昼間に迷い込んだ月姫の冒険
最終更新:2024-05-03 23:38:54
978文字
会話率:20%
ウルジア国随一の名門、ヴォルカティーニ公爵家の長女として生まれたアディーナは母の死と交換にこの世に生を受けた不吉な子として、生まれたときから離れで僅かな使用人の手で育てられた。
彼女にはその国の者なら誰でも持つ魔力もいっさいない上に、不気味
な子として忌み嫌われた。
それは彼女が人の霊が見えるからだった。
魔力の代わりに並外れた霊能力を持って生まれた彼女のことを理解する者は誰もおらず、彼女は亡くなった母から淑女教育を受け、彼女が生まれる前に亡くなった祖父から勉強や武術を教わった。
父親や後妻に入った義母や腹違いの兄弟たちも、昼間いつ訪ねても彼女が寝てばかりいるので、殆ど会うこともなかった。
何故なら彼女の元にはこの世に未練を残した霊が毎夜訪れ、彼女に話しかけ、色々な願い事をしてくる。
お陰で彼女の生活はすっかり昼夜逆転の生活となっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 06:00:00
38285文字
会話率:50%
あやかしはびこる帝都にて、ひとりの没落華族令嬢がいた。
異国出身の母を持つ金髪碧眼の美しい娘まりあは、屋敷にあやかしを匿う公爵、山上装二郎に目を付けられてしまう。
逃げ足の速いまりあを装二郎は気に入り、花嫁に迎えた。
ある契約と引き換えに結
婚したものの、山上家は普通の家ではなかった。
広い屋敷にタヌキやキツネのあやかしがいて、人の姿はないのに、部屋はピカピカ。
親戚どころか、親兄弟一人訪ねてこなくて。
あやかし屋敷は不思議なことばかり。
夫となった装二郎は昼間から眠そう。
こうなったら、まりあ自身がしっかりするしかない。
虐げられていた、タヌキやキツネ、ついでに昼行灯な夫は私が守ります!
契約花嫁の、愛と正義の奮闘物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:00:00
103420文字
会話率:36%
昼間から目を閉じてた理由。
キーワード:
最終更新:2024-04-27 10:55:38
574文字
会話率:0%
夜の海、みたことは、ありませんか?夜中に出歩くのは、あまり、よろしくないですが、ふと、海をみに行きたくなる。行くなら、昼間、友達か誰かと、二人以上で、行きましょうね!危ないから!!
最終更新:2020-05-26 22:42:43
806文字
会話率:0%
時は20XX年。この世は、気が満ち溢れている都市”イヤシロチ”と、気が枯れ果てる都市”ケガレチ”に分かれていた。そんな穢れた地に住む主人公ウネメ(19)はある組織に加入していた。彼女は幼き頃に行方不明となった妹を見つけるため、日々活動してい
た。昼間は闇市で働き、夜はキトリと呼ばれる化け物と闘う。妹の手がかりを見つけるため、厳しい訓練に耐え抜き加入した女組織 ”蛇の目”。蛇の目は全国に点在している「八咫烏」の一つであり、ケガレチ1の女所帯であった。八咫烏たちはある特別な能力を持ち、人並外れた力でキトリと闘う。ウネメが所属する蛇の目の女たちもまた特別な力を持っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 01:23:31
27564文字
会話率:7%
【潮蕊湖サービスエリアへようこそ。ベルを取ってお待ちください。お食事はすぐにできあがります。】
利玖は潮蕊湖サービスエリアにいた。そこは、昼間なら潮蕊湖を一望できるロケーション。コーヒーショップやフードコート、温泉まで併設した画期的な施設。
だが奇妙な事に、真夜中のこのサービスエリアには他の利用者はおろか、従業員さえ一人もいない。サービスエリアの中で過ごしていた利玖は、ジュネと名乗る女性に出会う。ジュネは外回りを終えて帰宅する途中、休憩の為に潮蕊湖サービスエリアに立ち寄り、気が付いた時にはこの状況に陥っていたのだという。もう二日もここで過ごしているが、ずっと夜のまま誰の訪れもなく、駐車場にも戻れないと嘆くジュネ。不可解な場所で出会った二人は、無事に元の世界へ帰る事が出来るのか。
※本作は「pixiv」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:51:55
32793文字
会話率:33%
最近できた『ワンダーフロッグランド』でデートを楽しむ、眉目秀麗なギャルと一見特徴のないオタクくん。
そんな二人を狙う瞳が……!
遊園地から帰った後、自室で眠ったはずの少年は昼間行った『ワンダーフロッグランド』にいた。
はたして、彼は無事に家
へ帰る事ができるのか。そして遊園地の裏に潜む邪悪な存在達の思惑を砕く事はできるのか……!!
なお、これはエイプリルフールネタで書いたものなので、お読みになる際は『こまけぇ事はいいんだよ!』の精神でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 18:04:37
8565文字
会話率:40%
塗装業者をクビになったばかりの三十代、瀬戸力也は昼間から居酒屋で飲んでいた。百キロを超える巨体の彼を、近くに座った酔っ払いの老人たちは笑う。老人たちと話すうちに、瀬戸の気持ちに変化が……。
最終更新:2024-03-31 23:19:05
2759文字
会話率:35%
親に捨てられ施設で育った天涯孤独の少女、ハナリには教師になるという夢があった。
夜間制大学に通い、昼間はバイト、講義が終わると夜の街に向かう。
そんな彼女の"ありきたりな生活"にはただ一つの異変がある。
それは、小さな怪
物がハナリの帰りを待っていること。
幼女の形をしたソレは天使のような風貌でいつもハナリをじっと見つめる。二人は言葉を交わすことも触れ合うこともない。
これはそんな二人の幸せを探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 10:24:53
2523文字
会話率:47%
時は昭和24年(1949年)。
戦後の東京で、ゲンは会社を辞め、昼間から酒を飲んでフラフラしていた。
復興進む東京の真ん中で、ひょんなことからゲンはトラブルに巻き込まれた一人の女性を助ける。
そこから始まる、ゲンのドラマとは・・・?
戦
争帰りのゲンという男が、その拳一つでの人生を描く人間アクションドラマをぜひお楽しみください。
昭和の男は、アツいですよぉー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 14:28:45
117822文字
会話率:61%
夜にだけひっそりと開くカウンター席のみの星喫茶(純喫茶風のお店)を営む店主の少女。
そしてそこに集う人びとの交流を描く日常の物語。
店外に出ている看板にある「星喫茶」という名にふさわしく、店内には古びた天球儀などの天体観測道具、骨董品や鉱
石などが並べられています。
店主(正式には代理)の上のの名はキピアといいます。
昼間はショーウインドウから外を眺めているビスクドール(西洋風のアンティーク人形)のが本来の姿。
しかし夜になると店主として「つかれた」お客さまをお迎えしているのです。
この物語の今夜の主人公は、あなたかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 21:32:20
7987文字
会話率:38%
厨二まっしぐらのオレの隣の席の柏木さんはサラサラ髪の美少女で……
昼間、カノジョの姿を脳裏に焼き付けたオレは丑三つ時に“夜のお仕事”に励んでいるのだが……
最終更新:2024-03-05 15:51:51
2264文字
会話率:77%
夢は昼間の活動を癒すものですが、そうでない場合もあるかもしれません。
最終更新:2024-03-02 22:33:19
1214文字
会話率:35%
赤い毛糸でティーマット、青い毛糸でベスト、オパール毛糸で靴下、編みたい!でも編めない。昼間寝過ぎたから夜眠れない。
最終更新:2024-02-24 23:11:27
570文字
会話率:0%
雪の街 ホワイト・シティのノブレス・オブリージュ美術館の一枚の絵画から一人の男が産まれた。
その男は昼間は大学生。夜は死神であった。何も知らない盲目的だった人生に、ある日。大切な恋人が現れた。そんな男に天使と名乗る男が現れ人類はもうすぐ滅び
る運命にあると知る。
終末を阻止するためには、その日がくるまでに七つの大罪に関わるものを全て狩ること。
大切な恋人のため死神は罪人を狩る。
人類の終末を囁く街での物語。
注)グロ要素・ホラー要素が少しあります汗
産業革命後の空想世界での物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 18:21:29
118688文字
会話率:26%
社会人四年目の会社員、水嶋 理人(みずしま りひと)は要介護者の母親と二人、団地で静かに暮らしていた。
仕事と母親の介護に追われる日々の理人には、同年代が謳歌しているような娯楽を楽しむ余裕はなかった。
ある日会社の同僚から半ば強引に合コンの
誘いを受ける理人だったが、ふとある事を思い立ち、合コンに参加することを承諾する。しかし、その会に参加していた一人から屈辱的な発言を受けた理人は早々にその場を後にした。
歓楽街の中をひとり歩く理人に一人の少年、廣崎 朔也(ひろさき さくや)が声を掛けるが、それがとんでもない内容でーー。
自分の人生を憂い、半ば諦めたように生きる理人の前に突然現れた、素性の知れないミステリアスな少年、朔也。
若くして誰とも関わらない静かな生活を選んだ理人だったが、朔也の人生に関わることで、理人自身も大きく変化していく。
しかし、惹かれ合う二人の間に立ちはだかる社会の壁は高く、やがてそれぞれが大きな決断を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 12:08:11
5147文字
会話率:50%
太陽と月の代わりに星が輝く世界。
人々からステラと呼ばれる世界には大きく分けて人族と魔法族、動植物、魔物の四種が居た。
人族と魔法生物族の国はそれぞれ三国づつに分けられ、大きな争いもなく平和に過ごしている。
全ての生きとし生けるものの光の源
となる恒星はこの世界で唯一の信仰対象である。
恒星は昼間に光るアメティスト、夜に光るラピスと名前が分けられており二柱で一柱の神として信仰されている。
この世界は貴方の世界と良く似た世界、同時に全く違う世界でもある。
名前をステラと言う。
今、貴方の世界には太陽と月があり、ステラにはそれらの代わりに煌々と輝く星がある。
貴方の世界と同じように感情のある人間がいて、化学はほとんど無いけど代わりに魔法がある。
貴方達が知っている生き物たちの他に魔法動物や魔物、人と同じ知能を持った魔法族なんてものもいる。
貴方達の世界に神の存在があるように、私達の世界にも神様は実在してる。
神がいて、運命があって、人生には選択と始まりと終わりがある。
愛情があって、希望と絶望があって、そして未来がある。
人々はそれを信じていて、過去も今も未来も貴方達と同じように日々を生きている。
これはそんな世界のとあるお話。
沢山の愛と試練が詰まった心躍るような、そんな話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 20:00:00
23509文字
会話率:42%
「……ふぅ」
今日も聖女としての仕事で疲労困憊の私。
軽く伸びをしてから自宅の扉を開けた、その時だった。
「あっ、聖女様が帰って来た!」
「わぁ、凄い! 本物の聖女様だー!」
「っ!?」
妹のドリスと同年代くらいの、二十歳前後の
二人の女の子が、私のところへ駆け寄って来た。
だ、誰、この子たち!?
「やっほー。おかえり、お姉ちゃん」
「――! ……ドリス」
テーブルに頬杖をついているドリスが、プラプラと手を振ってきた。
「えーと、あなたたちは、ドリスのお友達かしら?」
「はい! 今日酒場で知り合ったんですけど、聖女様の妹だって言うから絶対噓だと思ったら、マジだったんで、マジビビッてます!」
「ねー! 普通そんなの噓だと思うよねー!」
「オイオイ、フザケんなよお前らー。さっき奢ってやった酒代、徴収すっぞ」
「アハハ、ゴメンゴメンー!」
テーブルの上には夥しい数の酒瓶と、いかにも高そうなツマミが広がっていた。
またこの子は……!
私が仕事で汗水垂らしている間、昼間から酒場で飲んだくれた挙句、初対面の女の子を連れて自宅で優雅に二次会とは……!
しかもその酒代は、私が仕事で稼いだものである。
私が聖女になって間もない頃、家計が潤った途端、ドリスは仕事を辞めてしまった。
それ以来今日までずっと無職で、私のお金を使って贅沢三昧の日々を送っている。
流行り病で両親を亡くした私にとって、今やドリスはたった一人の肉親。
ついつい甘やかしてしまっていたのが、完全に裏目に出た。
仕事が忙しくて、なかなかドリスと向き合う時間が取れなかったというのもあるけど、そろそろキツく言わないと……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 21:09:15
11686文字
会話率:50%
様々な人間に捨てられて心が傷ついたネコと渡り鳥のお話し。
本当の笑顔に必要なものとは?
世界名作劇場のイメージで書きました。
この作品は「Pixiv、ノベルアップ+」にも掲載しています。
最終更新:2024-02-15 22:06:21
1640文字
会話率:40%
少年は山奥で不思議で、大切な体験をします。
掛けがえのない思い出を胸に、少年は山を後にしますが・・・
愛は全てを救えるのか?
その救いは、本当に救いなのか?
互いの絶望を回避できたのが、せめてもの救いなのかもしれない・・・そんな、お
話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 21:00:00
2563文字
会話率:13%
高校二年生の成瀬光莉は、一年前に日の光を浴びると身体が蝕まれていく『夜行症』という病に冒された。
昼間は眠り、夜にしか活動できなくなった光莉は、夜の学校でピアノを弾くことだけが毎日の楽しみだった。
そんな光莉の元に現れたのは、同級生だった
奄美昴。
僕は、きみと出会えてラッキーだ。
昴のくれた言葉が、光莉の世界を明るく照らし始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 08:13:24
30824文字
会話率:30%