美しい女傭兵マリア・オルティースは、魔の山に囲まれた町ギタの町長からある依頼をされる。
何百年も前から魔の山に城を構える魔王を倒してほしい――と。
高い報酬も魅力的だったが、何よりマリアが心を動かされたのは、町長グリゴリオス・メルクーリ
のギタの町人を安心させたいという熱意だった。
早速、魔の山へと魔王討伐に向かうマリア。
そこで待ち受けていたのは――魔王アグノス・ヴィノ・プロトス。
「立ち去れ」
威圧感のある声と放たれる強大な魔力に、数々の戦場を潜り抜けていたマリアでさえ恐怖を覚える。
が、負けられない。
ギタの町の人達のためにも……!
ぶつかり合う剣、火の魔法、そしてそれぞれの意志。
激しい戦いの中、マリアは不意にアグノスの玉座にぶつかってしまった。
玉座って、もっと高い位置にあるもんでしょ⁉
邪魔に思った彼女が、乱暴にそれを退けようとしたその時。
「やめてよぉ……! 俺のお気に入りなんだからぁ」
「……はい?」
マリアの中の魔王像が一瞬で崩れ去った瞬間だった。
腕っぷしが強く姉御肌の美しい女傭兵とすべての魔を統べる末っ子気質の魔王アグノスのファンタジーラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 22:38:32
78118文字
会話率:44%
西暦2033年 日本は動物の遺伝子を用いて進化した、だがそれは同時に国内で内戦を招いた。
そんな日本で2人の男達が元の「平和」を取り戻すため奮闘する物語。
最終更新:2024-06-13 23:00:00
14947文字
会話率:40%
主人公イヅミが前世の記憶を思い出したのは14歳の時。転生先の世界では逸話が深く信仰され、イヅミは“ハロルスの使者“と呼ばれ忌み嫌われていた。
おさまらない破壊衝動、止まらない自分への庇護欲。
今世の自分の不憫さに心を痛めたイヅミは【浄化】の
力を使って身を護ることに徹する。
死にたい自分と生かしたい自分の狭間で生きる術を探す。
微グロあり。ある場合は前書きに提示中。
恋愛要素が増えつつある。
※ガイル過去編として『【人喰い魔女の殺し方】嫌われ勇者編』投稿。完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 21:00:00
98802文字
会話率:27%
盛者必衰。とうとう訪れた滅亡の時。高台に集まった宗教家たちが祈りを捧げる。
「……イエスさまの御名によって祈ります……アーメン」
「ぷっ」
と、おれはつい笑ってしまった。不愉快そうに顔を歪め、おれを睨むのはキリスト教の者。おれは、
ふんと鼻を鳴らしてやった。この程度で怒るようでは修業が足らないぞ。それに、仕方ないじゃないか。お前たちは、あまりにも古いのだから。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-06 11:00:00
1331文字
会話率:43%
エッテフ博士は、かねてより天国というものその存在を疑問視していた。
それは自分が神よりも科学を信仰し、また今のような老人となるまで宗教家らと、ことあるごとにやり合ってきたという因縁があった。無論、科学を信ずるからといって神の存在、ひいて
は天国を否定する必要はない上に、むしろこれは神のなせる業と思うこともあった。ともすればやはり、神の名を使い自らを高尚なもののようにふるまう宗教家らの存在こそが神や天国を否定する要因となっていたのかもしれない。
が、いかに高名な博士と言えど、老いさらばえ、自己分析もままならず、宗教家らに対する嫌悪をそのまま神に向け、それでいながら不思議なことに地獄というもの、その存在は僅かながらに信じているという、そんな自己矛盾を抱え、胸を掻く日々が続いていた。
そして、ある時。博士はこの地上に天国を作ろうと考えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 11:00:00
3166文字
会話率:9%
ある時。ゾンビの集団のごとき人権団体の執拗な主張は
国民を巻き込むことに成功した結果ついに通り
死刑どころか終身刑まで廃止という運びになった。
囚人たちは狂喜乱舞し、一方で選挙のための国民の人気取りに盲執せず
世を憂いて嘆く政治家もいる
にはいた。
景気悪化。移民による人口増加。
時間が経てばいずれ落ち着くであろうと思われていた国の混乱は
未だ撹拌された池の底。増加する犯罪者。パンク寸前の刑務所とその費用。
焼け石に水。軽犯罪者は釈放、また設けた基準以下は逮捕しないなどの
案が上がっている中での此度の死刑及び終身刑の廃止。問題は山積みであった。
……が、それを解決したのが一人の博士のある発明であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 11:00:00
1860文字
会話率:41%
年の暮れの黄昏時。人の居ぬ間にとある茶室で繰り広げられる、茶道具の付喪神たちによる一夜の茶の湯。
それは夕暮れから始まり、手燭の灯りを頼りに進む「夜咄(よばなし)」という茶事。毎年年末に、主人の留守に行われるその会の呈主は、喚鐘の付喪神。
そして今年の客としてくじで選ばれたのは、抹茶茶碗の付喪神の「天蜘蛛」、茶釜の付喪神の「千猫」、そして茶杓の付喪神の「処心」だ。
それぞれ人のかたちをとった彼らは、呈主の心づくしの夜咄の茶会が和やかに進むなかで、それぞれの思い出話を大いに語り尽くしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 19:20:00
71152文字
会話率:46%
誰しも人生の岐路を経験するのでは、ないだろうか。自分が岐路に立つ時、それは自分に問いかける時。自分では気付けなかった自分も含め、これからを自信をもって選択していきたい。視点が変われば見えるものが違ったことに気付き、改めて本来の自分を取り戻す
お話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 12:23:57
16990文字
会話率:55%
ここでない時。
ここでない場所。
誰もが聞いたことのある世界で、俺はそれらに最高のエンディングを迎えさせたい。
地下世界。オルガズム。
この世界は光の金玉(ひかりのこんぎょく)という、精霊チクピ様と神々が作った世界。
昔にも
大魔王に支配されたが、上の世界からやって来た勇者によって平和を取り戻した。
ラブドール城の王シリコン・インダストリィに勇者「トロトロ」の称号を与えられ、その名は今現在も語り継がれている伝説となった。
その証を示すものは一切ないが、俺「カク」は勇者トロトロの子孫だ。
張型竜王(ディルドー・ドラゴンキング)から世界を救うため、今旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 14:07:42
16312文字
会話率:23%
男は仲間を失い渇望したスキルを得た。しかし成功を分かち合う仲間を失い、得たスキルに何の意味があるのだろう。男は仲間を殺した魔王軍を殺すための旅に出る。その先に彼は何を得るのか。それはまだ誰にもわからない。
スキル”復讐者”
発動条件:自身
と関わるものが死んだ時。
効果:スキル保持者の身体能力を向上。失った者との絆が深ければ深いほど効果上昇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 20:00:00
24698文字
会話率:42%
義母からひどい扱いされても我慢をしているアンジェリーヌ。
メイドにも冷遇され、昔は仲が良かった婚約者にも冷たい態度をとられ居場所も逃げ場所もなくしていた。
そんな時、アルコール入りのチョコレートを口にしたアンジェリーヌの性格が激変した。
ま
るで別人になったように、言いたいことを言い、これまで自分に冷たかった家族や婚約者をこぎみよく切り捨てていく。
実は、アンジェリーヌの中にずっといた魂と入れ替わったのだ。
それはアンジェリーヌと一緒に生まれたが、この世に誕生できなかったアンジェリーヌの双子の魂だった。
新生アンジェリーヌはアンジェリーヌのため自由を求め、家を出る。
アンジェリーヌは満ち足りた生活を送り、愛する人にも出会うが、この身体は自分の物ではない。出来る事なら消えてしまった可哀そうな自分の半身に幸せになってもらいたい。でもそれは自分が消え、愛する人との別れの時。
果たしてアンジェリーヌの魂は戻ってくるのか。そしてその時もう一人の魂は・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:35:40
97196文字
会話率:45%
大学受験が終わり、結果を待つだけの時。
幸村 拓人は、母親によるがんじがらめな管理に限界を覚えていた。
なにも楽しくないモノクロの世界。
夜中に目が覚めてコンビニに向かうと、そこで偶然出会ったのはかつての友、平山だった。
平山は、なぜか一緒
に日の出を見に海に行こうと拓人を誘う。
強引に連れて行かれた拓人に、平山が驚くべき告白をしてきて――?
不器用なDK同士の、新たな一歩を踏み出すお話。
アオハル救済BL短編、ハピエンです。
※カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 16:30:51
11999文字
会話率:54%
小学2年生まで隣に住んでいた女の子は引越しをしてからも毎年春になると桜の便箋を使って手紙をくれる。その手紙が途切れたのは中学3年の時。年齢を重ねて、心が離れたのだろうと軽く考えていた僕の前に、君は幼い頃の記憶を全てなくして、クラスメイトとし
て僕の前に現れた。
というお題で書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 16:22:55
2151文字
会話率:85%
【予告編】
賞金稼ぎジャック・マーフィ。「目標は?」
電脳空間を渡る疑似人格“キャス”。『いま現れたわ』
植民惑星の片隅、いつもの狩りのはずだった――だが。
彼らが触れた透明なデータ・クリスタル――その時。
背を向けてきたジャックの過去、そ
の絶望が牙を剥く。
猟兵と化したジャックの復讐――その銃口が向く先は。
電脳の深淵で垣間見るクリスタルの秘密――その真意は。
未来型ガン・アクション、撃発!
【告知】
著作者:中村尚裕
掲載サイト『小説家になろう』http://ncode.syosetu.com/n9395da/
無断転載は固く禁じます。
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without written permission.
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【お知らせ】
現在、改行をWeb向けに編集した【Web版】を試験公開中です(序章~第5章)。
カクヨム、セルバンテスとホームページで【横書き原版】を公開しています。
マグネット!で【Web版】を公開しています。
主要登場人物はこちら:http://ncode.syosetu.com/n9400da/
追補編はこちら:http://ncode.syosetu.com/n2124dg/
惑星“テセウス”概略地図はこちら:http://ncode.syosetu.com/n8066dg/
銃器解説はこちら:http://ncode.syosetu.com/n9441da/
車輌設定はこちら:http://ncode.syosetu.com/n7938de/
陸戦兵器設定はこちら:http://ncode.syosetu.com/n5437df/
本編とは別タブで開いていていただき、適宜ご参照いただければ幸いです。
(『その絶望に引き鉄を ~クリスタルの鍵とケルベロス~』より改題しました。 2017.06.18)
追記:おかげさまで、アクション〔文芸〕ランキング日間【2位】(2016.11.16、2017.11.21)、週間【11位】(2016.11.20)の記録をいただきました。皆様、誠にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:10:00
883968文字
会話率:33%
■■作戦要項■■
■機密レヴェル:【極秘】■
■黙読のみ可■
■事案概要■
事案発生時刻は現地時刻1850時。
エマノン共和国〝ENB放送〟マルガナ支局より、反政府ゲリラ組織〝エマノン独立評議会〟が声明を発表。要点は以下の通り。
1.〝ENB放送〟マルガナ支局は、現地時間1850時をもって当該組織が制圧したことを宣言する。
2.同支局の職員については、10名を当該組織が〝保護〟するものとする。
3.当該組織の要求は下記の通り。
(1)平和維持軍と称しエマノンに駐留している有志連合軍は、国内より24時間以内に撤退すること。
(2)上記(1)が受け入れられない場合、および当該組織が妨害行為を認めた場合、〝保護〟対象の安全は保証しない。
■作戦目標■
1.人質(以下、保護目標)の安全確保、並びにエマノン国外への救出。
2.情報担当官による、保護目標の確認。
■重要事項■
※保護目標には、中央情報局への現地協力者が含まれる。当該協力者の身分を漏洩することは、これを許可しない。
※情報担当官2名を随行させ、保護目標を直接確認させること。
・〝エマノン独立評議会〟構成員の安否については、これを考慮しない。保護目標の救出を全てに優先させること。
・〝エマノン独立評議会〟の現地勢力については、随行する情報担当官より説明を受けること。
・エマノン治安組織および有志連合との交戦については、これを許可しない。
■作戦概要■
1.保護目標の救出任務には、中央情報局特殊作戦グループを当てるものとする。
2.事案の隠密性を鑑み、現地には地上部隊2個分隊を投入する。装備はCQBを基本とし、個々の裁量を許可する。
3.輸送手段として、投入部隊には航空部隊を随行させる。具体的な輸送手段については、随行する情報担当官より説明を受けること。
■補足事項■
※保護目標の秘匿、および安全確保を最優先とする。
・本国はエマノン共和国の暫定政府、並びに有志連合の構成国家群を仮想敵と認定している。しかしながら国際情勢を鑑み、軍および警察を含む治安組織に対する戦闘行動については、厳にこれを慎むこと。
■■End Of File■■
※この物語はフィクションです。
※下記サイトにも投稿しています。
ノベルアッププラス
MAGNET MACROLINK
カクヨム
セルバンテス
LINEノベル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 21:00:00
25354文字
会話率:57%
学校、家庭と居場所を失くした中学生の学は、ある夜家を飛び出した。
そこで、一人の女性と出会う。
素性を一切語らない彼女。学は、彼女を【ステラ】と呼ぶことにした。
学はステラに好意を寄せて、夜になると会いに行くようになる。
少年の淡い恋心
、そしてステラという女性に出会ったことで変化していく心。
月日は流れて、学が大人になった時。二人は再会を果たす――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 19:10:00
44509文字
会話率:35%
ねぇお兄ちゃん明日奈のからだ温かい? おかしいなぁ、お兄ちゃんのからだものすごく熱くなってるんだけど。これって明日奈のせいなの?
何をやってもうまくいかず。人生に諦めを感じていた時、立ち寄った本屋でふと目に留まった1冊のラノベ。
表紙絵に
描かれた可愛らしい女の子に惹かれて手に取るとそのままご購入!
「こんな女の子が彼女でいてくれるんなら、俺の人生ももっと変わっていたんだろう」
そんな妄想とも言える欲情を抱きながら読みふけっていた時。
「そうだ俺も転生しよう!」
などとバカげたことを本気で考えるようになってしまった。
転生するためにはこの世界から……。
実際どうやったら転生できるんだろう?
運よく俺を通り魔が刺殺してくれて、まだある命を無駄にするなと神様が転生させてくれるようなことはまず起こりはしない。
そんなことはわかっているが、でも転生したいんだけど!
人生をやり直したい!
思いは切実。でも動機は不純。
俺にもこんなかわいらしい彼女を授けてくれ!! 神様!!
「よかろう。その願い叶えてやろう。お前には可愛い妹を進呈しよう」
おお、ありがたき幸せ。さすが神様だ。
はて? 妹? なぜ?
さて、どうする?
これは夢であるか……それとも現実か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 07:19:48
6719文字
会話率:19%
冬の痛さと白さを時にふと、思い出す。
それは意外と季節も真逆の時。
冬の存在感を想い、日の温もりを感じながら
この詩を綴りどこか安堵し
来たるべき冬に思いを馳せる。
自身の覚悟と共に。
そんな詩。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー
人は生きている限りどんな立場や存在であれ、戦いの最中にいる。
相手は世間や眼の前の課題そして自分自身。
それらはいつも虎視眈々と悪魔の如き視線で狙っている。こちらの絶望を……
だからこそ前を向き光を目指して穢を払い進んでいく。
誘惑、虚偽、奸計……あらゆる悪魔の絡めてをも振り払い。
そんな詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 09:58:11
262文字
会話率:0%
只今の時刻、午前九時。博物館の開館時間、午前十時。
時間配分を間違えてしまいました……。
という訳で私は喫茶店を訪れる事に致しました。
望むのは、ショートケーキと珈琲。
あぁ、でも……午前はこんなにも寂しい。
注意事項1
起承転結はありま
せん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
誰も居ない喫茶店って物凄く寂しいんですよ。
多少の話し声があった方が趣があります。
という訳で、人気出て!! 私が入れる余力は残して!!
※理不尽折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:29:35
788文字
会話率:9%
世の中には、正論、暴論と言った論理の構築方法が御座いますが、正論の使う場面と言うのは決まっている。
それは相手に黙って欲しい時。
如何に反論を許さず、手早く黙らせるかに特化した論理だから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思
われたら申し訳御座いません。
注意事項2
正論は相手を黙らせるために使うんですよ。
だからあんまり好きじゃありません。
それでも使うのは、単純に私の気性が荒いから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:46:45
945文字
会話率:32%
十回、彼女の妹の見舞いを理由に約束を破られた。
十一回目に約束を果たされた時。
彼女はただぽつりと『サボったんだ』とだけ言った。
連れ帰るのを拒み、ヒステリックに叫び続ける。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
あの子はただ救って欲しかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 18:43:57
930文字
会話率:39%
木枠を組み立て、布を張ったばかりのキャンバスがあったとして。
さあ絵を描こうとする前に、まずは下地を塗ることをご存知だろうか?
その特別な下地は白色で、絵を描くひとからは、『ジェッソ』と呼ばれている。
さて、それを踏まえた上で、ここからは
例えばの話。
例えば、描いていた絵に、絵の具が混ざりすぎてしまった時。
その絵の具はだんだんと鮮やかさを失い、黒く濁っていく。
キャンバスに明るさを取り戻すには。
黒を乾かしたあと、白を混ぜた絵の具を乗せる。
そうすると、また明るい色がキャンバスに戻ってくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 23:20:00
786文字
会話率:24%
オレは魔王を倒すために神託によって選ばれた勇者だ。
パーティの中で役立たずのマッパー少女マティを今日は追放する。
他の仲間と相談した上だ。しかたない、役に立たないんだから。
「マティ、お前を追放す……」
そう言いかけた時。
オレは前世の記憶を思い出した。
目の前のマティはヒロインだ! そしてオレの前世の推しだ!
「追放す……しない!!」
マティたんを追放なんてするものか!?
※とても短いショートショート連載です。
一話一話短くて5話くらいで終わります。
カクヨムさんにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 16:30:33
12230文字
会話率:41%
ひとつの旅が終わって訪れる別れの時。
それはすでに始まりの時。
最終更新:2024-04-23 20:10:00
3218文字
会話率:0%
自分のまといし影のブレる時。
それは不可解のもとが撒かれる時。
最終更新:2023-08-31 18:00:00
3565文字
会話率:0%
過ぎ去った時、未だ来ない時。
それがいずれも「今」だった時はすぐそばにあるかもしれません
最終更新:2022-07-27 14:00:00
3802文字
会話率:4%
私の霊能力が開花したのは五歳の時。
場所は殺害された祖母の葬式会場だった。
最終更新:2024-04-23 16:33:51
1235文字
会話率:50%