【はじまりをひとことで】
王子が一目ぼれして連れてきた平民の少女を虐げて、宮殿から追い出されたけどすべて作戦通りなので問題ない。
【あらすじ】
名門家の令嬢セティス・マグフォードは第一王子の婚約者として、次代の王妃となるべく育てられてき
た。
しかし、第一王子ジョセフが、平民の少女ルイスに一目惚れしたことにより、次期王妃の座を奪われ、セティスは次期第二王妃とされることが決まる。
嫉妬に狂ったセティスは平民の少女ルイスに嫌がらせの限りをつくし、それを知った第一王子ジョセフの怒りを買い、第一王子の婚約者の座を追われ、さらには貴族の身分をはく奪され、平民に落とされてしまう。
――と、いうのがおもて向きの話である。
名門家の令嬢 セティス・マグフォード
第一王子 ジョセフ
一目で王子の心を奪った平民の少女 ルイス
すべては、それぞれが、それぞれの思惑を抱いて起こした、計略だった。
「殿下の仰せのままに」
「僕が君のような平民《じょせい》に好意を抱くとでも」
「あんたみたいな坊坊《ボンボン》なんて、こっちからお断りよ」
――すべて、作戦通りです
マグフォード戦記 第一王子の婚約者
お楽しみいただければと思います。
沖永いぶき
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 12:00:00
191449文字
会話率:26%
黒髪の貴公子、アルフィ王子は無表情で断罪を繰り返すことから『仮面の王』と恐れられていた。アルフィは次期王にもかかわらず、その“断罪癖”さが原因で婚約者はいつまでも不在。妹であるシエラは日々苛烈になっていく兄を日頃から心配していた。
「私が
お兄様を幸せにして差し上げますわ。まずは嫁探しね……」
貴族の不満が爆発すれば、いずれ王子を排除するクーデターが起きてしまう。
それを防ぐには、彼の断罪癖を止めさせるしかない。そしてそれができるのは、妹シエラしか居なかった。なぜならば、彼女は『仮面の王』に断罪されない“とある秘密”を抱えているから……。
兄を愛するシエラは果たして、この国の将来を左右する王妃探しに成功するのか――!?
この作品はカクヨム・アルファポリスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 18:37:56
9968文字
会話率:37%
第二王子シュツェルツは両親から愛されていない。留学先から帰国したシュツェルツは、出迎えのない港で暗殺未遂にあい、首謀者の調査に乗り出す。
病状が悪化した兄に取って代わる次期王太子として、父王に呼び戻されたシュツェルツ。彼は王太子になるという
決意を抱き帰国した。両親に代わって自分を育ててくれた侍医のためにも。
兄の死を待つという辛い試練。それでもシュツェルツは協力者候補との面会を進め、ついに中立派の巨頭、大法官を味方につける。そんな中、暗殺の首謀者を特定するための鍵となる「毒」について詳しい、シュツェルツの叔父が隣国からやってくる。
果たして、シュツェルツの命を狙っているのは誰なのか?
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 16:01:00
66980文字
会話率:41%
ある異世界では1つの国に統一するため、エスニア王国、バイエル公国、アスタリア王国、ゼーエン王国に分かれ戦闘が繰り広げられていた。そのなかエスニア王国の次期王エレナが、高校生2年生小林リョウマのいる世界に転移してきた。リョウマはエレナが元の世
界に帰るのに協力すると約束するが、リョウマは不思議な出来事に巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 10:48:02
26293文字
会話率:44%
かつて地球を捨てたマチルは科学者メンバーと200年ぶりに再会する。
【アイガラテ~異世界の星には王子がいる】主人公テナは神に異界に連れてこられ帰るには秘宝を献上する必要があると言われた。
■キャラ:月の王子〔ミュニアール〕、火の戦士〔ラド
ム〕、水の軍人〔ティエルミ〕、馬の騎手〔エリフェヴル〕
【金星(ヴィサナス)人禁制(きんせい)~‐F‐O(えすえふ)地球、征服されました】美来は交信を禁止されている星に行く最中アブラマミレール星に不時着。
【宇宙からのプリンス~異星の王子が居候する件について】主人公・クーデタァで星を追われた次期王と側近が主人公の家に居候することになる。
【ダークブルームの王女、望幻に笑う男】王女エクリプシスは、記憶を無くし、魂だけの存在となった。
【神に見捨てられた星】陽子はうっかり神に死なされ、名前以外の記憶をなくす。一方サニュ星の神殿で犧が逃げ出した。この二つが意外な繋がりで交差する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 20:08:25
11403文字
会話率:46%
蓮・アーサー・キングハートは、民に愛される王と東方から嫁いできた王妃の温かく優しい背中を見ながら育った、ムーンキウヌ帝国の第4王子。
次期王となる第1王子を支えられる存在になろうと勤勉に励む日々を送っていたが、兄の裏切りによって突如その平穏
が崩されてしまう。
兄によって王族殺しの汚名を着せられてしまった蓮は、とある女性と出会った。……少々奇天烈な、いや、だいぶ頭のおかしすぎる女性と出会ったのだ。
本編は、こちら
https://tieupnovels.com/tieups/1533折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 00:41:49
3278文字
会話率:33%
グッドウィン公爵家次女として生を受けたカテリーナは、物心がつく前から理由の分からない違和感を抱いていた。
時折自分が自分でなくなるような妙な感覚。
「社畜な自分に淑女なんて向いていない」「豪華なコース料理よりも焼肉が食べたい」という、普段で
は考えたことがない思いが突然、頭の奥から浮かんでくるのだ。
その違和感の理由が分かったのは、十三歳の時。
いわゆる、前世の記憶が蘇ってからだった。自分は異世界転生を果たし、いずれヒロインに婚約者を奪われて婚約破棄される展開になるのだと理解した。
破滅回避のため、次期王太子と目されている婚約者、第一王子ランドルフに穏便に婚約破棄をしてもらおうとするも、何故かヒロイン候補のルルには懐かれてしまいうまくいかない。
離れようとする度に距離を縮めてくるランドルフの行動も、段々とカテリーナが意図しないおかしな方向へ向かうのだった。
タイトルそのままの話です。
悪役令嬢未満のヒロイン。カッコイイヒーロは不在です。
*以前、同人誌として出した話を少し手直ししました。データ整理の供養として載せます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 22:00:00
15254文字
会話率:28%
次期王妃として選ばれたアンネリーナには二人の仮婚約者がいる。エリオット第一王子とジェイル第二王子。どちらがアンネリーナの逑になるかはアンネリーナ次第。アンネリーと王子との関係が変わってきたのはカンディアル男爵の養女キャロルが貴族学園に入学し
てきてからだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 15:48:12
17345文字
会話率:56%
生まれも育ちも筋金入りの貧乏ながら野心あふれる下町娘カノンは、王家に恨みを持つ老いた伯爵夫人に見出され養女となってタッグを組み、生まれついた美貌とド根性、そして悪知恵を武器にまんまと才色兼備な侯爵令嬢ユージェニアから王太子アンリを略奪する。
令嬢に恨みはないが、自分が次期王妃になるためには仕方ない。断罪・そして追放だ!!……と意気込んだものの反撃を食らい、あっさり捕まり投獄。サクッと王都から追放された。
流された田舎では年寄りの領主と、その孫で素直過ぎてめちゃくちゃ詰まらない双子の兄妹がいるだけで、やる気の出ない怠惰な毎日を送る。
もう燃え尽きたぜ……毎日腹いっぱい食えてるし、こういう暮らしもいいやね……などと食っちゃ寝の生活にどっぷり浸っていたカノンだが、ある日お城の中庭から聞こえてきた美しい歌声に心を奪われて……?
野心を砕かれ生きる意味を見失いかけていた性悪でアクティブな美少女ヒロインと、奇跡の歌声を持つワケあり令嬢の、逆境から始まる友情物語。
何だかんだあって新しい出会いと、恋も始まるかもしれない。百合ではない。
【完結保証/全32話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 19:31:58
97279文字
会話率:25%
世界の創造主たる竜神の末裔、竜人(ドラゴノア)。この世界の支配者の椅子に座すことを許されるのは、竜人か、竜人に見初められ契りを交わし番(つがい)となった人間のみと古来より定められている。
人間は、満十五歳になると、竜人が定めた法によって
竜人が番として選ぶに相応しい『素質』を備えているかどうかを調べる『選定の儀』に参加することが義務付けられている。竜人たちは、そこで高い素質を備えていると選定された者の中から、自らに相応しいと眼鏡に叶った者を己の番として選ぶのだ。
だが──突如として儀式に割り込んできた一人の竜人の男はこう言い放った。「俺は此処にいるミラ・ユッタと契りを結び、生涯を捧げる剣であり盾となることを此処に宣言する」と。
竜人族で最も高い地位と権力を有する一族の嫡男セトに見初められた人間の娘ミラは、『素質なし』の烙印を押された平凡な庶民から、一夜にして次期王候補の花嫁へと成り上がってしまったのだった。そればかりでなく、セトの兄弟であり彼同様に次期王候補の一人でもある三人の男たちにも気に入られてしまい──
これは、何の変哲もない平凡な人間の娘と、彼女を一途に愛する若き次期王たる竜人の青年と、彼女を妹のように溺愛し親友のように接する兄弟たち、そしてそんな彼らの周囲を取り巻く人々と環境に翻弄され笑い涙する、そんな希望と絶望が織り成す小さな恋物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 21:11:57
80730文字
会話率:42%
陛下から国全体にある発表があった。それは『奴隷解放』や『孤児院改革』などの多くの功績を残している優秀な王太子のユーグ・トズベルンが病のためにその地位を降り、治療に専念するというもの。多くの人に慕われている彼は数年前から体調を崩し、心配されて
いた。
───時を遡って、三年前。
ユーグの婚約者、ティーナ・クイーズ公爵令嬢は「次期王妃に相応しくない行いをした」と罪に問われ、牢屋に入ることになってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 00:00:00
16714文字
会話率:24%
「リリー・エイブラムス、貴様はここにいるエスメラルダをいじめた罪として国外追放を命じ、そして俺たちの間に結ばれた婚約を破棄する!」
……バカ王子の茶番がまた始まった。
ここはとある魔法学園の卒業パーティーだ。
リリーはエイブラムス
公爵家の次女として生まれ、国の第1王子であるセドリック・キャヴィストンの婚約者の役割を果たしてきた。そしてゆくゆくは次期王妃として、王位継承権第一位のセドリックを支えるべく、王妃教育を受けて来た。
しかし、卒業パーティーで彼がエスコートしたのはリリーではなく、平民のエスメラルダで!?
……こんな状況でしてやられる訳ないでしょう!
姉と姉の婚約者も巻き込んで返り討ちにして差し上げますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 23:08:21
3590文字
会話率:64%
特徴的な赤毛をもった少女・ティアーナ。彼女の正体は、次期王の地位を継ぐはずだった両親を殺され、追い出された次期王女であった。
そんな苦しい過去を持ちながらも日々を悔いなく過ごしている少女に、ある青年との出会いが待っていた。
それがどんな結末
になるかも知らずに――。
※話数横についてる*マークは多少なり殺傷・流血シーンがあるエピソードとなります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 16:40:26
140425文字
会話率:57%
男爵令嬢イヴは、魔女に呪われた第一王子ユリエルの唯一の世話役だ。十八歳になるまでに「運命の乙女」の口づけを受けなければ死ぬ、という呪いのせいで、周囲は第二王子を次期王位継承者として扱い、ユリエルを居ないものとする。しかし、ユリエルの十八歳の
誕生日は刻一刻と近づいていて——。イヴは身の程を知っている。自分が「運命の乙女」になんてなれないことを。だから今日も、世話役の仮面を被るのだ。
これは呪われた王子様と、彼に仕える脇役の少女が、ハッピーエンドを迎える話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 15:07:14
10382文字
会話率:28%
私の婚約者、アシュフォード侯爵家のエヴァンジェリンは、後妻の産んだ義妹ダルシニアを虐げている――そんな噂があった。次期王子妃として、ひいては次期王妃となるに相応しい振る舞いをするよう毎日叱責するが、エヴァンジェリンは聞き入れない。最後の手段
として『婚約解消』を仄めかしても動じることなく彼女は私の下を去っていった。
この作品はアルファポリスにて先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 18:00:00
22850文字
会話率:54%
「わたくしの屋敷が燃えている?」
いつも通りの帰り道、優雅に馬車に揺られ学園から帰っていると、わたし――ローラ・アリュミナルの屋敷は絶賛、炎上中だった。
婚約破棄・策謀・謀略と色々やってきたが、屋敷を燃やされ野宿する羽目になったのは初め
てのことだ。
どうせわたしに恨みを持ったどこぞのクソ野郎の仕業だろうが、モテモテになるのも罪ですわ。
そうして晴れて一文無しで野宿していたところ、たまたま通りかかった殿下に拾われまして……
次期王さま候補のラルグ殿下を巻き込んだ愛憎まじえた壮大な復讐譚。
「やられたらやり返す。倍返しですわッッ!!」
焼き討ち令嬢は今日も野宿する――ッッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 15:04:51
52205文字
会話率:35%
出世に興味なし、知識も実力も無い万年雑用係の少年、ノア・アルフォード。ずっと王宮の雑用をしようと考えていた彼だが、王である父の遺言によりノアが次期王に任命されることとなる。個性派揃いの家臣と共に帝都の均衡と平穏を守る為、そして真の王となる為
にノアは今日も奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 22:25:07
22073文字
会話率:64%
回想迷宮ーー人の人生を記した書物。この世界では人は誰しも自分の回想迷宮を持っており、日々の生活の中で体験した出来事を記録していく。
最も恐れられた禁書を持つ少年マルクスはブラッドムーンと呼ばれる大殺戮事件の主犯として国に追われ身となる。そん
な中、ある日路地裏で出会った白髪の美少女クラリスを助けることになる。彼女はこの国の次期王女となる人物だった。クラリスは自身を助けてもらった恩から彼ともう一度会ってお礼をしたいと考えるが、彼の容姿がどういったものか覚えていなかった。恐怖のあまり自分のこと以外考えられなかったのもあるが、男の影に隠れて顔を直接見ていなかった。しかし男の言っていた『黒い回想迷宮』という言葉を思い出し、その言葉を頼りに最も信頼していた彼女の護衛司書官セツナにそのことを相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 22:50:44
5735文字
会話率:15%
白雪姫が王子と結婚して幸せになる。そんな未来を変えるために黒雪姫は白雪姫から次期王妃の座を奪うために作戦をたてた。
いつか私が王妃になる世界を作ってみせる。
最終更新:2021-03-08 10:00:00
1596文字
会話率:58%
両親に虐待を受け続けた18年。
誰にも愛されることなく終わりを迎えた主人公は、魔法が存在する世界で才能を得る。
その才能を見込まれた主人公、ロリアは、実力主義者の王様に妃として選ばれる。
一度も出会ったことがないはずの王様からの申し出を
、一介の令嬢が断れるはずもなく、その申し出を受け入れる。
しかし、王様は大の女嫌いで「俺を怒らせたら命はない。お前は名ばかりの妃であることを肝に銘じろ。」と釘を刺される。
だが、ロリアは転生した今も人間不信は続いており、その王様の言葉を聞いて安心していた。
「王様の仰せのままに」
挙式の当日に顔合わせし、その場が凍りつくような辛辣なことを言ったにも関わらず、媚びを売るでもなく、怯えることもない不思議な雰囲気を纏ったロリエに、王様は興味を惹かれる。
権力は然程ない貴族であっても、あくまで貴族令嬢。さらに人より秀でた能力と、美しい容姿を持つロリエが、ここまで冷静で感情が表に出ないのは何かあると察したが、これは好都合と思うのであった。
そして結婚して数ヶ月贅沢することなく、働き詰めのロリエの元に今後を左右する大きな出来事が起こる。
一緒に過ごすうちに、次第に惹かれあっていく二人の元に現れるのはー・・・。
「私、ギブソン様(王様)の幼馴染で、隣国の次期王女である、カンナ・キュベルと申します。ギブソン様の元婚約者でもありますの」
さらに密かに国民に援助をしていたロリエは、国民のアイドルになっていた!
「俺は国のためになるから協力しているんじゃない。ロリエ様の頼みだから協力してるんだ。この国の王様が誰であろうと関係ない!」
人に愛されることをまだ知らないロリエはこの世界で何を得るのか。
「あなたはずっと嵌められてたんですよ?こんなことになっても気づけないなんて。・・・・ほんっとうにバカですね。」
好意と憎悪の間でロリエが出した答えはー・・・・。
「これは私の意志で決めたことです。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 01:35:04
9749文字
会話率:60%