転生して5年目のある日、侯爵である父から衝撃の事実が告げられた。
「実はお前には、腹違いの妹がいる」
しかも、妹はなんと聖女様!!
前世で100万回くらい見た展開だから私には分かる。表向きはいい子に見えて、その実、内面はドス黒い。猫撫声
で男を操り、なんやかんやで両親を味方につけ、姉である私を窮地へ追い込んでいくのだ。なんでそんなことが分かるかって?それが聖女モノの妹テンプレだから!
でも正直、私は追放からの溺愛は求めてないし、半分とはいえ血の繋がった妹が最終的に破滅していく様も見たくない。
だったら、極力妹と関わらず空気に徹しようと距離を取っていたのに、この妹、全くめげずにグイグイ来る……。えっ、何?そんなに私を破滅させたいの?
というか、健気で可愛い美少女の誘いを無下にするの普通に良心が痛む。だってこの子本当に可愛いんだもん。守ってあげたくなるような可愛い顔立ちで、分け隔てなくみんなに優しくて、喜怒哀楽に合わせて表情がコロコロ変わる様は何時間見てても飽きない。聖女って愛されバフが標準装備なの?ってくらい、こちらの警戒心を解いてくる。
もう騙されても良いかな。
だって、本当にいい子っぽいし……これで裏切られたら、悲しすぎて多分寝込むだろうけど。
まあ、それはそれで仕方ないよね。
そんなわけで、難しいことは一旦置いといて仲良し姉妹をやっていたら妹が突然、神妙な面持ちで「これでもう、思い残すことはありません……」って何それ!?
えっ!?聖女って命がけで世界を守る系のやつ!?そんなのお姉ちゃんが許しません!!
可愛い妹を守るため、仲良し姉妹ハッピーライフのため、お姉ちゃんは今日も妹溺愛ルートを爆進します!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 07:00:00
108781文字
会話率:45%
マッサージ好きのおじさん、安間想介はある日唐突に異世界転移をしてしまう。
魔物という脅威が存在するテンプレファンタジー世界でおじさんの手に入れた力は、戦闘系チートスキル……ではなく、『エステ』スキルという前代未聞の力で!?
これはごく普通の
おっさんがマッサージ(主にオイルマッサージ)で沢山の異世界女性をトロトロにしながら、瞬く間に成り上がっていく物語。
スキル『エステ』は成長すると、マッサージを行うだけで体力回復、病気の治療、バフが発生するなど様々な効果が出てくるチートスキルです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 21:03:40
150919文字
会話率:41%
アーミャは加護持ちという稀なスキル持ち。
しかし、問題はそこではない。
彼氏に振られた。
一気に強くなって傲慢になってしまった男は裏切り新しい女を腕にぶら下げて、もう別れてくれという。
アーミャも彼を忘れ、友達の女神といつもの恋愛小説談義を
する。
武道大会で見納めて、街を去ろうかなとうっすら考えながらもコロシアムの客席に座る。
「義姉妹よ、義姉妹」
女神は自分で自分に微笑むのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 07:00:00
6387文字
会話率:42%
『華白隣(はなしろりん)』
知能・メンタル・性格…ぜんぶ赤点。無駄に可愛すぎる外見以外、すべてが残念な美少女だ。
彼女は負けヒロインの鏡で、昔から幼馴染の「愛野カケル」にストーカーしながら生きてきた。カケルの望みは「人類を救うべく『毒森
(どくもり)』を浄化させる」こと…
「正直、今にでも逃げ出したい」だが…華白は、カケルの願いを叶えるために、カケルを守るために、幼馴染に同行することを決意。
毒森は、世界を汚染する『猛毒まみれの最低最悪なフィールド』。土も草も、空気さえもすべてが毒という、異形の聖域。尚且つ、チート怪物PTのテリトリーでもある。最強クリーチャー軍団は、現代兵器を前にしてもビクともせず、兵士を音速のスピードで狩って狩って狩りまくる。
華白は真っ青になりながらも「カケルを守ろう」と奮闘。だが…開幕早々、彼女はクリーチャーに瞬殺されてしまった。
華々しく殺された後、運命の理不尽な気まぐれによって、クソ映画のゾンビの如く復活。さらに『毒人(どくびと)』と呼ばれる新人類へ転生してしまう。
毒、猛毒、超毒、あらゆる毒から力を借りて、戦闘力を上昇させる毒バフ人間…ソレが毒人。
猛毒シャワーを浴びながら無双する。あろうことか、負けヒロインを救ったのは、オレ様系のイケメンでも、高身長イケメンでもなく、十人十色の毒だったのである。
…多分、残念ヒロインの「華白隣」は、悪魔が書いた三流の脚本の被害者だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 16:00:21
195562文字
会話率:48%
【コミック版2巻3月5頃発売予定(ガンガンコミックスUP!)】【書籍版2巻発売中(GAノベル)】
『人と魔族が争って勇者が魔王を討伐……』なんてのは遠い昔の話。
現代では冒険者も魔族も勇者も魔王も命を懸けない職業に過ぎない。
世界が平和にな
り、ダンジョン攻略がエンターテインメント化した時代。
冒険者も魔物も魔力で作られた分身を用いて戦う、誰も死なないダンジョン攻略が大人気に。
大陸中で攻略映像が配信されている中、僕の所属する勇者パーティは世界第四位の人気パーティだった……のだが。
パーティーメンバーは五人という規程があり、黒魔導士なんて不人気ジョブは三位以上に登りつめるには邪魔だと言われてしまう。
そうして無職になった僕は次のパーティーを探すがまったく見つからない。
ある日、そんな僕の前に金髪紅目の美女が現れて仕事があると言った。
かつての仲間よりも能力を高く評価してくれた美女に感激した僕は、詳しい内容を聞く前に面接を受け入れてしまう。
足を運ぶとそこは最深部到達パーティーゼロを誇る最高難度ダンジョン・魔王城で、四天王と魔王が僕を待っていた。
これは勇者パーティーを追い出された黒魔導士が、魔王軍に入り勇者たちを撃退する側に回る話。
※最高順位【総合】日間1位、週間1位、月間1位、四半期1位※
※カクヨムにも掲載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 16:00:00
1415813文字
会話率:31%
とりあえず、連合艦隊を勝たせるためにバフを詰め込んでみました。
戦記IFがお好きな方もそうでない方もどうぞご覧ください。
最終更新:2024-11-16 00:00:00
54870文字
会話率:44%
「一生のお願い、宝物が欲しい!」
異世界で願い事が叶うという都市伝説を試せば、噂はは本当だった。
けれど異世界にたどり着いたボクの姿は人間ではなく、ピンクのちびっこウサギ獣人。
無敵のチートは持ってない、神様にだって出会ってない。
足は遅
いし、身体も小さい。
しかもこの世界の異能はデバフ付き。
宝物を見つける力の代償は、自分が呪われた宝物になること!?
転移早々、突然現れた奴隷商人に【トガ】と呼ばれて追い回される大ピンチ。
助けてくれたのは義賊を語る大盗賊で――。
よくよく話せば奴隷商も訳アリで、みんながみんなとっても優しい。
悪役保護者会の家族愛ですくすく育つ、『可愛がられ』無双の宝探しファンタジーライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 18:22:51
462220文字
会話率:35%
今年の4月に高校一年生を迎える天海悠斗は、コンビニ帰りに火災を発見する。
自分の家が燃えていないかと焦燥感で駆け付けるも、我が家は無事でひと安心。
ところが火元である近隣の公民館からは、異様な気配を感じ…?
「なんだこの感じ…。気色悪ぃ」
炎と"何か"が渦巻く中、恐る恐る館内に足を踏み入れ————
「へっ?卵?」
そこにあったのは大きな卵。不思議に思い抱えていると、背後から現れたのは————
「手から炎?有り得ないっしょ!」
見境なく攻撃してくる女性は、掌から炎を連発してくる。
(デカい卵に炎を出す女とか、意味わかんねぇよ————)
転んだ表紙に転げ落ちた卵から、突如として声がした。
「良い"スキル"だな。私がもらおう」
眩い光が差した後、女と天海には思わぬ変化が————!?
————————これは普通の生活を送っていた主人公が、思わぬトラブルで"スキルなし"のまま戦いの世界に身を投じていくバトルの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 00:39:32
77651文字
会話率:43%
アイデア無のだめだめ中年小説家尹家幅心太《いけはばしんた》が、知恵の女神メーさんの知恵を借りてめきめき頭角を現す
最終更新:2024-10-08 19:17:18
1384文字
会話率:45%
SSS級の最強ギルド、『親愛なる隣人』に所属していたロウは足手纏いとしてダンジョンに置き去りにされてしまう。
後ろからチマチマとバフを配っていただけ、お情けで所属していただけど自分を納得させようとしても受け止めきれない物はある。
半ばヤ
ケを起こし、フラフラとたどりついた先のボス部屋でロウはその身に宿る力を覚醒させる。
身に余る力を持って、ロウはどこへ向かうのか。パーティーメンバーたちとのすれ違いに尾を引かれつつも、ロウは旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 13:34:06
1030文字
会話率:14%
世界中が魔軍に包囲された暗黒の時代。
ある王国にパルヴァスという名の王子が生まれた。
幸運をもたらす加護を持つ彼は、神の子と崇められ、皮肉にもその力ゆえに離宮へ幽閉されることになった。
そんなパルヴァスには秘密があった。
それは『イチャつ
くだけで効果が現れる』性質の力で、もしも発覚すれば、ホモォ…な悪夢に見舞われること確実のものだ。
「国中の武人をここに招こう」
「げぇぇぇーっっ?!!」
ある日、その秘密が家族に気付かれる。
ノンケなパルヴァスは逃亡を決意した。
隠していた奥の手を切り、それが巡り巡って、消えたはずの異種族の国への亡命に繋がった。
彼らはザナーム騎士団。
その可憐な参謀ミルディン(キス魔)はパルヴァスの才能を見抜く。
「だって、キスするだけでこれだけの奇跡が起きるのですよっ! もっとっ、色々試してみる価値、あると思いますっ!!」
なんとパルヴァスの力は【イチャつくだけで最強バフ】がかかる、絶望の劣勢を覆す鍵そのものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:26:33
153826文字
会話率:49%
森で仲良く異物狩りをしていたフロップ、突如として白い光と共に高く高く空に吸い込まれる。
目が覚めるとそこは異世界!? 背中を見るとそこには羽が!? 異世界転移したフロップは空を飛べるバフを受け取りました。 フロップは空を飛べるのに何故か
、地下帝国を築こうとしている!? この異世界転移者、頭が悪すぎて放っておけないよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 22:33:01
2662文字
会話率:41%
ボイパが趣味の通称『音の出るフリーター』だったヒイロはある日、交通事故で死に、魔法やスキルが当たり前のファンタジー世界に転生してしまう。(ボイパ=ボイスパーカッション。口だけで演奏するアレ)
その世界ではジョブを決められることが出来るのだ
が、その中でも「吟遊詩人」はバフやデバフの効果が弱すぎて最弱レベルの不人気ジョブとなっていた。
そんなことを知らずに前世の思い出から吟遊詩人を選んでしまったヒイロ。様々な楽器の演奏や歌でバフデバフを切り替えて仲間をサポートするのが吟遊詩人なので、楽器が演奏できないヒイロは異世界で早くも詰みかける。しかし、実はこの楽器演奏というのはボイパでも条件が達成できてしまうことに気づき、さらにはボイパで発動できるバフとデバフは普通の吟遊詩人では使用できないほどのチートレベルの効果だったと判明した。
最弱とバカにされる吟遊詩人が"誰も知らない未知の技術"によって異次元の力を発揮する、ちょっと変わった異世界無双話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 07:13:16
67190文字
会話率:52%
かつてパ・リーグに存在して、2004年に消滅した大阪近鉄バファローズ。
その最後の優勝である2001年を、あまり語られる事の少ないバイプレイヤーを通して語っていくエッセイ。
最終更新:2024-08-30 22:38:45
29127文字
会話率:5%
主人公リクは戦闘向きではないので、冒険者も解雇間近。
職探しするしかないのか。そんなとき、『仕事サボるための秘技』を身につけたという美女と出会う。
その秘技こそが、デバフをかける攻撃。
実はこの世界、デバフというものが存在せず、S
ランク冒険者だって使えなかった。
そんな中、唯一無二、デバッファーとしての『デバフ攻撃』の数々を、美人師匠から会得したリク。
敵弱体化のデバフの有難みは、超強敵との戦いでこそ光る。
かくして唯一のデバフ使いとして、リクの冒険者としての評価はうなぎのぼり。
冒険者ランクを駆け上がる……。
で、評価されすぎるのもサボれなくなると気づくのだった。
(※予約投降です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 12:10:00
188692文字
会話率:36%
「これ以上お前はここにいてはならぬ」
ラスボスよりもさらに強い最強の「魔王」に育てられた人間の少年アーシュは、魔王から「王国」を出て人間社会で修行することを命じられる。
「王国」出身であることは語らぬまま、生まれてはじめて人間たちの
間での生活を開始した少年アーシュは、右も左もわからないまま、人間の女性と出会う。そもそも「王国」には女性がいなかったから、免疫ゼロの思春期の少年アーシュは動揺しっぱなし。
「な、なぜだ!? 目が、視界が、勝手に相手の胸部と臀部に固定されてしまう!!?」
気がつくと女子を見てしまう自分に困惑しつつも、これも修行と、この「デバフ」状態を克服するため少年アーシュは頑張った。「魔王」に教わった特殊な魔術によって人間離れした怪力と戦闘力を持っていたアーシュであってもデバフ克服はままならず、そのうえ、アーシュの出自には秘密があって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 12:05:41
125639文字
会話率:43%
勇者なのにお荷物と称される勇者、ハイム。彼は他のパーティーメンバーの総意により追放されてしまう。無気力に宿で過ごしていたある日、彼は思い立った。「新天地に行こう」バフに魔法に剣術に、何でもありのチート勇者が進む先には何が待っているのか。
最終更新:2024-07-26 23:24:42
1112文字
会話率:77%
自頭の良い人はぶっちゃけどの世界でも生きていける。
昼職、夜職問わず。本当に何処へでも。
追いつく為に人知れず考えて見たもんだけど、まぁ無理な事。
凡人が天才に追い付ける訳がない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
自頭が良い人って、所謂『天才』と似てるんですよ。
発想力が端から違うから、これはもうどーしょーもない。
それに追い付こうとしても、まー無意味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 06:43:50
942文字
会話率:47%
地味なバファーの少年カイルのバフスキルは少し変わっていた。
「ステータス欄の中に入って直接数字を動かす」
それがカイルのバフのかけ方。
仲間から追放されたカイルはLUK(幸運)値の高い少女リサと出会う。
カイルがリサのLUK値を「109」か
ら「901」へと変えると、共に行動するカイルにも次々とラッキーが転がり込んでくる。
カイルはリサの力になるため、パーティーを組んで未踏の地下迷宮へと挑む。
(カクヨム、アルファポリスにも同時掲載してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 11:14:07
118260文字
会話率:41%
湾岸エリアで暮らす4人の高校生は、最後の夏休みに大人になるための冒険に出かけた。その行く先はチバファクトリーだった。チバファクトリーとは新しいタイプの刑務所で、刑務所が大人のアミューズメントパークになっていて、来客にサービスをするキャストは
囚人だった。22歳未満お断りのその大人の夢の国に潜入して、流司たちは大人の真似事をしようとしていた。それを知った流司と同じ児童養護施設で暮らすプエルトリコ人のハーフのアマンダは、流司たちについて行きたいと言い出す。一緒に連れてゆかないと先生や刑事に密告すると言われて、流司たちはアマンダも連れてゆくことにする。夏休みになり、いよいよ決行することになり、海からゴムボートでチバファクトリーに潜入する。チバファクトリーで酒を飲み、筆下ろしをして大人の仲間入りをするはずだったが、セキュリティが強化されていて不法入所者をセキュリティのAIを搭載した自律型ドローンが取り締まるようになっていて、流司とアマンダは追い詰められて行く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 19:30:00
50022文字
会話率:60%