何かが足りない、悶々とした苛立ちを抱えて悩んでいた風間奏音(かざまかのん)は小学校の頃とても仲良くしていた幼馴染の男の子、与那覇与一(よなはよいち)と高校で再会する。
辛そうな表情を浮かべる奏音を心配して、与一は気分転換にと最新のVRゲーム
を勧めた。
この誘いが、後にVRゲーム界で『最恐』と謳うたわれるプレイヤーを世に解き放つ。
最初は興味の無かった奏音だが、チュートリアルをプレイして己の内なる感情を理解する。
「ああ、生き物をぶち殺すのって楽しい!!」
Inequality&Fair。公平で不平等な世界と銘打めいうたれた電脳の世界で、風間奏音かざまかのん改め……アニー・キャノンにとって夢の様な生活が始まる。
”自分の手で殺してる感覚が欲しい”という理由で編み出したオリジナルスキル【パイルバンカー】でPK無双!
料理の腕を活かして喫茶店を経営しつつ、裏でPKクランのマスターとして暗躍!
いつしかプレイヤーから『1人だけ無双ゲームやってる人』『恐人』『勝利への執念が反則』『妖怪頭潰し』『PKの権化』と呼ばれ有名になっていく。
ちょっとだけ気になる幼馴染、与那覇与一との関係は進展するのか?
自らの抑圧された願望に目覚めて覚醒した奏音によるゲーム、そしてリアルでの無双が始まる!
電脳暴君の夢はまだまだ終わらない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 19:33:07
330518文字
会話率:46%
⋯⋯わたしには心に想い浮かべる人がいる。
その人は、わたしが生まれた時よりも、ずっとずっと昔から知っていたような気がするの。
コロン様主催、個人企画たまご祭りの投稿作品となります。
冬のホラー3企画、呪いのアドベントカレン
ダーの彼女側視点となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 23:49:02
2835文字
会話率:4%
かつて、大陸全土にその名を轟かせ、隣国の恐怖の象徴となっていた一人の傭兵が居た。あまりの強さに“死神”、“古今無双”と呼ばれたその男は闘いの最中、突然異世界へと……
ドンッ
「痛えっ!」
……落ちた。
状況がわからぬ
まま辺りを見渡すと、なにやら大きなトカゲに翼が生えたような生き物が男を襲う。男は愛刀を構え、薄ら笑みを浮かべるとともに、その生き物に向かって駆けだした……。
もしも最強の男が、カッコいい勇者やチートな魔法使い、すごい賢者、英雄、王、魔人、大魔獣、更には神を相手取るとどうなるか、を描いたものにしようと思っています。
ここにあるのはただただ最強の男の物語。男は持ち前の圧倒的な強さと、この世界で得た不思議な力、「すべてをきるもの」で今日も全てを斬っていく
……というものにしたかったのですが、中途半端に血なまぐささと、ゆったり系が混ざってしまい、「最強のおっさんが異世界で闘いながら平和に生きていく」という感じの物語となっております。
タイトルにもありますように、男が異世界に来ちゃって、その後色々斬っちゃって、またもやっちゃって、楽しいことが起こっちゃう、そんな話です。まあ、いいやと思いながらも必死に書いておりますので、どうぞ、よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:57:23
5916170文字
会話率:43%
「結婚相談所」と聞けば、人の心をつなぐ仕事を思い浮かべるだろう。しかし、坊野太郎が受けた依頼は一味違った。それは――AIの婚活。
最終更新:2025-01-19 14:06:04
1908文字
会話率:36%
私がホラー小説を書けないのは、ハイパーファンタジア(視覚的なイメージを鮮明かつ緻密に思い浮かべることができる)体質だから! 人口の3%の人たちが該当すると言われている珍しい能力。メリットとデメリットを著者の体験談を通して解説します。しいな
ここみ様、『冬のホラー企画3』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 16:33:17
1983文字
会話率:19%
悪役令嬢と言われてどんな人間を思い浮かべるだろうか?
穴が掘れそうなドリルを付けた髪、鼻を切り取りたくなるほどな匂いの香水の量と強さ、インターネットではポリゴン数が高くなりすぎるため現すのは不可能にすら思えるほどゴテゴテでフリフリの付い
たオシャレとか分かってなさそうな豪華すぎるドレス、ねずみが穴を通り抜けられるのではないかと思うほどの高さのハイヒール。それに加えて実家が公爵家という高い身分に、次期国王候補である王子との婚約者という立場。
そんなどこをどう切り取ってもざまぁされそうな特徴を持つ公爵令嬢アクヤ・クレージョは、まさに悪役令嬢。転生者である本人もそうなのだろうという自覚を持つくらいには悪役令嬢であった。原作知識はないが、それが余計に自分の考えを加速させていく。
しかし、彼女も自分が疑いようのない悪役令嬢の立場だからと言って諦めるようなことはしない。
将来処刑されたり追放されたり幽閉されたり暗殺されたりするなんていうことになるのは絶対に嫌なのだ。ハッピーエンドにはならなくても、人なりの幸せをつかみ取りたい。そのためにも彼女は自分の不幸の元凶となるだろう婚約者樽王子との距離を詰めようとするが、それは余計に彼女を精神的に追い詰める事実を突きつける結果にしかならなかった。
王子からは婚約して時点で嫌われており取りつく島もなく、学園に入ってみればそんな婚約者に近づくいかにも主人公っぽい平民の虫が出てくる始末。どう考えても彼女には未来がない。
彼女の耳には死の足音が聞こえてきていた。
それでも、決してあきらめることはない。
婚約者がダメならばと周囲に手を広げ、婚約者を平民に奪われそうになっている同じような境遇にある悪役令嬢仲間たちと手を取り合い、この絶望的なシナリオからの逸脱を狙う。
彼女の、いや、彼女たちの努力により婚約者は平民との別れを決断しなければならない状況まで追い詰めることに成功するのだが……………。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 21:06:52
11223文字
会話率:32%
引き取られた鬼の子、小鷹は名前を呼ぶと人懐っこい笑顔を浮かべるそんな子で、姫君はなんとなく声をかけたくなるのでした。小鷹は勉学に励み、城の殿様の目に留まりました。これは鬼の子の恩返しとして語られる物語です。
最終更新:2024-12-15 10:37:34
2597文字
会話率:0%
どこにでもある青春の物語のシチュエーションボイス。
思春期に苦悩し、大人になって「なんで素直になれなかったんだろう。」という思い出を浮かべる人も多い。
やりたいと思ったことはやるべきという事を伝えていきたい。
最終更新:2024-12-07 23:47:37
8208文字
会話率:52%
魔法の研究にしか興味がない第三王女だったが、研究を続けるには魔法学院卒業と同時に五人の候補の中から結婚相手を選ばなくてはならない。
全員イケメンで能力も高く将来性や経済力も申し分ない。おまけに性格も最高で王女に好意を寄せている。
しかし卒業
パーティーで王女に指名された相手は、あまり喜んだ様子もなく複雑な表情を浮かべるばかりだった。
こちらは第6回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞参加作品、キーワードは『卒業』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 06:00:00
1000文字
会話率:25%
銀河鉄道に思いをはせる自分は、なかなか周囲と話が合わない。
話が合うのは、洋館の町の駅前のパン屋の年上の女子大生。
そんな自分は、都会の駅の機関区に居る紅いディーゼル機関車ことDD51が好きで、銀河鉄道の夜に登場する鉄道を、紅いディーゼル機
関車が走る光景を思い浮かべるのだ。
そして、そんなある日、イベントの誘いを受けた自分は衝撃的な事を知る。
それは、都会の駅の機関区に居る紅いディーゼル機関車が老朽化のため引退する。
誘いを受けたイベントというのは、紅いディーゼル機関車のさよならイベントだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 12:33:06
57772文字
会話率:25%
みなさんは、ハロウィンと言われると何を思い浮かべるだろうか。楽しい?それとも怖い?この話はあるかぼちゃの話である。うまれたばかりの魔物なのにどこか貫禄があり、謎の多い魔物である。そのものの名は、「シカズ=パンプキン」。一体この魔物は何を目的
とし、何を目標とし生きているのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 02:35:56
100373文字
会話率:47%
現実か夢かの区別がつかないまま、深い闇の中で色を残す館にたどり着いた少女。やたら自然に、その痩せ細った足を踏み入れる。出迎えたのは、少女が期待した通りの怪しげな笑みを浮かべる魔女のような老婆。しかし夢ではないという老婆の言葉さえ、少女にとっ
ては喜びになっていた。普通ならば恐怖心に襲われてもおかしくはないにもかかわらず、彼女は老婆に誘われるまま、館の奥へと向かう。なぜなら彼女にとっては、これが最後の喜びであると思えていたから―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:35:08
3812文字
会話率:41%
タオルだけでかくれたみやざきかずひろは、じたくにしんにゅうしたともがらを、あたまからつまさきまでみつめている。おおかみはえものにであった!
こうがみあゆみは、ぱんくろっくのそろあーてぃすとになりたいとゆめみていたが、こんきゅうし、おばのば
ーでうぇいとれすとしてはたらいていた。しかし、はじめてのこい、たかぎまこととのうんめいのであいが、かのじょのめをひらく。かのじょはおさないもくひょうをおいかけることでじんせいをむだにしていることにきづく。そして、けいじをうけたかのじょは、おーでぃしょん、ぷろだくしょん、ぎたー、うた、そしてとうきょうをすてる。
にねんご、あゆみはついにあいするこきょうにもどり、まことがもとめていたおとなにせいちょうしていた。しかし、かのじょがさったあと、べつのだれかがかのじょのいえにすんでいた—ろっくばんど「みすてぃかるきー」のぼーかりすとけんりーだー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 07:35:03
3497文字
会話率:24%
見よ! これがしいなここみの創作理論だ!
最終更新:2024-10-24 08:19:48
1287文字
会話率:9%
「僕は人間なのかな。自分でもよくわからなくなってきた」
教室でお弁当を食べながら、僕は言う。
本を読んで知ったのだが、2世代め以降の変身生物は、自分を人間だと思い込んでいることがあるらしい。
「あはははは。それは困った。時根は人間じゃな
いかもしれないんだね」
向かい合ってお弁当を食べているきみは、豪快に笑う。
女の子なのに、声が大きすぎる。教室中に響き渡っている。
抜群に可愛い子の笑い声は、みんなの注目を集める。
ぎょっとして、クラスメイトたちがきみを見つめる。
僕はきみとの会話をつづける。
「きみは自分が人間だという確信はあるか?」
「さあどうだろう」
きみは曖昧に笑う。今度は声を立てずに、アルカイックスマイルを浮かべる……。
魔球のごとき変化球を投げる少女とホームランを量産する少年の恋愛小説で、ふたりが廃部同然の野球部を立て直して甲子園大会に出場するスポーツ物語で、人間と変身生物の謎を追うSFです。
全48話の長編小説。恋愛あり、謎あり、動画あり、熱い試合あり、笑いありの毎日連載。
地区予選決勝などのクライマックスを経て、恋愛・野球・SFが融合した世界の見方が変わるハッピーエンドへと至ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 18:10:00
102653文字
会話率:36%
二○〇七年六月十四日 午後五時。
雨が降る季節―――、
暇な店の黒電話が鳴り、物語が動き出す。
最初は、只の間違い電話?いや、悪戯電話?
―――いや、これは―――。
異能者と、神が、共存する現実世界で、
「過去から現在」、「現在から未
来」、「未来から過去?」へと移り変る。
果たして、目の前の出来事は「ウソ」か「マコト」か。
そして、「6Ⅰ9」とは一体―――。
「さぁ、君ならどうする?」
不敵な笑みを浮かべる神は、彼に選択を迫るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 18:00:00
117612文字
会話率:32%
普通。その言葉が似合う人生を送ってきた。後悔がないと言えば嘘になる。しかし、それが自分の人生だと思うと、なんだか納得してしまう。
私は皆が思い浮かべるであろう普通の人生を送り、今サラリーマンとして東京と言う都市を動き回っている。そんなあ
る日、私はステージ4の癌だと宣告された。人生に不満は無かった。私よりも不幸な人生を送る人間なんて十億と居る。まだ、食えているだけマシだ。そんな事は駅前のホームレスを見る度にそう思えた。それでも、何か心に引っ掛かる。こうして病室で一人寂しく寝ているが見舞いに来る人なんて居なかった。私には妻子が居ないが為に、お金は腐るほどある。それこそ余命の時間は個室の病室を借りて、それでも余るぐらいには。
「何の為にお金を、仕事をしてきたのだろう」
お金をいくら稼いでも使う事は無かった。仕事をいくらしても心からの満足は得られなかった。そして唯一残せるお金も相続する先が居ない。
別に私が特別不幸なわけでは無い。そんな事は社会にでれば耳にタコができるほど聞く言葉だ。そんな事は言われなくても分かっている。世界で一番上になる事はとても難しいが、一番下になる事も同様に難しい。故に、私より下の人間なんて腐るほどいる。そんな事は分かっている。分かってはいるのだ。
静かな病室をギョロリと睨む。その掛布団から出た細く枯れ枝のような腕は見るに堪えない。首を傾けると横に置いてあった鏡に自分の姿が映る。中年とはいえ未だふさふさに生えそろっていた髪の毛が抜け落ちている自分の姿が映る。
「…」
私よりも不幸な人間は山ほどいる。それな事は社会にでれば耳にタコができるほど聞く言葉だ。でもそれは、なんの救いにもならない。私より不幸な人間が居たって私には何の救いにもならない。
「一体私の人生は何だったんだろうか」
何も残せなかった人生。何も成せなかった人生。ただ、生きただけの人生。それは本当に生きているのだろうか?それは単純に死んでいないだけではないのか?
普通。その言葉が似合う人生を送ってきた。後悔がないと言えば嘘になる。しかし、それが自分の人生だと思うと、なんだか納得してしまう。でも、もしも、もしも次が在れば私は今度こそ生きてみよう。まだ見ぬ世界を旅して。大切な人と出会って。そして、後悔しない人生を、死んでいない人生を歩んでみよう。その日、私は、死んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 22:00:00
195159文字
会話率:34%
主人公は化物に襲われ、
魔法少女に命を救われる。
魔法少女の実在を知り、化物の自主警戒を開始する。
主人公に義務はなかったが、それでも監視を続けた。
そして、ある夜。
美味そうにツバを飲み込み魔法少女を眺める黒幕が現れる。
化物をワザ
と倒させ、レベルの上がった魔法少女を狩ると黒幕は語る。
経験値は心臓が止まるだけで取得可。だから少女は何度も殺される。
レベリングに退屈したなら、少女の体を壊して楽しむもよし。
太ったガチョウの肝の味を思い浮かべるように、魔法少女の結末を語る黒幕に恐怖した。
何故、魔法少女を助けるのか。
これがあらすじである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:41:42
529789文字
会話率:38%
あらすじ
ファンタジーらしき世界の中で、リヒトは前世の記憶を思い出した。自分が終末世界で時に殺し合い、なんとか生き延びるゲームの…「モブ」だったことを!今回の人生も俺はモブだ。だが殺伐とした世界で生き残った俺にはモブが生き残る掟がある。
・主人公を悪く言わない
・なんとなく無害そうな表情(当社比)を浮かべる
・主人公一行とたまに友好的に話す(なんとなく不穏な時を除く)
そして…目立つと死ぬ!これは経験則だ。
俺は今回女のモブとして生まれた。前世では生き残るのに必死だったんだから、今世くらい幸せなモブ人生を歩みたい。主人公の街の花屋か、パン屋になって幸せなモブ人生を送ろう。そんな決意を胸に、リヒトは主人公パーティーを探し、彼らとは絶妙な距離感を保ちつつ、目立たず過ごそうと決意する。しかし、媚を売ろうとしていた主人公達は差別意識の高い残虐な集団だった。勇者に着く姫達はかすり傷で泣いて動けなくなり、リヒトを馬鹿にする。リヒトは主人公とは友好な関係を築くべきだと思っていたが、主人公はリヒトの故郷を壊そうとする。
リヒトのサバイバル知識と終末世界を生き抜いた能力は、剣と魔法の世界にも適応し、高い戦闘能力となる。
「モブ」と、主人公になれなかったパーティーメンバーは出会い、世界を放浪する。その中でリヒトに恩義があるメンバーはリヒトに好意を抱き始める。TSしたリヒトを狙うパーティーメンバーは男女問わず!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 18:10:39
15466文字
会話率:39%
青き春と赤っ恥、若さ故の感情の起伏を夏の天気と重ねては、過ぎ去る日々は信号の如くに速度を変える。
最終更新:2024-08-30 08:30:00
316文字
会話率:0%