平民出身の巫女、シェーラ。本来階級制度が著しい神殿内で、実家が貧しい彼女は加護も少ない下級巫女であることも相まって最下層の存在ではあったが、実は大きな秘密があった。神殿が祀る精霊王に気に入られてしまった彼女は、加護が大きいと思われる上級巫
女よりも多大な加護を与えられており、度重なる嫌がらせも難なく対応、排除できていたのだった。
このまま通常の任期を終えれば嫁ぎ先に苦労せず、安穏な一生を送れるとささやかに願っていた彼女だったが、ふとしたことで王子の一人にその加護が露見してしまい、王位継承に絡んだ権謀術数に巻き込まれることに。自身が望む平凡平穏な人生から徐々に遠ざかって行く事態に、シェーラは一人頭を抱えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 22:34:46
16399文字
会話率:67%
とある国に、王位につくことに不安を抱えた王子がいた。
王子は、本当に自分が王位を継ぐべきなのか、ずっと悩んでいる。
そんな王子の、王様になるかどうか決めるまでの、おはなし。
最終更新:2023-03-06 03:37:24
16708文字
会話率:57%
王都にて悪役令嬢役の仕事をしているリーフェ・アンディアは、自分自身の仕事に飽き飽きとしていた。月収一回分で、普通に生涯過ごす事が出来る大金を賄える。
そんな夢のような職業についていた彼女は、金髪美少年執事に対して愚痴を吐く。
「いつも私は『
悪役令嬢』なんて簡単で、楽に稼げる仕事だって言ってるけど。全然そんなことないわよ……」
そう。そうなのだ。
悪役令嬢役の仕事なんて、クソッタレすぎる……!! これはその事に苦悩する彼女が、幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 12:03:15
5605文字
会話率:39%
フレデリック王子に婚約破棄を申し出られた、美しき蜂蜜色の髪の悪役令嬢ヴィクトリア。その彼女がめちゃくちゃ偉そうすぎるせいで開始一分で話が右斜め上にすっ飛ぶラブコメ。「婚約を破棄する!」「我は許しておらぬ」あれっ、悪役令嬢ってこんなんだったっ
け。雰囲気はさながら女帝にして覇王。世界一偉そう、私こそが世界みたいなヴィクトリア・ウィナー・グローリアご令嬢は王妃となり、今日もあちこちの人を陥落させながら覇道を行く。
女帝にして覇王みたいな雰囲気の王妃が、王様に溺愛されたり王様を壁ドンしたり、周りの人を惚れさせたりしながら俺さま何さま王妃さま街道を突っ走る話です。世界で一番偉そうな王妃様の物語、ここに開幕。
/短編、【ヴィクトリア・ウィナー・グローリア公爵令嬢は世界で一番偉そうである】の、短編連作連載版。1/20日、あらすじを変更、短編を本作の冒頭に収録。日刊異世界恋愛3位、総合13位ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 21:00:00
186195文字
会話率:38%
カメリアム・シンヘズイ公爵令嬢は、継母と義姉に自由を奪われ、約5年間クローゼットの中に監禁されていた。
カメリアムは亡くなったはずの両親に勇気づけられ、毎年誕生日に姿を見せる婚約者であり第二王子のノルドレッド・ワンダルフォンに助けを求め無
事に救出される。
王城で目覚めた彼女の耳元で囁くのは、妖艶な女性の声。「稀代の悪女キャロリエンヌ」と名乗った彼女は、「自分が亡霊であること」「カメリアムが闇の魔力を持ち、死者の声を聞く力を持つこと」「復讐をするつもりなら手伝う」と持ち掛ける。カメリアムは姿の見えない亡霊と協力し、自らを虐げた人間と第二王子への復讐──そして二度と虐げられないよう、生前稀代の悪女として名を馳せた彼女のような悪女になると誓った。
だが、第二王子はカメリアムを束縛・溺愛し、カメリアムが他の男を誑かすのをよしとしない。女好きの第一王子、オークのハーフで迫害されている第三王子、ドMな警備隊長に愛されながら。カメリアムは踏みつけられるドアマットとしてではなく、悪女として輝けるのだろうか?
*
☆完結保障
☆際どい言動・前半軽い暴行シーン・微ざまあが2回あるためR15(保険)
☆逆ハー要素は軽度。主人公は最終的に一人の男性と相思相愛になります。
☆軽い女王様プレイ(背中を踏む等)あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 21:00:00
114901文字
会話率:54%
ある国の王様は、7人の王子を次の王様にして、末っ子の8番目の王子には島をひとつあげました。
※ひだまり童話館 第30回企画「開館8周年記念祭」参加作品です。使用お題は「8の話」です。
最終更新:2023-02-22 08:00:00
3803文字
会話率:52%
ふくふくとした佐藤さんの奥さん。彼女が世界一、愛するスレンダー夫は時々にして、丸っこい彼女の要望に従い、勇猛果敢な騎士、ある夜は憂いをおびた黒髪の王子様、腕ききのコックさん、はたまた、イケメン黒マントの魔王様などなど、演じている。
彼
女の気分で役割が決まっているのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 10:09:32
4737文字
会話率:35%
フェタリアス公爵夫人に女の子が産まれた。その女の子はとても美しかったが、左の頬に苺のように赤いアザがあった。
マーブルグ王国では昔から赤いアザのある女の子は国を滅ぼすと言われていた。
ゼブラ王子が国王になってから嫌がらせを受けて
いたフェタリアス公爵はリリアーナの事もあり、亡命する事にした。
優しい人が沢山いる中に我儘な王様のいる話です。
R15は顔にアザのある話なので念の為に入れました。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 18:58:39
3370文字
会話率:34%
俺は令嬢もののラノベや漫画が好きだ。
だって女の子可愛い。
男だって女性向けが好きなんだ、めっちゃ読む。
そんな俺が今イチハマっていた『救国聖女は浮気王子に捨てられる〜私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした〜』。
そして気
づいたら、俺はその聖女を捨てて国を破滅させる王子に転生していた!?
嫌だ、死にたくない!
俺は絶対浮気しないし、聖女を捨てたりしない!
一生大切にするので俺と幸せになってください!
小説家になろうに読み直しナッシング書き溜め。
※恋愛ジャンルにするには、恋愛要素が足りない気がするしロボット大戦までの道のりが遠すぎるのでカテゴリはハイファンにした。
タイトルは変えるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 12:00:00
833019文字
会話率:37%
縁を繋いだり切ったりできる聖水を作れるエミリー・クラウジアは、そのことを疎んだワイアード王に断罪され、危うく火あぶりになるところを、シチュワート王太子に助けて貰い、求婚される。だが、問題はそこからだった。ワイアード王は義理の妹君であるアリシ
ア王女のことを愛していたのに素直になれず。アリシア王女も同じ想いを抱いていたのに想いが上手く伝わらず。けれど事件はお互いの誤解を解くことで無事解決し、私は二人の結婚式を見届けた後、ローガン王国を出て、シチュワート王太子の妃となるため、ルイランド王国に向かっていた。
だが、そこにエレノアと呼ばれる女性が現れ、シチュウワート王太子の元許嫁だと名乗るが……。
この作品は『良き縁は結び悪き縁はスッパリ切る聖水が作れる聖女ですが妹姫命の王様から弾劾され、火あぶりになるところを隣国の王子に助けられ、溺愛されています』の【続編】です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 23:00:00
102578文字
会話率:53%
エミリー・クラウジアは「赤い糸を操る聖女」と言われているが、一部では「縁切りの聖女」とも揶揄されていた。それを熟知していたはずの国の第一王女アリシア・エル・ローガンティアが、ブスワルス王国の王子テスラ・タル・ブルワートと結婚するという話と
なり、エミリーに聖水の依頼をしてきた。
エミリーはいつも通り聖水を作り、使いの者に渡した。だが、後日、アリシア王女の破談の噂が広がった。エミリーは国王ワイアード・ノア・ローガンティアに呼ばれ、妹姫がブルワルス王国の王子にエミリーの作った聖水を飲ませたせいで破談となったと弾劾される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 23:30:18
84440文字
会話率:53%
王様は私を拐って来たのだと言った。
はじめてこの人と出会ったのは、まだ王様が王子様だった頃。
私はこの人から狩られそうになったのだ。
性格に少し問題のある王子が一目惚れした女の子を妻に迎える為に王様になり彼女を王妃にしようとするのですが…
…
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 22:25:28
44608文字
会話率:31%
とある国に念願の王子様が生まれました。
王子様はとても可愛らしく、王様も、王妃様も、家臣たちも、国民たちも王子の誕生を喜びます。
ところが、王子が大きくなるにつれ……。
魔法使いによって“うさぎのぬいぐるみ”に変えられてしまった“わがまま
王子”のお話です。
小説家になろう『冬の童話祭2023~ぬいぐるみ~』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 00:00:00
2767文字
会話率:9%
*注「ぼっちゃまと僕と爺さんと」からお読み下さい。
時は中世ヨーロッパ風。坊っちゃまと下男と爺さんで行く、都までの旅日記。
ドラゴンも、吸血鬼も、妖精も、魔法も、超能力も出て来ない。
王様も、お姫様も、王子様も出て来ない。
至って普通の旅
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 13:35:03
67043文字
会話率:39%
フランス。マーシャは黒のドレスで自室に引きこもっている。大好きだった母は事故で亡くなり、怪我で大好きなバレエもできなくなった。
ネズミのぬいぐるみを抱いて1人泣いているマーシャ、するとぬいぐるみは素敵な王子様に変わる。
最終更新:2022-12-17 22:26:16
2685文字
会話率:45%
旅に出た元王様と相方の元宰相が面倒に巻き込まれる(王様が自分から首突っ込んでいく)おはなし。
・前日譚 婚約の事実もないのに、婚約破棄した王子にビックリするオッサンのお話(短編と同じものになります)
・第一章 召喚勇者編 ※終了しました。
召喚勇者が護衛の少年を虐げているところに出くわしたオッサン達のお話。
・第二章 聖女選抜の儀編 ※終了しました
神聖国ウォルセアに聖女候補として招聘された大変ふくよかで頭と性格の悪いご令嬢を、オッサンたちは無事送り届けることができるのか!
基本、章ごとに終わる簡単なお話となっております
外伝の眼鏡のオッサンも11月21日19時完結いたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 19:00:00
124348文字
会話率:60%
このヒロイン実は……このキーワードを理解した時、あなたはきっともう一度読み返す。
ベルは王城に勤めるメイドである。彼女には夢があった。それは貴族に見染められて玉の輿に乗る事。その為にメイドになり、日々あざとく仕事に勤しむ日々を送っていた。
夢は大きく王族狙い。なのに、ある日王様が殺害されてしまう。そして、日々求愛してくる同じ平民で幼馴染の魔法師団長アリーンが言うのだ。王子たちが容疑者だと。
たぶんアリーンは私に玉の輿計画を諦めさせるために、そんな事を言っているのだ。だったら私が犯人を見つけて、その人を避けて玉の輿計画を続行すればいい。
ベルは犯人捜しに打て出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 08:00:00
44120文字
会話率:52%
幼馴染の美少女を、根性の悪い継母と、意地悪な異母妹と、傍若無人な元婚約者から救い出した魔王様。
少女は魔王様の恩人で初恋の人でした。再会した二人はめでたく結婚。
そこまでは良かったんですが……。
新婚新婚に「お前を愛してないし、これからも愛
することはない! 俺に愛されたいなど思うな!!」って真顔で言うとか魔王様はアホっすか?
えっ? 新婚初夜にそう言うのが人間界の常識だと思ってた?? マジっすか?!
世間知らずな魔王様のために、出来る部下のオレが仲直りのきっかけを作ってあげるっす!
(※ちな、有料です。億単位のお金を用意しててほしいっす)
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも掲載予定です。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 17:36:52
10055文字
会話率:23%
私のお嬢様は王子殿下と婚約をしています。少し前まで仲睦まじくしていたのですが、ある男爵令嬢の登場で王子殿下の様子がおかしくなります。しまいにはお嬢様に婚約破棄をつきつけて……。
「良い。余の色を纏うことを許す!」交流パーティーに姿を見せた、
隣国の年若い国王様。このひとならもしかしたら、私のお嬢様を幸せにしてくれるのではないでしょうか。
公爵令嬢の侍女による語りです。テンプレ婚約破棄ものです。
いつも通りゆるゆる設定ナーロッパ。お楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 23:02:53
16955文字
会話率:51%
クラリスは聖女として、そして第一王子の婚約者として、自国全体と友好国を回る『聖女の巡礼』を三年間もの間、務め上げた。
というのに、そんなクラリスに待っていたのは婚約破棄、聖女の剥奪、生贄への道だった。
「なんで私が……許さない!」
──
しかし、とある理由で死ぬことはなく、魔王城で暮らすように。
魔王のカインは「世界を滅ぼしたい」というクラリスに対して「却下だ」と突っぱねるが、幾度となく繰り返される問答に、クラリスも冷静さを取り戻していく。
そうして一ヶ月後。遠く離れた街の様子や、指定したした人物、過去も自由に見ることができるという水晶を見て、クラリスは驚くことになる。
──やっと分かったわ。カイン様、貴方は──。
これは復讐を誓った聖女が、魔王の重たい愛によって最愛を知る、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 07:05:09
24175文字
会話率:43%
自称一般女子高生である凛音はある日突然魔法や魔族が存在する世界に召喚された。
凛音を喚び出したのは将来『最強の魔王様』になるはずの現在『最弱の王子様』。
凛音を愛し愛された時本来の力が覚醒するという宣託に従い婚姻することになるのだが……
※2020年2月に第一章を書き終え満足してしまいずっと執筆中小説一覧に眠っていたものです。完結の目途は一切立っていませんが、折角書いたものなので公開しておきます。大まかな流れと結末は決まっているものの、更新はほぼないと思ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 12:00:00
29762文字
会話率:38%