震災によって発電所から放射能漏れを起こしている無人街。
真白凪《まもうなぎ》はその街で誰にも見つからずにひっそりと死んでしまおうと、衝動的にバイクを走らせる。
しかし、海岸沿いのホテルを見つけ、中に入ると大学時代の後輩、綻陽鼎《たんびかなえ
》と再会した。
これは、二人の化物が静かに暮らす物語。
【注意】この作品は日常系ですが、以下の内容が含まれます。
・カニバリズム描写
・震災、放射線描写
・重度鬱の心理描写
・R15程度の性描写折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 22:14:11
51383文字
会話率:34%
50年前、地球付近に突如として現れた世界『アレスガルド』
それは、形を成しておらず。磁場や放射線によって確認された未知の世界――。
その頃、地球内部でもとある変化があった。
それは1つや2つでは無い、中には今まで姿を隠し地球上で度々目撃され
るもののその正体が不明な生物―UMA―等が一斉に出現し始めた。
それはまるで、帰るべき場所が現れたかの様に歓喜の声をあげながら。
そして、人類はこの時ある真実を認める事になる。それは今まで地球上で科学とともに発展してきた人類からするととても受け入れ難いことだった、その名は…… 。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-29 13:18:29
1587文字
会話率:46%
三つの太陽に照らされ、夜のない惑星NL―333、通称ニトレス。
植民惑星としては不的確な枯れた星を支配するのは、東銀河連邦から自治を認められた六企業コンソーシアムだ。惑星自体には資源はないが、十八個の衛星は金属資源の宝庫であり、複数の企業が
採掘に当たっていた。そのため社員を常駐させるために、コンソーシアムを形成し、共同で植民地を経営していた。
過酷な自然環境の惑星上で、コンソーシアムの人々と資源が目的ではなく、植民地での商売を目的にした入植者たちは両極地帯と、巨大な太陽光発電用静止衛星が太陽光を遮るグロウミングゾーンにのみ、まとまった生活圏を築いていた。
氷河民族第百十二王朝の末裔であり雪女のユキ姫を乗せた原子力冷凍庫搭載の樽を背負い、グロウミングゾーンを目指して旅をする王朝近衛兵の六蔵は、途中の街道で兵士に追われていた少年ウラルを助ける。ウラルが乗っていたホバークラフトには同じ年頃の少年の腐敗した死体が、機能していない冷凍カプセルに納められて積まれていた。
ウラルを連れた六蔵は街道の宿場に立ち寄り、ウラルを女性医師カハクに診せるが、そこでニトレスの移植用臓器提供会社ペレットと子供の行方不明事件の関わりを知る。三つの太陽から容赦なく降り注ぐ放射線により、癌に冒される人々は、臓器移植により延命を図っていた。臓器不足の折に現れたのが、臓器を安く提供するペレットだった。ペレットは子供を誘拐し、臓器を違法に摘出し、売っているのだ、とカハクは語った。
ウラルがペレットから妹の心臓移植のための死体を盗み、逃げて来たことを知ったカハクは、六蔵にグロウミングゾーンまで、ウラルを送って欲しいと頼む。カハクもまた我が子をペレットに攫われた親の一人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 10:00:00
23611文字
会話率:57%
いろんな事があり過ぎた。
ウイルス、災害、戦争、核兵器、放射能
人が沢山死に過ぎた。
病気で、津波で、火事で、戦争で、放射線を浴びて、戦火に焼かれて。
発端なんて原因なんて一体だれが覚えてるのか?
それくらいいろいろあり過ぎた世界の末路
そこで2人はビデオを回す。
世界の末路でビデオを回す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 02:20:41
2071文字
会話率:17%
※小学校高学年〜中学生向け
新潟と横浜で発生した『福島からの転校生へのイジメ』問題への解説です
イジメカッコ悪いですよ!!
最終更新:2016-12-06 15:00:00
1552文字
会話率:0%
20歳から原発オペレーターとして勤め上げてきた常丘慎也は50歳で発電所職員や航空機のパイロットばかりを狙う連続殺人犯によって殺害され人生に幕を下ろした。
しかし彼は前世の記憶を保持したまま異世界で新たな生を受けた。
そんな彼にはある能力があ
った。それは放射線の影響を受けないという生物としてはあり得ない能力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 23:52:49
5283文字
会話率:24%
201X年、地球はその姿を大きく変えた。
北の将軍様が始めようとした世界同時全面核戦争。しかしそれは失敗し、半島周辺地域を大量の放射線で汚染するとともに、地球規模での地殻変動、自然環境のさらなる悪化を招いたのである。
その50年後、各
国は核兵器ではなく多足歩行ロボットの開発に全勢力を傾けた。最早各国に戦争をするだけの余力はないものの軍事転用ができ、しかも頻発する巨大地震等による大規模自然災害救助にも絶大な力を発揮する多足歩行ロボットの必要性が高まったからである。
大洋州連合の日系移民三世ジュン・サカキバラは最新2足歩行型のテスト・パイロットであったがテスト中地下へと転落した、はずだった。
だがジュンの行き着いた先は異世界の日本でしかも内戦状態にあった。ジュンは開発途上の2足歩行の機体RX-175とともに、この知らない「日本」で生きることを余儀なくされる。
異世界転移ロボット物ですがバトル・シーンはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 14:54:19
114273文字
会話率:58%
地球が核に犯されてから生まれた人間の話
最終更新:2016-09-13 19:25:05
762文字
会話率:0%
西暦七百七十七年、月に住む『どうぶつ』たちは、優れた科学技術により、快適な生活を過ごしていた。四月二日、『放射線を出すことなく』且つ『莫大な電量供給』このいずれの条件をも満たした、『T原子力発電』に関する科学会見が終了直後、多数のヒューマ
ノイドが化学実験棟を襲撃し、発電燃料である『T鉱物』が強奪された。しかし、かれらは逃走している最中、ヘリコプターごと墜落し散壊。月光市民の大統領である『白虎』の命令により、『T鉱物』の再採掘遠征が下された。最先端科学集団(英:Most advanced Scientific Group:略称 MSG)MSGの二代目・メンバー、『薔薇猫』『禿鷲』『白兎』が、月面に『T鉱物』を採掘しにゆく。しかし任務遂行し、MSGが月面基地に戻るやいなや、『大停電』が起こつた。原因究明のため、月面基地中枢統制室にむかう。そこで初代・MSG・メンバーである『白虎』『黒羊』の秘話が、中継映像により暴かれた。それは現行のヒューマノイドが、『製造されたモノ』でなく、地球にすむ『人々』を、『電子快楽中毒化』と『高度な洗脳』によつて、奴隷的労働者たらしめられていたということであつた。この事実はムーン・インターネットを構築する『コミュニケーション根本原則』と矛盾するために、ライフ・システムが危機に晒される。これを解決せむため白虎は説得するが、かれは元同僚を撃つた。のちに白虎は逮捕され、黒羊は死亡した。事件から三ヶ月ほど経て、七月七日。奇しくもこの日は、白虎の娘である薔薇猫が、幼少の頃より聞かされてきた『七夕神話』と所縁ある日であつた。『地球人拉致事件』の被告である白虎の裁判が開廷された。敗訴確定が色濃くなり、目伏せていた白虎が仰ぎみると、裁判席背後の壁に嵌めこまれていたステンド・グラスから、眩惑の光が射しこんで、すべての存在が溶かしこまれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 14:42:35
79264文字
会話率:22%
2000年。
事は突然だった。
日本の首都、東京に突如飛来した隕石により
東京駅を中心とした半径3キロメートルが壊滅的被害を受けた。
隕石は地球到達までの過程で微量の放射線を帯びており、飛来当初は東京都全体が立ち入り禁止区域に指定された。
しかしそれも半年で解除され東京都は11年の時を経て
完全に復興を遂げた。
しかしその影で密かに噂される物があった。
異能力者の存在。
2010年頃から少しずつ増え始め、復興遂げてからもその増加は止まらなかった。
異能力は物理現象や科学現象に沿った物から
ねじ曲げ兼ねない物まで様々だった。
また、異能力者の存在は日本にのみ起きていた。
日本政府はこれを隠匿。
後に異能力犯罪者が増え始めるが
報道機関にも異能力の事は伏せるよう圧力が掛かる。
そしてこの物語の舞台となる2015年現在。
異能力者がある電磁波により能力を一時的に無力化出来る事が明らかになると
警察に異能力犯罪者対策課という秘密部隊が設立される。
さらに、異能力犯罪者による被害者が自営業でいくつかの犯罪者対策組織も造り始め、
日本はかつての平和に向けてゆっくり向かっていた。
これはそんな異能力犯罪に巻き込まれた少年と自立異能力犯罪者対策組織による
戦いの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 21:00:00
38556文字
会話率:32%
「スマイルジャパン企画」に参加した事により私が感じた想いを綴ります。
※3.11 震災復興支援企画【スマイルジャパン2016】参加作品です。
最終更新:2016-03-30 20:00:00
400文字
会話率:19%
第3次大戦から20年。人類史上初めて文明が後退した世界。
核と細菌兵器により、人は分厚いコンクリートの中に閉じ込められ、外の世界は放射線や奇病に侵される。
与えられた情報に疑念を抱いたとき、世界が動く。
といった話です。
最終更新:2015-11-12 00:03:51
2661文字
会話率:46%
地球に飛来した流星群は大量の放射線を運んできた。
その結果、地上は人が住めないほど放射線汚染が広がった。
その災害に対応するために国際連合の進化系、世界を一つの国とした統合政府が誕生。
人類はコロニーを建造し、宇宙へと逃げた。
しかし、それ
は一部の人間だけにすぎなかった。
残った人類は地下に逃げ込み、放射線から逃げた。
それを狙ったかのように新病、イギナミラ症候群が発生、瞬く間に感染が拡大した。
全身から血を拭き出して死ぬ人間がいるなか、その病気を完治した人間もいた
超人的な能力を持ち、放射線を無効化する物質を持ったいまの地球に適応した人間。
人はそれをイギナと呼んだ。
だが、強すぎる力は軋轢と傲慢を生んだ。
イギナによる事件、イギナの迫害。
軍はこれを何とかせんとゼウスの雷を建造し、イギナを滅ぼさんとした。
軍に尽力で、イギナの最大規模の暴力団・サーフェイスを一か所に集結。ゼウスの雷で葬った。
これをよしとしなかったイギナ達によって反政府武装集団・EXITIS(イクジス)が結成。
EXITISはイギナの圧倒的な力で瞬く間に勢力を拡大。
そして、コロニーの統合政府に対して宣戦を布告する。
その戦いに、地下に住む青年・桔梗 怜二が巻き込まれることになる。
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後日談である「EXITIS~その先に向かって~」(全1話)を公開中です。
http://ncode.syosetu.com/n7978cr/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-15 02:42:10
123439文字
会話率:43%
放射線科の待合室でふと思いついて書きました
最終更新:2015-04-23 12:31:07
380文字
会話率:0%
これは異世界で放射線科としてはたらく新米医師の診療録である。
最終更新:2015-04-13 00:38:25
755文字
会話率:36%
科学技術の進歩によって開発された改造人間《アウトロー》。国民のほとんどが改造人間《アウトロー》である日本において最弱をほこる主人公佐竹京一。力の差による不条理に苦しんでいた矢先に、新衛星ジャックが誕生した。そのジャックが放つ放射線の副作用と
して強大で奇妙な力を手に入れた主人公。その力を使い主人公が創り上げる世界とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-14 21:11:33
4152文字
会話率:33%
2xxx年、二度の核戦争を生き残った人類は、世界中に点在する非核汚染区域、"シティ"に居住していた。シティでの生活は、進歩したテクノロジーのおかげでおおむね高い水準にあったが、立ち入ることのできるエリアが非常に狭く、放
射線による身体への影響を防ぐため、外出時間も大きく制限される。そのような環境下で暮らす人々の間で、バイオコンピュータ技術を利用した個人向けVRゲームは、最も一般的な娯楽として普及することとなった。
天才ゲームクリエイター、音無ミチヨの最新作"ヘヴンズ・ゲート"が公開されたその日、俺は学校から帰宅するやいなやヘッドセットを装着し、自室のパソコンを起動させた。そして多くのプレイヤーと同じように期待に胸をふくらませながら、その世界へとログインしていったのであった。
――――――――――――――
「我々はおなかがすいてるんですよ!」
「ヒッ、ひっヒヒひぃ! ぎんもヂいぃイイいいっ!!」
「地獄の底で泣き叫べ! ブラッドレイン!!」
「きゃぁ!? やだもー、驚かせないでよぉ」
「ソレが君の答えかね? 笑わせてくれる!」
「俺は、俺の信じる道を進む!」
錯綜する様々なプレイヤーの思惑……、
果たして主人公たちは無事にログアウトすることができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-08 23:08:31
3985文字
会話率:68%
元陸上自衛隊員の女性、三崎玲奈(みさきれいな)が、東日本大震災から二か月後の福島へ、被災動物救援ボランティアに行く。そこで見たのは、原発事故のために設定された警戒区域内の過酷な現状と、それでもつながっている命、そして小さな命ひとつもおろそか
にしない人々の姿だった。
決して報道されない、その存在さえ認められない人々と、彼らに救われた命との交流の中で、玲奈は大地震、大津波、原発事故という三重苦に見舞われた福島の知られざる真実を目の当たりにして行く。
なお、当作品はフィクションですが、描かれた内容はほぼ現実のものです。
当作品は、総合防災情報ブログ「生き残れ。Annex」にて連載したものを、まとめて掲載させていただくものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-23 13:51:15
61170文字
会話率:45%
架空の原発事故についての残酷な考察。
原発で、単純なミスによる事故が多発する理由は放射線の副作用である放射線酔いが原因ではないでしょうか。これは文字通り、酔っぱらいのような状態になってしまうのです。
最終更新:2014-02-25 01:23:24
636文字
会話率:0%
太陽から降り注ぐ大量の放射線により、地球上のありとあらゆる生命体が特殊な力を持った。
そんな世界の日本では今、4つの研究機関によって日夜能力者の育成を行っている。
これはその研究機関の一つ、「白」と呼ばれる機関のとある少女の話…
最終更新:2014-02-12 18:26:43
60429文字
会話率:64%