【あらすじ】
神界に住まう神々は退屈し、娯楽に飢えていた。
そこで始まったのがダーツで人間への天罰を決めるという企画。しかもこれは千年に一度の天罰ルーレット。大当たりは終末戦争(ラグナロク)。
一番強い神を決め、歴史に名を刻み、新世界の覇者
は誰になるか。そういう意味では、終末戦争は退屈な日常を吹き飛ばすにはこれ以上ないものだった。
だがこの終末戦争を阻止する者がいた。北欧の主神・オーディン率いる戦乙女(ワルキューレ)の一人、銀髪美女のブリュンヒルデだ。彼女が細工をし、天罰ルーレットで一番安全そうなモノ――新企画に決めさせたのだった。
ところかわって人間界では、大学生の青年、翔(かける)が合コンに参加していた。女の子たちの美貌に委縮していた翔だったが、奇跡が起こって銀髪北欧美女のヒルデをお持ち帰り。そして更なる幸運が起きてラ〇ホテルに誘い込めた。
しかしその幸運は見せかけだった。誘い込まれたのは翔の方だったのだ。
ラ〇ホに行ったかと思ったら異世界に運び込まれた。
これが美人局×転移=ツツモタ転移だ!
騙された! ハメるはずがハメられた! これから一体翔はどうなるのか!!?
本編へ続く――
キャッチコピー
神々に笑いを届ける異世界探索バラエティ! と思いきや……淫魔との闘いに
この作品は、第19回3期MF文庫Jライトノベル新人賞で一次選考通過作を書き直して投稿したものです。
新人賞の時の旧タイトルは「新感覚転位系バラエティ・異世界に飛ばしてみた」です。
(補足)
性描写有りとなっていますが、ほぼ下ネタとして使っています。高校生でも読めるように過激な描写は避けているので安心して読めると思います。(青年誌レベルですので性描写も下ネタとして使っています。ヤングジャ〇プ程度の性描写です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 17:17:57
143616文字
会話率:53%
地球歴2450年過ぎ。銀河系は、「宇宙大航海時代」に入り、銀河系の星々の政府から構成される「銀河同盟」のもと、銀河系の星々の交流が活発になる。地球には、銀河系の星々の若者が集う「銀河中央大学」ができ、民主的な政府の惑星「アディナ」の指導者「
マッカーシー」の息子「アルティア」と王国政・独裁政府をひく惑星「ダイトラン」の王女「ロザリー」は恋に落ちる。しかしながら、「ダイトラン」の王「ドラゴン・ヒル」は銀河系征服を断行。銀河系で大戦争が起き・・・。
本作品は2部制。第1部はアルティアとロザリーの「許されざる愛」を、第2部は、二人の娘「マリカ」の物語「二重人格の女王」を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 23:06:03
68045文字
会話率:44%
秋葉原で元賞金稼ぎのスーパーヒロインが殺されます。彼女は、六本木でトラブルシューターをしていましたが、対スーパーヒロイン兵器の音波カートリッジ弾の疑惑に巻き込まれたのでした。主人公と元カノは六本木ヒルズを舞台に活躍、敵討ちを果たすのでした。
最終更新:2024-09-15 22:43:51
17455文字
会話率:71%
「私のことが好きなノア様の下へ嫁いで、せいぜい慰めてあげなさいな」
テティスは、膨大な魔力を持ち、結界魔術師である有能な姉──ヒルダと比べられ、魔力が少ないことから無能扱いされてきた。
そんな中舞い込んだ縁談。相手は筆頭魔術師であり、公爵
でもある雲の上の存在であるノアだった。
姉のことが好きなはずのノアとの婚約に、テティスは憂鬱になるのだが──。
「君は本当に愛らしいな」「努力を続けることは凄いことだよ」「テティスが好きだ」
何故かノアに溺愛されたテティスは、不思議に思いつつも彼に惹かれてしまい、同時に何故愛されるのか、理由を知ることになる。
直後、突然の魔物の襲来により、ノアと共に現場へ向かうテティス。招集された結界魔術師であるヒルダよりも、何故かテティスの魔力が急激に増えて──?
これは、無能扱いされてきたテティスがノアに溺愛され、後天的に増えた魔力と今までの努力の成果で、結界魔術師になる夢を叶える、そんなお話です。
◆短編版 2/11 日間4位ありがとうございます!
◆R15は念のため
◆ハッピーエンドはお約束折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 06:10:00
189522文字
会話率:43%
これは勇者国樫 英司(くにがし えいじ)が魔王マヒルダ・ゲインガーを倒すまでの話。話だ!! そう思いたい。
あのクマの少女に毎回邪魔されて、魔王にしてやられて俺の人生は散々だ!!
これはファンタジーギャグストーリー。クマちゃんバ
ーサーカーがただただ愛おしいだけの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 14:40:00
1485文字
会話率:35%
すべては仲の悪い両家に、王家が介入したことから始まった。
ウィットヒェイト侯爵家とズワルトヒェイト侯爵家は、元々一つの公爵家だった。大昔にもうよくわからない理由で分裂した両家の仲を改善するため、王命が下される。『お前ら結婚しろ』と…。
内乱
を起こしたいのか?
王家の命令を受け入れたフィロメナ・ウィットヒェイト侯爵令嬢。宿敵だが王命だ。歩み寄ろうと婚約者のヒルベルト・ズワルトヒェイト侯爵令息に手紙を出すことからはじめた彼女だが、返信は一向に届かない。不満と悲しさを抱えていた彼女だが実は、届いた手紙が周囲によって焼却されていると気付き…!?「手紙の内容はなんだったの!?」大慌てのフィロメナは手紙を書く。『先程の手紙のご用件は?』気まずい気持ちで送った手紙。しかしどうやらヒルベルトの方でも問題が起きているらしく…?
五話程度で終わる予定のお話です。勢いで書いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 12:00:00
14577文字
会話率:26%
バルド王国の王女、ヒルデガルド。
覇王である父を超える力を持ち、故に愛されなかった《忌み姫》。
王の死後、彼女は王位を継ぐことを拒否。
王権の象徴《王器》も継承せずに王城を占拠してしまった。
「私は王に相応しくない。しかし私より弱い
者も王とは認めない」
王無くば国は衰退していく他ない。
重臣らは『婚約者』と称した英雄を刺客に送り込むが、全て返り討ちにされた。
ある時、狼を相棒とする傭兵ガイストが城を訪れる。
ヒルデガルドは彼も『婚約者』と判断し、その力で惨殺してしまう。
しかしガイストは不死者、殺されてもすぐに蘇る。
驚く《忌み姫》。しかしガイストも、姫の強さと美しさに心奪われていた。
何度殺されても、ガイストは諦めずにヒルデガルドに挑む。
その間にも、王族の傍系や他国の宮廷魔術師などの婚約者が姫を狙う。
しかしヒルデガルドはガイストと協力しこれを撃退する。
刃を重ねていく内に、《忌み姫》はガイストに心を許すようになっていた。
彼の不死が、悪神に「死」を盗まれてしまった結果であること。
王器の力を求めるのも不死の呪いを解くことが目的だった。
ヒルデガルドは、そのためならば力を貸しても良いと考えた。
しかしガイストは、あくまで自分が姫に勝った上で認めて貰いたいと語る。
そんな二人に、突如として生ける災厄《彷徨える王》が襲いかかる。
《忌み姫》に勝る力を持つ怪物。
全てを焼き尽くす欲深き王は、姫を我が物にせんと猛り狂う。
屈しそうなヒルデガルドをガイストが支え、二人は恐るべき王に挑む。
激戦の末、《忌み姫》は《彷徨える王》を見事に討ち取る。
後日、ガイストはヒルデガルドに決闘を挑み、ついに勝利する。
ガイストを王にと望むヒルデガルドだが、ガイストは拒否。
王に相応しいのはヒルデガルドだと伝え、ついに《忌み姫》は王位を継承した。
ヒルデガルドは女王となった。同時に、自らの影をガイストの供に付ける。
不死の呪いを解くために、姫と亡霊は新たな旅へと出向いた。
※カクヨムとの重複投降です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 23:48:45
103816文字
会話率:31%
父親の言いつけで、年老いた辺境伯に嫁ぐことになったグンヒルデ。嫁いだ先に待っていたのは——年老いているけれど美形でセクシーなイケおじ辺境伯だった!たぶんn番煎じのお話です。恋愛タグはつけていますが一方的な一目惚れなのでうっすいです。
最終更新:2024-09-03 16:37:13
6900文字
会話率:50%
基本的に穏やかだが、本気で嫌がる一線に触れなければ、全て皮肉で帰す。
そんな性格の悪い女を見ていると、ニヒルに笑ってツッコミたくなる。
『もっと率直に言えよ。対等に殴り合えよ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
性格の悪ーい女が出ます。
書いてて目を丸くするのは作者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 20:08:52
1098文字
会話率:24%
彼女の日課。
部屋に閉じこもって、女磨きをする。
決して僕のいる場所では行わない。
それは自らの尊厳を踏み躙られるからから。
さてはて、如何に?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
前にも言った気がするこの一言。
『綺麗さで穢さないで』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 18:35:03
1049文字
会話率:42%
謎の言葉、ヒルパクテルについての考察。
キーワード:
最終更新:2024-08-30 20:18:44
1109文字
会話率:32%
伯爵令嬢ヒルッカは、家族から虐げられ、婚約者には蔑ろにされていた。
愛人の子だから、卑しい平民の血が混ざっているから……それだけの理由で。
同じ屋敷の中で暮らすことさえ許されずに納屋での軟禁の日々を過ごすある日、庭に一匹の子犬が迷い込んでき
た。もふもふで愛らしい子犬が泥と雨に汚れた姿を見て、ヒルッカは哀れさを思わず自分と重ねてしまう。
「この子は、わたしが幸せにしてあげよう」
最初は警戒されつつも、日を追うごとに言葉を解するようになり、子犬と親しくなっていくヒルッカ。
いつしか子犬と共に過ごせるだけで幸せだと思い始めるが――そろりそろりと不幸の影が忍び寄っていた。
虐げられ令嬢と、彼女を絶対の絶対に守りたいヤンデレなワンコのラブストーリー。
※ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 08:10:00
12000文字
会話率:24%
とある貴族のパーティーにて。
めちゃくちゃな理由で婚約破棄を突きつけられた侯爵令嬢ヒルダ。
反論しようとしても王子は全く聞く耳を持たない。そのまま断罪されそうになっていると、会場に怒声が響いた。
「婚約破棄!? 黙って聞いてりゃアンタ
ら、頭おかしいんじゃないの!?」
それは、王子の隣に立ち、その腕を掴んでいたはずの田舎育ちの男爵令嬢だった。
おどおどする周囲をよそに、男爵令嬢は高く声を張り上げた。
「嘘っぱちの断罪劇、ぶっ壊してやんよ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 14:01:56
2767文字
会話率:38%
気が付けば森の中で寝転んでいた主人公シシは、自分が記憶喪失であることを自覚する。ネロと言う少女に保護され、自分が居る世界が「フリューク」と呼ばれる世界であると知る。剣と魔法と科学が一緒くたに織り交ぜられたこの世界で、シシは徐々にその世界に
馴染んでいく。
唐突に訪れた転機、仲間、そして喪失。それらを経て、彼がフリュークへと来た理由である「使命」が朧げに見え始めたとき、世界は彼に新たなる始点を与え、そして危機を齎す……
彼の至る道はどこへと繋がり、世界は最後に何を与えるのか。彼はまだ、知る由もない。
(作者が)今、読みたい(だけの)剣と魔法と若干の科学が混ざったファンタジー小説、開幕
※この作品はツギクルさまにも投稿しております。あちらで文面確認後、こちらに投稿するため、すこし遅れて投稿になります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 19:55:58
427639文字
会話率:32%
月と太陽が交わる仔狐、天体の夜で凪になる前の母と一夜を過ごす。自分の名前の意味を知る。
キーワード:
最終更新:2024-08-23 16:44:29
1135文字
会話率:22%
完結済み超長編作品「神水戦姫の妖精譚」のマンガ原作脚本版です。
バンダナコミック 縦スクロールマンガ原作大賞応募用の投稿となります。
以下は第一部「空色(スカイブルー)の想い」のあらすじ(ネタバレあり)となります。
ある日、音山克樹の
元に現れた人工個性と呼ばれるAI、エイナは彼は死者復活も可能な命の水エリクサーを巡る戦いに誘う。様々なサイズと形のある遠隔操作ロボット「スフィアドール」のコアでも特別なエリキシルスフィアを集める秘密の戦い、エリキシルバトルへの参加を表明した克樹。死んだ妹と同じ性格をし、エイナと同じ人工個性のリーリエが操る身長二十センチサイズのピクシードール「アリシア」は、エリキシルスフィアにより百二十センチに巨大化する力を得た。
同じ学校にいたバトル参加者、浜咲夏姫に参加者であることがバレ、戦いを挑まれて勝利を収めるも、バトルに消極的な克樹は彼女のスフィアを奪わない。人間的過ぎるリーリエに疑問を持つ夏姫を誤魔化しつつ、破損したブリュンヒルデの修理のために出かける。夏姫を家に送った後、克樹は最近無差別にドール所有者を襲っている通り魔の襲撃を受け、辛くも戦闘から逃れた。
空手部の近藤誠と同じように、夏姫もスフィアを手に入れるのと、知人を守るため通り魔を探すと言うが克樹は取り合わない。彼はリーリエ構築の原因であり、バトル主催者であろう魔女モルガーナを探し、夏姫の無茶防止のため独自に通り魔を探す。
歌手活動をするエイナに同行するモルガーナに会うため、ライブ会場に向かう克樹。一方夏姫は破損したパーツを明美とともに買いに行く。帰る途中、明美が襲われ怪我をし、夏姫は逃げた通り魔を追う。モルガーナと対峙していた克樹は連絡を受け、手がかりを得て夏姫の元に駆けつける。
敗戦した夏姫の元に駆けつけた克樹は病死した恋人の復活を願う近藤を看破し戦う。ドール操作中に自身も動ける近藤の接近に、妹を死なせた誘拐犯抹殺用のナイフを突き出すが、切り替えされ自分を刺してしまう克樹。彼を死から救ったのは、リーリエの代わりにアリシアに乗り移った妹だった。息を吹き返した克樹はリーリエとともに近藤を倒した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 21:23:52
9326文字
会話率:42%
よさこいの踊り手でもある大学生(20歳)山崎廉太郎(やまざき・れんたろう)はある夜人身事故に遭ってこの世を去る。
そして彼が次の瞬間目覚めると、そこはモンスターの災害に苦しめられている異世界だった!
モンスターハンターである魔術使いの少女
、ブリュンヒルデが現実世界で死んだ廉太郎の魂を召喚し、異世界で生を受けたのだという。
「今回の生け贄は若くて活きが良さそうね」
しかも、モンスター討伐のための生け贄として、早速この世界でも死ぬ運命に──!?
もちろんチート能力なし。
得意技は己の身に宿したよさこい踊りと、持ち前の陽キャと鋼メンタルだけ。
よさこいを必死に踊って生き延びることはできるのか──!?
※エブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 21:20:00
18761文字
会話率:40%
有史以来、歴代の魔王の中でも最強との呼び声高い
【静謐の魔王】ことナナ=フォビア=ニーヒル様。
やがて襲い来る勇者の存在に怯え過ごしてきた16年だったが、
ついに恐れていた邂逅の時が来てしまった……!!
――が、しかし。
「余
、勇者ちゃん……好き、かも……」
強いけど色々抜けてる系魔王様と、
心を閉ざした可哀想な勇者のたまご。
二人の割とゆるく、たまにちょっとだけ苦い日々のお話。
◇ ◇ ◇ ◇
長編を書きたいと思って執筆を始めたのですが、
頭が頻繁に煮詰まってしまうのでガス抜きが欲しいのと、
勤務帯が変わって時間が取りにくくなったので、
軽めで一つ一つが短いお話を書く事にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 18:50:00
352203文字
会話率:29%
「――レイン」
名を呼ばれ、傍に居ることの幸せを噛みしめる。
***
王宮の森の奥深く、孤独な少女が暮らしていた。
ある日、偶然森に迷い込んだ美貌の騎士と少女は出会った。
少女は画家を、騎士は信念の実現を夢見ていた。
ひとり森に引きこ
もっていた少女は生きる術を求め、勇気を振り絞り街へと降りた。
そこで再び騎士と出会う。
同年代の騎士と打ち解け合い、交流を持ち始めた。
その矢先だった。
戦争が始まり、騎士は出兵を余儀なくされた。
少女は彼の無事の帰還を祈りながら、移りゆく日々を慎ましく送っていた。
しかし、待ち望んでいた騎士の帰還は……。
“視える”女流画家 × 選択ミス英雄
【切なあったかラブファンタジー】
※以前書いた同小説の改訂版です。全面書き直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 18:13:41
291793文字
会話率:28%
不死の呪いを受けた少女、リゼは今日もいつか死ねる日を夢見て剣を振るう。いつかその剣が、神の元へと届くことを祈って。
♢
人類最後の生存可能地域となった城壁都市ヒルバニアには、未曾有の危機が迫っていた。300年の平和の終わりを告げるような
魔物の侵攻に対応するため、騎士団のケイたちは神からの加護を手に日々戦いに赴いていた。
そんな中ケイは奇妙な少女、リゼと出会う。リゼとの出会い、そしてそこから明かされる真実によってケイたちは更なる大きな戦いへと巻き込まれることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 09:16:02
173244文字
会話率:55%
カルガモの巣に紛れ込んだ灰色娘の唯一のコンプレックスは、妹たちに見劣りする自分の容姿。母親にかわいがってもらえない寂しさから、美しくさえなれたなら皆から称賛され愛されるのに、と思い詰める。やがて娘は夢が叶い、池で一番美しい白鳥に生まれ変わる
が……? 現代の視点で描く「みにくいアヒルの子」、サンドリヨンの物語。
※pixivにて同題の作品を公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 11:28:32
9352文字
会話率:36%
辺境伯令嬢のヒルダはお年頃だというのに、いまだ婚約者がいない。母親に相談しても、「何が起きても大丈夫なように、剣の稽古をしておきなさい」と謎のアドバイスをくれるばかり。
そんなある日、父親が突然ヒルダの婚約者を決めるために、武闘会を開くと
言い出した。自分に勝てない男に娘は渡さないと父親は主張するが、ヒルダは動揺してしまう。
実はヒルダにはお付き合いしている相手がいるものの、彼は剣術とは無縁の文官候補生なのだ。勝手に婚約者を決められてはたまらないと焦るヒルダは、恋人と計画を立てることにし……。
自分の未来を己の力で切り開くヒロインと、したたかな彼女にベタ惚れのヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:03:10
8423文字
会話率:67%