「婚約破棄する!」
「ぎゃー!!!!」
叫んだのは婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢ではなく、成金男爵の私の父。今をときめく遣り手の家具屋を経営する父は、王太子と公爵令嬢の婚礼家具の注文を一手に引き受けていたために、婚約破棄で全ての注文が
破棄されてしまう危機に陥った。家が傾く。成金男爵家の大ピンチ。
家業存続の危機のため、私ヤドヴィガは魔法家具職人のリアムと奔走することになったのだがーー
「君、意外と可愛いね? そうだ、聖女と一緒に僕の彼女にならないかい?」
待って。私を上から下まで眺めないで、王太子様!!
「恐れ入ります王太子殿下。彼女は僕の婚約者です」
待ってリアム!? その話、聞いてない!!
短め。アルファポリスにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 20:24:57
17308文字
会話率:50%
帝国の王子レイハルト・カエサル・グランドロスは金髪碧眼の眉目秀麗な皇太子。
長年敵対関係にあった王国との和解が決まった。
中立国バチナルにて《王国の至宝》ジュリエッタ・ウリエル・フェアリア姫との世紀の婚礼が行われる筈であった。
──突然レイ
ハルトが消えた──
三年後。王子はやさぐれていた。
グレイと名乗り黒い少女クロエと白い少女シロエ
二人の奴隷少女を従え亜人の国にいた
灰色の髪に黒と白のオッドアイ。
それはまさに古の魔王の姿であった。
やがてグレイは道中で人間に虐げられ追い詰められた種族を救済しつつ、知らず知らず多種族ハーレムを築きあげる。避けられぬ人間との全面戦争!
はたしてグレイは、世界をぶっ壊すことができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 10:03:13
271088文字
会話率:24%
去年、ヤマアララギの花が満開になる頃。両親を早くに亡くし、農園を営む祖父母に育てられた夫と婚礼を上げたルーラ。ようやく楽になると喜んだ、祖父母達は古い家と農機具、広大な畑を若い二人に遺し、孫の顔も見ることなく、青空に鳥が舞い飛ぶ夏の時期、次
々と天に召された。
ルーラは今、独りで古い家と畑を守ろうと、頑張っている。彼女の朝の情景。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 22:35:51
3405文字
会話率:41%
庶子である美しい妹とは真逆の容貌の侯爵令嬢。その為に行き遅れた彼女は、病に伏した妹に代わり、伯爵家との婚礼話を持ち掛けられる。この先縁遠くなる娘を持て余していた侯爵家は、二つ返事で話を受けた。
そこにあるのは、欲と陰謀と復讐が混ざり合い
、歳月を経た葡萄酒の様に、芳しい香気を放っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 20:55:29
3814文字
会話率:55%
なろうラジオ大賞2参加作品です。
男は三日夜通う。女は明けて嫁入りとなる。
農民の娘として育っていたちかは、飯炊き人足として出向いた。
……、お前の婚礼が決まった。
ある日父親から言われた彼女は、言われるままに夜を待つ。
最終更新:2020-12-08 21:00:27
1000文字
会話率:23%
「クロエさまの伴侶になっていただきたい」
神仙島に嫁ぐことになったシアン。伴侶となる神・クロエと初めて会ったのは、婚礼の日だった。愛されなくてもかまわない。あの〈家〉の外へ、自分が何者でもない世界へ、行けるのなら──。
モフモフ戦神×ネガテ
ィブピュア青年の、異類夫夫(ふうふ)婚姻譚。
【全年齢BL企画・BR新レーベル計画】参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 19:00:00
11254文字
会話率:46%
リギディア王国の王子ルカリィアは、聖なる魔の女王によって額に宝玉を授けられ、以来、不老不死になった。いつしか賢者と呼ばれるようになり、趣味の冒険の旅にでかける以外は森の中の庵で静かな生活を送っている。不死の身となって数百年の後、彼は子孫
にあたる現リギディア国王からひとりの赤子を預かる。カドゥリアーナという名前の女の子で、ルドゥーン王の娘だ。王妃が亡くなったため、その遺言で賢者に育てられることになったのだった……。
初出:WWWA『REVOLUTION』Vol.10
M・I氏によるコミカライズ『わたしは羊』あり
『REVOLUTION』Vol.11に掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 12:00:00
49448文字
会話率:42%
新米騎士ライリーの元に、突然舞い込んだ縁談。
お相手は、キャストリカ王国の薔薇と名高い歳上美女だった。
当然上手くいくはずもなく、ライリーは婚礼の翌日逃げ出したのだが――。
最終更新:2022-02-20 20:38:46
48415文字
会話率:32%
華族の御曹司との婚礼を控えた社長令嬢・小野寺真弓。
独身時代最後の誕生祝いとして母より贈られたのは、家族の想いが込められた装身具だった…
※本作品は、黒森 冬炎様御主催の「ミラクル•チェンジ〜改造企画〜」参加作品で御座います。
最終更新:2022-02-01 06:56:23
4302文字
会話率:30%
大学で民俗学を専攻していた丹海堂倫也は、叔母の真唯子に包丁で切り付けられる。倫也の遺産相続と、叔母夫婦の借金問題が絡まり、真唯子は衝動的に倫也を襲ったのだ。もみ合った末に二人は転倒し真唯子は自分の腹を刺してしまう。動転した倫也は駆けつけた大
家に救急車を頼むと自分も頭に怪我を負い出血したままその場から逃げだした。
当てもなく辿り着いた山間の黒桐村で診療所に保護された倫也は、村の地主の黒桐静流から、是非近く行われる祭りに参加してほしいと頼まれる。それは当主に伝わる婚礼の儀式で、静流も村の女性、清楓と結婚するから「村入り様」として見届けて欲しいと言う。倫也は了承し、儀式に参加するが、最中に呑まされた御神酒で昏倒してしまう。そして目覚めると静流に介抱されていた。が、徐々に彼の様子に不信を感じ、逃げようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 13:33:07
55718文字
会話率:42%
白薔薇の姫君と謳われるロゼッタ・ハイガーデン。
銀糸のような艶やかな白銀の髪とミントグリーンの瞳を持つ彼女は、この日を心待ちにしていたはずだった。
婚約してから早二年。ようやく婚礼を迎える事となったのだから。
真っ白な薔薇に囲まれたロゼッタ
は、いつの間にか真っ赤に染まっていた。ロゼッタはこの日を境に、一人ぼっちになってしまった。
茨に囲まれた呪われた屋敷にたった一人で暮らしていたロゼッタは、一人の青年と出会う。庭師を名乗るその青年との出会いが、ロゼッタの心を溶かしてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 16:22:30
16380文字
会話率:26%
市へ買い物に出かけた少女は、途中辻占の美少年と、侠客のような少年に出会う。
辻占の美少年には両親が決めた縁組が破談になることを告げられるのだが。
R15は念のための保険です。陰惨な描写は極力しない予定ですが、設定上残酷な内容も出て参ります
。
また、ある程度は調べているけど、調べ切れないものなどもあるので、設定の甘さなどはご容赦下さい。
紀元前八十年頃の前漢の話です。
基本設定としては
1.同姓不婚→同姓(男性が王さんなら女性の王さん)は結婚出来ない。
2.偏諱→本名を呼ぶことは失礼なので、上位者(親・上司・皇帝など)以外は呼ばない。
3.女性の結婚は父親が決めて、新婚初夜に初めて夫婦が顔を合わせるというのも良くある。
4.子供同士が幼い内に両親が決めて婚姻を結んでおくこともよくある。
婚姻可能になるまで実家で過ごし婚礼を行うので一般的な婚約状態に近いけれど、周囲の
認識は婚姻状態であるため、男性側が死去すると女性は未亡人の扱いになる。
一話一話はあまり長くしない予定です。全話数はまだ決めてませんが、現段階で全三十~五十話くらいかな。
不定期更新にしてますが、五十日あたりに更新する可能性が高いです。
後書には、本文中判りにくい言葉や日本ではあまり馴染みのない習慣などについての解説を入れています。もし判りにくい単語などがありましたら、お知らせ下さい。普段読み慣れているとどれが知られていないとか、失念してしまうので(笑)
2019/10/11「三、帝位を拾う」一話部分に「探剣詔」を割込投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 12:00:00
56969文字
会話率:36%
田舎の人間ですから。
キーワード:
最終更新:2021-09-29 11:13:08
282文字
会話率:100%
フランドルは聖女の家に産まれた。
だが妹だけが優秀で、母に虐められて育った。
ある日フランドルは聖女の力に覚醒しなかったことを理由に、娼館に売られてしまう。
だがフランが聖女の力を使えなかった理由は、他でもない追放した家族にあった。
娼
館を訪れた兵士長ギルに聖女の力を認められ、フランは娼婦となることを免れる。
そして娼館にて聖女の力で治療を続けているうちに、いつしか「娼館の聖女」と呼ばれるようになっていた。
ある時ギルが連れてきたのは、この国の王子であるザーク・フェルディナンドだった。
ザークの不治の病を治したフランは、ザークと婚約して幸せを手に入れる。
2人の婚礼パレードに訪れた元家族は、幸せそうなフランの姿に地団駄を踏んでくやしがる。
そして彼女たちは聖女の力を失い、没落していくのだった。
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:02:08
9126文字
会話率:38%
山の中で道に迷ってしまったカップルの悠馬と渚は、不気味なわらべ歌に導かれるように、奇妙な村に辿り着く。二人はそこで、『蛇姫様の婿捜し』に参加することとなった。村の守り神である蛇姫に、花婿を捧げるという祭りだ。しかし、その奇祭の最中に、村の恐
ろしい秘密が明らかとなって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 12:07:17
10778文字
会話率:35%
滅亡の瀬戸際に立たされた人類。それでも新たな営みは生まれる。
最終更新:2021-08-08 15:00:52
1647文字
会話率:24%
天空国のシルビア姫は絶世の美女と名高い竜王の一人娘。ところが婚礼できる年頃になっても一向に番候補が見つからない。業を煮やした爺によって勝手に番が決められそうになることに腹を立てたシルビアは、番候補たちとのお見合いの場で一目散に城を逃げ出して
しまう。
竜人族最速のスピードを誇るシルビアに追いつけない番候補たち。ところが一人の勇者につかまって……
おっとりした竜人族の姫君と初恋をこじらせた竜人族の勇者のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 18:57:19
9128文字
会話率:46%
「貴女は過去と未来どちらを選びますか?」
少し寒くなりつつある秋の出来事、石月冬華が通っている高校近辺に事件が起きていた。
街周辺に刃物を持った不審者が徘徊しているとのことで、支度を整え帰宅しようと急ぐ冬華。だが迂闊にも冬華は学校
に忘れ物をしてしまい慌てて取りに戻ることになってしまった。そんな道先で謎の青年ニクロムと出会う。不思議なことを口にするニクロムに冬華は呆然とするがいつの間にか彼はその場から忽然と消えてしまっていた。訳が分からないまま冬華は学校に戻るが、そこで待ち受けていたのは先刻話に出てきた不審者の姿だった。襲いかかる不審者から逃げる途中、図書館から光が射し込む。そこには青白く光る一冊の本が棚に納めてあり中から栞が現れていた。光を浴び、気を失ってしまう冬華。目が覚めた先には見知らぬ世界が広がっていた。冬華が戸惑う中、寄る辺なき身に手を差し伸べたのは紋章樹黒葉管理局と名乗る組織。彼らに保護されるまではよかったが、気づけば世界の均衡を保つため行う婚礼儀式の花嫁になぜか選ばれてしまっていた。
これは架空現代世界の少女が、一つの本と一人の青年に出会うことから始まる物語。選択の先にある、異なる世界を見届けよ。
※商業、商用利用。無断転載。二次配布。自作発言はご遠慮ください。
(I refuse reproduction without permission decidedly / 무단 전재 단호히 거부 / 断然拒绝擅自转载 )
©無月
追記、ネタバレ回避したい人は番外編を各章読み終えた後にご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 22:45:21
275662文字
会話率:38%
古い世界の支配者の婚礼を祝う祭の前夜。エル・クレールは夢を見た。
倒壊したはずの我が家の中に、ただ独り取り残された朝……。
眼前に現れた「男」は彼女に問う。
「目の前にいる見知らぬ者を、それと会話する自分自身を、君は夢と言い切ることができる
のか?」
目覚めると、そこにあるのは旅する日常と騒乱。
ドサ回り一座と地方巡察勅使との諍いに巻き込まれたエル・クレールとブライト。
ブライトは彼らにエルを「武者修行中の若党」、自身を「その家臣」と思いこませ、場を取り繕う。
一座の戯作者マイヤーは「美形の若侍」であるエルを妙に気に入ったらしく、芝居小屋に招いた。
この一座の芝居「戦乙女クラリス」の「原作」が皇弟フレキの手による資料であると言うマイヤーにクレールとブライトは不信感を抱く。
一方「勅使」の宿舎では怪しい儀式が執り行われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 12:00:00
194228文字
会話率:23%
地球からはみ出した人類が、月へと入植して繁栄。
やがて、月人類と地球人とが戦争して、和解・・・
その証として、月の王子と地球の稲荷神の姫が、婚礼をあげた。
やがて・・・
「たこす」さんの、「この作品の作者、誰?」企画の作品の続編です。
そ
の後の世界を、おたのしみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 19:35:56
390文字
会話率:27%
~ただ、ささやかに生きて、ひっそりと死にたい~ そう願う少女がいた。
明治末期の帝都・東京。
手広く商売を広げる商家・三笠家の長女として生まれた絹子。
しかし、絹子の父・茂は婿養子として三笠家に来たものの、妻が亡くなってからは愛人・蝶子と
その間にできた妹・美知華を家に呼び寄せ、贅沢三昧の暮らしをしていた。
一方、絹子は家族から疎まれ、使用人のように働く日々。
しかし、茂の商才の無さと蝶子らの浪費によって三笠商会の経営は傾く。
そこで、かつて先祖がやったように神の加護を得るために、茂は絹子を故郷の山に住むという山神へ無理やり嫁がせることにした。
山神の住まいだというあばら屋へ連れてこられた白無垢姿の絹子。
しかし、その隣に夫の姿はなかった。絹子の夫になるのはこの山の山神なのだ。
絹子は、山神などというのは単なる言い伝えにすぎないと思っていた。
絹子はただ、神への生贄としてこの山で一人生き、一人朽ちていくのだと誰もが思っていた。
形ばかりの婚姻の儀が終わり、茂たちは皆、山を下りる。
あばら屋に一人残された絹子だったが、いままでだって使用人然として生きてきたのだから何も変わりはしない。
理不尽な命令をしたり折檻してくる家族がいない分まだ気楽だと思いなおした絹子だったが、そんな彼女の前にどこからともなく一人の美麗な男性が現れる。
「……どちらさまですか?」
「そんなに怖がらなくてもいい。私は君の夫だ」
「……え?」
「先ほど、婚礼の儀式をあげただろう。私は加々見という。この地を統べる山神だ」
その、まるで絵画から抜け出してきたかと思うほどの美麗な青年は絹子に優しく微笑みかけた。
これは生贄として捧げられた少女と、絶大なる力と富をもつ山神との奇妙な恋愛譚。
虐げられた少女が本当の幸せをつかむまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 12:00:00
21537文字
会話率:27%
はるばる遠い異国へと嫁いできたのだが、嫁ぎ先は婚礼前にあっさり没落。花嫁は頼るものなく異国に取り残された。ひたすらお花畑脳の花嫁と、それに振り回されるシビア脳な侍女の物語。
アルファポリスに先行投稿済み。
アルファポリスでは花嫁と侍女の視点
が交互に入れ替わり時々三人称になります。私が花嫁美鈿、あたしが侍女愛亜です。
こちらでは美鈿と愛亜それぞれまとめる予定です。どちらが読みやすいかわかりませんが読み比べてください。
たとえるならそれは嵐の番外編でもあります。あわせてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 06:28:27
30725文字
会話率:29%