西暦二百十二年、領海内で採掘される特殊な鉱物を用いて
独自の発展を遂げた小国「ジェパーニ」は、
「機械仕掛けの国」と呼ばれていた。
国の歴史には周辺各国・国内格差・そして「からくり」の
関係したあらゆる問題を孕んでいて―――
【概要】
架空の国「ジェパーニ」を舞台に展開される
SF・アクション系の作品です。いわゆるトンデモ化学なので、
現実の法則とは当てはまらないこともあることをご容赦ください。
【注意】
「戦争」「政治」「メカ」「欠損描写」など含みます。
【補足】
「機械仕掛けの国」で「からくりじかけのくに」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 17:19:37
67520文字
会話率:37%
一般的な私立の高校に通う男子高校生宇祖月誠。彼が休日に狩名真菜と駅前で待ち合わせをしていた昼の事。前触れは一切なく、世界は唐突に崩壊する。街は消え、人も消え、明らかに常軌を逸した異常現象が世界を包み込んでいく。――まるで世界がファンタジー
の異世界に侵略されているかのように――。次々に現れる空想上のモンスターや現実の法則をあざ笑うかのような超自然現象。巻き込まれた宇祖月誠は果たして生き残れるのか。そして世界いったいどうなっていくのか。これは少年と少女が紡ぐ、ファンタジーとの戦争の物語である。蛇足、最初の方は戦争ではなくサバイバルです。徐々に戦争するのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 14:00:00
5298文字
会話率:6%
世界は、文明的に一度滅びリセットされた。が、人類は残り僅かとなりながらも生き残り、
その後、リセットされた文明的水準を立て直した人類は、東西に‘楽園’を|建造《作り》上げた。
世界は、その二つの‘楽園’を中心として動き、しかし二つの‘楽園’
はお互いに手を出すことなく、
平穏な日々が長く続いていた。
しかし、そんな平穏にも変革が訪れる。そのきっかけとなった事件は、些細なものであった。
それでも、後の歴史家が全会一致で意見をまとめるほどに、その事件は運命的な、舞台劇のような
始まりであった。それは、ただ一つのボーイミーツガール。ただ一つのガールミーツボーイ。
ただただ、それだけだったのだ・・・・
これは、その|事件《であい》より始まる転機を、彼らを中心に追ったお伽噺の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-20 23:23:05
2624文字
会話率:14%
お茶を濁すような曖昧な評価や、建前を交えた抽象的な表現はやめよう。
断言する――彼女は『最強』だった。
彼女は現実の世界から創作の世界への転生者であり、原作と呼ばれる物語への介入者であり、その主人公の母親であった。その世界で有数の強者
達から警戒され、慕われ、畏怖され、そして一目置かれる存在となった。彼女は、生前『東方プロジェクト』と呼ばれていた創作物の世界を構成する一角の存在となったのだ。もはや物語は彼女を中心に回る。彼女という投じられた石によって生み出された波紋が、本来の道筋を乱しながら、新たな物語を構築していく。
現実の法則や常識の通じない幻想の世界へと転生した彼女が、一体何を思い、傷つきながらも強さを求め続け、そしてその果てに何を目指すのか……?
『漫画の中でしか出来ない無茶苦茶な修行とかマジ憧れてました』
一日三十時間の鍛錬と感謝の正拳突き一万回ですね、分かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 14:01:29
343675文字
会話率:25%