ヒモは超絶美人聖女に転生しても、やっぱり女好きは治らなかったみたい
大勢の女のヒモだったチャラ男の俺は、飯を食っている時に昔捨てた女に刺されて死んでしまう。まあ、俺らしい死に方だとは思った。まあいままでの俺の生きざまからすれば、きっと地獄
に落ちるのだろうと思っていたし。でもここは地獄? 死んだ後に目覚めたと思ったら、何かの祭典でもてはやされている自分がいた。しかも! なんとそれは地獄ではなく現実だったのだ。俺が聖女として認定される大切な式典の真っ最中だったらしい。俺はなぜか中世のような異世界に、聖女フラルという絶世の美女として転生してしまったのだった。さらにうれしい事に、その異世界には美女がたくさんいた。前世の俺からすれば、高嶺の花と言えるような絶世の美女達があちこちにいたのだ。もちろん絶世の美女に生まれ変わったとはいえ、中身は稀代のチャラ男である。俺はその美女達をどうしても、全てものにしたかった。それが俺の生まれ変わった使命であるかとばかりに、女を口説き始めるのだった。たが…全く上手くいかない。俺自身が絶世の美女である為、そして聖女であるためそう言う対象にはならなかったのだ。俺に言い寄ってくるのは、家柄の良い貴族の男や女性人気が高い男性騎士ばかり。聖女の中身がおっさんなのだから、男には全く興味が無い。それどころか俺は前世で男嫌いだったため、男が寄ってくると鳥肌が立つのだった。
俺は意中の女性達のハートを撃ち抜いて自分のものにすることが出来るのか?ヒモ聖女が織りなす、嘘と誠の薔薇色異世界ライフ。ついでに国家も救うかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 14:36:19
1180780文字
会話率:63%
11歳の少年・レインは、ある日突然、父によって深い山の谷へと連れていかれる。
「ここで生きろ。さもなくば死ね」とだけ告げられ、父は彼を置き去りにした。
そこは人の手の届かぬ“試練の谷”獣が徘徊し、天候は狂い、地形さえ生者を拒むような地だった
。
なぜ父は自分を見捨てたのか。何かの罰なのか、それともただの憎悪なのか。
絶望と混乱にまみれたまま、少年は本能のままに生き延びようとする。
やがてレインは、自分と同じように谷に捨てられた少女・カナと出会う。
二人は協力し合い、獣や飢え、自然の恐怖と戦いながら、少しずつ“生き延びる力”を身につけていく。
友情、信頼、そして裏切りと痛み。谷の中で成長していく彼らは、次第に“出口”の伝説に近づいていく。
しかし、その先に待つのはさらなる絶望――
そして“真実”。
少年を谷に送り込んだ者たちの“本当の意図”が明かされるのは、物語の最終局面。
彼の父が、なぜ冷酷に突き放したのか。
生き延びた者にしか見えない「愛」のかたちとは何か。
最後の一ページで、すべてが覆る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 09:27:34
5673文字
会話率:28%
1945年終戦を迎えた日本。
高熱を出して道に倒れていた復員兵は16歳の少女にその命を救ってもらう。
凄惨な戦場での経験から重度の記憶喪失を患った復員兵と名前を捨てたという少女の、偽名での共同生活が始まる。
宮崎県国富町を舞台に少女と復員兵
の生活を描く日常系小説。
終戦後80年の年に乃土雨が挑む意欲作!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 07:00:00
73485文字
会話率:43%
帝国軍士官学校の首席であるユージン・サンタフィールド。
彼には夢があった。
それは皇帝を目指す幼馴染アイリ・グレンフレアの相棒『帝の剣』となって、帝国のさらなる繁栄に貢献すること。
しかし、その夢は潰える。
彼の才能の欠陥によって
。
才無しのユージンを、幼馴染はあっさりと見捨てた。
絶望したユージンは、親父のはからいで大陸の最高学府『リュケイオン魔法学園』へ入園する。
学園での多様な出会いによってユージンの人生は大きく動く。
やがてそれは大陸全土を巻き込むほどの、うねりとなっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 00:16:49
817652文字
会話率:37%
女神に愛されたキュプラ国の王族には『ギフト』がある。
私のギフトは『花を咲かすだけ』そんな訳ないじゃない!母を見捨てたこの国を出て、絶対幸せになってやる!
最上位のギフト持つ転生王女、他の国でギフトの力見せつけてやるんだから!……
って、ギフト関係なく溺愛してくるの、なんで? というおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:00:00
131831文字
会話率:30%
主人公の炭咲、タンサキは幼い頃、父親の野望によってママと妹を失う。タンサキは両腕が木炭になったまま、一人だけ生き残る。その影響でタンサキは、その後自分を捨てた父親に復讐するために生きる。
タンサキが14歳になり、センター試験を受ける当日
に寄ったコンビニでとある少女と出逢う。初対面の少女はタンサキをパパと呼び、試験所まで付いて来る。タンサキは少女に捨てられた子共と言う意味で「ステラ」と名付ける。
試験所に謎の案山子が現れ、タンサキと少女の命を狙う。木炭の両腕に宿った炎に火をつけてカカシを倒す。しかし蘇ってきたカカシがタンサキの首を大きなハサミで切り落とされる。
妙齢の女性、こひなに助けれたタンサキは新吉原で身を隠す。タンサキは炎を使った副作用で大量の血を吐き出す。治療のために身内の香月がいる病院まで新吉原から移動する。
病院で健康診断を受ける間にまた追っかけてきたステラが、株式会社ミドリエ製薬会社の関係者に拉致される。ステラを取り試すため、実の父親と対面する。後ほど拉致を依頼した各務アリマと七日間、家族として一緒に暮らしすることを依頼される。
翌日、アリマの望みで動物園に訪れる。楽しい時間を過ごしたが、いきなり無理したせいで4日目の朝に風邪に引く。契約を移行できないことでタンサキとアリマが大喧嘩する。二人を止めようとしたステラがタンサキに怒鳴られたショックで家出する。ステラを捜す途中にステラの能力を知る。タンサキはステラを本家に送り、部屋に閉じこもる。
後日、牡丹と一緒に尋ねた各務家の屋敷でステラの死を目撃する。タンサキが気絶した間に、バベルにアリマが逮捕される。ステラの遺言であるアリマを救うため、タンサキはバベルに向かう。
そこで、バベルの神である陽と遭遇する。タンサキはアリマが犯した罪を贖いとして代わりに死ぬ。タンサキは、身代わりに死んだ後、復活して青い炎を地上に落とす。タンサキとアリマは帰り道にコンビニに立ち寄り、2人で秋入学を考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 13:29:08
161622文字
会話率:46%
騎士爵家 三男の私には、前世に於ける記憶が有った。 しかし、それを公言する事は無い。 余りに悲惨で、憂鬱な記憶。 出来れば、忘却の彼方に打ち捨てたい記憶でもあったからだ。
この国の辺境の騎士爵家の三男と云えば、家の為に献身を求められ、やが
て民の為に死す運命の元に産まれたと云える。 幸いな事に、私には持って生まれた『ギフト』があった。
よって、この『ギフト』を用い、騎士爵家の家長たる父、継嗣たる兄達の生残性を少しでも上げる努力をせねば成らない。
何故ならば、彼等は、私を愛してくれたから。 それが、唯一の理由でもある。
民草を護り、王国の安寧に寄与すると、壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。 ただ、ただ、自身を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求めただけだった。
だから、買い被りはよしてくれ。
私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男で在り……
魔物、魔獣から民を護る存在でなのだから。
とある世界、とある国の、辺境の騎士爵家に生まれた漢の生き様と、心の在り処。 淡々と、一人称でお送りする、” 普通 ” の男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:00:00
532202文字
会話率:44%
高校生・更埴理人は、クラスごと異世界に召喚された。
勇者として期待される中、彼に与えられたのは“送り人”という謎の職業とスキル【見送る】。
「ただ見送るだけの役立たず」と断じられ、仲間からも見下される。
だがその力は、本来いるべき場所
へと“正しく送り返す”唯一の能力だった。
ある日、ダンジョンで消息を絶ったクラスメイトを救うため、理人は【見送る】を発動。
一方で、かつて彼を嘲笑い、見捨てた者たちは異世界に取り残されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:01:06
6088文字
会話率:31%
「エリネット、お前の集めてた人形どもは、全部業者に頼んで捨ててしまったよ」
子爵家出身のエリネットは、夫ディラスにコレクションの人形を全て捨てられてしまう。
エリネットは離婚を申し出るが、これはディラスによって仕向けられたことだった。
離婚後、エリネットは魂が抜けたようになるが、リハビリのように参加した夜会で人形好きの公爵令息レクトールと意気投合し……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 16:35:19
7481文字
会話率:31%
「シャノン・ハーブル! お前との婚約を破棄させてもらう!」
子爵令嬢シャノンは伯爵令息ルーネスから婚約破棄されてしまう。
ルーネスは近く国家的事業の運営を任されることになっており、シャノンは自分のパートナーとして相応しくないとし、新たな婚
約者を作り彼女を切り捨てた。
傷心のシャノンはふと公衆浴場に立ち寄り、そこで働くラフルという青年と知り合う。
シャノンは公衆浴場の常連となり、ラフルとの仲を深めていく。
ラフルの“正体”を知らぬままに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 16:35:37
9740文字
会話率:51%
公爵令息オーウェンは武具のコレクターである。
しかし、妻であるクレアにそのコレクションの一つを捨てられてしまう。
クレアが捨てたのは持ち主の体力と寿命を奪う“呪いの鎧”であり、捨てたのは夫を助けるためであった。
捨てた者は鎧に宿る悪霊によっ
てたちまち殺されてしまうという。
その日の夜、悪霊はクレアを殺しに来る。
クレアには武術の心得があり、さらには秘策を用意して悪霊を迎え撃つが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 16:40:18
3957文字
会話率:47%
38歳の独身男性・淳のもとに、雨の夜ごと現れる赤い目の女の幽霊。般若のようなその顔は、かつて彼が捨てた女・梓の亡霊だった。若き日の過ち、妊娠、見捨てた命──封印した記憶が、雨音と共に甦る。窓越しの視線、滴る水音、風呂場に現れる腐乱した母子
の影。やがて幽霊は囁く、「ねえ、パパ──」と。忘れた者への報いは、静かに水の底から這い寄ってくる。因果は雨に溶け、救いも贖罪も許さない。読後、恐怖はなおも続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 14:40:12
1348文字
会話率:10%
浜岡光、中学2年生は、生まれつき体は、男だが可愛いもの好きの母親により幼い時から可愛い服を着ていた。しかし本人は、男物の服を好んでいたし、自分を男と認識していた。そんなんある日修学旅行先で初潮が始まり、本来の性にショックを受けた。光は、部屋
でこっそりSNSをしているといるとそこに自分と同世代の宮嵜結城と出会う、結城は、光とは、真逆で女物の服を好んでいることを自分を女と認識していることを知った。そこから二人は、お互いの趣味や好みの話をするようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:49:46
2326文字
会話率:15%
*完結保証、ハッピーエンド
「今まで役に立ってくれてありがとう。もう貴方は要らないわ」
人生をかけて尽くしてきた優しい継母。
彼女の正体は『邪魔者は全て排除。常に自分が一番好かれていないと気が済まない』帝国史上、最も邪悪な女であっ
た。
継母によって『魔女』に仕立てあげられ、処刑台へ連れて行かれることになったメアリー。
メアリーが居なくなれば、帝国の行く末はどうなってしまうのか……誰も知らずに。
牢の中で処刑の日を待つ彼女の前に、怪しげな男が現れる。
「俺が力を貸してやろうか?」
男は魔法を使って時間を巻き戻した。
「もう誰にも屈しないわ。私は悪逆令嬢になって、失った幸せを取り戻すの!」
家族を洗脳して手駒にする貴族。
罪なき人々を殺める魔道士。
そして、私を散々利用した挙句捨てたお義母様。
人々を苦しめる悪党は全て、どんな手を使ってでも悪逆令嬢である私が、断罪、断罪、断罪、断罪、断罪するのよ!
って、あれ?
友人からは頼りにされるし、お兄様は急に過保護。公爵様からも求婚されて……。
悪女ムーブしているのに、どうして回帰前より皆様に好かれているのかしら???
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:55:57
5711文字
会話率:35%
忌み子として村に疎まれ、十三歳の満月の夜に“月神への生贄”として捧げられた少女リリィ。だが、彼女を迎えたのは、星々を統べる異形の王・ルルカだった。
異形の王国で知識と愛を得て、月の妃として成長したリリィは、やがて星の門を通り、かつて彼女を
捨てた地上へと舞い戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:50:00
1583文字
会話率:15%
帝都第一中央銀行・監査局に所属する青年ユウマは、“破滅請負人”と呼ばれるある貴族令嬢の監査を命じられる。
彼女の名は──クラリス・ヴァンルート。
社交界を欺き、貴族を破産させ、恋人を騙し捨てた“極悪令嬢”。
だが、記録に残された“悪”の裏に
、ユウマは微かなほころびを見つける。
「この女……本当に損得だけで動いてるのか?」
一枚の仮契約から始まる、
極悪令嬢 × 銀行査定官の《恋愛融資契約》。
契約内容は——《一定期間、偽りの恋人として過ごすこと》。
監視するユウマ。演じるクラリス。
だがふたりの距離は、数字では測れないものを孕み始めていく。
やがて明かされる、仮面の理由。
妹を守るための“演技帳”。
腐敗した査定制度と、ねじれた愛の記録。
クラリスは言う。
「私は“信用不能”の女よ。それでも、あなたは私に融資するの?」
これは、心に担保を求めた恋の物語。
信用と感情。愛と数字。仮面と真実。
記録の終わりに、ふたりは何を選ぶのか。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 17:52:13
148588文字
会話率:31%
民俗学者の父親と共にアンデスの少数民族の里で暮らしてきた僕、麻生彩昂は高校進学の為に5年ぶりに日本へと帰国した。入学式から二週間遅れて登校した僕は、放課後の空き教室でふたりの少女に出会う。ひとりは初恋の幼馴染宮津みらい。そして濡羽色の髪の少
女真崎撫子。彼女はかつて僕にトラウマを与え、海外に渡る原因を作った人物だった。こうして僕は青春を取り戻し、癒されていく日々が始まった。※カクヨム様でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:00:00
71205文字
会話率:45%
七つの王国を股に掛ける大帝国グラン・ベザ――。
かつてそこで王女と呼ばれた少女は、時を経て、選帝侯ヴァレンティン大公家の公女としての生を全うしていた。やがて再び過去に両親と故国を奪った争い、皇帝戦が起こるであろうことを知りながら、″皇帝とな
る者”ではなく″皇帝を見定める者”として。
それで何ら、問題はなく、上手くいっているはずだった。故国ベルテセーヌで、王位を簒奪した王の息子が″婚約破棄騒動”なんて起こすまでは。
私の故郷で、よくもザマァ事件なんて起こしてくれたこと!
その上、別の国の皇子様に見初められましたですって? 冗談じゃない!
勝手に王位を奪っておきながら勝手に国を混乱させた貴様ら全員、その責任は、きっちりと支払っていただきます!
過去のしがらみと今の友情。
捨てたはずの国と捨てておけない悔恨。
そして再び訪れる皇帝戦――。
かつて王女でありそれを誇りに思っていたはずの公女が、お綺麗事をばっさりと切り捨てながら、奮闘します。
「私は、リディアーヌ……リディアーヌ・アンネレット・クリスティナ・ド・ベルテセーヌ――皇帝クロイツェン七世に両親を殺された、“墓の下の王女”よ」
たとえもう自分が帝位につくことはできずとも。
自分の手で、自分の戴くべき者へ、両親が手にできなかった冠を取り返すために――。
※多少の残酷表現などが有ります。苦手な方はご注意ください。
※ブクマ・評価などいただけるようでしたら、有難うございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 09:30:00
1556728文字
会話率:51%
その少女にとって、一度目の人生では、命よりも音楽とヴァイオリンが大切だった――。
命か音楽かを迫られて命を捨てたリリは、自称紳士な黒猫さんに導かれるままに未プレイのまま終わった乙女ゲームの世界へ。
何不自由ない辺境伯家の次女として転生し
、イケメン幼馴染や美少年な義弟もできまして、相変わらずのボッチを満喫しながらほのぼのと暮らして十五年。そろそろゲームの開始時期ですが、まぁ攻略なんて面倒なことせず、成るがままに成ればいいと、適当に生きていましたが……。
どうやらそうも言ってられなくなりました。
いつのまにやら強制突入したゲームシナリオ(多分)。
仕方がないから、一番無難で一番攻略しやすいはずの王子攻略でもやって暇をつぶそうと決意したはずなんですが。
ねぇ。神様。
ちょっとこれ……難易度、高すぎませんかね??
平和でまったりのんびり学園生活を送るリリが、二度目の人生で、王子攻略目指してまったり適当に頑張ります。
さぁ。聖ドレス・ノワ・カレッジ生徒会へ、ようこそ――。
※ブクマ・評価・感想&誤字報告など、有難うございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 21:00:00
1166241文字
会話率:43%
似たような話ばかりが横行する出版業界に嫌気が差して、長年夢見た小説家の道を諦めた鳴神 律。だが夢を捨てた瞬間光りに包まれ、目覚めた先は見知らぬ異世界だった。
最近流行りの小説みたいな展開は絶対に嫌だと抗う律を嘲笑うかのように、律の周囲
ではこの世界では決して起こり得ないような不思議な現象が相次ぐ。
日銭を稼ぐため訪れたギルドで特性を調べた結果、そこに記されたのは『言葉綴り』という未知のスキル____それは、人外すべてを言葉ひとつで従わせる事の出来るスキルだった。
滅びに向かう世界で、言葉を捨てた律が言葉で世界を調律する___これは、そんな言霊師の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 12:05:39
191596文字
会話率:54%
第8回ということで、自作品の主人公、『梅竹義人』について書くひろひさ。
彼の後悔と無念。自分と重なることもあり、自身の後悔を語り出す。
過去に戻ることができたら昔の自分にこう言いたい。
『遊戯王カードは大切にとっておけ』と。『
お前の捨てたブルーアイズ、高く売れるぞ』と。
後悔先に立たず!! あの頃の自分を殴りたい!! ひろひさ渾身のエッセイ、第8弾!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:27:00
1276文字
会話率:0%
仲のいい両親のように恋愛結婚をするものだと信じていた寿々香。
運命の人に出会い猛アタックをし、卒業後に彼と結婚を前提にした恋人になる約束をした矢先、父親の急死。
家のために初恋を捨てて政略結婚を受け入れたが、夫は愛人のもとに入り浸る男だった
。
やがて愛人の子を押し付けてきた夫が亡くなり、がむしゃらに働くジェシカのもとに一通の求婚状が届くが、その相手はなんと……。
ハッピーエンドです。
(今作は以前「帰郷~つま先立ちの恋をした場所~」というタイトルで公開していた作品を、洋風から和風に手直ししたものになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:04:28
9300文字
会話率:20%
かつて、円卓の時代。
人々は妖精と生き、神話の中にいた。
だが、時代は変わり――
幻想は、忘れ去られた。
この世界には、
"魔法も剣"も存在しない。
◆ ◆ ◆
そんな中――
高校生・朝凪燈也(あさなぎ とうや)
は、
江戸時代から続く、
“盲目と剣を振るだけ”の家系に生まれる。
門下生はゼロ。
剣を振る意味も、もう誰も知らない。
日々の稽古に疑問を持ちながらも、
彼はどこかで「何か」を待っていた。
……そして。
燈也は現代の“アーサー”を救おうとして、
突如、異世界へと引きずり込まれる。
そこで出会ったのは、
十字架を宿す金髪の少女――トゥリレア。
何年も逃亡を続けてきた彼女と、
おませなハーフドラゴンの少女・エミュラと共に、
三人の、愉快でちょっと可笑しな冒険が始まる。
……けれど。
この旅は、ただの冒険じゃなかった。
それは、壮大な運命を背負った――
祈りと罪の旅。
幻想を喪った世界で、
少年は“失われた剣”を掲げる。
これは、
世界が再び、魔法を思い出すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 23:22:07
37649文字
会話率:31%