『命短し、恋せよ、脆弱乙女(スペランカー)』
すこしの動揺が命取り。心臓に過度の負担がかかると死んでしまう特異体質に悩まされる女子高生・夏野火垂は、日々、親友のドジに殺されかかっている。もういいからいっそ死なせろ。しかし三途の川を目の前に
、なんどもなんども閻魔を名乗る男に生還させられ――。
「ところでそれ、体質じゃなくて呪いだってわかってます?」
「早く言えよ、クソ閻魔ぁああああ!」
解呪条件は『王子様のキス』。かくして、火垂の命がけの恋愛闘争が始ま――「ほーちゃん、よけてぇぇぇえ!」――らない。
不幸少女とドジっ娘とバイト閻魔が織りなす、ハートフル(スロットル)ラブ?ストーリー。
ではない、かもしれない。
※こちらは、ミクラ レイコさま主催の匿名短編企画『ミケ猫さんを超えてゆけ杯(#打倒ミケ猫杯)』に寄稿した短編の【原作】です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 20:43:36
9381文字
会話率:39%
高校二年生の桧垣綾は、学年の人気者である萩原右京にひっそりと恋をしている。
掃除時間中、ひょんなことから好きな人の話になり、自分をすこしでも意識してほしかった桧垣はある手段に出る。
「今日の朝ごはん、白ごはんだった?」
「へ? うん。二
杯食った」
「大食いだね」
「俺の取り柄」
現代高校生がだんだん距離を縮めるほのぼのラブです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 18:06:31
12662文字
会話率:57%
米原新菜は、高校一年生の頃からひとつ上の先輩である鷲見千隼に恋をしている。しかし、告白をする勇気が出ないので、鷲見千隼にすこしでも近づくために、ひとつ大きなうそをつく。あなたの指先でわたしに魔法をかけて。「――せんぱいだけです」「米原は俺
の後輩でしょ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 17:36:11
9695文字
会話率:52%
4,000字以内の短編集。お題に沿って書いたものが多いです。
カクヨムでのイベントKACに参加した時の作品を纏める場所が欲しかったので。勢いで書いた短編が増えたら、ぼちぼち放り込む予定です。
サブタイトル頭の【】内がお題。当時のサブタイトル
は本文冒頭に。
R15と残酷キーワードは一部作品のみ念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 12:02:46
76108文字
会話率:34%
普通の女子高生の結芽(ゆめ)は「普通」に退屈している。ある時ショーウィンドウに飾られたモザイクガラスのランプに誘われるように入った雑貨屋で、うっかり商品を落として壊してしまった。店員のおじさんは快く許してくれたのだけど、後日、そのおじさんが
近隣で有名な「待ち受けにすると厄除けになる」と言われているオネエだと知る。
結芽は彼のメイクを直して、見られるオネエにしようとするのだが……そこにはちょっと普通と違う理由が隠されていた。
(おっさん+お姉さん)×女子高生のちょっとだけラブです。ゲテモノ注意。
那月結音さんの企画「いけおぢ豊穣祭」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 07:26:36
20181文字
会話率:45%
うとうとしていた俺のところに一人の男がやってきた。黒スーツの男はカタログを差し出し「羽を選びませんか?」と問う。さて、これは訪問販売等の類だろうか?訝しがりながらも、俺は男の話に耳を傾けるのだった。
*****
【習作】描写力アップを目
指そう企画(https://ncode.syosetu.com/n9981du/)第八回 はばたけ、君のはね企画参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 23:20:14
2284文字
会話率:37%
誰もいないバス停で、バスが止まる。
「ねえ、どうしてだれものるひとがいないのにドアをあけるの?」
幼い私の無邪気な問いに、姉はにやりと笑ってみせた。
「そうだね、なにかみえないものが、のってくるから、そのためにあけているのかもね」
その
何気ない言葉は、今も私の奥に潜んで、ときどきひやりと背筋を撫でたりするのだ。
晩夏の夜、わたしは山奥にある家へ帰ろうとバスに乗った。
扉が開くと、熱気を帯びた夜の空気がぬるりと車内に侵入してくる。
森の匂いと、肌に忍び寄る湿度。
ふいにわたしは、昔聞いた、あの話を思い出した……。
夏の終わりの、すこしふしぎな幻想短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 22:08:00
2579文字
会話率:10%
いたずら好きな天使・くーちゃんは、大天使さまの不服を買い、人間界に追放されてしまう。はたしてくーちゃんは、「この世でもっとも愚かなもの」を見つけ、天界に帰ることができるのか!?
<主な登場人物>
・くーちゃん:いたずら好きな天使。人間を
愚かだと思っている。
・銀龍セナ:小学四年生。いじめられっ子。
・大舟ソラ:小学四年生。セナのことが好き。
・神宮司ヒバリ:幸の薄そうな女性。ゲストハウスに住んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 16:00:00
124150文字
会話率:39%
ささやかな魔法を使えるようになった女の子。
快活ではないけれど、普通の女の子。一人がちょっと好きな、女の子。
そんな女の子のひとり語り。
ささやかな日常を魔法で彩ろうと頑張る物語。
すこし、大人味。
最終更新:2024-08-24 21:00:00
320079文字
会話率:17%
気が付けば森の中で寝転んでいた主人公シシは、自分が記憶喪失であることを自覚する。ネロと言う少女に保護され、自分が居る世界が「フリューク」と呼ばれる世界であると知る。剣と魔法と科学が一緒くたに織り交ぜられたこの世界で、シシは徐々にその世界に
馴染んでいく。
唐突に訪れた転機、仲間、そして喪失。それらを経て、彼がフリュークへと来た理由である「使命」が朧げに見え始めたとき、世界は彼に新たなる始点を与え、そして危機を齎す……
彼の至る道はどこへと繋がり、世界は最後に何を与えるのか。彼はまだ、知る由もない。
(作者が)今、読みたい(だけの)剣と魔法と若干の科学が混ざったファンタジー小説、開幕
※この作品はツギクルさまにも投稿しております。あちらで文面確認後、こちらに投稿するため、すこし遅れて投稿になります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 19:55:58
427639文字
会話率:32%
この話は「フィクション」です。当て嵌まるジャンルがよく分からないので、不思議な話として「ホラー」にしてあります。「SF」でもないし……。
ここに書かれていることの殆どは実際に経験したことですが、あくまでフィクションなのです……。
お
楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 09:56:17
2028文字
会話率:14%
ほぼ実話を基にしたフィクションです。
特にオチはありませんが、お楽しみいただければ幸いです。
最終更新:2024-04-14 07:00:00
3060文字
会話率:21%
すべてはすこしから。
キーワード:
最終更新:2024-08-20 17:58:45
224文字
会話率:0%
少年は、トラックにはねられ、全身がばらばらになった……。目覚めるとそこには女神さま。「あなたは魂までもバラバラになってしまいました。残りが見つからないから、とりあえず、さきにいまある分の魂で転生してもらいます。待ってる間は、このコールドスリ
ーパーZZZで冷凍睡眠していてください!」
そんなこんなで、少年は時代を超えた長期プランで転生することが決まった。サポート役として謎の宇宙服の少女も送られ、少年の転生ライフが、いまスタートする!!!
なお、本作品は日常モノです()。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 12:45:34
58643文字
会話率:42%
隣の部屋に引っ越してきた女は、名前をぐるぐると名乗った。
彼女はなんのために『こっち』にやってきたんだろう……。
SF=すこし不思議。ふんわりとした世界にようこそ。
不定期連載になります。
最終更新:2022-03-24 00:09:15
28243文字
会話率:33%
眠れない。眠たくないわけではない。寝ようと思ってベッドにも入る。
しかし、ベッドで眠れない悶々とした時間を過ごす。
そうこうしているうちに、いつの間にか眠っている。しかし今度は起きられない。
目覚ましをいっぱいセットして這うように起き、何
とか仕事には行けている。
そんなことが10日間くらい続いているA子さんの日常をすこし覗いてみましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 08:16:32
12789文字
会話率:2%
おじさんと美少女の、
さくっと読める短編日常系会話劇です。
すこし可笑しくてすこし切ない……にできてるといいなあ。
(カクヨムにも掲載しております)
最終更新:2024-08-12 17:11:17
7046文字
会話率:62%
「僕は人生に、希望など持ってはいない……」
将来を悲観することしかできない高校生、日奈太(ひなた)のもとに、突然宇宙船が現れた。
船内には3人の異星人が乗っており、ある重要な任務を負って地球までやって来たらしいのだが、着陸の際、船長のフィー
モが誤って記憶削除装置『ワズレイ』を作動させてしまい、日奈太の記憶を一部削除してしまった。
「……あれ? なんでこんなところにいるんだっけ?」自分の目的をすっかり忘れてしまった日奈太。
果たして彼は、失った記憶を取り戻すことができるのか!?
この宇宙には、高度な文明が築かれた星が地球以外にも無数に存在している。
その我々の知らない世界では、一体どんなことが巻き起こっているのだろうか!?
『エネルギー資源の不足に悩む星に、優しい異星人たちがある贈り物を届けようとやって来るのだが……』
『原子力発電によって生じる核のゴミ。この処理方法を、自分たちより数段階進んだ文明を持つ星に相談してみた。すると……』
『謎の惑星が近づいてきた。もしかすると、神話に記された文明を授けし神々の住む星かもしれない。しかし、やって来たのは神などではなく……』
『自由とは?』
『幸せとは?』
『恋をするのは、何も人間だけじゃない……』
—今宵も銀河のかなたより、すこしふしぎなお話が届いております—。
そして、またまた彼らが大活躍!?
前作『地平線のかなたで』では語られることのなかった『あの謎』が、少しずつ明らかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 15:07:22
108036文字
会話率:62%
12年にも及ぶ世界大戦『トゥエルヴ・ウォーズ』の終結から24年が経った頃、一部の権力者や富裕層の人々は、荒廃した地球を逃れ、都市化した月を第二の地球としていた。
その一方で、荒れ果てた地球の各地には、過去の大戦で活躍した人型兵器『オル
ドマギナ』の残骸やパーツなどのジャンクが無数に放棄されており、月へ逃げられず地球に住まざるを得なかった人々は、オルドマギナの残骸やパーツを拾い集め、自分達の戦力としたり、それらを売り払うなどして、逞しく生きていた。
そんな地球のとある一団から、"我らのエース"と呼ばれる青年『アスター・バスティン』は、類稀な才能を持つオルドマギナのパイロットとして、今日も戦い続けているのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 19:03:42
9765文字
会話率:38%
主人公、三木谷遥斗が通う西城高校にはとある噂があった。保健室のベッドスペースに大量の本が置いてありそこでずっと過ごしている生徒がいる...。その噂は「保健室の本の虫」などと命名され学校の間ですこし話題になっていた。とある理由で保健室に通う理
由になった遥斗は「保健室の本の虫」と仲良くなって....!?
まじめな時はクソ真面目、だけども普段は怠け者、そんな遥斗をとりまく青春ラブコメです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 13:19:30
5270文字
会話率:63%
ある日息子の部屋を掃除していると、押し入れから物音がした。
ネズミ? それともG?
一人で開けるのが怖くて急いで居間から旦那を呼び、開けてみるが何もいない。
しかしその夜、息子が部屋で誰かと話している声を聞いてしまった。
電話で話し
ているのだろう。そう思ったのに、相手の声も息子の部屋から聞こえるのだ。
息子の妄想か、新興宗教に騙されているのか、家にいたくないお友達を連れて来ているのか。
探る母とあっけらかんとした息子の攻防(?)。
そして正体の明らかになったそれと息子の交流を、知らないふりをしながら生暖かく見守る母の目線でお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:31:12
103563文字
会話率:28%
ぺこーらに告白しようと思ってる。
このコピペを知ってる人は、すこし懐かしいと思うかもしれません。
これはその裏側で起こっていた(かも?)お話。
最終更新:2024-07-21 05:57:26
1069文字
会話率:3%
宇津井シンジは法律事務所に勤務している。上司に扱き使われる日々にあるが、スマートに淡々と仕事をこなす有能パラリーガルだ。
「お前、上司にイヤガラセされてんのか?俺の上司は最っ高にかっこよくて頭よくて優しくてかっけぇぞ」
ある夜、焼き鳥屋で無
遠慮に話しかけてきた金髪・鼻ピアスの黒埼六華と二軒目へ飲みにいき、そこから途切れた記憶。翌朝、目を覚ましてみれば同じベッドで眠っている六華の姿が。その背中には艶やかな牡丹が……。
「しんちゃん、俺の背中の牡丹の蜜、吸おうとしたのよ?」
兄と共に闇金事務所を切り盛りし、重度のブラコン属性でもあった六華。根は真っ直ぐで飾らない年下の彼にシンジはどんどん惹かれていく。
「俺、蝶々の匂い、好きなんだわ」
「ふぅん。黒埼君は鼻がいいんだね」
「俺の嗅覚ってやつぁマジですげぇぞ」
「蝶はどんな匂いがするのかな」
「しんちゃんみてぇな匂い」
「ふぅん。俺みたいな……、……、え、俺みたいな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 23:20:00
74143文字
会話率:49%
機構の不具合により長雨が続く都市。異国生まれの義足の科学者は、激しい湿気に苦しんでいた。
彼に手を差し伸べたのは人工生命体の『翡翠』。彼女の癒しの力と、奇妙なほどの甲斐甲斐しさに、彼も次第に依存していくが……
――もっと早く、気づいていれ
ば。
無愛想で気難しい男と人ならざる娘の、雨に導かれた哀しい愛の話。
●ノベルアップ+主催『雨の三文芸題噺』用短編
・和風(大正浪漫調)スチームパンク×異類婚姻譚 ついでに歳の差恋愛
・三つのお題(雨/エメラルド/あと五分)のうちエメラルドに極振りした感は否めない(ちゃんと全部入れたけど)
・カクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 19:02:19
6878文字
会話率:21%
田舎町で起きた教会立てこもり事件。手をこまねいている地元警察の前に現れたのは、都市の大聖堂から派遣されてきた美貌の修道女だった。
聖なる衣を脱ぎ捨て、レザーメイルに身を包み、手には大口径のマグナム銃。ふくよかな胸には、ひたむきな神への愛。
機械化された『祈る兵器』が対峙するのは宇宙からの侵略者。邪悪な悪魔どもを、サイボーグシスターが撃って撃って撃ち祓う――!
……みたいな話だと思う
●ノベルアップ+主催「物語を伝える主人公コンテスト/20代女」用に突貫で書いたノープロット短編(全5話)
●カクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 18:06:22
9995文字
会話率:32%
海辺の町で育った「私」と不思議な灯台守の少女の、ひと夏の儚い友情のお話。
極ほんのりSF要素あり。
――誰もが、誰かの灯台になりうる。
*縦組み推奨
改行少なめです。
*主人公は性別を定めていません
男女LGBTQ、お好きな設定でお
楽しみください
*舞台を定めていません
現代日本でも海外でも異世界でも、お好きな背景でお楽しみください。ただしお題の都合上、学生服という概念が登場します。
*純文学を気取りましたがそもそも純文学が何だかよくわかっていません
*ノベルアップ+にてGENSEKIコン『海をまとう少女』に参加した作品です(無事かすりもしませんでした笑)
*カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 08:09:18
9957文字
会話率:30%
ふと、目を覚ますと7歳児になっていた。しかも、奴隷に……
どうやら今世のわたしが死にかけたことで前世の記憶がよみがえったようだ……
生死をさまよい死にかけグループに移動させられたメリッサ。
死にかけグループとは病気や怪我など
で役に立たないとされるひとが集められており、部屋は半壊、冷たい床に薄い布団、ご飯は他のグループと比べるとかなり少ないとか。ほかより待遇が悪くなるようだ……
「扱いが他よりちょっとひどいが、部屋でできる仕事がまわってくる。慣れればなんとかなるよ」
と言われたものの、さすが死にかけグループ。訳ありの人ばかり。
神様に見送られたわけでもチートをもらったわけでもない……世知辛い。
ここは自分の頭と行動で自分を助けるしかないな。前世では手助けしてくれた両親も今世は見当たらないのだから……でもなんだか、この部屋は心地よい。前の部屋は自分のことで精一杯という感じだったのにここでは正に一心同体。
みんなには死んでほしくないからすこしでも工夫しないと。
死にかけたことで前世を思い出した主人公が過酷な境遇を改善するため周囲のひとを巻き込みつつ、知恵や工夫を凝らし……まずは衣食住の改善を目指し頑張るお話です。
※主人公は小説のなかで色々と無茶なことしますが、特に食に関しては危険な場合も含まれますので真似しないようにお願いいたします。
※この話には奴隷に関するもの、登場人物に火傷、隻腕、隻眼などが含まれます。あくまでもフィクションですが、苦手なかたや合わないと感じたかたは無理をなさらずそっ閉じでお願いいたします。
※念のため残酷描写有りとさせていただきます。
※この語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※アルファポリスさん、カクヨムさんにも投稿しています。
カクヨム版では各話の分量や区切りが違う部分がありますが内容に大きな変化はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:00:00
67200文字
会話率:40%