大陸中央に広がる砂漠地帯で荷物を運ぶ仕事をこなす自堕落な男サーリアは友人であり、同業者でもあるハリールから仕事の依頼を受ける。常に危険と隣り合わせの砂漠地帯でサーリヤは無事に荷物を目的へ届けることはできるのか?砂漠の横断屋サーリアの出会いと
行程を描くショートストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 02:28:51
21758文字
会話率:52%
唯一聖女を有する国である「クラーク王国」。大国「オルグレン帝国」に属さない数少ない小国である。
聖女がいるおかげで、魔物の討伐はそれほど必要なく土地も豊か。特に王都は美しく栄えていた。
そんなクラーク王国の中にあって、いわば国から見捨てら
れているといっても過言ではないターナー辺境領の男爵令嬢であるシェリルは、魔力量の多さから聖女候補として王宮に招集される。
これから三ヶ月間、聖女候補としての教育を受けることになるシェリル他、聖女候補たち。
シェリルの他に招集されたのは、ベリンダ=アシュトン侯爵令嬢に、カレン=ピアース伯爵令嬢だった。
聖女になれば、王太子妃は約束されたようなものであり、その地位を狙う二人から数々の嫌がらせを受けるシェリル。
シェリルはそんなものには興味がなく、早く領地に帰りたいと思っているので、迷惑なことこの上ない。
いかにしてリタイアするかを考える中、クラーク王国に遊学中のオルグレン帝国第三皇子であるネイト=オルグレンが、神殿の裏庭で漆黒の卵を発見する。
魔獣の卵かもしれないが、聖獣の卵である可能性も捨てきれない。大神官は聖女候補たちに世話をさせ、ひとまず孵すことにした。それを機に、シェリルは思いつく。
「魔獣の可能性があるなら、うちの領地で孵せばよくない?」
ターナー領で卵を孵し、魔獣ならこちらで対応すると請け負うシェリル。そして、聖女候補から外れることを請う。
見事シェリルの願いは受け入れられ、喜び勇んでターナー領へ帰ろうとするが、おまけがくっついてくる羽目に。
「俺が見つけたんだから、孵るまで見届ける義務がある。卵の中身も気になるが、それ以上にあんたが気になる」
なんと、ネイトまでターナー領へついて来ることに!
シェリルを気に入ったネイト、少々強引な彼にタジタジなシェリル。
彼女と彼の心の中には、何が生まれる……?
***
エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 12:10:43
210642文字
会話率:45%
田舎町・常磐町の郵便局員である広人は、古びた局舎の地下室で大正時代の未配達手紙を発見する。差出人も宛先も霧散したそれらの手紙には、戦争、別れ、秘めた恋――町の忘れられた歴史が刻まれていた。広人は「過去の配達人」として、百年の時を超えて手紙を
届ける旅へ。一通一通が明かす人間ドラマと、町を揺るがす戦前の謎。全ての想いが交差する時、常磐町の真実が動き出す。
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最終更新:2025-03-25 19:47:28
4779文字
会話率:44%
公爵令嬢のメイリー・ミュークレイは、興味本位で受けた勇者のテストで、伝説の剣をただ一人引っこ抜いてしまう。国の安寧のため、王太子の婚約者である癒しの加護を持つ聖女・ラピを無事に城まで送り届けることとなる。
とんでもなくわがままな聖女・ラピは
傷ついたパーティメンバーを癒すこともしない。少しでも怪我をすれば激昂し、メイリーに対して「勇者な女なんてつまんない!男が良かったのに!」と言い放ち、嫌がらせの数々を繰り返す。
パーティメンバーで魔法使いのフリックとの息のあったコンビネーションを感じるうち、徐々にフリックに惹かれていく。
たくさんの傷を負いながらも、無事、聖女・ラピを城へ送り届けた先に待っていたものは、目を疑う光景と強めのどんでん返しだった。
「…どうしてあなたがそこにいるの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 17:58:33
245738文字
会話率:51%
長編ギャグ小説「この神が送り届けよう〜白の世界から迷子救出!〜」の番外編となっております!
ひょんなことから真っ白な世界に転移した高校生の男女を、白の世界の神様が色んな異世界を巡って送り届けるハイテンションギャグファンタジーです!
最終更新:2025-03-24 12:05:36
1958文字
会話率:66%
経済書の編集者として淡々と日々を過ごす野村隆介は、春の訪れとともに心の奥底に眠っていた詩人としての自分に再び向き合い始める。かつて学生時代に詩を学び、「群れの声にまぎれずに」という詩を書いた彼は、ニーチェの「群衆の中にいると、人間は軽くなる
。賢者は孤独のうちに深くなる」という言葉に共鳴していた。
仕事には真面目だが熱意に欠けると評される隆介は、ある日公園で詩を書いているところを後輩の田中美咲に見つかる。美咲もまた詩を愛する人だった。二人は詩を通じて交流を深め、美咲は隆介に詩を発表するよう勧める。「孤独も大切だが、時には自分の言葉を他者に届けることで、新しい深さが生まれる」という美咲の言葉に触発された隆介は、長い沈黙を破って詩を文芸誌に投稿する。
投稿した詩は反響を呼び、隆介の詩は徐々に認められていく。一年後、隆介は自身の詩集を出版することになる。経済書の編集者としての生活を続けながらも、隆介は詩人としての生き方を取り戻していった。
孤独の中で深めた思索を言葉にすることで他者とつながる喜びを知った隆介は、静謐さと深い思索を特徴とする「静寂の詩人」として、そして美咲との新たな関係とともに、自分らしい人生を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-23 23:09:39
3760文字
会話率:41%
夫が会社の新人を酒の席になる度に家に送り届けることが嫌でやめてくれと頼んだ。
一度も聞いてくれることがなく、既婚者枠だからというよくわからない理由で続けられる。
そして、ついには。
「クレアラさん。この前あなたの旦那さんが若い子にお店の髪飾
りを買ってあげてたわよ」
「はい?」
具体的に聞き出して、帰るとその日も夫は上機嫌に新人の子を家に送り届けてきたよと報告してくる。
それを冷めた目で見てから彼へ問い詰める。
しかし、悪いことと思ってなくいいことをしている気でいる男に常識も恥も体裁も頭に詰まってないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 06:00:00
2291文字
会話率:35%
猫姫ことキャトラ。
鼠王子マウスティン。
キャトラはマウスティンの婚約者。
だが王子は恋人を横に連れて婚約をなしにしたいとパーティ内で声高に叫ばれた。
喜んでと姫は了承。
護衛と全てを終わらせる。
王子の恋人にあることを伝える。
鼠の因子、
遺伝子が強い先祖返りをしている王子にはある問題があった。
お礼を言いたいわと二人して話し合う。
そうして無関係になった彼女達はその後に起こる出来事を面白おかしく眺める。
羊の護衛と破滅を見届ける。
猫姫が婚約者であることは鼠王子にとっては命綱だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 06:00:00
5140文字
会話率:30%
全身赤色の龍嬢が突然あるの草原に来る。ある意識がある草が彼女の存在で命が5倍ほどに伸びます。で、草が突然彼女の次の来ることを期待する、でもまた会ったときもう彼らの終焉だ。届かない恋が果たして届けるのか...
最終更新:2025-03-17 11:33:24
1777文字
会話率:31%
砂漠に住むマリアムは、歌で雨を降らせる雨降らしの巫女。
その力を求めて国同士が争い、とうとう王宮は他国の軍に囲まれた。
お前の所為だと罵られながら、マリアムは歌う。人々のためでも、国のためでもない…幼い日に出会った、一人の人魚に歌を届けるた
めに。
※氷雨そら先生「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 12:00:00
10162文字
会話率:20%
魔王を倒し平和をもたらした勇者レオンと魔法使いエリナ。しかし、蒸気機関の力が剣と魔法の時代に影を落とし、新たな時代が訪れていた。王都の喧騒、鉱山の隆盛、港町の寂寥を背景に、二人は仲間と共に旅を続ける。過去の戦いで得た絆と、新たな技術がもたら
す希望と混乱が交錯する中、彼らは自分たちの居場所を見出そうともがく。魔法省の陰謀、蒸気技術を操る者たちの野望、そして人々の暮らしを揺るがす大きな試練が待ち受ける。古の力と新時代の力がぶつかり合い、運命を切り開く冒険が繰り広げられる。勇気、友情、そして未来への決意が試される中、レオンとエリナはどんな選択を下すのか? 時代が変わる瞬間を見届ける壮大な物語が始まる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 17:00:00
53139文字
会話率:40%
王の血を受け継いでいる男の子を修道院から王宮へと送り届けることになった。
アニーの役目は、道中の侍女兼護衛。
こちらはカクヨムにも掲載しています
最終更新:2025-03-13 12:12:09
9260文字
会話率:43%
アランはそそっかしさで知られる若き冒険者。
転移結晶なる魔法の道具を受け取り、親友ヴィクターの家まで届けるだけのはずが、うっかりイメージを間違えてしまい、得体の知れない洞窟や廃墟と化した死の国へと次々迷い込む羽目に。
荒れ果てた大地や不気
味な湖、そして奇妙な住人たちとの思わぬ遭遇が、彼をさらなる混乱へ誘う。
結晶は華麗に砕け散り、アランは魔術学院の研究室へと転移してようやく帰還を果たすが、その騒動の余波で研究員たちまで巻き込む始末。
落語じみたドタバタ劇とともに、アランは転移の恐ろしさと面白さを身をもって知ることになるのだが、果たして自慢の粗忽っぷりは今後も止まらないのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 13:22:32
5226文字
会話率:25%
締め切り間近の原稿を編集部に届けるため
深夜にタクシーを拾ったY君だったが、
そのタクシーには恐ろしい曰く因縁が……!?
最終更新:2025-03-04 22:59:13
2024文字
会話率:28%
死神である彼の仕事は、命が終わる瞬間の人間の魂を刈り取ること。誰にも気付かれず、ただ静かに、多くの者の死を見届ける。
そんな日々の中、彼は何故か彼のことが見える一人の少女と出会う。
少女の寿命が訪れるまでの二ヶ月の中で、彼は少しづつ少女に惹
かれてゆく。
ーーー決して避けられない、少女の終わりの時に対し、死神が選んだ答えとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 22:52:26
6043文字
会話率:12%
ーある夏の日、僕たちは世界の命運を託された。幼い頃の思い出、あの頃よりも少しだけ大人に"なってしまった"僕たちは理不尽な世界に抗い、胸に秘めたちょっとの想いを届けるために走り出す。これは僕たちの明日を守る戦いー
TRP
Gオリジナルシナリオ、『超銀河バスターズ』の小説版。
実際にあった実卓をベースに小説版の世界を描いて行きたい(願望)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 17:25:56
13159文字
会話率:70%
エーデルノア――そこは、星々が瞬く幻想的な花畑が広がる妖精の国。妖精たちは、人間の「笑顔」や「癒し」をエネルギーとして生活している。ある日、エーデルノアの未来を託され、人間界に送り出されたのは、小さな妖精りめる。魔法が苦手な彼女に与えられた
使命は、SNSを通じて人々を癒し、笑顔を届けること。
「魔法を使えなくても、わたしにはわたしのやり方がある!」
小さな身体に大きな決意を抱えたりめるは、配信者として活動を開始。しかし、SNSの世界は甘くなかった。視聴者が増えず試行錯誤を繰り返す中、彼女が気づいたのは、自分のプロポーションや仕草に人々が癒されるという驚きの事実だった。人の心を掴むため、彼女は自分なりの「癒し」を見つけていく。
「大切なのは、魔法じゃない。みんなの笑顔を繋げること!」
果たしてりめるは、自分だけの「魔法」で多くの人の心を癒し、エーデルノアに光を取り戻すことができるのか。
癒しと笑顔をテーマに織りなすファンタジー×配信ストーリー。心温まるりめるの挑戦を、ぜひご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 15:00:00
53098文字
会話率:47%
疲れた現代人、皐月紘人の精神はぶっ飛んでいた。
千連勤を超えてハイになりすぎた紘人はオカルト掲示板で『飽きた』というのを見て迷わず実行した。全く期待していなかったそれはどうゆうわけか紘人を異世界の女神の元へと送り届ける。
瞬時に社畜生活とも
おさらばと歓喜の舞をして女神の前へと座る。
退屈な女神の発案でその魂に分霊を宿す事を条件に魔法適正や健康な身体を約束され、分霊宿され眠りに落ちる。
人類最強格の両親、ブラコンの姉と兄。異種族も剣も魔法も魔物もダンジョンもある世界で女神の分霊と共に自堕落スローライフを目指す人生が今ここに開幕。
魔法は生活を楽にさせるための手段を信条に、今日ものんびり生きていく。
──絶対に働きたくない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 12:08:13
145674文字
会話率:67%
死んだはずのアンザイは、「寿命管理課」の新米職員として働いていた。
実に簡素であるこの仕事の内容は、死期の迫った人間を見届け、寿命が終わったことを報告することだ。そんな時、ある高校生の寿命を見届けることになり____
最終更新:2025-02-23 13:46:54
8946文字
会話率:47%
クマのルナはある日、森で道に迷ったうさぎのモモを見つけた。家まで送り届ける途中で森の仲間たちと出会い、皆でモモの家を目指すことに。でもその道中には様々な困難が待ち受けていた─
果たして、皆はモモを無事に家に帰してあげることができるのか?
そしてその冒険で、皆が手にした〝宝物〟とは…
同時執筆…エブリスタ、アルファポリス
更新…土曜日22:30折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 22:30:00
1228文字
会話率:31%
事故に見舞われ仕事が完遂できなくなった“運び”たち、若者と年老いた二人を助けたのはこれまた“運び”の男。“護り”も連れた彼は仕事を代わるに際し、二人に委任状を求める。「白紙を添えろ」と言うのに、若者は意味が分からず訝しむ。
そうして、婚礼祝
いの品を届ける“運び”にはまだ仕事があった。客の目を盗んで地面、足元を探る彼が探していたのは――
・pixiv、アルファポリスに同一作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 14:21:57
24802文字
会話率:38%