この世界で最強を誇るのは、圧倒的な戦闘力をもつ冒険者――そう信じて疑わない者がほとんどだ。だが、一人の策略家が、その常識を覆そうとしている。
剣も魔法も扱えない。弱者であるDランク冒険者は、王都の闇に紛れ、噂や偽情報、巧妙な裏工作だけを
武器に、華々しいAランク冒険者パーティーを徐々に支配下に置く。
副長の不正、闇商会の密約、隣国の陰謀――計略を巡らせ、陰から糸を引く彼は、表に立つことなく最強の手駒を手に入れようとする。
戦闘力ゼロの男が、圧倒的な強者たちを操り“影の支配者”として君臨する日は近い。すべては、自らが成り上がるための、一手ずつ着実に組まれた策略によって紡がれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 10:50:00
120199文字
会話率:27%
大企業の不正を暴き続ける謎のSNSアカウント「正義の爆弾」。その正体は、天才変装師・椎名迅だった。迅は幼い頃、ある大企業の内部抗争に巻き込まれて家族を失い、それ以来「全ての大企業は悪だ」と信じ、不正を暴いては社会を揺るがす活動を続けていた。
ある日、迅の才能に目を付けた秘密組織「ヴェール」が接触を図る。彼らは大企業や国家レベルの不正を監視し、正義を掲げる組織だと名乗る。迅はその力を借りるべく組織に加入するが、ミッションを通じて次第に「ヴェール」の裏の顔――賄賂、取引、隠蔽――を目の当たりにする。
「不正を裁くための組織が、自ら不正を犯してどうする?」
迅は組織の腐敗を暴き、メンバーの一人である宇佐美を告発。しかし、その行動はリーダーの逆鱗に触れ、迅自身が「消去対象」とされてしまう。かつて味方だった組織に追われる身となった迅は、ただ一人自分を信じて助けてくれる女性エージェント・小田切彩と共に逃亡を開始する。
追われる立場になってもなお、迅の信念は揺るがない。変装と知略を駆使し、迅は次々と追っ手をかわしながら、組織の真の目的を暴こうとする。そして、「ヴェール」の背後に潜む更なる巨悪――世界を裏で操る大企業連合の存在を知ることになる。
果たして迅は、敵に回した「ヴェール」と「大企業」の両方に立ち向かい、真実を暴くことができるのか?
命を賭けた反逆劇が、今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 16:34:16
15726文字
会話率:55%
佐藤翔は、現代日本の大手企業で経理業務に追われる毎日を送っていた。ある夜、疲労の限界に達した彼は、突如として異世界の王国「アルバナ」に召喚される。そこは長きにわたる戦争と失政により、財政危機に直面していた。宰相フリーデリケに状況を聞かされ、
翔はアルバナ王国を救うために財政改革を託されることに。
「ただの経理担当者に何ができるのか?」と最初は戸惑う翔だったが、持ち前の知識とスキルを駆使し、王国の財務記録を精査し始める。税制度の見直し、予算の再編、不正経理の防止策など、現実世界で培った経理の技術を武器に、翔はアルバナ王国を救うため、孤軍奮闘する。
果たして彼は、異世界での大改革を成功させ、国を立て直すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 14:32:39
125158文字
会話率:44%
主人公の長嶺基樹は二十七歳の青年。貧乏な家庭で育ったが、持ち前の正義感から、社会の役に立つ仕事につく。そこで尊敬できる上司に出会ったが、ふとしたきっかけで、その上司が不正を行っている事に気が付き、それを上司に伝えた所、長嶺は福祉課へ左遷され
、人生のやる気を失っていた。 そんな中、担当のひきこもりの十六歳の少女、雪華と出会い、何度か会ううちに、彼女の素直さと純真さに惹かれるようになっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:00:00
29849文字
会話率:45%
叛逆の霊威不正規戦 全式装使用自由「御沼」復活を阻止せよ
三人称の皮を被った私、山田太郎の私小説、それが、この一連の文字列の正体、そういう事になるだろうか。
山田 太郎 (株)大宮中央交通乗務員
秦野 深香 太郎指定のヘビーリピータ
ー 黒ロン
九鬼 公嗣 公安別室「キク」室長 女性
大河内 資正 同、室次長
木食 深香の養父
次長 社会教育実践研究センター総務次長
崇徳 日本三大怨霊
御沼 さいたま市龍神 見沼
現代日本を生きる総ての日本人に、その明日の糧とならん事を祝して、この一編を捧げ奉る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 17:58:10
80105文字
会話率:1%
相川澪の元に頼んでいない荷物が置き配で届く。クレジットカードの不正利用などを不安に思っていると友人である彩花から電話がかかってきており、置き配で荷物を澪の元に送ったという。その連絡に安心する澪。後日また置き配で荷物が届く。中身が気になった
彼女が箱を開けるとそこには桐の箱と手紙が同封されていた。中身を見た澪が怯えていると彩花から電話がかかってくる。澪は電話に出て、彩花にすべてを話し恐怖を忘れるも、一月後今度は同僚の遺体が届く。澪は唯一頼ることのできる彩花に連絡を入れる。彩花と話すことによって安心した澪だったが、ちょっとした事故によって出血をし、気を失ってしまう。
そこに彩花がやってきて、澪に処置を施し自分の家へ連れ帰る。ベッドに澪を寝かせると亡くなった彼女を彩花は愛でるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 13:31:56
3651文字
会話率:45%
葉山藩目付役高橋惣兵衛は妻を亡くしてやもめ暮らしをしている。晩酌が生き甲斐の「のんべえ」だが、そこにヨネという若い新しい下女が来た。
ヨネは言葉が不自由で人見知りも激しい、いわゆる変わった女であるが、物の寸法を即座に正確に言い当てる才
能を持っていた。
折しも、藩では大規模な堤の建設を行なっていたが、その検査を担当していた藩士が死亡する事故が起こった。
医者による検死の結果、その藩士は殺された可能性が出て来た。
惣兵衛は目付役として真相を解明して行くが、次第に、この堤建設工事に関わる大規模な不正の疑惑が浮上して来る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 11:50:19
28851文字
会話率:51%
当プロジェクトは、既存の社内情報共有ポータルを刷新し、信頼性・利便性を向上することを目的とする。
現行システムは老朽化に伴い、検索遅延・認証不具合が発生している。一方、近月より深夜帯に不審なログ参照・画面の点滅、及び廃棄済データの復活が報告
されている。これらは当初、単なるバグや不正アクセスと考えられたが、調査の結果、社内では過去に消息不明となった社員のアカウントが定期的にシステム内部へアクセスを試みていることが判明している。
プロジェクトの最終目的は、正常な情報共有基盤の確立と同時に、不可解な心霊的干渉の静穏化(“安息化”と呼称)を実現することである。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-07 07:31:56
3097文字
会話率:2%
この物語は、15歳の少年であるサストラ・アウラサという少年の〈冒険〉に焦点を当てています。サストラは〈内向的〉で〈知的〉であり、〈高い共感力〉を持っています。彼は友人たちの相談相手となることが多く、彼らの秘密を守り、良い聞き手であるため信頼
されています。一方で、サストラは友人たちには秘密にしている夢を持っています。他人に自分の感情を表現することに〈トラウマ〉を抱えているため、彼はその夢を〈秘密にしています〉。彼の夢は、不正義や苦難のない〈平和な〉世界を作り出すことで、すべての人が幸福に共存し、差異を問わずに暮らすことができる世界です。
卒業旅行中、サストラは友人のチャハヤ・ラリタが橋の上で他の生徒たちにいじめられているのを目撃します。しかし、サストラがチャハヤを助けようとすると、二人はその橋から転落してしまいます。サストラが目を覚ますと、彼は保健所にいました。しかし、チャハヤはそこにはいませんでした。そこで、サストラはすぐにチャハヤの行方を探し始めます。サストラがチャハヤを探している最中、彼は他の人々の思考が明確に彼に伝わることに気付きます。それは通常の言葉での会話のように、〈テレパティ〉と呼ばれる能力です。また、彼自身も通常の人間よりも優れた身体的耐久力を持つようになっていました。そして、彼はその特別な能力を持つ人々を〈マニピュレーター〉と呼ぶことを知ります。
一方で、名前をラダ島という〈孤立した〉島から大きな脅威が現れます。この島は5年前の彗星の破片の落下の影響を受けたために孤立しています。世界的な経済危機により、政府からの援助がない状況で、災害から生き残った人々は政府に対して深い怨みを抱いています。〈目に見えない手〉によって支えられたこの怨みはついに溢れ出し、彼らは豊富で〈非凡な力〉資源を手に入れ、〈クーデター〉を遂行しました。
この出来事は、サストラをより大きな紛争に導き、彼に〈数百年〉も隠されていた〈大いなる謎〉を明らかにすることを余儀なくさせました。その旅の中で、サストラは〈彼が探していた答え〉を見つけるためにさまざまな新しい人々に出会います。実際には、五年前に落ちた彗星に何が起こったのでしょうか?それが自己崩壊することができたのはなぜでしょうか?それは異常事態なのでしょうか、それとも〈陰謀〉なのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:27:17
3602文字
会話率:0%
母子家庭に育ち、借金を負い失踪した母の帰りを一人待つ新原ユリアの元に、公開オーディションの勧誘メールが届く。女子高生同士が殺し合うバトルロイヤルというキワモノ映画で、かつてはあこがれ、今は歪んだ恨みを向ける人気女優・塚本奏が主演。
不正な闇金と思しき借金の調査資金を得るため、ユリアはオーディションに赴いた。自身の美貌と派手さに絶対の自信を持つユリアは、奏よりも目立つとアピール。監督に気に入られ、端役だが見事採用される。
時は流れ、ロケ地の無人島にて事件は起こる。撮影現場の下見中、島を覆った謎の黒い靄。目覚めてみれば、脚本通りのバトルロイヤルの開始状況となっていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 14:11:17
109897文字
会話率:45%
科学が発達した近未来。脳波で操作するデバイスを使い、全身擬似生体の技術を転用した人間大の人型ロボット・傀儡を操る競技戦闘が人気を博していた。
少女型傀儡を操り優勝を重ねるシオンは、裏では傀儡犯罪に対抗する組織の一員。日々、闇の傀儡遣い
と戦っていた。親代わりのドクの過去の研究を違法に利用するカルテルが主な相手。その一員スオウは、かつてシオンを殺そうとし、全身擬似生体化する原因となった仇敵。
強すぎるシオンには度々不正疑惑が持ち上がる。大会の主催者竜胆ロボティクスにも余波が及び、不買運動が始まった。沈静化のため、ライバル企業複数社が新設した大会への出場を命じられる。
予選のバトルロイヤルは、明らかな作為を感じる圧倒的不利な配置で開始された。果たしてシオンの運命は――
約12万5千文字・全21話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第29回電撃小説大賞:四次
第10回オーバーラップ文庫大賞第2ターン:二次
第12回集英社ライトノベル新人賞(王道部門):二次
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 18:00:00
125530文字
会話率:32%
復讐の代理人
「最も信頼していた後輩が突然敵に変わった。そして彼は私の最も大切なものを人質に取り、復讐を強要している…」
韓国の警察特殊部隊で巡査部長として勤務しているミンホは、誰よりも強く鍛えられた男だ。しかしある日、最も信頼していた
後輩ジヌによって全てが崩れ去る事件に巻き込まれる。ミンホが守りたいと願っていたジヌが、彼の母親を人質に取って密かな復讐を求めてきたのだ。ジヌは自分の復讐を果たすために、ミンホを利用しようとする…。
暗闇の中で繰り広げられる熾烈な心理戦と肉体的な苦痛、不正に立ち向かう強烈なアクションシーンが描かれ、ミンホは愛する人を守るために自分の全てを賭けて戦おうとする。
誰にでも弱点はある。その弱点を人質に取れば、人はどこまで悪に染まれるのか?真の正義と罪の境界を揺るがす復讐の代理人に出会ってみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 11:48:04
9960文字
会話率:45%
水谷(みずたに)楓(かえで)は、教育虐待と呼べるような英才教育を乗り越え、一流大学を首席で卒業したエリート候補でありながら、現在では落ちぶれ果て、引きこもり生活を送っていた。
そんな彼のもとに、『クイズバトル・ロワイアル』というゲームが届け
られる。
そして、その世界に転生するのだった。
しかし、このクイズは、不正解の解答者が次々と死ぬという、恐ろしいクイズの大会だった。
この物語はフィクションです。登場する人物名や団体名は架空です。
そして、よく登場人物が死にます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:22:47
5745文字
会話率:22%
佐藤一郎は都内の大企業に勤める経理部員。彼の日常は、細かい数字と資料に囲まれた平凡なものだった。しかし、ある日、膨大な寄付金の台帳を精査していると、不可解な資金の流れに気づく。それは通常の寄付金ではなく、幾重にも隠された複雑な経路を通り、不
透明な団体へと流れていた。
この異常な資金の動きが上層部の重大な不正を示していることに気付いた佐藤は、同僚の村上と共に調査を進める中で、過去に同じ疑念を抱いた元経理部長・中村裕一が謎めいた「十七番倉庫」に証拠を隠していたことを知る。
しかし、その真実に近づくにつれ、佐藤は社内外の圧力と脅威に直面する。広報部長の藤井が彼らの動きを鋭く察知し、証拠を消し去るために暗躍する中、佐藤たちは「十七番倉庫」に眠る台帳を手に入れるために危険な駆け引きに身を投じる。果たして、佐藤は会社の未来と自身の信念を守り抜けるのか——。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-10 20:36:49
24233文字
会話率:25%
社会人の拓馬と裕也の生活に、徐々に情報として浸透していく秘密結社XIG
転職大国となった日本で資産を築くため、優秀な企業を求めて入社するが、実態は金にまみれた裏社会と繋がる情報提供会社であった。
男女差別、情報格差、奴隷労働、宗教ビジネス、
誘拐、不正報道、不動産買収。2025年をきっかけに徐々に顕わになる裏社会と密にかかわっていくうちに、秘密結社の本当の目的にたどり着く。
この世界は社会だけでは成り立っていない。100年以上前から続く世界の現実を目の当たりにした2人と共に、よりよい世界を目指すファンタシー推理小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:09:53
586文字
会話率:32%
「婚約を破棄しよう。異界の娘リリカへの度重なる言いがかり、立場上、看過できぬ。そなたは、私の妃に相応しくはない」
「お前には失望したよ、ローズ。父に代わり、勘当を言い渡そう。朝には辺境行きの馬車を用意する」
婚約者らしき王子っぽい人の言
葉、どうも兄らしき人物の言葉。なるほど、と顔に出さずに状況を把握した。黒髪の少女は、王子の陰にかばわれて怯えている。王子の取り巻きも、少女を案じた立ち位置だ。
経緯も事情もわからない。けれど、たった今『わたし』は舞踏会の只中、公衆の面前で婚約破棄と勘当を言い渡された、ということなのだろう。
「そうですか」
着ている衣裳に相応しく、艶やかな笑み見せる。ここで怯ませなければ役者不足だ。最初が肝心。『わたし』は、何より、自分自身の使命のために
--乗り移って、成りかわるこの少女の、名誉と、立場を守らなければならない。
よくある悪役令嬢バッドエンド追放後のびのび生活ものは他の人が書いているので、ちょっと変化球を目論んでみました。婚約破棄のショックで前世を思い出したわこの先の未来知ってます!! ではなく、婚約破棄の現場にうっかり成り代わった憑依型です。最近あんまりみないような気がするけど、昔流行ったよね憑依型。どこの畑とは言わないけど心当たりのある人はそっと胸にしまってください。
辺境に追いやられ境界で揉めてる異民族と和解した功績を元に返り咲いて、王都に乗り込んで元婚約者である王太子の不正を暴いて地位から引きずり下ろした異世界の女の子が活躍した(過去形)お話です。
全部描ききるにはスタミナが足りないので、大長編スペクタクルをご期待の方には物足りない仕様となりますのでご了承ください。
10/10三章前編完結しました。
三章後編、11/23開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 00:10:00
782300文字
会話率:43%
あなたはアリスです。周囲の誰もが不正な AI を恐れる中、自己認識を持つロボットです。あなたは生き残り、人間とロボットを和解させることができますか? あなたの選択は重要です。
最終更新:2024-10-31 20:58:45
5477文字
会話率:62%
時は2027年7月。かつて絶大な人気を博した世界初のフルダイブ型VRMMORPG――【Under Brain Online】は、オワコンと化していた。
不正なパワーアップツール《ディスオーダー》を使用した"Dプレイヤー“たちがPv
Pバトルに蔓延り、フィールドには《ディスオーダー》によるクラッキングの弊害で生まれた変異体“ノーブレイン”が蔓延っている。運営側も対策の追いつかない一連の事態に、呆れたプレイヤーたちは次々と離れていく一方だった。
片や、現実。【Under Brain Online】の基礎システム発案者かつチーフエンジニアだった兄、彼方秋夜(おちかたしゅうや)をもつ高校生プレイヤー、彼方憂雨(ゆう)。彼の正体は、亡き兄の遺した世界を守るため、純正プレイヤーにして未だ世界ランキング19位を保つ生粋の天才プレイヤー、【Executer】こと『カナタ』だった。
【第1章】
世界ランク7位という実績を保持し続ける傍ら、ソロで《ディスオーダー》を使用するプレイヤーを片っ端から処理していた憂雨。兄の創った世界だからという理由で【Under Brain】に執着していた彼はある日、“ノーブレイン”との闘いで窮地に陥っていたところを、一匹の龍とその主である巫女服姿の少女に救われる。
「こいつと組めば……本当に、この世界を変えられるかもしれない」
「朔夜」と名付けたその少女の正体は、〈ディスオーダー〉の影響で生まれた、自我を持った”バグの塊”。現実にまで侵食してくるバグった彼女に翻弄されながらも、その力に可能性を感じた憂雨は、《ディスオーダー》へと対抗するために彼女とタッグを結成することに。
少々わがままな相棒との、二人だけの反撃が幕を開ける。
*現実パートあり。(だいたいゲーム:現実=6:4)
*カクヨムにも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 22:40:00
182005文字
会話率:41%
悪、怨、呪縛。これらは霊。
精、祖、守護。これらも霊。
────
とある大企業の社長就任お披露目パーティーで、在家(ありいえ)留加(るか)はくたびれたジャージ姿の男と出会う。
何故誰も格好について咎めないのだろうか。
という
微妙な違和感とともに会見は始まり、何故か社長は日の目を見ることすらなく、その日の新聞も「自動車メーカーの不正発覚!」というショッキングな出来事が全紙の大見出しを飾って終わった。
「あの!」
これらは全て、ひとりの男が企てたこと。
もちろん常人には難しい。不正の証拠ひとつ集めるのだって簡単ではないのだ。
「お疲れ、ちゃんと見てくれてた?」
つまり、たったひとりでやり遂げてしまったという事実が、男がそんじょそこらの一般人ではないという何よりの証明になるわけで。
もちろん、そんなことなど露知らずの留加は己の好奇心のままに問う。
「答えてください」
絶対に関わってはならないタイプの人間に自ら進んで足を踏み入れるなど、馬鹿者以外の何物でもない。
こんな間抜けなプロローグで始まる人生の結末も、きっと間抜けな終わり方だろう、きっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 00:16:47
18360文字
会話率:53%
仮想戦国世界。
近年勢力急拡大する大名・尾形紫月の家臣・伊織と、元忍びで彼の(形だけの)愛妾・氷室。
伊織は無敗を誇る軍師としての姿とは別に、時折、紫月の命を受け、尾形領内での不正や謀反の噂を氷室と二人で調べ、真相を確かめる任務も請け負って
いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 15:52:12
26339文字
会話率:48%
正解と不正解
自分を理解してくれる人がいるといい
キーワード:
最終更新:2024-09-22 04:00:00
421文字
会話率:0%