件の手記を掲載せんと決めた。世間での犯罪者に対する見方とは異なる手記を読んで諸賢に思うところあらんとすれば、本誌編集部宛てに投書を送られたし。
東西大洋「煙突掃除夫の抗議活動に関する撮記」『実話運動』三三年七月第三週号(思草書肆)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-16 22:00:00
8942文字
会話率:8%
神宮美都または、ミト・オーリーシア・チリアエシは異世界人ハーフのため、明正和次元では庶民だがグラソドール世界ではオーレウス帝国チリアエシ家の姫君だ、
父親に言われて、新しい皇帝陛下に挨拶にいくことになった。
ただ単に挨拶に言っただけなのにな
んであんた私に構うのさ。
母親の営む万屋青天屋を継ぎたい美都の希望は叶うのか?
短編小説、ふすまをへだてて半同棲の主人公たちの娘のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-14 18:00:00
3611文字
会話率:31%
ヌツオヨ大陸に国は1つになった。
ヌーツ帝国の下町、小料理屋ハナミズキのアルバイト『ジェイア』には事情がある。
本業はヌーツ帝国の側室。
ヌーツ帝国に抵抗もせず降伏した、元フェデルーダ護衛国の武術姫『ジェスレイア』が正体だ。
統一皇帝が自分
に見向きもしなかったのを幸いに今日も元気にアルバイトに励んでいる。
なのになんでアンタ、ここにいる。
統一皇帝が下町に変装してきていいのかよ。
ジェイアは側室と皇帝にバレずに楽しいアルバイト生活を送れるのでしょうか?
ホラーではありません。
女王陛下(多分)と異世界人(確定)と同じ世界です。
時代もほぼ同じですが(数年差があり)
大陸が違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-09 20:00:00
32192文字
会話率:33%
総人口三億九千人を誇る巨大国家『天国』。そこでは、神族、魔族、龍人族など、様々な人々が暮らしている世界的に見てとても珍しい場所だった。種族事に区分けされているため、争いごとなどは滅多に起こらないまさに天国と呼ばれるにふさわしい国だった。
そんな『天国』の学生、レイス・トライトンは今日もいつものように学校をサボり、うたたねをしていた。幼なじみのイザナギに説教を喰らいながらも繫華街をぶらぶらする。
そうして街を歩いていると、レイスは酔っぱらいの魔族に絡まれている花屋の娘を助けた。娘自らをシルトと名乗り、お礼をしたいと言うので晩飯を作ってもらい、一緒に食べることに。
その夜、娘を送っていった帰り、レイスの家が何者かの襲撃に遭う。留守番していたイザナギに危害を加えられたレイスは怒りに任せてとんでもない力を開放する。
レイスの家を襲った何者かは魔術師と呼ばれる『天国』の外の人だということが判明した。レイスは魔術師を止めるために奔走する。
彼の周囲で、それまでの常識を覆す出来事が次々に起こり始めた。レイスの前に現れたもう一人の魔術師、ヴァルンに手伝って欲しいと頼まれるが、レイスはそれを一旦は拒否する。しかし、ナンシィが皇宮へと出向き、一人で犠牲になろうとしていると知って、レイスも駆けつけた。
そしてそこで、お互いの想いをぶつけ合いどうにか魔術師を打倒したが、レイスの心には黒いわだかまりが残ったままだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-24 21:06:16
84100文字
会話率:44%
架空の歴史設定に基づく東アジア:大華。
20世紀中葉、日本列島、朝鮮半島、東北アジア、琉球をまたにかける大東洋皇国は、無為にして絶対なる君主、天皇を頂点とする世界国家の樹立を掲げ、大陸北部の中華イスラム共和国や、南部の新興社会主義国家・華
南民主共和国と交戦状態にあった。
勢いに乗って戦線は拡大する一方であったが、裏で皇国の唯一最大の支援者であった米国との友好関係が失われ、戦資は次第に困窮しはじめ……
さらに、相互不可侵条約を結んでいるはずのソ連と華南の結託や、東南アジアの先進国であり、皇国の最大のライヴァルである大京(きん)民国が米国に接近しようとする動きを見せていることに、東京にある皇国政府は神経を尖らせざるをえなかった。
そんな中、皇国の精神的中枢たる皇宮内で、こともあろうか天皇の権威の拠り所であった三種の神器が盗まれるという事件が起こる。
犯人の思惑はただ一つ。それらの神器を彼が正統な天皇の後裔と仰ぐ少年に奉還することだった。
一方、齢14の皇女、彰子(しょうし)は、国家のためでも、王権のためでもなく、ただ自分自身と家族の命のため、神器を取り戻すべく旅に出る。
架空歴史ファンタジーここにスタート 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-13 20:16:42
3451文字
会話率:36%