リリエンシュカは転生者だった。
転生者って何かしら無双できるものじゃないの? なんで私は日常会話すらままならないの? なんここにはネットもスマホもないの??? お風呂もシャワーも水洗トイレもないの!? もうやださよなら! え? 何? 攫わ
れた? もーしょうがないなー。
あの、すみません解放してもらっても……え、だめ? そんな……あれぇ?
前世の記憶のせいで言語能力デバフがかかりスタートダッシュ決め損ねた転生姫が攫われて踏んだり蹴ったりかと思いきや……?
脳内がやかましいタイプの主人公とクソッタレ異世界に燦然と輝くハイスペック人攫い――そんな感じのラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 07:00:00
121726文字
会話率:31%
あなたは魔物と聞いて何を思い浮かべますか?スライム、ゴブリン?
この異世界の魔物は、黒い巨球の一つ目の化け物だった。人の頭を食べて魔素《エーテル》を吸収する、凶悪な魔物が支配する異世界に転移した、一条誠志郎《イチジョウ セイシロウ》。
彼は、同じく転移してきた他の三人が感じる恐怖心とは全く異なる感情を抱いていた。それは正義を遂行できることの達成感。生きがいを見つけたセイシロウは救国のために魔物討伐に邁進する。魔物を生み出した魔王の討伐を目指すが、魔王城を探索している中で、王国のスタンスに違和感を覚えていき……。
チンピラから救い出した王女様や同じ勇者仲間のギャルからも惚れられるお約束要素もあり。正義を貫く主人公が覚醒して、なぜか悪に染まり始める。何が正義で何が悪なのか、どんでん返しバトルファンタジー開幕。
※5万文字程度の書き溜めが多数ありますので、ご安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 13:18:35
72626文字
会話率:54%
私は異界からやってきた人間を憎しみ復讐するだけに生きているそんな私があらゆる手を使い人間を絶望の淵へ落とす物語
最終更新:2024-06-04 12:45:56
7498文字
会話率:96%
現代日本で充実した生活を送っていた舞は、ある日突然転移した世界で「聖女」であると告げられる。しかも歴代聖女の中でも最大の魔力を持っていることが判明してしまったためか、元の世界に帰すことはできるが帰すつもりはない、と言い切った相手の言葉に唖
然とする。
「…聖女の役割なんて知らない。私はこの世界で好きに生きていく事にする!」
そう決意した舞は城を抜け出すことには成功したものの、何故か行く先々で追ってきた王子と遭遇してしまう。
「俺が君を逃がすと思う?」
笑顔で差し出される手を毎回振り切っての追いかけっこに終わりはあるのか?
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毎週火曜と土曜の朝7時に更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 07:00:00
65678文字
会話率:45%
社交界の悪女として悪名高い伯爵令嬢モイラを、自身の都合のため妻としたアテナエ公爵オーベル。
彼女の悪評や高慢な様子に辟易とするオーベルだが、どうやらそこには偏見があったようで……?
最終更新:2024-06-04 00:00:00
170283文字
会話率:36%
お世継ぎ問題に揺れるポメール王国、王子達がしのぎを削る中、継承権を持たない第四皇子が死んだ。彼は何故死んだのか、それを解くカギは葬送の儀に歌われた魔が歌一つ。その謎を追うは二人の少女、姉姫アネーラと、歌姫のアゼナ。その謎の先に何が待ち受ける
のか、そして王国の闇とは。ポメール王国を舞台に二人の少女が中心となって巻き起こるミステリアスなファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 21:36:25
184473文字
会話率:33%
【作品概要】
・現代日本×魔術×異能力バトル!!
・爽快なアクション描写!!
・頭脳やギミックを生かした戦闘!!
・第一部執筆完了済!!エタりません!!
【あらすじ】
2024年1月1日、日本は"聖軍"を名乗る魔術師軍
団に侵略された。
戦火は瞬く間に広まり、一億人もの国民が死に絶え、外国との出入り・連絡は完全に遮断された。
しかし、大阪を中心に全国へ支配圏を広げていく聖軍に対し、
"公安第零課"と名乗る日本国民のなかで魔術師として覚醒した者らが反抗し、東京を防衛した。
『公安第零課 対 聖軍』の死闘は苛烈を極め、日本は魔術戦国時代に突入したのだった。
そして2025年1月14日。主人公・闇良龍真は、廃墟都市と化した山梨県甲府市で目を覚ます。
何の変哲もない高校生のはずだった彼は、[地獄]の魔術師として覚醒し、
聖軍や敵対勢力と日々死闘を繰り広げ、日本国と魔術時代の命運を左右する一員となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 13:40:43
82359文字
会話率:43%
ファーラ伯爵と婚約していたセイラだったものの、伯爵はセイラをほったらかして幼馴染のレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と言ってもいいレベルの内容で、その行動の果てに伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう…。しかし時を同じくして、セイラ
はその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。決して自分に逆らうことなどないと思いあがっていた伯爵は、誰もいなくなったセイラの部屋を見て…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 12:10:00
206710文字
会話率:63%
「フランツお兄様ぁ〜、またソフィアお姉様が…」「大丈夫だエリーゼ、僕がちゃんと注意しておくからね」このような会話が、幾千回も繰り返されれきた。その度に、ソフィアは夫であるフランツから「エリーゼは繊細なんだから、言葉や態度には気をつけてくれと
、何度も言っているだろう」と責められていた。ついにソフィアが鬱気味になっていたそんなある日、彼女の脳裏にあるアイディアが浮かんだのだった…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 00:00:00
133798文字
会話率:53%
五歳で魔力なしと判定され魔力があって当たり前の貴族社会では恥ずかしいことだと蔑まれ、使用人のように扱われ物置部屋で生活をしていた伯爵家長女ミザリア。
十六歳になり、魔力なしの役立たずは出て行けと屋敷から追い出された。
途中騎士に助けられ、成
り行きで王都騎士団寮、しかも総長のいる黒狼寮での家政婦として雇われることになった。
それぞれ訳ありの二人、総長とミザリアは周囲の助けもあってじわじわ距離が近づいていく。
命を狙われたり互いの事情やそれにまつわる事件が重なり、気づけば総長に過保護なほど甘やかされ溺愛され……。
孤高で寡黙な総長のまっすぐな甘やかしに溺れないようにとミザリアは今日も家政婦業に励みます!
最初はじれじれもだもだです。恋愛要素は中盤以降。
他サイトにも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 21:34:38
229338文字
会話率:30%
都市伝説の世界では、トランプ前大統領はホワイトハット軍の最高司令官だとされています。
そして、地球を救いにやってきた銀河連合の支援を受けて、トランプは地球アライアンスを結成し、闇の支配者らと戦っています。
その都市伝説が真実だとしたら、ど
んな小説になるのでしょうか?
この世界を牛耳る、闇の支配者たちは、悪魔崇拝の儀式によって結束しています。
しかし、いま、闇の帝王が死に、闇の支配者らは骨肉の争いをはじめています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 14:27:14
26096文字
会話率:28%
子爵令嬢アンジェリアは、異世界転生という過去があるだけのどこにでもいるような至って平凡な貴族子女だ。そんな彼女には伯爵子息シルヴェストという優しい容貌の将来有望な婚約者がいる。ある日、そんな彼に好きな人がいることを知ってしまった。彼のことが
好きだけど、好きな人と幸せになって貰いたい彼女が考えた結論は突拍子もないことで──!?
答えは全てタイトルにあり(笑)。
頭が良いはずなのにどこかずれてる元気溌剌な子爵令嬢と実は口下手で外面だけは好青年の隠れヤンデレ伯爵子息のすれ違いラブストーリー。普通ならありえん!なご都合主義なところがありますが、そこも含めてゆるっと読んで頂ければと思います。
視点は時々切り替わります。
最初からすれ違いからスタートしますが、作者はハピエン主義でございます。お気軽にお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 00:00:00
62247文字
会話率:33%
5年前、私は亡くなったお母様から貰った大切な帽子を失くしました。その時のことは覚えていないのです。大きな何かに巻き込まれたのか、記憶を失っているから。それ以降、伯爵家の後継としての教育はなくなり、従兄弟が養子入り。何故か高度な淑女教育をさせ
られ15才の社交デビュー。私のエスコートを家族が誰もしてくれないと思ったら……。あらすじはシリアスっぽいですが、どちらかというとラブコメ風です。
なろうラジオ1000文字以内に応募しようと思ったら無理だった(笑)ので、普通のショートショートストーリーに変えました~。年始の暇潰しにどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 00:00:00
2923文字
会話率:40%
侯爵令嬢オリーチェは悩んでいた。完璧で優しい王太子殿下の婚約者であることを。幼い頃に決まった婚約だったけれど、容姿も普通、妃教育だって必死に学んでようやく人並み。そんな私に、眉目秀麗、頭脳も優れた優しい王太子殿下の隣に立つ資格はあるのだろう
かと。結婚も2ヶ月後に控えたそんなとき、隣国の王女殿下がやってきて、私は決意する。大好きな人とさよならしようと。
前半はオリーチェ視点。後半は王太子ツヴァイ視点になっています。
残酷描写は直接的な表現はないですが念のためつけてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 00:00:00
13032文字
会話率:34%
全く自分と合わない世界に転生した、ケルシュ・トーレン伯爵令嬢。
10歳の時に前世の記憶を取り戻した時からこの世界で生きていく覚悟を決めたのに、彼女にはたった一つだけどうしても耐えられないことがあった。
そんな彼女が知らぬ間に運命の相手と
出会って縁を結び、愛し愛されいく溺愛系ラブコメ物語。
※相変わらずの設定緩め
※男性サイドの愛が重め
※コメディ要素が多くなる予感
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 16:00:00
131690文字
会話率:37%
乙女ゲームの世界に転生したリシャーナは、原作の舞台となっていた魔法学園を卒業後、研究者として魔力の研究に勤しんでいた。
そんなある日、恋人であり乙女ゲームの攻略対象の一人であるマラヤンから突然別れを切り出された。失意のどん底で落ち込みな
がらも気丈に振る舞うリシャーナを元気づけようと、隣室の教授がリシャーナの研究で助けられたという青年を連れてきた。
リシャーナに礼を言いたいと告げた青年は、浮浪者のような出で立ちで顔を隠した怪しげな男。しかし、その正体はリシャーナの元婚約者ユーリス・ザインロイツだった――!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 19:17:12
188187文字
会話率:27%
生きとし生ける生き物が大好きなサラリーマン男性が一人の少女をかばって死んだ
だが転生先はありとあらゆる生き物(魔物)が生息する異世界でその生活を楽しんでしまう主人公。
だが周りにいる生き物たちは伝説と呼ばれる生き物であったり危険指定され
ているいきものばかりだった。
それらを手名付けて世話をしている主人公はいつしか最強の魔王となる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 07:00:00
76084文字
会話率:32%
乙女ゲームのシナリオを執筆中に死亡した作家。目覚めた時には投身自殺の真っ最中だった。落下する体を助けてくれたのは、自分が書いた乙女ゲの攻略対象。しかし自分は主人公の友人A、名もなきモブに転生していた。主人公・マリアと攻略対象がハッピーエンド
を迎えないと世界が滅亡するという危機の中で、モブキャラ原作者・ノエルはマリアと攻略対象たちの親密度を上げようと奮闘する。だが、攻略対象の一人・ユリウスはマリアよりノエルに夢中で主人公との親密度が上がらない。更に現実に起こる事件の展開が、シナリオからどんどん離れていき、ノエルは焦る――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 00:00:00
428776文字
会話率:35%
特殊能力者による犯罪を特殊能力者が制する現代日本。人類最強と恐れられる特殊捜査課の暁薫(あかつき かおる)は手に負えない程強い能力者三人に囲まれて、人生初のピンチを迎える。出血多量・霊力エンプティ・味方なしの絶体絶命の状況で、敵の一人が「世
界軸間違った」とか言い出す。重症の薫は、三人に異世界の魔王城に連れ帰られる。魔王に記憶を消され、ミュゼの名を与えられた薫は、守護者になって魔王の城を護れと命じられる。初めは何の迷いもなく魔王城を護っていたミュゼだが、魔王がミュゼに想いを寄せるにつれ、ミュゼは薫だった頃の感情を思い出し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 21:39:59
11357文字
会話率:31%
あらすじ
「この魔力無しのクズが!」
ルルティーナ・アンブローズはポーション職人です。
治癒魔法の名家であるアンブローズ侯爵家の次女でしたが、魔力が無いために産まれた時から虐待され、ポーション職人になることを強要されました。
特に激しい
暴力を振るうのは、長女のララベーラです。ララベーラは治癒魔法の使い手ですが、非常に残酷な性格をしています。
魔力無しのルルティーナを見下し、ポーションを治癒魔法に劣ると馬鹿にしていました。
悲惨な環境にいたルルティーナですが、全ては自分が魔力無しだからと耐えていました。
誰のことも恨まず、一生懸命ポーションを作り続けました。
「薬の女神様にお祈り申し上げます。どうか、このポーションを飲む方を少しでも癒せますように」
そんなある日。ルルティーナは、ララベーラの代わりに辺境に行くよう命じられます。
それは、辺境騎士団団長アドリアン・ベルダール伯爵。通称「惨殺伯爵」からの要請でした。
ルルティーナは、魔獣から国を守ってくれている辺境騎士団のために旅立ちます。
そして、人生が大きく変わるのでした。
アルファポリス様でも掲載しています。
あらすじ、タイトルは途中で変えるかもしれません。女性に対する差別的な表現や、暴力的な描写があるためR15にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:20:00
208172文字
会話率:40%
まだ肥沃な土地をもつ、陽霊の国。魔人の住むその国の王は、巨大な角を持つ十四歳の少年だった。幼い王は魔人の頂点ともいえる魔力を持ちながらも、病弱な肉体のせいで角を支えることができず、間もなく訪れる死を受けいれつつあった。そんな名ばかりの王シデ
ィアスには唯一、心を許した人間の娘ソフィアがいた。シディアスは少女を愛し、己の没後も不自由なく暮らせるよう、魔人にとって何よりも貴重な自身の角を与えようとしていた。──ほかでもない、ソフィアに角を砕かれるまでは。愛する少女に裏切られ魔力を著しく失ったシディアスだが、奇しくも角を砕かれたことにより肉体は自由を取り戻す。けれど、魔力を失った魔人の辿る末路は悲惨なものであった。
太陽の獣の血を引くシディアスの角が割れた日。それは世界に様々な意味での変化をもたらした。シディアスの代わりに玉座についたのは、彼の婚約者ルナ。少女はこれまで表向きは友好関係を築いてきた人間を徹底的に排除することを決める。それを受け、人類も抵抗すべく魔法技術の研鑽に努めた。
魔力を生み出せない代わりに磨きあげられた魔法技術を駆使する人間と、膨大な魔力に愛された魔人族。拮抗する2つの種族による争いが激化していくなか、シディアスとソフィアは再会を果たす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 09:00:00
43281文字
会話率:36%
皇帝直轄騎士団、凶悪犯罪捜査局の新人クラリス・ペイン。彼女は任された連続殺人事件の捜査のために、ある人物に捜査協力を依頼する。それは、この世で最も危険な犯罪者、公爵令嬢ロゼッタ。帝国になる前の王朝の唯一の生き残りにして、高い知能を持つ大量殺
人鬼。彼女はクラリスに協力などしない。だが、ヒントは与えるかもしれない。「これは独り言だけれど」と、そう呟いて──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:00:00
1121文字
会話率:68%
光星術が使えないことが理由で酷い扱いを受けて育った少女、清香。彼女はある日厄介払いとして嫁に出されることになるが、彼女がたどり着いたのは地獄だった。
その地獄から彼女を救い出したのは、竜獣という動物の医師である竜医の先生、義治だった。彼と
弟子のメリッサと共に、少女は少しずつ幸せを目指すようになってゆく。
果たして、少女が見つけた「幸せになるための3つの方法」とは何なのだろうか──?
※以前投稿した作品を短編に再編する際に修正加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 20:01:04
23783文字
会話率:49%
それは凱旋パレードの最中に起こった。
花びらを投げていたら後ろから痴漢に胸を掴まれ撃退した瞬間、ちょうど馬車で通りかかった本日の主役である公爵令嬢と目が合う。
令嬢の怯えた目。
記憶よりも動きづらい身体。
警備隊の騎士たちがか
けより置換を捕縛し、さらに自分のお付きの侍女と思われる女性たちが駆け寄り、名前がオーロラだと知る。
ウインドウに映る自分は巨乳、ピンクブロンド、桃色の眼の美少女だった。
「これ、どっかで見た…」
よみがえる記憶。
自分は、ヒロインだったはずなのに?
※ 展開が進むにつれてタグを増やします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:05:09
89292文字
会話率:39%
私はキャロライン=イーデン。栗色のストレートの髪とハシバミ色の瞳をしていたちょっと太めの体型の伯爵令嬢だ。
おまけに何故か…小さい頃から『不幸体質』なのだ。
「絶対にモルゴール侯爵には嫁ぎません。私は嫁ぎ先で食べられたくありませんわ!どうぞ
そこに立っている役立たずの仔豚…いえ、キャロライン姉様にお願いして下さいませ!」
泣いて訴える義妹の代わりに、わたしは吸血鬼と名高い『怪物ダニエル=モルゴール侯爵』の元へと強制的に太らされ、『餌』として嫁ぐことになってしまった。
『いっそ逃げちゃおうかな』と思いつつ『棺桶城』でわたしを待っていたのは、『おねショタ』小説にドはまり中のわたしにとってどストライクな少年の姿のダニエル=モルゴール侯爵閣下だった…!
でもね…いくら好みの侯爵閣下でも!いくら仔豚令嬢のわたしでも!そんな簡単に美味しくいただかれたくないっての!
けれど…少年侯爵は、食欲の為なのか愛なのか、どうやら簡単にわたしを離してくれないらしい。
逃げるべきか、食べられるべきか、子豚令嬢どうする!?
そしてわたしの『不健康』と『不幸体質』の正体とは――?
お気楽・ご都合主義ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 16:43:52
70173文字
会話率:35%