ろくでもない人生だった。
生まれた時から疎まれて。
唯一優しくしてくれたのはおばあちゃんで、でも、引き離されて。
利用するだけ利用されて、皇妃という名の生贄として差し出されたその夜に皇帝は殺された。
今度はもろとも復讐されて娼館に
売られるらしい。
おばぁちゃんと田舎で静かに暮らしていたかったのに……
え?いいの?
*性描写(微)・残酷描写あります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 06:45:20
85080文字
会話率:34%
人をかなり選ぶお話。なんで健気な皇后を書こうとしてこんなバッドエンドになったのか自分でもわからない。多分読後感半端ないほどキツい。
皇后マルジョレーヌは愛する皇帝オクタヴィアンが皇妃を迎えると知って抗議に行く。しかしオクタヴィアンの言葉で
トドメを刺され、ならばせめてと理想の皇后を目指すことにした。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 20:42:00
5356文字
会話率:69%
【1について】
エールデ・クロニクル――エールデ大陸年代記。
作者不詳のその本は、手に取った人間が、次の時代の主役となる本。
日本で女子高生「八剣 深青(やつるぎ みお)」として生活をしていた筈が、私立聖樹学院の図書室でその本を手に取った
――末に、キャロル・ローレンスとして、カーヴィアル帝国で生を受けて、約20年。
ルフトヴェーク公国次期皇位継承者エーレ・アルバート・ルーファスと出会い、皇妃となる事を請われたキャロルは、紆余曲折の末に、その手をとった。
【今シリーズ】
皇帝崩御により、エーレ・アルバート・ルフトヴェークとして、践祚した彼を支えるべく、現・公国宰相エイダル公爵から実務の手ほどきを受けつつも、キャロルは周囲の女性蔑視の風潮を、カーヴィアル帝国で、皇太子アデリシアに仕えていた時と同様に、自らの行動と言動で、蹴散らしていく。
語学力を見込まれて、送り込まれた内政室で、キャロルはリューゲ自治領に不穏な空気が生まれている事を知る。
絶対君主を持たない、一種の共和制に近い政治を行っている筈のリューゲで権力争いが起き、国の頭領として候補にあがった名前を知り、絶句する。
サウル・ジンド――カーヴィアル帝国近衛隊副長。キャロルの腹心の部下だった筈の名前に。
キャロルが抜け、さらにサウルまで抜けてしまえば、カーヴィアルの近衛隊は、骨抜きも同然。必然的に、彼女が直前まで剣を捧げて、仕えていた皇太子アデリシア・リファール・カーヴィアルの身も、危険にさらされる事になる。
既にカーヴィアルでは、死んだ事になっているキャロルではあったが、自分が、最も情報を持っている立場にいる事を理解してしまい、激しく苦悩する事になる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 19:00:00
229805文字
会話率:52%
異世界に転移した神に祝福された少女と皇帝が結婚し、皇后になる予定であった貴族の姫君が皇妃となり、処刑された後のお話
最終更新:2022-12-03 15:56:15
10436文字
会話率:13%
魔女と罵られながら、十七歳の若さで処刑された元・皇妃セレスティーナ・ジェーン・グレイシス。全ての罪を受け止めて死んだ彼女だったが、彼女に訪れたのは永遠の安らぎなどでは無かった。
彼女は目覚めた。幼なじみであり、初恋の相手でもあった公爵―
―ハリソン・ノエル・クリフォードの娘、セレスとして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 08:08:24
3343文字
会話率:25%
前世でプレイしていた乙女ゲームのお邪魔虫令嬢(通称セツコ)に転生したわたしは、せっかく貴族令嬢に転生したのだから皇妃になろうと決意した。
皇妃になって贅沢三昧な日々を送るぞ! そしてそのためにまずは皇子様の婚約者にならなくちゃ!
だけど、皇
妃になるためにはいくつもの壁を乗り越えないといけないのでした。
これは前世どん底だった令嬢が皇妃になるために奮闘するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 20:00:00
287902文字
会話率:39%
第二王女でありながら不吉とされている赤い瞳のせいで蔑まれ育ったナティアは嫁いだ先のユヴェット帝国でも不遇の扱いを受けていた。毒をのんで死んだはずだったけれど気付いたらユヴェット帝国へ向かう馬車の中だったーーーー。自己肯定感低めの皇妃とナティ
アの事になると空回りしてしまっていた皇帝のラブストーリーです。最初はシリアス気味ですがハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 02:13:06
2604文字
会話率:8%
3階のテラスから突き落とされたティア。
何とか無事に目を覚まし、犯人も判明。
その後・・・
母のことを調べるために皇妃の侍女となった。皇帝の愛妾となったエリスから話を聞くために、エリスのいる別邸へ向かう・・・
華麗なるシリーズ5段目。
最終更新:2022-08-20 07:49:51
18020文字
会話率:26%
帝国のルシリア大公家公女エリザベスの侍女になり、慣れてしまった万屋のティア。
ひょんなことから帝国の皇妃とお近づきになる。
かつての学友でもある第3皇子の婚約披露パーティーに出席することになったものの、またそこでトラブルに巻き込まれること
になる。
なんとかトラブルを避けたものの・・・
華麗なるシリーズ4段目です。
設定は緩いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 13:48:14
20109文字
会話率:35%
「血を分けた実の妹に陰でこのような仕打ちをするような者など、私の皇妃として、将来の皇后として相応しいとは言えぬ!よって、今この場においてそなたとの婚約を破棄する!」
先ほどまで楽しげに談笑していたはずの婚約者は、わたくしを睨みつけてそう
宣言なさいました。
私は妹を虐めてなどいません。けれど彼女の腕には確かに鞭の跡が。
わたくしではないとするならば、信じたくはありませんがお兄様しかおりません。
であれば、わたくしが罪を被らねば。将来公爵家を継ぐお兄様に瑕疵をつけるわけには参りませんもの。
ええ、そう。わたくしが耐えれば済む話なのです。
ですが悔しさのあまり、涙がこぼれます。
なぜわたくしが、このような目に遭わなければならないのか。
婚約者であるルートヴィヒ皇子はわたくしとの婚約を破棄し、代わって妹と婚約すると宣言なさいました。それを陛下もお認めになって。
ああ、わたくしの人生もここまでですわね。
ですがわたくしへの罰として殿下が宣言なさったのは、辺境伯領へ流罪とし、国の守りたる辺境伯アードルフ様に嫁ぐこと。
えっ、待って?
本当によろしいのですか?
それってわたくし的には、むしろご褒美なんですが━━━!?
この時、冤罪により断罪されたシャルロッテは知らなかった。
この婚約破棄の裏側で多くの“陰謀”が蠢いていたことを。
それは彼女には予想もつかない、壮大なまでのスケールに発展していて━━━!?
◆拙作『物語は始まらずに終わる』に登場したハインリヒ皇子の弟のルートヴィヒ皇子とその婚約者の物語。『物語は〜』から約3年後の話になります。
ちなみにこのふたりの弟が『わたくしの望みはただひとつ!』の皇弟マインラートです。
◆テンプレに則った「妹に冤罪をかけられて婚約破棄される物語」ですが、ざまあなしのみんなが幸せになるハッピーエンドの物語です。
◆書けない病で『熊男爵の押しかけ幼妻』の執筆が滞っているので、リハビリがてらプロットだけ作って放置していた話を仕上げてみました。
書き上がってはいませんが約20話以内くらいの中編になります。
◆この物語はアルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 19:00:00
73136文字
会話率:48%
出来心の産物です。
「大明皇妃」に関わった全ての方にお詫び申し上げます。許してー!
キーワード:
最終更新:2022-06-22 14:44:03
1629文字
会話率:46%
波瀾万丈な人生を送った前世のせいで、順調すぎる人生を信じきれない胃痛持ちのカチェリーナは、いつかどんでん返しが来るという不安に苛まれたまま、幼い時からの恋人レオニードと結婚し、皇太子妃となった。ところがレオニードに不安ごと愛される結婚生活に
安堵して、これからは前世に振り回されず、今の幸せチート順調人生を楽しむべし!と決めたのだが……。ストレスフリーの快刀乱麻ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 13:14:15
18704文字
会話率:23%
主人公マリー・ド・パロメスは前世、涎と鼻水が詰まって死んだ。
あまりにも不憫だと思った神様に特別として転生と転生特典をもらうことになるが、神様を強請って水の加護と雷の天賦の才を得る。
が、そこまでは良かったが学園ゲームの悪役皇女に転
生させられた。
マリーは憤慨するがどうしようもないので、水の加護で家族たちの体を治しながらすくすくと成長していく。
なぜか原作より大きな身体になった兄弟や姉、マイルドになった皇妃様と和気藹々と過ごしていくうちにマリーは思い出す。
自分がラスボスの魔王の妃として、世界を地獄に落とす諸悪の根源になると!
マリーは魔物を助け、魔の王と崇められたり、神聖国から聖女に認定されたりして行くうちに、マリーは歴代初の魑魅魍魎たちを統べる女帝となった。
そんな大歓声の中、マリーは天を指差し……
心の中で「違うでしょうが!」と叫んだ。
ドタバタギャグコメディーの最強物語になります。どうぞ、お付き合いよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 14:15:14
106139文字
会話率:42%
聖女のためのお庭を作って維持するお話簡単に言うと聖女の庭を維持するおはなし。
二千年を超えて栄華を誇る皇国の皇太子が、建国時より定められた宗教国家の巫女との婚約を破棄した。 皇太子が軽んじた「定め」は、皇国が建国されるよりも前に滅んだ王国
の聖女とその侍女、そして初代皇帝の約束によるもので決して破ってはならないものだった。 聖女との約束を軽んじる皇太子に皇国も滅亡の道を辿ると思われたが、先代の巫女である皇妃によって隠されていた事実に問題は好転し、皇国は滅亡を免れるのだった。
※ガールズラブ要素とR15はほんのり感じる程度です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 20:11:10
19419文字
会話率:56%
コレンティーヌ・アレクトス伯爵令嬢は、カレンティーナ・ミルディアルク公爵令嬢の取り巻き令嬢になった。憧れのカレンティーナ。しかし、カレンティーナは共に皇妃教育を受けないかと勧め、自らの婚約者であるファレスト皇太子殿下とコレンティーヌと二人き
りで夕食を取らないかと言ってくる。
しかし、それには悲しい理由があった。コレンティーヌとカレンティーナの生き方を書いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 21:26:01
9136文字
会話率:32%
レティシア・ミルディアルク公爵令嬢は、恋をした。メラルド・カルデルク公爵令息にである。
家を通じて婚約の申し込みをしてもらおうとしていた所、アレスティ皇太子殿下に先を越されてしまった。
「メラルドはメリーディアと名を改め、私と婚約し、先行き
皇妃として生きて貰う。」
婚約をしようとした相手を、皇太子殿下にかっさらわれた。
それはいい。それは仕方がないとしても、性別が転換してしまった???
「皇妃になる決意 弟が皇太子殿下との結婚を狙って卒業パーティに乱入致しました。わたくしは弟に譲る気はありません。」のレティシア視点です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 20:22:15
4755文字
会話率:33%
卒業パーティで、アレスティ皇太子は、メリーディアとの結婚を発表した。そこへメリーディアの弟ミードがドレス姿で現れる。
「この結婚に異議を唱えますう。ふさわしいのはあたしよ。あたしが皇太子殿下と結婚するの。帝国の皇妃になるのよぉ。」
「みっと
もない真似はやめなさい。わたくしは、貴方にアレスティ皇太子殿下も、帝国の皇妃の座も譲る気はありません。カルデルク公爵家の名を穢すつもり?下がりなさい。」
メリーディアの皇妃になる決意が語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 13:51:53
4230文字
会話率:37%
フランス革命前の事 占い師は二人の従妹同士の少女達を見て言った。
「二人とも皇妃になる」・一人はナポレオン・ボナパルト皇帝の皇妃ジョゼフィーヌ
・もう一人はオスマン帝国の皇帝、その妃として献上されたエーメ・デュ・ビュク・ド・リヴェリ
後の
ナクシディル皇妃 次期皇帝の母
※塩野先生のイタリア異聞、ネット等より
伝承、異説等含みます 他サイトあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 21:31:45
644文字
会話率:27%
フランス革命前の事 占い師は二人の従妹同士の少女達を見て言った。
「二人とも皇妃になる」・一人はナポレオン・ボナパルト皇帝の皇妃ジョゼフィーヌ
・もう一人はオスマン帝国の皇帝、その妃として献上されたエーメ・デュ・ビュク・ド・リヴェリ
後の
ナクシディル皇妃 次期皇帝の母
※塩野先生のイタリア異聞、ネット等より
伝承、異説等含みます 他サイトあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 19:50:49
628文字
会話率:27%
17歳でラングストン帝国に嫁いだ公女シャルロットは、アロイス皇帝陛下の皇妃となり、静かだが愛され穏やかな日々を送っていた。しかし第二皇妃としてビアンカが嫁いでくると、アロイスはビアンカと夜を過ごす日々が増えていった。やがてシャルロットとアロ
イスには距離ができ始める。さらに帝国に反乱が起き、混乱に乗じて殺されそうになったシャルロットを庇ったのは、ビアンカに夢中なはずのアロイスで──。
死に際のアロイスと湖に飛び込んだシャルロットは、目覚めると10歳に逆行していた。
アロイスを探そうとしたシャルロットだったが、ラングストン帝国の皇室名簿にはアロイスの名がなかった…。
二度目の人生、シャルロットは今度こそアロイスと幸せな人生を送れるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 21:13:40
409729文字
会話率:42%
~ 雪の王子様と花のお姫様だったらよかった禁断の恋 ~
カムラ皇帝ハーケンベルクには、優れた皇子が六人。
ところが、皇帝にも民衆にも愛されたアーシャ皇妃を暗殺して皇妃の座についた、その美貌で冬女神と称賛されるゼルシアに、第一皇子アルディナ
ンに続いて第二皇子ザルマークまでもが暗殺されてしまう。
物語の主人公である第五皇子ゼルダは皇妃ゼルシアを糾弾するが、皇帝ハーケンベルクはゼルダの訴えを退けた。
そればかりか、次の皇太子は第三皇子クローヴィンスと第四皇子ヴァン・ガーディナに領地を与えて治めさせ、二年後、よく治めた方に定めると宣言したのだ。
あまつさえ、ゼルシアの皇子であるヴァン・ガーディナに仕えることを強いられたゼルダは強く反発するが――?
** * ** * **
叶わぬ願いを胸に、ひとりの皇子は、真実の記憶を永遠に忘却することを願った。
たとえ、辛く悲しい記憶でも、ひとりの皇子は、真実を決して忘れないことを、その魂に誓った。
対極の皇子たちが織り成す物語が、今、カムラ帝国を揺るがす――!
※ この物語は個人サイト(http://kazakiri.holy.jp/kaza/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 20:10:56
115102文字
会話率:42%
エンフェルト伯爵令嬢ギネヴィアは、その日、帝国第一皇子との婚約を破棄された。
皇妃としての幸せ、そして、あるがままの幸せさえも否定され、全てを失ったギネヴィア。
逃亡の末、追い詰められるギネヴィアの前に、ひとりの弓取りが現れる。辺境伯
の嫡子たるその青年は、ギネヴィアの仇である帝国の衰退を画策していた。
失ったものを取り返すべく、ギネヴィアは青年の手を取った。
※アルファポリス様にて掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 20:02:01
72291文字
会話率:47%
『宇宙の真珠』と呼ばれ、女神リスタニアの伝説に彩られる惑星リステーニイ。そのリステーニイを統治し、竜神の子孫とも言われる皇帝の一人娘として生まれ、女神と同じ青い髪を持つ皇女サファイアの数奇な運命と、サファイアをめぐる人々の物語。(以前投稿
したことのある作品ですが、今回、作品の舞台や登場人物の一部、タイトルなど改め、再投稿致しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 22:52:44
229950文字
会話率:64%
修学旅行先のパリから突然異世界へ召喚された高校生、美衣歌(みいか)。召喚したのは魔法使いであり、第三皇妃候補のフィリアル。魔法の波動を感じとり、確認に現れた皇王へ美衣歌を「姪のスティラーア」だと紹介した。
そして、美衣歌はその日から名
を名乗ることを禁じられ、スティラーアとして、フィリアルの息子アルフォン皇子の婚約者となった。
しかし、当のアルフォンに婚約の意思はなく、家に帰すから場所を教えろと迫られる。美衣歌がその場所が地球だと教えると、還す方法がないと言われてしまう。還れない美衣歌が城に留まることで、アルフォンが初めて側に女性を置いたと、弟のケイルスが美衣歌に興味を持ち始めた。
フィリアルは美衣歌をスティラーアに仕立て上げようとする裏で何か思惑があるようで……。
投稿サイト「カクヨム」【柚希(水城磨菜)】に同時公開しています。
*自サイト「月のミチ(閉鎖)」で公開していたものになります。閉鎖サイト公開分は全て投稿済です。
★残酷な描写あり表記は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 06:00:00
330108文字
会話率:25%