臨場した警察官をも巻き込んだ謎の連続行方不明事件を追っていた警察は、夜間に発生した交通事故でその犯人の正体を知る。明らかに自分たちの領分ではない犯人に対し、周辺住民の一斉避難も考え始めた矢先、ついに奴らは正しく火砕流の如く押し寄せて来た。
絶望的な状況下での避難誘導。次々に餌食と化していく警察。極秘裏に協力を要請されていた陸自がようやく動き出すも、目の前に広がる地獄に隊員たちは言葉を失う。矢継ぎ早に起こる事態に奔走しながら、少しずつ包囲の幅を狭めていく自衛隊と警察は、終わりの見えない戦いに身を投じていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 11:19:05
127246文字
会話率:55%
地元にUターンした男は同級生たちと再会し、昔の何気ない記憶に端を発した不思議な出来事に遭遇する。汚れ切った大人になった事でその出来事を真正面から受け入れられない男の気持ちを裏腹に、次々と発生する様々な異変。そして男は、同級生たちを巻き込んで
この事態の突破を図る。
大人だって、不思議な体験をしてもいい。そう思いませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 16:21:50
68897文字
会話率:65%
アメリカ合衆国のデンバー北西部にある先端技術開発区画にある研究施設で事故が発生し、有害物質が周囲に拡散したらしい。
事故対応に向かった消防隊や警察から次々と先端技術開発区画に向かったのだが、彼らからは、要領を得ない応援要請が届くだけだった
。
先端技術開発センターから次々と車で避難する者達が、次々と交通事故を引き起こしてさらに事故を拡大していく。
どうやら有害物質の拡散は偽りで、研究中の遺伝子改造を行った生物がBSL-4(バイオセーフティレベルの最高レベル)を誇る区画より外に出てしまったらしい。
後にヒドラウイルスと名付けられた遺伝子改造生物は、幼生を傷口から新たな宿主の血管を伝わり脳内に至ると脳の組織を自らの組織に置換していくらしい。
さらに神経組織や筋肉組織までもがヒドラウイルスに置換されていくことで元の人間以上の力を持つことになる。その結果知性が無い生存本能だけで動き回り、新たに人を襲うことになる。
いわゆるゾンビそのものだ。
そんな事故現場近くでサマーキャンプに参加していた6人のハイスクール生徒の1人の視線で物語が始まる。
ラジオで状況を確認しよとしていた時に、友人の父親からの通信が届く。一方通行の通信だが、それを信じて避難場所からの脱出が始まる。
ゾンビを倒しながら何とか友人家族と合流すると、早急に町を離れることになった。
ロッキー山脈の西にある友人の父親が所属する協会の拠点へと向かう途中で、アメリカ軍による核を使った都市攻撃が始まる。
どうにか拠点へと到着したところで、もう1つの脅威が襲い掛かる。ロッキー山脈の冬だ。
冬の間に傍受した通信内容によると、アメリカの住人の9割以上がゾンビ化してしまったらしい。残された生存者は1千万人を下回っているらしいが、政府は混乱している状況だ。
比較的近い場所で生き残っていた人達と合流し、近くの小さな町からゾンビを掃討していることが軍に知られて、軍と共同でゾンビを掃討することになる。
町のゾンビを掃討しながら、アメリカ軍を維持してきた兵站基地の制圧が当面の目標になるようだ。それが間に合わないと、ゾンビ相手の銃弾や兵器が枯渇してしまいかねない。
さらには穀倉地帯の穀物集積所を早めに奪回することも、飢えを防ぐうえで重要な課題になりそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 09:30:00
1985532文字
会話率:39%
戦に敗れた王国に代わり新たな施政者が海の向こうの大陸からやって来た。王都から離れた町では、少し税金が上がったぐらいでそれほどの変化は無いようだ。
電気ネズミを狩って生活の糧にする貧しい少年が、ある日領主による弾圧を聞く。
さらに領主へ
の銃撃事件が発生したことから、母親と相談して反乱軍の拠点に向かうことになる。
少年は数年前に亡くなった父親と同じく、狙撃兵として反乱軍に参加することになる。
反乱軍は、帝国の支配に対して妨害行為を繰り返していた。
反乱軍の兵士の1員となって、列車や飛行船を襲撃して帝国の野望を何とか食い止めようと努力することになる。
道は長いけど、周りには頼りになる仲間がいる。
それに、帝国を取り巻く国々にも動きがあるようだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 10:25:40
960500文字
会話率:35%
VRMMOという仮想現実の世界。
第7世代のスーパーコンピューターによって国を挙げての一大VRMMO『レムリア』がつくられた。参加人員は予想されるだけで1千万人。
とてつもなく巨大なゲーム世界であると同時に、他国のVRMMOとの連携も
取られるように構成されているらしい。
さらには、今までに増して自由度の高いVRMMOの世界。ちょっとした犯罪やPKだって発生するし、【盗賊】だって立派な職業になっている。
プレイヤーが安心してゲームを進められるように、警察や自衛隊までがゲームに介入できるとの話ではあるのだが、統括電脳である『イザナミ』は不安を持っているようだ。
『レムリア』は4つの第6世代スーパーコンピュターがそれぞれの役目を担って作り上げ、統括を『イザナギ』が行うシステムである。必要に応じては警察庁の電脳である『ゼニガタ』、自衛隊の『ヤマト』までもが救援に駆けつけてくれるらしい。
そんな中での不安要素とは何なんだろう?
それに対処するために、『イザナミ』は瀕死の少女を自らの世界に誘った。
運営組織や日本の政府組織に属さずに、自分の不安に対処できる存在を作るためらしい。
NPCという枠には入るのだが、自由に動き回れる存在である少女が、リアル世界ではできなかった幸せを見付けることができるのだろうか。
そして『イザナミ』の不安は解消することがあるのだろうか。
※平成最後の元旦に見た夢は初夢ではないのかもしれませんが、覚えている範囲でプロットを作りましたので、不定期連載で投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 15:24:46
618667文字
会話率:38%
2028年7月25日、地上は滅んだ。
その日、太陽の表面でスーパーフレアが発生した。通常の太陽フレアの1000万倍のエネルギーをもつスーパーフレアは地球のオゾン層を一瞬で消滅させた。それにより地球の表面には強力な殺戮光線である超高光度
UV‐Cが降り注いだ。超高光度UV‐Cは屋外に存在する全ての動植物を焼き殺した。
アトランタも、当然この惨劇の例外ではなかった。スーパーフレアが発生したとき、アトランタ市内で陽の光を浴びる環境にいた全ての人々が、超高光度UV‐Cに焼かれて絶命した。
地下鉄、アトランタ首都圏高速交通局(Metropolitan Atlanta Rapid Transit Authority)〝MARTA・マルタ〟の駅構内にいた者は、運がよかったと言えよう。
超高光度UV‐Cの猛威から逃れることができた命ある者たちは、地下鉄マルタ内での生活をはじめた。当初、地下鉄マルタで繰り広げられたのは、苦難に満ちた生存競争だった。だが人々の生活は、少しずつ安定していった。
人間は社会の構築を欲する生き物だ。やがて、地下鉄マルタの住人たちは、自治政府を樹立させた。
スーパーフレアの発生から21年が経過した。
※「カクヨム」さんにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 08:41:05
19232文字
会話率:30%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 03:50:00
1728276文字
会話率:44%
ブラック企業に勤めているサトーは、仕事帰りにお酒を飲んで帰宅中に道端の段ボールに入っていた白い子犬と三毛の子猫を撫でていたところ、近くで事故を起こした車に突っ込まれてしまった
白い子犬と三毛の子猫は神の使いで、天界に行き異世界に転生する事に
なった。
そして異世界に転生したその日の内に、サトーは悪徳貴族と闇組織の争いに巻き込まれる事に
果たしてサトーは、のんびりとした異世界ライフをする事が出来るのか
本作品は、作者が以前に投稿しました「【完結済】異世界転生したので、のんびり冒険したい!」のリメイク作品となります
登場人物やストーリーに変更が発生しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 23:26:18
246532文字
会話率:44%
主人公【ユトゥス】はAランクパーティ「満点星団」のリーダーである。
しかし、その実力は常に仲間達におんぶにだっこ。
パーティの全員はユトゥスより年下であり、同じ村出身であるために優しくしてくれるが、世間での評価はそうはいかない。ただでさえ特
別で希少な職業を持つ年下達について回る姿はさながらリーダー面した金魚のフンであった。
その現実にはユトゥス自身も心苦しいものがあり、ついに一時的にパーティを抜けて自分の力だけで成り上がることを決意する。
そこでユトゥスが挑んだ迷宮はCランク迷宮であり、長年通い慣れたその場所は一から鍛えるのに持って来いの場所であった。しかし、そこで「迷宮再構築」と呼ばれる自然現象が発生し、突如としてその迷宮は自身の実力を大きく超えたAランクの迷宮へと早変わり。
ユトゥスはその場所から必死に脱出しようと足掻いた。
その迷宮に現れた魔物はまともに戦っても勝てるはずのない相手ばかり。
逃げて逃げて逃げた。そして――ユトゥスは死んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 23:15:01
85905文字
会話率:16%
青年リュートは傭兵団「銀狼の群れ」のメンバーの一人だった。
傭兵団は人類を守る組織の一つで、基本荒くれ者の集まりだが、この傭兵団だけは仲間うちの絆意識で「家族」を形成し、時には小馬鹿にしあい、時には全力で助け合うなどの他の傭兵団では見ること
のない特徴を誇っていた。故に、誰もが仲間内で「裏切り」が発生するとは思ってなかった。
ある日の出来事、仲間の一人にお酒をたらふく飲まされたリュートは深く眠ってしまった。
翌日、目を覚ませば拠点には火の手が上がっていて、外に出ればたくさんの仲間が地面に倒れている。
その中で息をしている者は無く、遠くから聞こえる剣戟の音に導かれて近づけば、団長と仲間の一人であるガーディが戦っていた。
ガーディのそばには謎の四人組と、小脇に抱えられた妹がいて、リュートはすぐさま裏切りが起こったのだと理解した。
リュートは妹を取り戻そうと奮闘するがそれは叶わず、瀕死の重傷を負って谷底へ落とされてしまった。
しばらくの後、リュートが目を覚ませば、そこは病室だった。
彼は全てを失ったと理解した時、彼のそばに学院長と名乗る人物が現れた。
その人物は彼の事情を聴くと、彼に提案した。
リュートを学院所属の傭兵として雇う代わりに、君が求める妹の情報を集めて提供することを。
それを受け入れたリュートは、その人物が妹の情報を集めている間、後の未来に起こる魔物の大襲撃を防ぐために各地に派遣した生徒を呼び戻す依頼を受け、その人物達を探しに旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 22:47:01
348147文字
会話率:27%
とある世界には「悪魔」という人を襲う脅威的な存在がいる。
その悪魔、そして悪魔が作り出した魔族に対抗するためには自身の体内に巡る魔力を武器に纏わせて攻撃するか、魔力を魔法に昇華させて攻撃するかの2つである。
そして、その悪魔及び魔族にそれ
らを用いて対抗する人間部隊のことを特殊任務魔術師隊ーーーー通称「特魔隊」と呼ぶ。
その未来の特魔隊員を育てる魔法学院中等部には“魔力のない”主人公【ラスト=ルーフェルト】が在籍していた。
ラストは魔力がないことから学院の中でもバカにされていて、しかしラストは何も気にしないように笑いながら日々の鍛錬を続けていくばかり。
そんなこの先の進路を決める時期、ラスト友人であるグラートが落ちぶれていく親友を気にしてとある提案をした。
それは街で連続で発生しているという失踪事件についてで、その犯人が悪魔と噂されているのだ。
グラートはラストが悪魔退治を成功させることでラストの夢である特魔隊員への道を途絶えさせないように考え、ラストはその提案を了承することにした。
そして二人で悪魔退治に出かけたその日の夕刻、二人は今にも女性を襲おうとする悪魔らしき存在を見つけ――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 22:15:44
264012文字
会話率:42%
人間と地底人の交流譚
湖上のお屋敷にある祖父の絵を見ていた小町は、うっかり【舞い下りる日】に巻き込まれる。
大きな風に吹き飛ばされてしまった小町が行き着いた先は、地底界にとって需要な【隠された庭】だった。そこで地底人スミと出会う。
帰る
ために探さなければならない【舞い上がる日】が発生する場所。
小町は地底界から脱出するため、スミの力を借りてその場所を探す。
弟も巻き込まれているかもしれないし、祖父の葬式だってどうなっているか分からない。一刻も早く帰りたい小町の長い旅がはじまる。
【小説家になろう】でのみ投稿してます★
週一投稿を目指していますが不定期になりがちです!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 21:39:29
104063文字
会話率:43%
二百年にも及んだダンジョン現象の封印。
怪物たちの脅威から解放された人々だったが、隠匿されてきたダンジョン被害の裏側で、今や世界の英雄として称賛されてきた異能力者たちによる非能力者への凄惨な加害事件が露見した。
やがて世界中で内戦が
起こり、異能力者と非能力者は決裂した。
日本で発生した異無日本内戦から二十二年後。
内戦後発足した異能犯罪武力対策局・略称「異武」の落ちぶれ武装捜査官である零桜太郎は、神崎恵介というかつての友人であり、故郷を焼き滅ぼした異能犯罪者を追っていた。
ある日の晩、これの元に「女神の幼体」という情報がもたらされる。
それは、神崎の娘とされる異能力者の女児・アリスの異名だった。
クビか昇進かという瀬戸際に立たされた桜太郎は、三年前にアメリカから派遣され勝手に帰化し、職務放棄をし続けていた菊井アンゼロという青年とバディを組み、アリスを対処することに。
【女神の幼体】編から始まる異能アクションバトル長編!
刺さる人には貫通する勢いで刺さる作品です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 21:13:14
19161文字
会話率:45%
人類が宇宙への進出を果たした頃、第三次世界大戦に使用されたウイルス兵器により、地球は生物の住めない惑星になってしまった。時は流れ、人類があたりまえにスペースコロニーで暮らす時代。戦争の代わりにVSAという人形決戦兵器による決闘で世界の覇権は
左右されていた。学園コロニーのVSA操縦士養成学校の学生、都原カイトとその友人達は、ひょんなことから学園コロニーの地下研究所で進められていた、地球復活の計画を知ってしまう。そんな折、学園コロニーで謎の殺人事件が発生する。カイト達もその事件に巻き込まれていく。そして彼らは治癒の力を持つ少女、篤国沙耶に出会う。その出会いが、カイト達を全宇宙を舞台にした地球復活を賭けた戦いへと導いて行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:40:18
97980文字
会話率:49%
※小説家になろうにて再投稿しました。
※この作品は、「いちご荘の彼女たちワールド」でも好評配信中です。
国民的アイドルグループになりつつあったエースの川西愛理ちゃん率いる「アイドル☆ハイスクール」がある大きな事件が発生してしまい解散せざる
えない状態になってしまう。
しかしこのままでは終われないと思っていたオーナーが主人公となる坂本 昌に第2世代のプロデューサーとして任され残ったメンバーとこれから加入するメンバーたちと一緒に「アイドル☆エッグ」として『アイドルの頂点』を目標に再建を目指していく。
ハーレム&アイドルのダブル要素満載の笑いあり・涙あり・そしてエッチシーンありのアイドルストーリー!!
果たして彼女たちの今後の人生の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:31:24
40265文字
会話率:68%
恒星コーカの巨星化に寄って、ファルトンの歴史に終止符が打たれた。
だが、ファルトンには前文明或いは古代文明と言われる遺跡が存在した。
そこから見つかる謎のエネルギー発生体【ボーズ】
ファルトンの人々は、思わぬ形で手に入れたこの無限とも言える
エネルギー供給体【ボーズ】を使い更に発展を遂げる。
遂には宇宙空間まで進出した。
先ずは、ファルトンの衛星に進出して宇宙基地を構築する。
更に、内外の惑星や小惑星群で豊かな鉱物の採取を行う。
そこで、新たな【ボーズ】が発見される。
巨大な推進力を発生させるボーズ。
まるで、次は外宇宙への進出だとばかりにファルトンの人々は狂喜した。
だが、同時に天文学が発展をして恐ろしい現実を知る。
コーカは相当くない未来に急速に巨大化して行く。
最終的には巨大なガス状の物体となり、このファルトンを含む惑星全てを飲み込む。
人々は恐怖に襲われるが、同時に起きた世界大戦の為にゴシップとして捉えらる事でうやむやになった。
だが、世界大戦が終結。
再度、この恐ろしい研究結果が報告される。
このまま、このファルトンと共に滅するか。
新たな通信技術、航行技術、そして冷凍睡眠。
これらを駆使して多くの選ばれた人達が、新たな星を目指す。
誰がこのボーズをファルトンに残した。
冷凍睡眠の技術はファルトン人が開発した。
だが、通信技術は?
光を越える速度を得ることが出来る航行技術は?
いつのまにか、手にしていた技術。
これは、誰が?
何の為にファルトンに置いていた?
それらに目を向ける事なくファルトンを捨てた人々。
その、謎を少し解き明かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:26:41
78185文字
会話率:21%
地球と同じ銀河の海に『ファルトン』と『アーバイン』という、人型生物が繁栄し文明と技術を発展させている地球型惑星が有った。
『ファルトン』はいくつもの国家間の諍いを経験したが、急速に科学技術を発展させ自らの衛星だけでは無く外惑星へ進出してその
資源を使い宇宙空間にいくつもの生存可能な施設を建設し繁栄を更に広げていた。
しかし、『ファルトン』に危機が迫る。
この星の繁栄の源。恒星『ヨーカ』が赤色巨星への坂を降り始めたのだ。
次々と起こる異常気象。恒星風の嵐、公転周期の変化、自転軸の移動。
いずれも僅かな変動であったがもたらされる影響は大きかった。
植物が枯れ食糧危機が訪れる。物価は高騰し各国で暴動が発生する。
貨幣経済は崩壊に向かい人々は掠奪に走る。
ここに来て人々には『ファルトン』と運命を共にするか、見捨てるかの選択を迫られる。
多くの犠牲を払って生み出された『コールドスリープシステム(CSS)』を搭載した大型のコロニー艦を中心とした移民船団を外惑星軌道上で建造して外宇宙のまだ見ぬ惑星へ旅立つ一団が現れた。
次々に建造される移民船団。大国や資金力が豊かな団体は我先に『ファルトン』を後にした。
そして、最後の船団が『ファルトン』を後にする。
数奇な間柄に有る3つの船団。予め予定された目標惑星の星域は近いが、それぞれの星域へ向かう事する。
そのうちの一つが『アーバイン』の衛星軌道上に到達して、移民禁止事項を無視して侵略を開始。
あがらう事も出来ずに隠れ住む先住民。
だが、偶然にその中の一人が日本へ転移。日本の技術や『術』を使って隠れ住むアーバインの民を救う。
反抗の機会を窺う先住民達。
しかし、地球にも『ファルトン』をたった一団が迫る。
彼らはどう出るのか?
『侵略』か『協調』か『離脱』か
『アーバイン』そして『地球』いずれにも訪れる最後の時。
人類は生き残っているのだろうか?
そして去っていく者達に行き先は有るのだろうか?
今、そのひとつの終わりが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 06:10:40
2457342文字
会話率:30%
2011年のダンジョン大発生により、世界の営みは大きく変わってしまった。人類は否が応でもダンジョンに挑み、共生する事を余儀なくされてしまった。それは日本も同様だった。全国各地に散らばるダンジョンの対処を十全に行うためには現状の警察・自衛隊で
は数が圧倒的に足りなかった。そこで政府は警備業法を改正し、警備員にダンジョンの管理の一部を委託する事にした。広島で長年警備業者として地元に根付く活動を行っていた「栄光警備」も、そんなダンジョン警備に乗り出した一企業である。上司から探索者の資格を取るよう打診を受けた十数年選手である高坂渡は、ひょんな事から拾った不思議な木の実によってでテータスを取得する際に【アビリティ】なる聞き覚えも無い特殊項目が追加されてしまう。そのせいで様々なトラブルに巻き込まれてしまうのだが……高坂はこのアフターダンジョン時代を生き抜く事が出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:10:00
312210文字
会話率:31%
さくら急便のある営業所に、奇妙な配達員にいたずらをされたという不可思議な問い合わせが届く。
最初はいたずら電話と思われていたこの案件だが、同じような問い合わせが複数人から発生し、どうやらいたずら電話ではないことがわかる。
配達員によるいた
ずらなのか、それとも部外者による迷惑行為なのかわからないまま時間だけがすぎていったある日、それは放置してはならない事案だったことが判明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:09:21
46560文字
会話率:23%
「あ、値貼り付けするの忘れてた」
ある日、突然空から声が降ってきた。その声は世界中に響き渡った。多くの人が何気なく聞き流していたが、この一言がきっかけで空の上では大混乱が発生していた。
最終更新:2021-10-16 18:23:28
5035文字
会話率:83%
私の通う高校では体育祭のあった週の金曜日、何故かラブレターによる告白ラッシュが発生する。理由はよくわからないがそういう伝統らしい。
告白するつもりはなかったけどちょっとしたきっかけでラブレターを書くことになった。相手は隣の席の笹山くん。
イケメンでとても優しい優良物件だ。
思い切って出したラブレター。だけどどうもおかしい。ラブレターを受け取った笹山くんが話してくれる私のラブレターの感想がおかしい。私が書いた内容だとそんなふうにはならないはずなんだけど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 15:10:04
3397文字
会話率:38%
江戸時代――に似たところもあるが、魔法があり、魔物と勇者がいる世界。
春次郎(18歳)は勇者が利用する宿場町の商人。
自分も勇者になりたい。そうすれば異国へ行ける。
異人を含む勇者相手に商い、魔物狩りを練習し、ついには勇者となって
異国へ旅立つ。
会社に魔石を売却して生計を立てる、そのために魔物を狩るのが勇者という職業。
魔石は”活性化”させるとさまざまな現象を引き起こし、生活や産業に利用できるのだが、魔物を発生させ引き寄せてしまう。
資源の回収と魔物の脅威を引き受ける勇者なのだが、一般的には蔑まれる存在だ。
ただし一部の上級者は英雄視されることもある。
どうせ英雄になんてなれやしない。好奇心を満たすための手段、それが勇者だ。
自由を求め、心の中は期待と不安、緊張と興奮でゆらぎながら生きる春次郎。
けれども異国で奇妙な勇者と出会い、春次郎の旅は国が、世界が変わるかもしれない目的を持つものへと変わる。
魔石≒賢者の石の秘法が記されているとされる、エメラルド版を探索する旅へと。
●○ 物語は三つの時間軸で進んでいきます。
※ この作品は史実などを参考にしておりますが、架空の世界を舞台としたフィクションです。
※ 未成年者の飲酒・喫煙シーンがありますが、現代・現実を舞台とした物語ではないことをご了承ください。
こちらはオリジナルから一部の文章を削り、描写を変えたものです。
オリジナルは「カクヨム」に掲載していきますが、不快な、あるいは健全ではない描写や冗長な場面がより多くなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 17:00:00
182083文字
会話率:14%
今より少しだけ未来の日本で、突如として異世界と接続された穴が出現。連日の報道により、不思議な未確認生物や超能力を目覚めさせる化学物質など、異様な光景が明るみになっていく。
これはそんな天変地異から4年後、人々が超常に適応し始めた頃のお話
。
大学2年生の玉城晴哉は地下アイドルの応援が趣味。いつも通り現場に参戦していたところ、異様に淀んだ空気を感じて具合が悪くなってしまう。
そんな窮地に、大学の後輩でありドルオタ仲間の付喪恋途が駆けつける間もなく、会場は暴走した怪物に襲われ騒然。彼女は魔法少女に変身し、それらを華麗に対処。
彼女が言うには、新たに「感情が怪物となって暴走する」といった事態が人知れず発生していて、『感情処理班EmoD』が対処しているらしい。また、晴哉には「感情の機微を五感で察知する超能力」が備わっていることも判明する。彼女から告げられる真実に困惑する中、EmoDに巻き込まれた晴哉の日常は賑やかなものへと変化していく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 16:20:10
816文字
会話率:69%
宇宙創造が始まって数えきれない年月が過ぎた。全ての生命体は物理法則の中で生き、時にはそれを利用して生活をしていた。
その生活は突如として終わりを迎えることになる。
「初めまして、私の世界に生きる生命体」
この世界の創造主を名乗り、神を自
称するそれからの一方的な通知によって、世界に魔力が溢れ、ダンジョンが発生した。
新しい世界の法則によって湧き上がる人類だったが、心正しき存在によって混乱を招くことが防がれた。
人類は・・・レベルとスキルを得ることが出来なかったのだ。
それから80年が過ぎた頃、日本の未確認ダンジョンの一つに彼らは来ていた。
※アルファポリスで掲載しています。先が気になる方は作者「ケイ」もしくは作品名で検索してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 13:00:42
490222文字
会話率:44%
ありがちな理由で異世界に飛ばされた、我谷 緑(わがたに みどり)
急に魔法ができるようになったものの、ちょっと使えない魔法ばっかり身について、水魔法とか基本の魔法がイマイチ。
とうとう勇者のプロポーズを受けてしまったが、果たして順調にゴール
できるのか?
仲良しの妖精王女ちゃんにトラブル発生で、話は思わぬ方向に!
ザリガニとニンニクが好きだと思われてるけど、違うからね!
でもガーリックシュリンプは好き!!
そんな一般人女性の異世界奮闘記。
【基本的に主観描写で進む、ハイファンタジー妄想小説です。】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 12:25:08
382446文字
会話率:45%
「お兄ちゃんが、世界で一番!」
「亜美は、世界で一番かわいい妹だ!」
巷で有名な、超ブラコン、超シスコン兄妹の佐藤一家。それを指摘されようが、そんなこと、お構いなし。
熱々、ラブラブ(?)で、二人の日常は、佐藤兄妹だけで安泰なのだ。
それなのに、亜美の大事な大事な兄が帰ってこない!?
心配で夜も眠れない亜美の前に現れた謎の金髪青年。勝手に家に忍び込んできて、亜美に告げる事実が、兄の晃一がAnti-terrorist(アンチ・テロリスト)のエージェント?!
一体、どうなっているの?!
秘密結社のエージェント。テロリストに誘拐・監禁。身の危険が迫っていて。
そんなの亜美には関係ない。
誰も助けてくれないのなら、亜美が絶対に大好きな兄を救出する!
真冬のアラスカ、ロシアにドイツ。世界を跨いで、兄の救出に大活躍(ドタバタ劇)。亜美の行く場所全てで、事件発生。亜美の機転と、負けずのど根性で、テロリストもなんのその。
お兄ちゃん、待っててね! 亜美が必ず助けるから
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 12:00:00
136597文字
会話率:36%
突如世界にダンジョンが発生してから数十年。
そのダンジョンの探索を主な仕事としている探索者達。
そんな探索者の一人であるS級探索者の黒川宗谷は日々ダンジョン探索へといそしんでいく。
すべては自らの推しを全力で応援する。そのためだけに
カク
ヨムにて同時連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 12:00:00
203514文字
会話率:64%
……今から十二年後、この国を震度七の大地震が襲う。その二年前、つまり今から十年後には海溝型巨大地震が発生し、これによって引き起こされた巨大津波で、外国が大きな被害を受ける。八年後、アメリカでテロが発生する。それは今から六年後に再開した中東
の戦争の影響だ。四年後、飛行機事故が起き、乗客が――
「……なんか、暗い話ばかりですね」
僕はパソコンから顔を上げ、先輩に言った。
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最終更新:2024-10-02 11:00:00
1336文字
会話率:77%
突如として国を、いや世界を揺るがす大事件が発生し、総理大臣、副総理、官房長官その他、総理の派閥の大臣らは首相官邸、大会議室に集まった。重々しい空気が漂う中、口火を切ったのは当然、我らが総理である。
「……では、宇宙人による月の不法占拠お
よび、身代金の支払いについて議論していきましょう」
一同、顔を見合わせてニヤリと笑ったが、総理が冗談を言ったわけではない。非現実過ぎて、もはや笑うしかないのだ。
「いやぁ、驚きましたなぁ総理。いやね、私、ちょうど自宅の縁側でテレビの音に耳を傾けながら月を眺めていたんですよ。あの時間はなんだったかなぁ。あ、そうだ、クラシック番組がやっていましてね。私、よく見るんですけど、ええ。で、それが突然番組変更したかと思えば宇宙人が月を占拠したって言うじゃないですか。公共放送が何をふざけたことをやっているんだと思ったのですが、まさかの宇宙人による電波ジャックで、本当の出来事とはねぇ。ええと、何でしたっけ彼ら」
「ドトイト星人だ」
「いや、ドロトトじゃなかったか?」
「全世界同時放送と題していたが、どうも連中の翻訳機が不完全らしく、聞き取りにくいところがあったよなぁ」
「名前なんてどうでもいいことだ。重要なのは連中が本気か否かだ」
「本気に決まっているだろう。もう、そんなことを議論する段階にはない。ねえ、総理?」
「ええ。いま話し合うべきは冒頭に申し上げたように、身代金の支払いをどうするかです」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-11 11:00:00
3381文字
会話率:90%
【8月13日午後5時半ごろ――】
帰り道。その電柱の貼り紙を目にした俺は驚いた。
どうやら注意喚起のために、市の治安情報を載せるサイトからプリントアウトしたようだ。ご丁寧にラミネート加工までしてある。
【見知らぬ会社員風の男が声を上
げていました】
見知らぬって大抵そうだろうが。それはさておき、ここに書かれている特徴……どうも俺に間違いなさそうなのだ。
【身長173センチぐらい。少し白髪交じりの癖毛。気持ちの悪い柄のネクタイ】
……気持ちの悪い柄というのは認めたくないが、そこは個人の感じ方の話だし、まあしょうがない。クールビズだなんだと油断し、必要な時に普段のネクタイがカビ塗れだったので、いつぞやの買った福袋の中に入っていたネクタイ。それを着けていったのだ。
俺は中々に良いと思ったのだが同僚からは散々馬鹿にされ、上司からは君はそんなんだからいつも……とやんわりと説教をくらった。まったく理不尽な世の中だ。ツイてないことが続くとつくづくそう思うと、まあそれはいいとして、はて声を上げた? なんだったかな。ちょうど三日前のこの時間帯だが、よく覚えていないな。いや、そもそもの話、別に声くらい上げたって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 11:00:00
1245文字
会話率:35%