ロバートは、ライティーザ王国アレキサンダー王太子の腹心であり、乳兄弟だ。ロバートにとって、最愛の人、婚約者であるローズが、グレース王太子妃の身代わりとなり攫われ、奴隷商人たちの手に落ちるという憂き目にあったが、無事に助け出すことができた。
アレキサンダー王太子と腹心達が、奴隷市場を急襲し、聖女ローズを救ったという物語は、ライティーザ王国の隅々にまで、吟遊詩人達により広められた。
アレキサンダー王太子が、聖女ローズを救い出し、奴隷売買に関わっていた者達と、利益を得ていた貴族達を容赦なく裁いたという物語に、多くの民が、酔いしれた。
悲しいかな、現実は、物語ではない。
ロバートは使用人だ。貴族ではない。
アレキサンダー王太子の妻グレースの兄である、アスティングス侯爵家の令息二人に、半ば言いがかりで暴行をうけても、抵抗できる立場ではなかった。
傷を負いながらも、無理を承知で御前会議に参加した翌朝、ロバートの容態が悪化した。
マグノリアの花の咲く頃に 第四部第十六章(6)と(7)の幕間です。本編読後を、強くおすすめいたします。
(前半シリアス、後半ほのぼのです)
第一部https://ncode.syosetu.com/n9505gp/
第二部https://ncode.syosetu.com/n5142gx/
第三部https://ncode.syosetu.com/n2035gy/
第四部https://ncode.syosetu.com/n2114hd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 10:00:00
16780文字
会話率:48%
「なぁおっさん、あんたもう邪魔なんだわ。うちのパーティから出て行ってくれよ。実力も伸びしろもないあんたにこれ以上居座られたら迷惑なんだよ」
ダグラスはある日、若くて才能もある剣士の青年からそう言われた。
美貌の女神官と女魔法使いが剣士の青
年に寄り添い、ともにダグラスをあざ笑う。
真面目で努力家だが才能がなく、浮いた話の一つもない報われない人生を送ってきた斧使いのおっさん冒険者ダグラス。
駆け出しの頃は彼に守られていた若い冒険者たちにも、今や実力で追い抜かれ、彼らがギシギシアンアンするのに邪魔だからとパーティから追放される始末。
若さと才能とルックスを兼ね備えた、泥臭い努力などとは無縁の若者たち。
吟遊詩人が謡う英雄物語の主人公には、ああいうやつらこそが相応しいのだろう──
そんな風に思いながらも腐らずに自分にできることを続けていたダグラスだったが、あるとき彼に転機が訪れる。
新しく組んだパーティの仲間たちに裏切られ、古代遺跡の奥で命を落としそうになった絶体絶命の淵で、ダグラスは一振りの斧と出会った。
それは神話級のおそるべき力を持った、知性ある武器(インテリジェンスウェポン)
聖剣ならぬ聖斧に人格を認められ武器の主となったダグラスは、それまでのたゆまぬ努力の成果もあって、常人ではあり得ないほどの力を手にすることとなった。
彼の人生は、その日から激変する。
獣人の少女や、ボクっ娘剣士、清楚な賢者の少女などに次々と惚れられ慕われながら、おっさん冒険者は誰もが羨むような英雄へと成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 19:00:00
450527文字
会話率:33%
さて、今宵の話し手を務めますは、名もなき紅衣の吟遊詩人。
砂塵の中を駱駝が行き交い、酒と香料の豊潤なにおい漂う国ダバラッド。自らの腕を世に示す物語を作るため、〈魔宮〉と呼ばれる遺跡がある街にやってきた吟遊詩人タルナールは、剣士、魔術師、狩
人といった仲間とともに、〈魔宮〉の深奥を目指します。場景を飾るのは夜の獣、忘れられた王、熱なき炎を纏う妖霊たち。これは玄妙なる魔術と、富を求める人々の思惑、すべてを巻き込みながら、巡り巡る物語の物語でございます。
アラビアンナイトの風味を取り入れた正統派ダンジョンファンタジー。三日に一話ぐらいの頻度で更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 18:00:00
347493文字
会話率:25%
王立魔術学園でSランクパーティーに入っていた吟遊詩人のユーリ。しかし、Sランクパーティーの勇者たちは戦闘能力のないユーリを無能として追放する。ユーリは幼馴染で魔法使いのマチルダに転職を勧められ、大賢者の公爵のところに行く。そして、ユーリは賢
者としての才能を開花させていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 20:54:27
4686文字
会話率:62%
「大陸一の力を得たこの大貴族ストローク一族に無能はいらん! 戦士になる気のないゴミは消え失せろ!」
強さが全ての世界。剣を、杖を、斧を、弓を、槍を、盾を、誰もがそんなものを求めている。なぜなら、最強の座……グランドヒーローになりたいからだ
。
グランドヒーローになれば、世界一の財宝と未知の力、そして国王より皇帝より上……最強の座が得られるからだ。
そのためには危険な魔大陸の最奥地にまでたどり着く必要があり、ストローク領では子供が生まれたその日から肉体改造する家もあるほどだ。
そんな世界に居る領主の次男として生まれたバードは、戦いよりも歌う事が大好きな『吟遊詩人』だった。だが、その歌もひどい音痴でどこに行っても笑いものにされる。だが、バードはそれで満足だった。
「元気いっぱいに歌って、皆が笑顔になる。吟遊詩人にも色々いるだろうけど、俺はそのくらいでちょうど良いや」
しかし、実はバードの歌には『古代魔法』を発動させられる声と歌詞があった。その力で最強の領土と噂されるほどに領民達を超強化していた。驚異的な治癒力に子供でもリザードマンを殺す力……ストローク領の異常な強さはそこにあった。どれだけ馬鹿にされ嘲られ終いには殴られようとも、バードは歌う事を止めなかった。
だが、領主はそんなバードに戦士としての才覚を見いだせず追放したのだ。
具体的には分からないでも、バードを好いていた妹だけが『バードの歌はいつか誰かを救う』と信じて追放された後も付いてきた。
「あんな領地、後で泣けばいいんですよ。兄さんみたいな人こそ、今は大事だっていうのに……」
その後、バードを追放した領土はバードの歌を失った事で、みるみるうちに体が衰え魔力も失われていき、また事務仕事も狩りもままならなくなる。戻ってきてくれと頼んだ所で、そこにはもう新たな生活を築き、帰ることなどないバードがいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 08:00:00
7548文字
会話率:53%
青と白の市松模様の着物を着た、和風イケメンの唄。母のために薬を買いにいく途中、賊に襲われてしまった美少女カスミ。行き先の同じ二人は行動を共にすることとなるが、これは運命の分岐点だったのだ……
補足
和の地、中華の地、洋の地とはそれぞれ、日
本、中国近辺、ヨーロッパ近辺、と思っていただければ、と思います。そしてどの地域も共通言語を理解できる、世界線だと考えていただければ、と思います。
この作品はノベルアップ+、カクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 22:34:22
31748文字
会話率:61%
酒場に現れた女騎士から逃げ出したレーダーは、逃げ出した理由を友人に語る。
代官から仕事を請け負って悪事を為したのだが、その代官が舐めた真似をしたので殺してしまい、悪事をすべて彼にかぶせて告発したのだという。
だが、騎士の剣幕から押し付けた悪
事が露呈したと思い、逃げ出したというのだ。
やはり告発の際の嘘は露呈しており、レーダーは恩赦と引き換えに彼女からの仕事を請けることになるのだった。
これは吟遊詩人の語るレーダーの活躍の中では最初期かつ小規模なものだが、この事件によって彼は初めて権力との関わりを持つようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 23:42:11
26663文字
会話率:34%
ジャール史学局発行 「英雄譚に語られる人物レーダーについて 無記名伐龍記事をめぐって」
史書に見える伐龍の記述は『将軍府龍文書』に多く見られるように「何某が幾らの軍を率いて何処にて龍を伐つ」という形式が主である。
例として『クラシテ王統
記』にて
キニン公、3万を以てクラシテに龍を伐つ。
とあるものが挙げられる。
しかしながら『アゲイア帝国年代記』のアーラブルフ5世の3年の条には
2月、ファリシタに龍現る。3月、これ屠らる。
とあり、形式に沿っていない。この征伐者を明記しない形式はこれ以降各地での伐龍の記事に頻出するようになる。竜王戦争の時期に最も多く現れるようになりその後急速に減少するが、並行して旧来の形式も現れることから何らかの区別が行われているとみられるが、定説は得られていない。
ただ、この形式の伐龍記事について吟遊詩人はレーダーという英雄の活躍を語る。
『屠龍列伝』には以下のようにある。
レーダーは、アゲイア帝国ミャスラフの人。姓無く氏無く、家無く親無し。剣客。
殺した龍を数えること未だ並ぶものなし。
皇帝アーラブルフ5世の時に初めて龍を屠る。
しかしながら多くの無記名伐龍記事について、すべてをレーダーという一人の冒険者の事績であると考えるのは無理があるのでは無いだろうか……(後略)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 01:49:16
8123文字
会話率:41%
ファイはかつて吟遊詩人の母オリーティアとともに諸国を旅をした。ところが、母は病を得て、旅先の村で倒れそのまま帰らぬ人となった。
一人残されたファイはまた旅を続ける。ファイに残されたものは、母から譲り受けた一振りの剣のみ。
そんなファイをつけ
狙うものたちがいた。仲間に引き入れようとする者。殺して名を挙げようとする者。
ファイはひとりの戦士にすぎなかったが、ただ、誰もが恐れる最強の戦士だった。
そんな彼の明日をも知れない旅の果てにたどり着くものは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 15:24:54
51992文字
会話率:41%
主人公ルエルは吟遊詩人である。
吟遊詩人とはただ歌っているだけのもの。
この男、そうであると思っていたギルドマスターよりギルドを追放されたばかりである。
そこでルエルは思った。
「(俺みたいな吟遊詩人はギルドにいらないんでしょ?だっ
たら1人で自由に暮らしたいな。)」
戦闘から解放され、のんびり気ままなスローライフがルエルを待っていた…はずなのだが。
「ありがとうございます!このご恩は一生忘れません!」
「……なんで??」
うっかりドラゴンを討伐してしまったためにルエルのスローライフは儚き夢に終わるのであった。
ルエルはスキル【習得眼】で大所帯であった前ギルドメンバー全員のスキルを習得していたのだ。
思わぬスキルに気づいたルエルは新たにパーティを作る。
どうせなら最強になってスローライフを堪能しよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 15:55:32
11158文字
会話率:51%
「おお、其方こそ勇者に相応しい! 」
何を見て判断したんだクソキング。
「母さん、立派だと思うの。大丈夫、情けない事を言うよなら介錯してあげる」
ねぇ、母さん介錯ってなに? 介錯ってなに!?
ここじゃないどこかの世界の家の一人
息子のエリック。
無職の彼は勇者業の基本給に釣られて王宮に面接に行ってみれば即合格。フタを開けてみればただの投げっぱなし。
危険を感じて辞退しようとするも、母の脅しにより晴れて勇者に。
仲間は吟遊詩人と聖騎士! そして、オネエ。
王様から支給された角材を手に、迫りくる魔王軍を蹴散らせ!
王国に招待されては王の首を狙い、ギルドにいけば暴力沙汰。神様が現れたらフルボッコ!
力を抜いて頭を空っぽにしてよむ斜め75°あたりを漂う冒険ギャグファンタジー開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 19:18:32
86168文字
会話率:54%
俺の名前はユウト 勇者パーティで吟遊詩人をやっていた。剣と魔法のファンタジー世界で魔王と戦い倒した。
だか魔王討伐でもチャラ男としても活躍したユウトに祖国は冷たく、追放を言い渡す。絶望感の中、現地妻達を訪ねたが皆そっぽを向く。
絶対成り上が
り見返してやると野望を抱き森で鍛錬に励むのだが
ユウトは無事成り上がれるのだろうか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 09:27:06
137881文字
会話率:19%
かの地の名はアルイーン。
乾いた白茶色の大地に繰り広げられし、興亡の絵巻。
西の強大な軍事力を誇るバッファーン朝イゾルタン帝国、東の謎多き国カラ・シーン神皇国、混乱の続くマズムール王国、大国の間で揺れるアズタンザイヤ……
アージ・アルイーン
神殿に伝わる秘密を巡って、国々の思惑が蠢く。
やがて北からバンディア大陸連合軍の侵略の魔の手が、アルイーンの大地を乱していく。
――――と云う物語の、外伝です。
今回は「舞踏手の首飾り」でも活躍していた、吟遊詩人(アシック)カナヤの冒険譚。
「耳飾り」から数年後、青年に成長したカナヤは三弦琵琶シードを片手に、ひとりアルイーンの大地を放浪していた。
ある月の夜、盗賊から逃れて迷い込んだいにしえの都は、廃墟と成り果て、人の気配もない。崩れかけた城壁に腰掛け、ひとり唄を吟じていると愛らしい声に呼びかけられる。どこからともなく現われた少女は、彼にとある屋敷の高貴な姫君の前で歌を披露して欲しいと懇願するが――。
千夜一夜物語風のダークファンタジー。煌びやかで妖しい夜の闇へようこそ。
単独の物語なので、「耳飾り」を未読でも差支えございません。挿絵がありますが、苦手な方は非表示でお願いします。
・無断転載・複写は厳に禁じます。
・無断使用、無断複製、無断転載は固く禁じます。
・All rights reserved.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 18:48:41
34688文字
会話率:19%
特オタ(特撮オタク)の少年、駿河和人は、特オタ仲間の幼なじみ、山崎遥と共に、ある日突然クラスまるごと異世界転移。
転移先の王城の地下で、和人は危険な存在を身に宿す事になる。
目の前で遥が絶望に追い込まれた時、その存在は語り掛けて来た。
『我
と勝負をしないか?30分だけ力を貸してやろう…』
それで遥を救えるなら…!勝負を受けた和人だが……
「何コレ!超カッコいい!!」
選曲の偏った幼なじみの吟遊詩人、親友の王道勇者、紙一重の天才錬金術師、最強の担任と共に、変身無しではキャラの弱い主人公は、数多の戦いと試練とテンプレを乗り越えて強くなる!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 20:00:00
348448文字
会話率:48%
祭りの前日、吟遊詩人が語る奇妙な話。
最終更新:2020-12-15 11:00:00
19795文字
会話率:15%
念願の異世界転移をクラス単位で果たした俺、波風隼斗。だが、クラスは外れクラスの吟遊詩人。しかも楽器弾けないから即、お荷物状態。
持ち前のオタク知識で何とか頑張っていたが、ある日クラスメイトに殺されかける。
ダンジョンの崩落に巻き込まれた俺
は偶然にも、銀色の美女に救われ、修行することに。
楽器が弾けない俺だったが、唯一指パッチンだけで音魔法を出せることになった俺はそこからこの世界に飛び出していくことになる。
これはクラスメイトに殺される流行りの追放に当たった主人公が指パッチンを駆使し、異世界最強へと至る物語。
指パッチンで異世界無双って冗談?いえいえ、本気です。
※水曜日、土曜日、日曜日の投稿になります。時間は基本的に夕方でストックの関係上投稿できない場合もございます。申し訳ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 16:00:00
101878文字
会話率:39%
七夕の近づく雨の日。ぼくはベガちゃんと共に、ハデスさまからの依頼を受ける。オルゴールに、天の川の恋人たちが再会を願う夜。
「アケローンと天の川の吟遊詩人」続編。
最終更新:2020-08-15 10:52:26
10383文字
会話率:56%
突然切れた、竪琴のストラップの弦。オルフェウスさんに何かあったのではと、ぼくはまた夜空の世界に向かう。
嘆きの川アケローンにて、ぼくはこと座の物語を垣間見る。
短編「流星群と天の川の君」続編。
最終更新:2019-12-26 23:47:09
14897文字
会話率:54%
流星群の見られる日、ぼくはまた去年と同じように星集めの手伝いを頼まれた。星降る空を舞台に、吟遊詩人が物語を語る夜。
短編「星空の瓶と天の川の君」続編。
最終更新:2019-09-10 23:59:25
6693文字
会話率:57%
「俺がこの国を守ります」今や若者も二人だけとなってしまった超ド田舎モスル村。そこで素朴に暮らしていた少年ケリュンだが、ある日、不審な郵送のバイトを受けることになる。両親の墓石代欲しさに引き受けたが、その宛先はなんとマルテ王国の王城だった!?
そこから彼の平穏な人生は、大きく変貌していくことになる――。
聡明な女王と、麗しの三人の姫君。王族、貴族、そして騎士院――国の三大勢力それぞれの陰謀が渦巻くなか、ケリュンは己の目的を胸に進んでいく。その結末はハッピーエンドか、バッドエンドか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 15:00:00
371955文字
会話率:41%
17歳高校生の本間大志はある日不可解な事故で死んでしまう。が、そんなことなど気にせずファンタジーの世界に転生した大志は自由気ままに旅をする。
これは、色々な事件に首を突っ込んだり、無双したり、人助けをしたり、女を誑かしたりする吟遊詩人の日常
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 20:09:30
3629文字
会話率:15%
語る者達が集まる街「ヒストリア」。
この街では四年に一度、三日三晩に渡って盛大に行われる特殊な祭りがある。
祭りの名は「フォルクローレ」
一年の針が四回まわり秋の輪郭が見え始める頃、世界中を旅した吟遊詩人達がこの街に集う。
そこで断片的
に語られていく、ある戦士の物語。
詩人達の話によると、その戦士は大楯で敵を殴るのが得意であったと言う。
数多くの偉業を成し遂げ、いつしか英雄と呼ばれる様になった盾の戦士。
彼の物語は二百年を経ても尚、英雄譚として人々の心を熱くさせた。
やがてフォルクローレが回数を重ね、徐々に物語の全貌が明かされていく。
だがいつまで経っても明らかにされない大きな謎が戦士にはあった。
それはやがて過去と現在を巻き込んだ一つの真実へと辿り着く事となる。
*カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 15:39:41
261539文字
会話率:16%
ブラックアニメ会社で制作進行として働いている主人公・井草ノボル(23)は、交通事故で死んだ。
しかし目覚めるとそこは異世界
転生上等ヤッター!と思いきや、どうやら魔法のない国らしく
一筋縄ではいかない世界らしい
ノボルは、魔法使いを自称
する少女や
デフォルメをした絵を描いては皆からバカにされている女性、
歌はうまいが楽器は下手な吟遊詩人、器械いじりが得意だが頑固なお姉さん、
くせ者の画家たちらと出会い、魔法のない国でアニメを作ろうとするけれど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 06:00:00
11293文字
会話率:44%