王女アリスの冒険の旅は、生まれ育った自国の城を脱走する事から始まった。世界各地に散らばった、四人の精霊使いを探す旅――――力もない、お金もない、あるのは溢れる好奇心と一匹のウサギのみ。そんなアリスが偶然立ち寄った「森の国」にて、出会ったの
はとある木こり一家の跡取り息子。彼を旅に誘ったアリスだったが、その正体は実は意外な人物だった――――破天荒な女主人公と丁寧系ヒーロー。二人の出会いが世界を救う……までの、持ちつ持たれつ旅のお話。世界は童話やおとぎ話のように甘くは無い――――決して言葉だけでは語れない、壮大なファンタジーを目指します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-04 20:04:26
10076文字
会話率:36%
紅くなった葉が、涼しい風に吹かれて身体を包み込む時季。
〝狩人〟なんて呼ばれている少女、秋(アキ)は、今日もどこかで仕事をしています。
そんなある日、紅い少女が出会ったのは白い少年。
二人の出会いは小さくて、儚くて、どこにも残らな
いちっぽけなものですけれど、どこかの誰かにとっては、かけがえのない大切な輝きを持つのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 12:00:00
12316文字
会話率:33%
放浪癖のある母に連れられ転校を繰り返す雪織は、中学二年の春に猫窟島という島に訪れた。友達ができないことを気にしていた彼女だったが、新しい中学校で出会った五番目のおかげでクラスメイトと打ち解けていく。五月のある日、雪織宛てに届けられた銀色の
封筒にはケット・シーという場所に行くための乗車券が入っていた。青い三日月の夜、乗車券を使ってケット・シーに訪れた雪織は右目を眼帯で隠した少年カミルと出会う。やがて雪織は五番目、カミルの二人と今までにない充実した時間を過ごすが、それと同時に今まで忘れかけていた「いつかこの場所も去ることになる」という不安感を思い出していった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 10:58:48
115244文字
会話率:64%
夏休み、祖母と二人きりで療養生活を送る千彩のもとを訪れた姉の綺織。その晩、綺織は夜中に目を覚ますと夢現の千彩が外へ出ていくのを見た。後を追った綺織は千彩と共に空き家だと思われていた一軒家で少年二人が揉めているところを目撃。話を聞いたところ
、彼らは鬼灯宴という五年に一度の宴に出展する予定の鬼灯燈を壊してしまったと言う。彼らと出会った二日後、留守番をしていた綺織のもとに鬼灯宴を知る不思議な美しい少女が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-07 20:00:55
46233文字
会話率:62%
冬休み明けの黄昏中学校に、異国の転校生がやってきた。イタリア人の血を半分持った少年アザミ・カンタレッラは天使と見紛うかのような美貌ですぐに注目を集める。しかし彼はその美貌に反するように残酷で意地悪な性質をしていた。たちまちクラスメイトから
距離を置かれ始めた彼の面倒を見るのは「学級委員長でイタリア語検定四級取得者」である私、安居院つゆり一人だけ。けれどもカンタレッラと過ごすうちに、彼が私に見せる素顔は残酷で意地悪な面ばかりではないことに気づく。
※他サイトにて掲載した作品に加筆修正したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-26 12:00:00
64358文字
会話率:58%
ブログを掃除してたら出てきた8年前の短編。全3話構成。
平凡な中学一年生の女の子が経験する、少し不思議な(あるいは少しも不思議ではない)出会いと出来事。
最終更新:2015-05-23 18:16:08
8403文字
会話率:31%
日本刀に宿る邪念などが具現化して人に害を為す怪異、 『妖威刀』 を祓う 退魔の太刀『鏡命刀』 ――その遣い手、『業遣師』 の少女、棟角宗近。
北陸の大誠寺町を舞台に、祖父たちの名誉を取り戻すために、宗近は業遣師として日々危険な仕事に挑む。
しかし宗近は真正の “日本刀愛” あふれる少女である所為で、敵である妖威に情けをかけ、討ち損じるという失態を繰り返していた。
願いが有りながら、想いが行動を専心させない、未熟と葛藤の時代にある宗近。
ある時、祓いの場に現れた少年との出逢いを機に、彼女のこころに変化が生まれていく。
これは目的のために闘いに身を投じ続け、願う想いから信念を獲得する少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-03 22:00:00
105867文字
会話率:41%
周囲を原始菌の樹海に囲まれ、空を天蓋に覆われた街、姶良(あいら)。この常闇の街に生まれたら、外の世界へ出る事は絶対に叶わない。
姶良の高架下貧民街で暮らす少女カリンは、ある日、姶良の街を治める宗主一族の少年、サクと出会った。サクは、樹海の向
こう、天蓋の上を目指しているのだという。共に来て欲しいというサクに、渋るカリンだったが、彼の『仮説』を聞いて天蓋の上を目指すことを決意した。
果たして、天蓋の上にはどんな世界が広がっているのか――
蟲が大好きな少女カリンと宗主一族の放蕩息子サクが、常闇の街「姶良」を抜け出し天蓋の上を目指す歯車世界のガール・ミーツ・ボーイ。
2015年1月、完結しました。
続編→ 「冒険少年とエルフの姫」http://ncode.syosetu.com/n6743cr/
☆マークつきの話には、himmelさま(http://1432.mitemin.net/)よりいただいたイラストが入っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-29 21:42:43
114304文字
会話率:31%
統治された時代、鍛冶屋は模型や宝石加工店として人々の娯楽となっていた。そんな炭鉱の町で生まれた少女と鉱山で拾われた少年のお話。
ガールミーツボーイ。
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最終更新:2014-11-11 16:27:53
2687文字
会話率:37%
そこは異常が正常になった町。
ある冬の朝、私はどこか見覚えのある少年に声をかけられる。
――――「僕を殺したのは君だよね?」、と。
これは日常と非日常の狭間で死なない少年と私が×××××するまでの物語。
最終更新:2014-08-28 19:51:00
8739文字
会話率:45%
組織を掌握した鷺ノ宮深森と恐怖の権現といわれるトーラの出会い。
「琥珀」のおおよそ10〜15年後を想定しています。
そちらを読まないと多分全然意味が分からないかと。
不親切極まりない短編です。
自ブログからの再録となります。
最終更新:2014-06-19 13:00:00
2865文字
会話率:60%
魔法使いを主戦力として投入した初の世界間戦争、通称『侵略の四半世紀』の終戦から26年。世界間戦争によって魔法使いの有用性と対外的な戦力価値が示されたことで、魔法使い達は己の力を自覚し、そして増長する。戦争によって破壊された秩序を再生する主導
権をめぐり次なる戦いの幕は切っておとされた。魔法使い達はさまざまな主義主張を声高に叫びつつ、世界の各地で徒党を組んで、終戦したはずの今なお人間社会に争いの火種をまき続けていた。
そんな混迷する時代に生を受けた少女がいる。ソフィー・グランマレッド。幼少期、世界間戦争の残した爪痕のために家族を失った彼女は幼くして心に決定的な闇を抱えてしまう。才能ある魔法使いとして次第に頭角を現していく彼女であったが、成長する中で魔法使いのあり方そのものに疑問を抱くようになった。彼女の中で闇がささやく。「時代を変えるに足る力が欲しい」と。生来の無鉄砲さと危険な若さに身をゆだねつつ、彼女は異世界に秘匿されているという戦略兵器を求めて06世界への扉を開くことになる――――
展開は遅いので気楽に読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 20:00:00
158519文字
会話率:47%
『——少女には嫌いなものがある』 1月2日深夜、少女の部屋のベランダに一人の侵入者が現れた。その人物は、だいぶ日にちの遅れた格好をしていて……?
「なんで不審者がサンタの格好をしてて、しかも偉そうなのっ!?」「うるさい黙れチビ」
これ
は、とある少女のもとに訪れた、ガールミーツボーイな物語。
※以前所属していたサークルの同人誌にて載せた小説を加筆・修筆したものです。内容はちょっぴり不思議なコメディー。続編「サンタくんのうわさ」でラブっぽいのが混じります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-08 00:00:00
17529文字
会話率:34%
ある日あたしの真上にに四角が現れた。
そしてそこから出てきたのは一人の少年で…
「こんにちは、このセカイの住人さん」
ガールミーツボーイのすこしパラレルのそんなおはなし
ーとりあえず完結しておきまする。
レビューくれると嬉しいです
Twitter@shibano05折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-29 11:53:50
26684文字
会話率:36%
『人の心が無いからだよ』
その言葉がトラウマになっている私は、いつも心のどこかが虚しかった。
そんな時、友達から心霊スポットへの肝試しに誘われた。
霊感なんてカケラもない私はあまり乗り気ではなかったけれど、そこでおかしな男の人と出会った。
名前らしくない名前の『その人』は、どうやら『ホンモノ』らしい。
心無い私と反対なその人との出会いが、私の人生を大きく狂わせた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-28 14:15:36
25982文字
会話率:40%
世界は、文明的に一度滅びリセットされた。が、人類は残り僅かとなりながらも生き残り、
その後、リセットされた文明的水準を立て直した人類は、東西に‘楽園’を|建造《作り》上げた。
世界は、その二つの‘楽園’を中心として動き、しかし二つの‘楽園’
はお互いに手を出すことなく、
平穏な日々が長く続いていた。
しかし、そんな平穏にも変革が訪れる。そのきっかけとなった事件は、些細なものであった。
それでも、後の歴史家が全会一致で意見をまとめるほどに、その事件は運命的な、舞台劇のような
始まりであった。それは、ただ一つのボーイミーツガール。ただ一つのガールミーツボーイ。
ただただ、それだけだったのだ・・・・
これは、その|事件《であい》より始まる転機を、彼らを中心に追ったお伽噺の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-20 23:23:05
2624文字
会話率:14%
草原の娘ヴィーカはある日、アルフォンソと名乗る『海から来た人』と出会う。姫君という自身の境遇に憤懣を抱いていた彼女は自分をそんなしがらみとは一切関係なく見てくれるアルフォンソに次第に惹かれてゆく。しかし草原に吹き始めた戦争の風は、二人の元へ
も静かに近寄りつつあったのだった。
第一章、三文文士会2012年度春号収録。
第二章、三文文士会2013年度冬号収録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-18 14:49:20
106093文字
会話率:51%
いくつもの国が存在するアクシリア大陸。
そこには、ギルドと呼ばれる組合があった。
困り事があれば、ギルドへ。
ギルドとは、人々からの依頼を解決するためのものなのである。
各国々は独自の文化を発展させ、それぞれに栄えていた。
だが、光があれ
ば影がある。
一見平和に見えるこの大陸で、絶大な力を秘めた『精霊の器』を巡る運命が人知れず動き出していた―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-04 20:30:27
54236文字
会話率:29%
あるいは、自殺志願者と魂を食らいたい悪魔の話。
日常の延長線上での非日常なガールミーツボーイ。暗くもなく明るくもなく。
最終更新:2012-09-07 11:01:03
16348文字
会話率:63%
雁ヶ咲高校に通う山崎世志子は、ある夜に殺害現場を目撃してしまう。また、目撃した翌朝、信じられない情報がテレビや新聞でいくつも目に飛び込んでくる。それからというもの、彼女の周りに不穏な影がまとわりつくようになっていった。そんな中、ある人物から
、10年前に起きた不可思議な出来事について語られる。今までの出来事を振り返りながら、彼女は必死に思考を働かせるが、新たな被害者が出てしまい…。
怖い話は好きだが、怖い目に遭うのは絶対に嫌だと思いながらも、震えて泣きながら「恐怖」に立ち向かっていく、ややヘタレな女子高生がめぐる、学園ものホラーファンタジー+ガールミーツボーイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-12 02:32:31
2075文字
会話率:15%
少年と少女は
破滅へと向かって
ひた走る
最終更新:2011-10-01 09:30:52
32857文字
会話率:34%
「ともよ、お前は神の花嫁だ。どうか、どうか禍(わざわい)からこの村を護っておくれ――」辺境の村に暮らす神取ともよは、古よりの定めに従い無垢の衣を纏う。その棺をこじ開けた見知らぬ男は、娘を逃がすべく真実を告げた。ひねくれ娘とツンデレ王子(顔だ
け)の出会いにはじまるガールミーツボーイ的な何か。短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-18 02:00:00
22796文字
会話率:35%