【【目覚めた時、俺は“空白”だった――
かつて俺がいた街は、地図から“消滅”していた】
記憶喪失で目覚めた少年は、滅びかけた村と、意味不明な「警句」と出会う。
『世界はすべて偽りである』――奇妙な紙切れ。
手が勝手に動く謎の技術、反射に
違和感のある鏡、水面に映らない真実。
村人の目は怯え、審問では異端者として裁かれかけるが、彼は持ち前の“無自覚な才”と、消えた記憶の断片を頼りに、生き延びる術を探す。
■転生か? 転移か? それとも・・・
■剣でもない。魔法でもない。“認識と記録”こそが、この世界の真理をひもとく鍵。
■量子てなんだ? 世界てなんだ? 記録てなんだ? 観測なんだ?
村の祠に残された破壊痕痕と、“黒い灰”――
それが偶然ではなく、意図された“封印破壊”の痕跡だと知った時、彼は決意する。
この歪んだ世界の裏側に隠された真実を解き明かすため、封印の謎を追い、次なる地へと歩みを進める。
量子の魔法、解析眼、記憶再構築――
世界の設計図に隠された「観測されざる存在」の真実とは?
世界が偽りであっても、そこに誰かの“希望”の光が灯るのなら――彼はその輝きを、世界の“設計図”に深く刻む。
たとえ自身が孤独に苛まれ、存在そのものが“消滅”の運命にあったとしても。信じる“真実”がある限り、彼は立ち止まらない。
仮初めの現実を剥がし、封じられた過去をあばけ。
観測不能の少年が、崩壊する世界の真理を解き明かす、観測と記録、量子と記憶が交差する異世界科学ファンタジー!
存在証明を懸けた戦いが、今、幕をあける――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:02:00
181530文字
会話率:23%
カルナク神殿の神官ケペトは、人と神の心を繋ぐ不思議な「愛の力」を持つ少女。ある日、案内の神アヌビスから「愛の調停者」としての使命を告げられる。
太陽神ラー、癒しの女神イシス、音楽の女神ハトホルをはじめとする個性豊かな神々たちと出会い、共
に暮らすうちに、神殿には今まで感じたことのない温かい調和が生まれていく。
街の人々との交流、騎士アケムとの淡い恋、異国の文化との出会い、そして自分の力への疑問と向き合いながら、ケペトは愛の本当の意味を学んでいく。
料理が下手な太陽神、恋愛小説を読む知恵の女神、元敵だった混沌の龍神...完璧ではないからこそ愛おしい神様たちと、優しい少女が紡ぐ心温まる愛の物語。
愛にはいろんな形がある。恋愛も、友情も、家族愛も、すべてが美しい調和を奏でていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:00:00
73873文字
会話率:59%
2066年、東京。古代世界での冒険から現代に帰還した時空間研究者ダニエル・ハートウェルは、一年間の研究を経てついに時空間転移装置を完成させた。しかし、平穏な日々は長く続かなかった。
宿敵ヴィクター・クロウが新たな時代に現れ、再び歴史を改変
しようと企んでいることが判明したのだ。効率と論理を信奉するヴィクターは、軍事AI「DOMINION」と共に暗躍し、大陸全体を混乱に陥れようとしていた。
十分な準備期間を確保するため、ダニエルは中世ヨーロッパの時代へと旅立つ。そこで彼は、懐かしいAIパートナーARIAとの運命的な再会を果たし、自身に隠された重要な秘密を知ることになる。
商人として新たな身分を築いたダニエルは、マルコ・ヴェネドリアをはじめとする信頼できる商人仲間たちと情報収集ネットワークを構築。やがてルミナール王国の第三王女セレスティアと出会い、身分を超えた真の友情を育んでいく。
各地に散らばるARIAの力の断片を集めながら、ダニエルは自身の隠された力に目覚めていく。しかし敵もまた、恐るべき新戦力を投入し、大陸全体が戦争の危機に瀕していく。
果たしてダニエルとARIAは、愛と友情の力でヴィクターの野望を阻止できるのか?そして、時空を超えた壮大な戦いの先に待ち受ける真実とは...?
主題歌: https://youtu.be/yLuaNcssRBU折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:00:00
2155文字
会話率:44%
1896年、アルセニア共和国の南部農村。16歳のエイデン・フリーマンは、左肩に刻まれた農園の刺青ゆえに「元奴隷の息子」として差別を受けていた。奴隷制度は16年前に廃止されたものの、社会の偏見は根深く残っていた。
ある朝、エイデンは故郷を離
れる決意を固める。「この土地にいては、永遠に『元奴隷の息子』としてしか見られない」――たった一人で未知の世界へ旅立った青年を待っていたのは、想像を絶する困難と、それを乗り越えていく壮大な人生だった。
北部の炭鉱町で労働者として働き始めたエイデンは、人生の師となる人物と出会う。やがて商業都市で新たな才能を発見し、学問の世界で知的な基盤を築いていく。持ち前の誠実さとリーダーシップで人々の信頼を得た彼は、社会活動家として頭角を現し、政治の世界へと足を踏み入れることになる。
しかし、権力の階段を上る過程で、エイデンは大きな試練に直面する。成功と挫折を繰り返しながら、記者のサラをはじめとする仲間たちとの出会いにより、真のリーダーとして成長していく。
果たしてエイデンは、差別と偏見に満ちた社会を変えることができるのか?出身に関係なく、すべての人が尊厳を持って生きられる社会を実現することができるのか?
一人の青年が17年間をかけて成し遂げる、愛と信念に満ちた壮大な成長物語。
主題歌: https://on.soundcloud.com/4HwkWLIyrRFbkrxL8V折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 05:00:00
29613文字
会話率:50%
ここは、地獄だ。
夢でも妄想でもない、現実の地獄。
そして、鈴音の目から、わずかに“光”が消えかけたそのとき――
心の奥で、何かが、静かに燃えはじめていた。
(殺してやる⋯⋯)
声にならぬ声で、鈴音は誓った。
(全部、ぶっ壊してや
る。私をこんな目に遭わせたやつ、全員⋯⋯)
それは復讐ではなかった。生存本能でもなかった。
ただの――黒い願い。汚れた世界に、染まった少女の初めての“誓い”。
この夜が終わる時、地獄はまだ始まったばかりだった。
初っ端から胸糞展開、暴力的表現が満載ですので苦手な方はご注意を。
主人公が暗殺者となり努力あり!恋愛あり!涙あり?のストーリーとなっています!
恋愛要素は薄いです⋯ごめんなさい⋯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:00:00
28280文字
会話率:28%
「神様、やめました。」――元・水の女神、街で冒険者はじめます。
信仰を失い、世界に見限られ、神として“死んだ”少女は、人間として生まれ変わった。
名前はティエナ。魔法の得意な小さな白竜ノクとともに、“新人冒険者”として再スタート!
無自覚
な神性、ずれた常識、でもどこか惹かれてしまう不思議な存在感。
これは、神だった少女がもう一度――
この世界と仲良くなるために選んだ“人としての冒険”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:00:00
198963文字
会話率:37%
祓い屋の長女、高浜水喜(たかはまみずき)には祓い屋としての力がない。
そのため、両親からは罵詈雑言を浴びせられていた。
だが、水喜は全く気にしない。
水喜の目には、祓い屋としての力を強く持っている妹、高浜水奈しか映っていたいから。
水奈
は心優しい少女。
自身の力に驕らず、日々勉学などは怠らない。
力のない水喜にも普通に声をかけ、笑顔を向ける。
そんな妹を守るべく、水喜は筋トレをはじめ、ゴリラ並みの力を手に入れる事を決意した。
そんな中、急にあやかし一族を束ねる長、鬼である羅刹(らせつ)から縁談が舞い込んだ。
鬼は人を食料として食べてしまうという噂が流れている。
両親は、そんな鬼に水喜を追い出す形で送り込んだ。
絶対に死ぬわけにはいかない。そう強く願っていた水喜は、最初は逃げ出そうかとも考えたが、写真を見て考えを改める。
イケメンに弱い水喜は、好みなタイプの見た目をしている羅刹を見て会ってみたいと思ってしまった。
夜に羅刹に出会った水喜は、彼の迫力に圧巻。
だが、屋敷で一夜を過ごした水喜の目の前に現れた羅刹は、夜に放っていた迫力は見る影もなく、弱気な性格となっていた!?
朝と夜で別人のようになる鬼と、面食い祓い屋の、ちょっとクスッと笑えるような復習恋愛物語。
※アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:15:35
29452文字
会話率:31%
姉が、壊れた。
かつて優等生だった姉は、社会に出てから少しずつ変わりはじめ、ある日突然「別人」になっていた。
奇声、寝タバコ、意味不明な言動。
妹である私は、そのすべてを受け止めるしかなかった。
精神疾患。幻覚。幻聴。警察からの
電話。
普通だった家族が、少しずつ壊れていく。
それでも私は、「見守る」という選択をした。
これは、心の病と向き合った、姉妹の数年間の記録。
壊れながらも生きていく。
すれ違いながらも、心のどこかで繋がっていたいと願った――
そんな、誰かの物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
シリアス
ダーク
女主人公
姉妹,
家族,
精神疾患,
統合失調症,
見守り,
再生,
警察沙汰,
支援,
ゴミ屋敷,
実話風,
日常,
介護
最終更新:2025-07-28 18:11:26
4544文字
会話率:10%
ジェロは18歳、目立たない冒険者ギルドの裏方、事務職員である。
彼には秘密が2つある。
1つは悪魔につきまとわれていること。
もう1つは、不摂生のため30代で死亡した引っ込み思案のプログラマーが異世界に転生した人物であること。
プログラ
ム言語をはじめとした理系知識で魔法を深く理解するが、前世と同じく限られた仲間内でしか上手に話せず目立たない生活を送っている。
しかし彼は結婚するという夢を今世では実現すると意気込んでいるがはたして……
~~~~~
ゆっくり強くなっていきます。
1話をMS-Wordで1ページ、だいたい原稿用紙2枚程度の構成で作成しています。電車やバスの1駅程度でご覧ください。
「カクヨム」でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
761812文字
会話率:66%
アイという人間が、愛情を求めて足掻く悲喜劇。
「うまれてきて、ごめんなさい。」
さっきうまれて、はじめてのことばだった。まだまどろんでいるらしい。
こんな夢をみた。
わたくしのお父様とお母様が話している、病室のベットの上で。
「この子は将来、貴方のようにとても大きな事を成すでしょうね。」
「いやいや、君のように人を助けるようなことをするさ。」
「なんにせよ、なんでもできるさ、だって君の子供だからね。」
「そうだね、誰より思いやりのある貴方の子だものね。」
「学校でも沢山友達を作って」
「貴方のようなかっこいい子に」
「貴女のようにきれいな子に」
「この愛らしさできっと家族のアイドルになって、みんなの絆をもっと強くしてくれるよ。」
「この小さなかわいらしい手で」
「この人懐っこい笑顔で」
「「だって、この子には無限の可能性があるんだから、何にだってなれるよ!!」」
――ところがどうだ、今の俺は、大好きなおとうさん、おかあさんが望んだのは、かぞくをなかせるようなこどもじゃない。
リテラチュアと呼ばれる現世には、広大な大地と大海が広がっている。その西の果て、極西は、早々に|地獄《パンドラ》資源の活用に乗り出し、長い歴史を誇るファンタジア王国が支配していた。そのさらに西にあるパンドラ公国、ファンタジア王国の現王の子が君臨する公国ではあるが、統治する実権はミルヒシュトラーセ辺境伯爵家が握っている。この国は西の蛮族に対抗する為の緩衝国家として、ファンタジア王国の国王が自らの第二子を王に据え、ミルヒシュトラーセ辺境伯爵家をその武力として与え、作った国である。当然その権威と権力は辺境伯爵よりも公国の王が優越する――はずだった。辺境伯が|地獄《パンドラ》から賢者の贈り物を見つけるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
391118文字
会話率:49%
僕たち4人はいきなり異世界に転生させられた。お姉ちゃん。僕(高橋 ナオ)、男の勇者、そして委員長。そこで異世界亭克が始まると思ったら、僕だけ弱くて…そんな状況を救ってくれた人は言う。
「あなた、ダンジョンマスターにならない?」
そして始
まる新しい生活。
「え?ダンジョン?これで掘って材料作って?」 スコップぽいー。
「え?モンスター?これでまずは狩り行って来てよ。」 槍をポイ―。
「え?トラップ、モンスター召喚?全部自作よ。」 リストが空。
「え?ダンジョン作った?あなたモンスターに襲われるわよ。」 そしてダンジョンにも入れない。
僕どうなっちゃうんだろう。
本作品は、誤字脱字編集の為、時々更新されている時がありますが、基本話の筋は変化しませんご了承ください。
アルファポリスさんにこのはじめてのまおうの外伝である”魔界建築家 井原”をアップし始めました https://www.alphapolis.co.jp/novel/13914853/338438775 こちらもよろしくお願いします。要望があるなら、井原の分もこちらにアップする予定です 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
3404533文字
会話率:65%
人とアンドロイドが共に暮らすことが当たり前になった時代。
人々は彼らに「感情」を与え、「家族」や「友達」として迎え入れるようになった。
だが、その“心”はあくまで模倣されたもの——そう信じられていた。
春日透、小学六年生。
表面上は何も変
わらない毎日を過ごしていたが、家族の喪失という過去を抱え、誰にも見せない心の奥に、まだ言葉にならない痛みを沈めていた。
そんなある日、透の家に感情支援型アンドロイド「ユイ」が届けられる。
見た目は透と同じ年頃の少女。人間のように喋り、笑い、けれどどこか、人間ではない。
冷たく接しながらも、ユイと暮らす日々の中で、透の中の“なにか”が少しずつ変わりはじめる。
それは、閉ざしていた心が静かにほどけていくような、小さな芽吹き。
ユイには感情がある。だが、「恋」という感情だけは、設計されていない。
彼女が“それ”に気づくまで、まだ長い時間がかかる。
そして、その過程で透もまた、自分自身と向き合うことになる。
これは、少年とアンドロイドのあいだに芽生えた、静かで、純粋で、長い長い旅の記録。
「人の心は、どうしてこんなにも複雑で、あたたかいのだろう」
プログラムでは測れない、心と心の距離を描く青春譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
89015文字
会話率:33%
超初心者作家向けのエッセイとなります。
なろうで執筆をはじめてみた or これからはじめようというそこのアナタ。
「色んな情報が多くて、どう書けばいいの?」と迷ったりしていませんか?
そんなアナタに贈るエッセイです。
※初心者の方で「色ん
な情報があって迷っている」という人向けに用意しました。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 18:00:00
27563文字
会話率:8%
世界は最初、一匹の竜の咆哮からはじまった。
竜は世界の《祖》として、世界最初に誕生した種族・竜族の《祖》として世界創世を果たしたが、自身が持つ自然の力があまりにも強大だったため、空、水、風、火、地、と自然五大元素を分け、最初に誕生した竜をそ
の司として絶対的な力を与え、「竜の五神」として配した。
世界は彼ら「竜の五神」によって世界創世期を迎える!
《風》神が幼かったころ、世界には空と水しかなく、ずいぶんと不遇の時代を過ごしたが、いよいよ末弟に当たる《地》神が誕生して大陸が創成されはじめ、ずいぶんと賑やかになる。
《風》神は《地》神と遊ぶのが楽しくてならなかったが、ある日を境に《地》神が奇妙な存在に狙われるようになる。
それが何なのかは、わからない。
だから《風》神は名前を付けた。
――カタチナキモノ、と。
カタチナキモノは、いったい何なのか。
神である竜族にとってそれは、残すべき命なのか、滅する命なのか。
――――――――――
下手ではありますが、イメージイラストもちょいちょい載せていきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:50:00
13534文字
会話率:22%
幼いころから「騎士」になることに憧れていた十七歳のハシュ。
少年兵を一人前に育て上げる、厳しい修練を無事に修了し、晴れて「騎士」なったのはいいが、ハシュを採用したのは武官の騎士団ではなくて、文官の騎士団だった。
ハシュはそこで「伝書鳩」と呼
ばれる伝達係として、新人騎士が味わう激務の忙しさを日々こなしていくが……。
ある日、ハシュはべつの騎士団の団長から「クレイドルを連れてこい」とわけのわからない命令を受けて……いや、強要されてしまう。
ハシュは「彼」に面識がない。名前以外に手がかりももらえず、ハシュは時限式に設定されたなか、「彼」を探し出そうと奔走をはじめるのだった。
ーーーーーーーーーーーーー
こちらは全年齢向け内容で話が進みます。
ボーイズラブ要素が強く表れる内容はムーンライトノベルのほうで、ほぼ内容の進みが一緒のタイトルのものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 17:00:00
448084文字
会話率:22%
誰かに見つかることも、感謝されることもない。
そんな風にひっそりと生きてきた主人公――佐藤健二。
人に存在を気づかれづらい“神がかり的ステルス体質”を持つ彼は、
ただ静かに、かつて自分を救ってくれたヒロインの恩に報いたかった。
「見返りなん
ていらない。彼女が笑っていてくれれば、それでいい」
そう思っていた。最初は。
でも――。
「やっくんは、誰にも見つからないまま終わっていい人じゃないんです」
「与えられっぱなしじゃ落ち着かないものね、私たち」
ちょっと待って、皆して表舞台に引きずり出そうとしてない?
誰にも気づかれなかった“恩返し”、ついに予想外の注目を浴びはじめる!?
黒子系主人公 × 過剰に感謝してくるヒロインたち × 影から支援の学園ライフ!
じわじわハートに染みてくる、恩の連鎖系すれ違いラブコメ、はじまります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:20:00
52837文字
会話率:31%
小さな農村であるボンノ村でその少女は誕生した。
かつての偉大な魔法士の名を与えられた少女は、両親の愛情を受けてすくすくと育つ。
弟も生まれて姉としての意識が芽生えはじめた少女だったが、彼女にはひとつだけ悩みがあった。
それは魔法の制御がうま
くできないこと。
同い年の少年少女がどんどんと上達していく中、なぜか簡単な生活魔法すら使えずにひとり落ちこぼれてしまう。
見かねた両親はあまり深く考えず、少女のためを思って色々教えてしまう。
このことが後世にいう規格外の魔法士を誕生させることにつながっていくのだった。
これは、無自覚のまま魔法士の天辺に立ってしまう少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:11:23
338932文字
会話率:38%
カナクのアイドル的存在のエミーは、ノードでも大人気となり、カナクとノードの友好3年目の行事でノードに招待され、千人近い大観衆の前で歌を披露する事になった。観衆は、「マイファニーバレンタイン」の歌声に涙し、「スタンドバイミー」の歌声に歓声を
あげて踊り始めた。最後に「明日に架ける橋」を歌いだすと、観客全員の合唱が始まり、会場の空調が聞かない程の熱気にあふれた。エミーの人気は高まり、ノードの人々はエミーに帰って欲しくないと懇願し、三カ月も滞在を伸ばした程だった。滞在中にエミーは少なくとも30人のノード人男性から結婚の申し込みをされた。そして、とうとう、ノスロ族の友好使節団の代表だったリアムの求婚を受け入れて婚約し、一度カナクに帰国してから正式にノードに移住する事になった。
エミーが3カ月ぶりにカナクに帰って来た。数日後、それを知った多くのファンがエミーが勤めるラジオ放送局に詰めかけた。ファンは、エミーがいつも通りの笑顔でマイクの前にいるのを見て安心したようだった。
放送中、エミーは突然こういう発表をした。
「皆さんにお知らせがあります。私はノードの男性と結婚する事になりました。今まで、私を支えてくれたファンの皆様やスタッフには言い尽くせない程感謝しています。しかし私はその男性が好きになりました。どうしても結婚したいという気持ちがあります。私が、その男性と結婚してノードに移住する事を認めていただけますか?」
見守るファンからは、はじめ悲鳴が上がり、しばらくの沈黙の後で、
「結婚おめでとう!」「幸せになってね!」という声援が上がり、大拍手となった。
エミーは涙を流しながら、「ありがとう!」と笑顔で手を振った。
その後数日間、エミーの周りではファンや関係者の大騒ぎが続いた。
騒ぎが収まり、エミーがノードへの出発に向けて準備を始めたころ、不幸が起きた。エミーが自宅のドームの周辺ではげ猿に襲撃されたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:04:26
13475文字
会話率:39%
昔々、わ人たちは遠い西の国にいた。寒い冬が続いてみんな食べ物もなく凍えていた。悪い龍がたびたび現れて竜巻を起こし、海の水が天に吸い上げられ、海は干上がっていった。わ人たちは魚が捕れなくなって困っていた。わ人たちが遠くなった浜辺へと出かけた
時、海の女神さまが現われて、わ人たちに干上がった海を歩いて渡り東の地に向かうように勧めた。
わ人たちは海の女神さまの言葉に従い、東へと向かうことになった。長い長い旅が始まった。わ人たちの行く手にはサラルたちが待ち受けていろいろな悪さをして、わ人たちの歩みを止めようとした。わ人たちはそれを何とか追い払い、東の国へ進んでいった。長い旅のおわりにわ人たちがたどり着いた東の国は、果実の多い森が広がり暖かい海に色とりどりの魚が群れていた。わ人たちは海の女神さまに感謝し、その東の国で暮らし始めた。
しかし、長い年月が過ぎ、わ人たちがもとの西の国や長い旅を忘れかけた頃に異変が起こった。突然、西の大きな火山が大爆発を始めた。炎を上げる火の川が麓を埋め尽くし、森は焼け果て、大量の灰が空一面に吹き上がり太陽は姿を消した。灰は地上に絶え降り積もり、森や草原の獣はいなくなり海も白く濁り魚はいなくなった。わ人たちは灰に埋もれ何処に進むことも出来なくなった。しかも山から火を噴く恐ろしい龍が現れ、わ人たちに襲いかかった。わ人たちは濁った海の中に逃げ込むしかなかった。陸に戻れなくなったわ人たちは溺れて海の底へ沈んでいった。
深い海の底に沈んでいったわ人たちは、そこで思いがけない世界を見る。深い海の底は青い空の下、暖かい風が吹き、緑の草原に花が咲く楽園だった。そこは海の女神の国だった。海の女神の国の人達は優しくわ人たちを迎え、見た事もないご馳走を出してくれた。助けられたわ人たちは、海の女神の国で幸せに暮らすことになった。あっという間に一年が経ち、わ人たちは、海の上の国に戻って様子が見たいと、海の女神にお願いした。海の女神はこれを許し、すぐにわ人たちを海の上の浜辺に戻してくれたが、その土地はやはり灰に埋もれ住めるところではなかった。わ人達が困っている様子を見て、海の女神は今度は海岸に沿って北へ向かって進み、ずっと北にある大きな湖を囲んだ土地に行って、国をつくるように勧めた。わ人たちは海の女神の言葉通りに東の国を離れ、海岸沿いに北へ向
かって旅をはじめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 17:09:01
49044文字
会話率:5%
「私の傷は誰にも癒やせない」
第二王子コーネリアスの治療を任されたアメリアへの第一声はそんな冷たい言葉だった。
これでも王立医局筆頭ヒーラーなんですが?
そもそも初対面で失礼過ぎんか?
魔法が効きにくいとか知るか。やってやろうじゃんかよ!
息巻くアメリアだったが治療をする内になぜかコーネリアスに懐かれ甘えられる羽目に。
あれ? 甘えてくると結構かわいいぞ、この王子……?!
たぶん毎日更新
ヒロインがヒーローを甘やかす逆溺愛のお話です。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:00:00
21533文字
会話率:46%
かつて「魔導士パーティー」の雑用係としてこき使われていた少年・レイ。
「魔力ゼロ」「スキル無し」と笑われ、ある日ついに――追放された。
しかし、それは大きな誤解だった。
彼のステータスは“特級結界”によって封印されており、真の姿は【全属性
魔法を自在に操る唯一の魔導士(アルケイン)】だったのだ。
辺境で静かに暮らそうとしていたレイだったが、襲い来る魔物を一撃で葬ったことで、正体がバレはじめる。
かつて彼を追放した者たちは、彼が“世界最強の魔導士”として名を馳せるとは思いもしていなかった──。
「二度と、俺を見下すなよ?」
これは、追放された雑用係が世界の理を塗り替えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 16:55:30
2402文字
会話率:25%
元気にニートしていた羊平は、暇つぶしでハッキングをしていると怪しげなファイルを発見する。
そして気付けば異世界への転移をすることになったのだった。
特に目的もなく転移に同意したのだったが、とある目標が出来て…。
「そうだ、奴隷ハーレム作ろ
う」
煩悩まみれの男が異世界でフラフラする物語。
・向いている方
少しずつ成長していくのが好きな人
地味めな戦闘描写が好きな方
ステータスやスキルは強さの要素の1つにすぎないというのが好きな方
テンプレよりは少しハードな異世界が好きな方
仲間がぽんぽん増えすぎないで欲しい方
根無し草に憧れる方(?)
※注意※
山なし落ちなしでダラダラ続いていきます。物語の完結を目指してません。
物語の進行はひじょーーーにゆったりです。成長もゆっくり。俺tueeee成分は控えめ。
最初は金に追われています。力を付けると段々気まぐれに旅しはじめます。
ラブラブだけど一応奴隷とかではなく、金で買うガチの奴隷です。
本作は、ミドナで同時連載しているものをマイルドにしたものです。アレなシーンはもともとオマケ程度なので、内容にほとんど変更はありません。若い方とアレなシーンがジャマだ!という方はこちらでどうぞ。
週1(土曜0時)を目安に更新中。まったりいきましょう。
※「カクヨム」さんと「アルファポリス」さんにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 16:05:55
2255247文字
会話率:46%
一日に読んだ振り返りと感想を書いただけのメモ書き。
その日にメインで読んだ作品とログボ作品を載せてます。
(ログボ作品=最新話まで読んでいる作品の更新された話を読んだ作品)
〈経歴〉
-それまで-
漫画が大好きで小二からジャンプを買
い始めた(今でも購入中)。
バトル漫画やスポーツ漫画を中心にお小遣いの殆どは漫画に使う。
ONE PIECEをはじめとしたジャンプ作品。
キャプテン翼をはじめとしたスポーツ作品。
今現在の漫画所持数は1500を超える。
-8年前-
友達から「漫画:転生したらスライムだった件」を教えられどハマり。
続きが気になり小説家になろうに掲載された小説版を発見し一気読み。
異世界ジャンルを知り、沼にハマった。
-5〜6年前?-
小説家になろうでランキング作品で好みの作品をあらかた読み終わり、見つけたのがハーメルン。
二次創作との出会いは世界を変えた。
-現在-
毎日平均十時間くらい読み漁るネット小説廃人。
常にスマホで作品を見ている。
小説家になろう、ハーメルン、カクヨムを中心に読み専として活動。
ブックマーク880件、お気に入り数4300、フォロー620作品
毎週ジャンプ、サンデー、マガジン、ヤンジャンを見てます。
※全ての作品と作者に敬意を表します
※全て個人の感想です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 16:00:00
788955文字
会話率:18%