ミケはオスの三毛猫の子猫である。
そのつぶらな瞳と愛くるしいキトンフェイスは、猫好きも猫好きでなくても、思わず「可愛い!」と叫びたくるほど。
しかし、彼にはもう一つ際立った特徴があった。
それは、全身の筋肉がムキムキのバキバキである事。
ミ
ケは毎日筋トレに余念のない、脳ミソまで筋肉の詰まったナイスガイであった、まだ子猫だが。
そんなミケは、更なる筋肉の高みを目指し『筋肉ムキムキの子猫・世界一決定戦』に参加する事を決める。
そこには、世界各国から集まった強敵達に混じって、一人文字通り毛色の違う子猫が居た。
全くもって特徴のない地味な子猫、その名もジミー。
ジミーも彼なりの一見深そうな事情をかかえて大会に参加していた。
そして、ミケは、ジミーとの出会いをきっかけに、大会とはあまり関係のない事件に巻き込まれていくのだった。
この物語はそんな、ミケとジミーの悲喜こもごものドタバタギャグストーリーである。
(ギャグ中心なので、ほとんどバトルシーンはありません。)
※「カクヨム」の方にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 23:00:00
48879文字
会話率:47%
戦闘能力皆無な治癒術士の獣耳少女ポムは異世界から転移してきた勇者サワラの従者を任じられる。だが、サワラには生まれつき痛みを知らないという特徴があった。斯くして、従者と言うよりも主治医としてポムの旅が始まる。獣耳・獣人・幻獣が溢れる異世界で
のゆるふわ冒険譚(?)御賞味あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 22:04:05
148814文字
会話率:36%
同盟は狩猟から帰還した一団に湧き立つ外野の者達の奥から無事を願っていた事を体一杯に抱き付く身内なのだろう、その少女を足蹴にするそぶりを汚れた靴底で見せるが、両者は互いを笑う一団の同胞に恥ずかしく感じながらもその場の平凡な日常のある場所に身を
許す。
その隅に…2席の椅子にカビを含んだ臭いがする布を掛け、その下で背を横たえ汚れた木の床で寝ている。髪はここの泥やハコノ葉が引っ付き、少女らしい体格を感じない程に着込み、汚れが目立つ着こまれた制服。
私はそういう物しか持ち得ない、誇れないだろう仕事を職場で待ち続ける…。
少女が横になった身体から顔をその一団の方に寄越し、どうしようもなく聞こえていたそれに乾いた唇でそう独りの不甲斐なさを吐いた。
もし、本物でなくても無事を祈ってくれる人がいるならば、本物でなくても大きなパンにハコノ葉のペーストを少し塗って焼いたのを沢山食べれたら。本物でなくても、生きたいと願えたのならば。
少女は帰り道、そう考えながら一つの涙を流す。
それに答えるかの様に一箇所の叢が揺れ、少女はそれを掻き分ける。そこにはオオカミの特徴を持つ亜人の少女に転生した男子高校生の穀持に出会い…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 06:04:51
571文字
会話率:13%
人間達が住む大陸『モルディガンマ』から海を渡って遠く離れた、別名『魔族の住処』とも呼ばれる巨大な島。
魔界島『ディザストレ』。
この島には、普通の人間では生きて帰れないほど過酷な環境が存在する。
水面まで暗い海の中で獲物が来るのを待
ち続ける魔の海『バミューダ』。
生命を干からびさせるどころか燃やす灼熱地獄のような火山地帯『インフェルノ』。
身体に突き刺さるように凍て付く絶対零度の地とも言われる極寒地帯『フロスティア』。
常に食うか食われるかの過酷な弱肉強食の世界である森林地帯『グランノーム』。
その海と三つの地帯、中枢の居住地帯を持つディザストレには、いくつかの特徴を持つ。
様々な動物の骨が転がる大地には、異形の鳥や植物、獣などが生息する。
光が見えない青黒い海には、船体は穴だらけで帆はボロボロな船が浮かんでいる。
星のない夜のような暗い空には、赤紫の月の光が島の細部まで照らす。
……そして、島に大きく建てられた城『ジェノサイド城』には、魔族を統べる王が最上階の玉座に座る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:52:23
187725文字
会話率:44%
俺、レオナルドは、この世界に転生して十年になる。
物心ついた頃に前世の記憶を思い出し、自分がファンタジー世界の貴族の息子として生まれ変わったことを知った。この世界はスキルが全て。生まれたときに授かるスキルが、その後の人生を決定づけると言って
も過言ではない。スキルはレベルアップではなく、「進化」によって強くなるのが特徴だ。進化の方向は無限大で、同じ名前のスキルでも持ち主によって全く異なる能力に進化することもある。
俺が授かったスキルは【睡眠】。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:45:28
3074文字
会話率:13%
「—— 獣(きみ)が、人にしてくれたんだ」
不毛の荒野で目覚めた記憶を持たない少年、その彷徨の果てに出会ったのは、鋭い牙や爪に翼や鱗など、多種多様な特徴を有する「獣人」(ししびと)と呼ばれる人々だった。
黄と黒の縞模様をその身に刻んだ
「彪人」(とらびと)の青年に拾われた少年は、持ち前のひた向きさを発揮し彼の元で生きる力と知恵を身につけていく。
何の能力も持たぬ身でありながら、獣人たちに交じって右も左も分からぬまま働き始めた少年に訪れる突然の邂逅。
ただ一人自身とよく似た姿の持ち主である少女との出会いが、何も知らない少年の運命を大きく変えていく——。
その出生の秘密とは、そして世界に隠された真実とは——?
第一章「彪人篇」は毎日三回、6:00、12:00、18:00に更新予定。
カクヨム様では先行して第二章を連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817139557126523914折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:07:58
1127842文字
会話率:33%
授業中よく寝る。
体育の授業でよく倒れる。
話しかけても無視する。
そんな印象を抱かれる男子生徒、宮古律には一つ大きな特徴があった。
彼の世界に音はなかった。
難聴でも障がいでもない。
人に関して最初に無くなる記憶は声らしい。
宮古律という
人物は、それが異常なまでに速いだけだった。
興味無しと判断した音は聞いたと認識する前に忘れてしまう。
高校の入学式にある少女に出会うまで。
ねぇ律君。という問いから始まる小さな悩みの小話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:30:00
155483文字
会話率:32%
――〝孤高の眠り姫〟
それが彼女に付けられたあだ名だった。
流れるようなポニーテールに、汚れを知らぬ真っ白キメ細やかな肌。
いや、美辞麗句さえも必要ないかもな。
目にした誰もが絶世の美女と認めることだろう。
しかし
、そんな彼女には常人とは違う一つの大きな特徴があった。
彼女は〝全ての人を拒絶する〟のである。
見た目が良ければそれだけで彼女の周りには男女共々集まってくるはず。
……まるで角砂糖に群がるアリのごとく。
しかし、それすらも決して受け付けることはなかった。
眠り姫は今日もまた、己の世界の中でくぅくぅと寝息を立てていらっしゃる。
だが、そこに馬鹿電波ツインテールと変態秀才腐れ縁野郎も加わって……!?
「……見るな、寝にくい」
「美佳は先輩のことが大好きなんですーッ!」
「でも僕は可愛いモノが大好きなんだ。それはもう、蜂蜜塗って食べちゃいたいくらい」
あ、いや、なんだどうした畜生め。
平和な日常はどこに飛んでいっちまったのか。
どいつもこいつもキャラが濃すぎる。
……さすがの俺でもお手上げかもしれん。
天の神様よ、いるなら今すぐ降りてこい。
ワンツーパンチを二、三発噛ましてやるからさ。
「畜生め、お前ら少し黙ってろぉおッ!!?」
喜劇、純情、時々涙。
今から紡ぐは、そんな温かな恋物語。
――――――――――
こちらの作品は『第12回ネット小説大賞』に
エントリーさせていただいております。
よろしければブクマや感想や星評価などで
やんわりと応援していただけますと幸いでございます!
読者の皆様にじっくりとお楽しみいただけますよう
始めのうちは毎日3話ずつ公開いたしますっ。
それでは何卒っ!
よろしくお願い申し上げます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 03:02:02
130063文字
会話率:16%
20XX年、とある地域にて特定の生物が変異してしまう謎の現象が発生。
この現象と同時に電気に強い耐性を持つ人物が出現した。
変異した生物は頭蓋骨が露出し、体が青黒く変色し、血管らしき器官に電気信号が通っており、静電気を放電しているという特徴
があった。
我々人類はその現象をブルースカル現象、略してB-S現象、B-S現象により変異した生物をB-S現象変異体と名付けた。
これを対策するため、B-S現象変異体を狩るため、電気に耐性を持つ人物を集め特殊部隊を結成した。
話は変わり、とある一般人の電知 葬太郎は、今日も変異体に怯え…いや、怯えてないな…ゆったりと田舎で暮らしていたが、変異体が近くの地域で大量発生してしまい、その対策に追われる事に―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 17:33:40
18295文字
会話率:27%
県立双海高校にこの春入学した新入生、毛利想人(もうりそうと)は荒谷古鈴(あれやこれい)という少女と隣の席になる。
彼女は無口・話しかけるとキョドる・いつも見えない壁を展開しているなど、完全にコミュ障の特徴をコンプリートしていた。それを理解
したうえであまり干渉しないように心掛けていた想人だったが、ある日、その平穏を破る事件が起きて────?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 15:38:20
842文字
会話率:8%
トイワホー国という『愛の国』を舞台にしてこの国の数少ない殺人事件にスポットを当てた推理小説である。主人公のヤツデは無差別の愛を広める『愛の伝道師』である。ヤツデのやさしさは作中の色んなところで窺うことができる。ヤツデとその友人のビャクブはク
リーブランド・ホテルに宿泊して旅行を楽しむことになった。そのホテルでは時同じくして殺人事件が起きる。イチハツとエノキはヤツデとビャクブの友人になった人達である。イチハツはとてもフレンドリーな性格をしておりハスキー・ボイスが特徴的である。エノキはクールな雰囲気でイチハツとは対照的な低音の声の持ち主である。バニラは行動力が抜群で事件とは関係なさそうだが、実は被害者とは顔見知りで謎の男から届いた手紙で心を悩ますことになる。バニラの女友達であるスミレは思いやりがありバニラの悩みに気づき、シランははっちゃけた性格である一つの隠し事を持っている。駅員のテンダイは手品を披露するのが趣味でありヤツデとビャクブも手品を通じて彼と知り合うことになる。死体発見の現場に居合わせたので、シロガラシは警察から取り調べを受ける。孫娘のチコリーはそれを邪推しテンダイの手品の種を解き明かしたヤツデにシロガラシの無実の証明を頼んだ。死体発見現場に居合わせたカラタチという男はヤツデのオカリナの演奏を通して知り合うことになる。ホテルで殺害されたのはクローブという55歳の男性でありネズというのがその妻である。クローブとネズは共通の知人であるマツブサというホテルに住む男を訪れていた。ヤツデはマツブサという男の事件に関する訳ありな雰囲気を察する。マツブサとネズは一緒にいたことでお互いのアリバイを確保しているので、ビャクブはその点についても疑わしいと思った。自分で考え出した疑惑と信頼の両方で物事を捉える『白と黒の推理』を駆使することのできるヤツデは自分から事件に首をつっこむようになり相棒のビャクブと一緒に三つの殺害方法で殺されていたクローブという男の謎と犯人は誰なのかという謎に挑戦する。この事件はバニラの兄が病院で看護師を殺害した8年前の事件と密接な関連があり、これはある人物の復讐殺人だということをヤツデは突き止める。ただの雑談に聞こえる会話や地の文が後になって重要な意味を持ってくるというのもこの小説の特徴の一つである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 11:13:06
212328文字
会話率:10%
ル・バニア皇国。
はるか昔、魔法がこの世界を支配していた頃。
聖女と勇者によって450年前に建国され建国から僅か数年で急速に勢力を広げた大国の名である。
豊富な魔法資源と優秀な魔法師を多数擁し、魔法を中心とした優れたインフラと政治体制を構築
したことで栄華を極めた。
しかし、その栄華の根源はある日を境に衰退を始めた。
そのことは、それまで代替手段としてしか見られていなかった『錬金科学』を揺らぐことのない地位まで押し上げることになる。
ある令嬢の多大な功績によって、魔法は錬金科学にその地位を奪われた。
以降、魔法は急激に衰退の一途を辿ってゆく。
数百年の月日が流れ、魔法の技術は人類から完全に失われることとなったのだった。
今やその栄光に満ちた残滓(残りカス)は各地に点在する故国ゆかりの朽ちかけた遺構と魔法師が残した歴史的価値以外はなんの役にも立たない古ぼけた魔法書のみとなった。
そう、とっくの昔に魔法は衰退したのよ。
今は科学全盛の時代、魔法はおとぎ話の中の話であって、本当に使える人間は誰一人として残っていないわ。
それも全ては、あの女のせいで。
栄華を誇る皇国には一人の才女が居た。
その才女の名はアルスリンデ。
アルスリンデはル・バニア皇国の貴族、セルグート公爵家の長女である。
生まれながらにして比類なき非常に高い知性と優れた身体能力。
多くの優秀な魔法師を擁した皇国内でも歴代最強と言われるほどの魔法適性と尽きることのない無尽蔵な魔力量を持ち合わせていたその才女は、建国の祖となった聖女に並ぶほどと言われていた。
そして、まるで一流の職人によって作られたビスクドールかのような気品溢れる完ぺきな容姿、上品に泡立てたクリームがたっぷり入ったミルクティーのような白く滑らかな肌。
形の良い特徴的な瞳は覗き込めば吸い込まれてしまいそうな、深い海の底のを思わせる碧眼。
つややかなサクラ色のリップから発せられる玲瓏たる声は美しい鳥のさえずりでさえ霞んでしまう。
癖のない長い黒髪は光を受け艶やかに輝き、その様は漆黒の空に散りばめられた星々のように輝いていた。
皇国の公爵令嬢、アルスリンデ=セルグートはその才覚と容姿から「碧眼の才女」と呼ばれていたのだ。
そして、私は「碧眼の才女」を壊すの。
これは、その故国の才女(チート)公爵令嬢アルスリンデの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:00:00
78653文字
会話率:20%
名家の生まれの真理愛の特徴は、何をやっても「そこそこ」で終わること。両親、そして自分自身が真理愛に期待することを辞めて久しい23歳のある夜、異世界から真理愛に呼びかける者がいた。
「救国の大聖女さま、我らをお導きください……」
かくして無能
な真理愛は聖女マリアと相成った。
慣れない世界で、マリアの支えになってくれたのは青年クリス。2人は確かに惹かれ合うが、もう1人の大聖女の存在と王政国家のしがらみが、2人の恋を許さない。マリアは、新たな居場所で何を救えるのか。
聖女マリアは逃げだした。されど聖母はもう逃げない。
※しばらく連続投稿します。30話ほどで完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:44:43
80211文字
会話率:44%
17歳の始累翔(しるいしょう)はある時、親戚をたらい回しにされてきたことに耐えきれなくなり、家を飛び出す。そしてとりあえずの気持ちで東京へ向かい、無事に着くのだが手持ちは一銭も無く、途方に暮れていた。そんな時、ある1人の女性と出会う。その女
性は彼にとって見知らぬ女性だったが、何故か幼少期にに殺人事件によって殺された母の名前を知っていた。話を聞くために女性に付いて行くと、女性は自分自身が魔女であるということを明かし、加えて殺された母から預かっていたという手紙を渡される。そこには母が魔女であったこと、ある組織から逃げるために異世界からこの世界に来たこと、そして翔の本当の名前、【ハンス=ラースト】という名前が書かれていた。その手紙が母親の特徴的な筆跡であることが分かっていた彼はその手紙が本物であることを知る。加えて母親が「ある組織」によって殺されたということを女性から明かされた。そして女性からある提案をされた。それは女性と共に歩む真実を知る道か、真実を知らずに今まで通りの生活を続けるかというものであった。彼は女性と歩むことを選び異世界へと足を運び、自らの母を殺した組織への復讐をするために、女性の弟子になるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 13:23:24
11173文字
会話率:52%
「共存」「持続可能性」「非武装」──平和な時代だからこそ語れた、甘くて脆い数々の理想、そして夢。
それら全てゴミへと変えた終末戦争の果てに、地上はAI兵器“UTC”の支配する死の領域と化した。
人類は地下へ逃れ、コロニーに籠もり、かつて自ら
が生み出した殺戮機械に怯えながら細々と命を繋いでいる。
そんな地獄のような世界で、人知れず“彼女”は戦っている。命令を受け、兵器を駆り、戦場を駆け抜ける。
名前:ノアレ。分類:強化人間。特徴:やたら喋る。あと、自称:美少女。
ある日彼女が踏み込んだ辺境の基地で、廃棄されたはずのUTCが再起動する──
人間を狩る旧時代の亡霊が、再び牙を剥いた。
「だいじょーぶ。今度はこっちが”狩る側”だからね」
──終末世界×人型ロボット×美少女強化人間なロボットバトルアクション。暗さゼロでお届けします。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:54:48
8000文字
会話率:13%
☆あらすじ
平凡な大学生・帆村優斗の毎日は、いつも通りの夕飯当番から狂い始めた。買い出し帰り、彼が出会ったのは――空腹で公園に倒れていた、「天使」を自称する不思議な少女・シャルギエル。
「私は天使なんですぅ! 見習いですけど!」
羽
根もない、怪しい発言だらけの彼女を放っておけず、優斗はつい彼女を助けてしまう。
それが、世界の裏側で進行する〈悪魂〉との戦いに巻き込まれるきっかけだった。
祈りで奇跡を起こす「祈り手(いのりて)」と祈り手を守り戦う「代行者(だいこうしゃ)」――
シャルの祈りが、未知なる力を呼び起こし、優斗の眠っていた過去と力を目覚めさせていく。
そして、人々の心の歪みから生まれる悪魂が街に蔓延し始める中、彼らは少しずつ、この世界の「真実」に近づいていく。
☆帆村 優斗(ほむら ゆうと)
年齢:20歳前後|大学生|主人公
・茶髪短髪の普通っぽい青年。
・少し抜けたところがあり、ドジを踏むことも。
・茜谷楓と高校以来の腐れ縁で、現在は同じアパートでルームシェア中。
・現在は普通の大学生として生活しているが、過去に何か大切なものを失った記憶の欠落がある。
・面倒見がよく、困っている人を放っておけない性分。
・シャルとの出会いによって、平凡だった日常が歪み始める。
☆シャルギエル
年齢:見た目は中学生くらい|自称「天使」|本作のもう一人の主人公
・白髪&水色のアクセントがある服装が特徴的な少女。
・天界から地上に派遣された“見習い天使”を名乗る。
・現在は何の準備もないまま人間界に落とされて、空腹で公園に座っていたところを優斗に保護される。
・元気でお調子者、感情表現が豊かで天然気味だが、「祈り」に関して不思議な力を持つ。
・彼女の登場が世界の裏側にある真実と異変を引き寄せていく鍵となる。
☆茜谷 楓(あかねや かえで)
年齢:20歳前後|大学生|幼馴染ポジション
・優斗の幼馴染でロングの茶髪美少女。性格はややきつめだが世話焼き。
・高校卒業後から同じアパートでシェア生活をしており、家事やスケジュール管理などを主に担当。
・優斗とは「30歳までに恋人ができなかったら結婚する」的なノリの契約があるが、お互いあまり意識していない。
・普段は優斗に対してツッコミ役に回るが、どこか何かを隠しているような節もある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:39:59
3107文字
会話率:55%
☆テーマ「これは、誰かを想い続けた人たちの物語。」
☆あらすじ
――これは、たったひとりの“君”にもう一度会うための物語。
かつて、世界を焼いた戦争があった。
人と魔族が争い、英雄と呼ばれた者は最愛の少女を失った。
心を閉ざした青年は
、遠い辺境の街でただ生きるように暮らしていた。
しかしある日、彼女が生きている可能性を知った。
青年は旅に出る。彼女を取り戻すために。明日という名の可能性を手に入れる為に。
過去と向き合いながら、“まだ知らない仲間”と出会いながら。
これは世界を救う冒険譚ではない。
――喪ったものと、もう一度向き合う“旅”の物語。
☆オリヴィア
帝国出身の青年。
白と黒が混ざり合うアッシュグレイの髪と、藤色のような瞳を持つ。
寡黙で感情を表に出さず、どこか他人と距離を取っている。
戦場では闇を纏い、静かにすべてを断つ。
旅の目的は、“彼女”を取り戻すこと――ただ、それだけだ。
☆ノワール
オリヴィアの契約精霊。
艶やかな黒髪に紫の瞳。レースやリボンのあしらわれた幻想的な衣装に身を包む。気だるげに笑いながらも、時折その瞳に鋭い光を宿す。
彼女は知っている——人の心に潜む闇の味を。
「もっと自分を曝け出しなさいよ。そのほうがずっと、気持ちよくなれるのに」
☆シルフィ
風属性の精霊。小柄な身体にふわりと広がる薄緑の髪が特徴的。その瞳は澄んだ琥珀色。外見は儚げでも、心は誰より強く、優しい。
誰かのために行動することが自然で、損な役回りでも文句ひとつ言わない。
でも、心配のあまり声を荒げることもある。
「私だって…怒るときは怒るんだから!」
☆アイラ
西の辺境都市に暮らす魔術師。
整った顔立ちと淡い緑の髪、背筋の伸びた立ち姿がどこか貴族的な気配を纏っている。
言葉は穏やかで落ち着いているが、内には揺るぎない信念を秘めている。
誰よりも他人に気を配り、時には自分の気持ちさえ後回しにしてしまう。
「それでも私は笑っていたいの。あいつのためにね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 22:11:05
10979文字
会話率:59%
魔王はほのぼの日常を過ごしていたはずなのに、勇者のせいではちゃめちゃ。父から授かった使命のために、今日も仕事を頑張るのだ。
『それで結局勇者は一体いつ来るのよ!!!』
キャラ設定
・アリシア・メガロギアス
星歴三百年、現在の魔王。銀髪の長髪
で桃色の眼をしている女。尖り耳で二本の長い角が特徴的。黒の羽が腰から生えているが飛べない。基本的に合理的判断で物事を進行させるが、勇者が現れてからイレギュラーによって台無しにされていくので常にイライラするようになってしまった。
・ミュティオス・フォルトロイデア
気紛れで天才的に何かを生み出してみせたり、街に訪れては問題を解決して大道芸などの芸を披露しては人々に笑顔を届けていたりとおかしな男。一応魔王討伐の任を王から与えられているのだが、魔王討伐に向かうのは一体いつになることやら。お供に魔法使いと聖女、騎士がいる。基本的にお供三人衆はツッコミ役である。
彼の過去を知っているのは唯一、神のみである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 00:01:26
7054文字
会話率:69%
不可思議な能力で自身を護る紫髪の少女リディア。数年前に父親が向かったとある神殿へと向かう為、戦う力を身に付け、旅を始める。消息を絶った父親の謎を追及すべく、大切な仲間や友達と共に、迫り来る脅威を突破していく。国家の規律によって隔てられた、
人間と亜人間との関係の中で、リディアは人として、そして世界の為に何が大切なのかを知っていく。
というのは半分建前で、本当は文法やオーソドックスなスタイル等に捕らわれずに自分が本当に描きたいと思ったものを兎に角ひたすら描くというスタンスでこのストーリーを作ってます。冗長でもいい。やり過ぎてもいい。兎に角自分がやりたいと思った形でこれから続けさせて頂くつもりです。
嘗てのRPGで見られるような、新しい町や村で人民を助けたり、迫りくる敵幹部との激戦を繰り広げたりと言った、王道ファンタジーを目指した作品となってます。台詞が多めなのが特徴的でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 15:27:12
1499648文字
会話率:34%
パンデモニア症候群と言う人が自殺する精神状態を突き止めた近代日本。
その病は鬱病などから重症化した心の病で心にパズス(死導魔)と呼ばれる悪魔を自ら宿してしまう病。
パズスが宿ると宿った心の持ち主は何があろうと自殺しようとしてしまう。
これを
治す為には発症した患者の心に入りパズスを倒さなければならない。
人々はそれぞれ心の世界を持っていてその人の想い、経験、知識、想像から作られた世界。
その世界には本人の形をした自分が住んでいてそれがパズスの心臓の一部になってしまっている。
その心臓から心の中の患者を引き剥がす事によってパズスを倒すことができる。
パズスを倒してカウンセリングできる精神状態にしてゆっくりと時間をかけて患者を治療していく。
パズスを倒す為に心の中に入る組織SPT隊(セプト隊)
アニマウェポンと言う武器を使ってパズスと戦うプロフェッショナル達。
東京精神科総合病院で働く医者、悟心優(さとみゆう)。
彼は優秀な精神科医でありSPT隊の一員でもあるイケメンな医師。
彼はHSPと呼ばれる特徴を持ちその中でもそれがかなり強くパズスの声が聞こえる特殊な力を持つ。
パズスは心の持ち主と誰にも気づかれないように自殺する計画をたてるのだが彼はその声が聞こえる。
その力を使いパズスの宿った人を見つけてSPT隊の大原華舞久(おおばられなな)伊狩炎(いがりほむら)月夜野セオ(つきよのせお)達と共にパズスを倒して患者を治療していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 17:16:25
44143文字
会話率:34%
世界がホモサピエンスから進化した”ノアル”。それ以外から進化し今も生物の特徴を持って生まれてくる”アブノル”
その2種類が生まれ、生きているそんな世界で
主人公「鷹原 澄」(たかはら きよし)は「空型」のアブノルで、コンドルとしての特徴を
持って生まれ、演劇団「エンジェル・カクテル」で裏方作業に日々を費やしている。
そんな中、新しく入った団員「蟲型」オオムラサキのアブノル
「蜃蝶華 香純」(じんちょうが かすみ)が変わる
普通だった、異常な舞台の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 00:25:52
3956文字
会話率:34%
圧倒的ディティール。
日本一壮大な王道ダークファンタジー。
OBLATION Series
ファンタジー特有の奇怪なストーリー展開を軸に、様々な意図と思惑が複雑に絡み合う重厚な物語の数々。
登場人物すべてがバックストーリーを持ち、主要スト
ーリーのエッセンスを高める。
多量な読み物から、100を超える種族ら其々が持つ独自の歴史、宗教、文化。
奥深く、古き良き世界観が魅力でありながら、圧倒的なスケールで絶え間なく展開されていく様々なストーリーが特徴のOBLATION Seriesは以下。
Kindle Select ALL 0円。
1月 済
ソラヌスの遠吠えⅠ 狼子
OBLATION Series 短編Ⅰ 3弾
2月 済
ヴォイドの呼び声Ⅰ 虚無の跫音 上
OBLATION Series 長編Ⅱ 2弾
3月 予定
ヴォイドの呼び声Ⅰ 虚無の跫音 下
〃
25年内 未定
ロードオブダーク Enhanced ver.
OBLATION Series 長編Ⅰ 1弾
26年内 未定
ヴォイドの呼び声Ⅱ β
OBLATION Series 長編Ⅲ 4弾
【錦鯉】
OBLATION ソラヌスの遠吠えⅠ 狼子 (50k)
OBLATION ソラヌスの遠吠えⅠ 狼子 運命の行く末 (2k)
【何かお困りですか?】
OBLATION ヴォイドの呼び声Ⅰ 虚無の跫音 上 (150k)
OBLATION ヴォイドの呼び声Ⅰ 虚無の跫音 旧友 (8k)
OBLATION コーデックス 種族 (20k)
OBLATION イニティウム クロニクル (2k)
【】
アポカリプス Series 18年 〜 21年。Remake ver.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
355196文字
会話率:57%