舞台は暗き地の底。
主演は一本角の鬼娘。
盃片手に大きく笑い、山吹色の髪がうねる。
決死の覚悟で相手を務めるは、一体の妖怪。
呵々大笑と雄々しき咆哮の混じり響く荒々しい乱舞をご観劇くださいませば幸いで御座います。
※(ハーメルン様に保管)
最終更新:2010-08-20 09:00:00
5662文字
会話率:19%
男はある家を訪ねる。ふしぎな結末。でもない。
最終更新:2010-03-10 23:30:32
905文字
会話率:20%
楽な道があれば迷わずそちらを選び、座右の銘は付和雷同――そんな気弱な主人公、黄泉彼方が、街の裏通りにある小さな事務所を訪ねる。
その事務所は、普通の事務所とは一味違っていた。
『霊的事象相談事務所』
少し変わった相談事務所、そこに住
む所長もまた、少し否、かなりの変わり者だった。
「コーヒーはいらないか? あぁ、そちらに憑いている貴方も」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-09 21:23:50
5306文字
会話率:32%
元、コンビニ店員の赤木純一郎は、ある日、人生をあきらめたおっさん大沢のりおと出会う。
二人はコンビニ強盗を企み、計画をねる。
そしてついに決行するのだが、果たして、、、。
最終更新:2009-11-08 13:02:05
6452文字
会話率:64%
高校に通う学生、|霧摘 瞳〈きりつみ あきら〉はある夜、日常とは違った体験をする。
風の無い海、動かない時計、停電する住宅街。
どれも偶然で、どこか不自然で、しかし自然だった。
―――何かがこの町に起こっている、そんな気がする。
そんなこ
とを思いつつも、瞳は自宅のベッドの上、迫り来る睡魔に身をゆだねる。
翌日、連続殺人犯の殺人事件が起こる。
内容は、指名手配中の殺人犯が、惨殺死体で見つかった、らしい。
日常とはかけ離れた内容、何の変哲も無い自分たちには、おおよそ関係ないはずのその事件。なのに瞳は違和感を感じずにいられなかった。
その違和感に駆られ、犯行現場に訪れた。
―――其処には、血だまりの中で静かに佇む、少女の死体があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-28 17:57:49
11586文字
会話率:4%
「では貴方には私はどう見えますか」時を動かすようにレイリアが尋ねる。もとより答えなど解っている彼女なのだが。男は人好きのするような笑顔で答える。「綺麗で良い薫りのする柔らかい美人なお姉さん」
最終更新:2009-03-21 11:10:30
10198文字
会話率:31%
春日由紀子と上杉慶太は、日本三景で有名な広島県の宮島で育った。大学入試が二人の明暗を分け離ればなれとなってしまった。原宿駅の近くで十年ぶりに再会した、二十八歳の由紀子は、あまりにも美しくなりすぎていた。慶太の婚約者、吉山美幸は、別れる条件と
して慶太に「今後三年間は、由紀子と結婚しないでほしい」と言った。由紀子は、慶太への心の整理をするため、南の島、石垣島、竹富島と西表島を訪ねる。由紀子は、星砂の浜に来て慶太への素直な自分の気持ちを、初めて言葉にして、声に出して、思いを話していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-01 22:07:41
19509文字
会話率:13%
グラジオン王国第一王女であるレミュートはグラジオン王国を出国後、心強い仲間と共に幾つかの旅を重ねる。そして、一年と半年。彼女は未熟ながらも様々な経験を積むことでようやく日々に希望を持てるようになった。そんな彼らも一つの大きな冒険を終え、久し
ぶりに聖王都スリンピアに立ち寄ることとなった。一見すれば平和な日々であったが、彼らは違和感を感じることとなる。世界は僅かに変化していく、それらは所詮全ての始まりに過ぎず、そこから引き起こされる悲劇の発端に過ぎなかった。世界を巡るレミュート達、その先にあるものははたして・・・。異世界冒険活劇の第二章、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-30 01:06:32
63271文字
会話率:35%
真っ青な空に一筋の黒煙が昇っていく。父が死んだというのに、私は泣いてすらいなかった。母は私に「お父さんの子で幸せだった?」と尋ねる。その答えは「イエス」でもあり「ノー」でもある。きっと幸せだったし、たぶん不幸だった。
最終更新:2008-07-15 15:59:38
6082文字
会話率:42%
平沼と言う老女の歌う、故郷の歌らしい方言混じりのそれに興味を引かれた主人公は、彼女にその歌の意味を興味本位で尋ねる。彼女はゆっくりと語り始めた――その歌の由来を、己の幼い頃の思い出を。
最終更新:2008-01-29 02:16:48
3693文字
会話率:50%
とある歴史学者が過去存在した『夢の都』の住民を訪ねる。老女は言う。あそこは『夢の都』なんかじゃないよ、と。静かに老女が語った、昔の話とは。
最終更新:2007-11-02 10:59:12
28126文字
会話率:27%
実加は母親のことを不幸で可哀相な人だと思ってきた。どうしたら母親は幸せになるんだろう。それはすごく難しいことのように思えた。壊れかけている家族を前に余命一ヶ月を告げられた母親。どうにかして母親を少しでも幸せにしたい。実加は母親の昔の恋人を訪
ねる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-10-22 16:02:40
10978文字
会話率:40%
大学を卒業してから東京でアルバイトをしながら小説家を目指している僕は、久しぶりに大学時代をすごした場所を訪ねる。そこで僕は懐かしい友人たちと再会して。
最終更新:2007-09-27 23:18:41
11524文字
会話率:26%
女王様タイプの里恵は、手軽に金を稼ぐために援助交際を選び、日々を重ねる。そんな折、不気味な客と遭遇した里恵は身の危険を感じ逃げ出すが。なんとか逃れてみたものの、そこは喫茶店『SCENERY』だった。
最終更新:2007-09-20 22:30:38
20754文字
会話率:24%
ある日を境にある女が姿を消した。その友達である美香と香夏子は女を捜すために比嘉蔵学園にある部室棟の一番奥の部室を訪ねる。
最終更新:2007-03-11 22:12:59
809文字
会話率:4%
早百合と良介は恋人同士。どこまでもまともで面白みのない良介に対して、早百合は彼の不満点を挙げつらねる。
最終更新:2006-08-17 11:58:29
2327文字
会話率:36%
身寄りの無い少年は生きる為に罪を重ねる。ある日、少年は奴隷として売られていく少女に恋をする。その少女が売られた家に走った少年は既に壊された少女と壊した人間を見る。そしてその少年も二人を壊して、再び生きる為に罪を重ねる。
キーワード:
最終更新:2006-03-18 00:19:33
1886文字
会話率:2%
里帰りした那美は、庭で遊ぶ子供らに昔の自分を重ねる。
最終更新:2005-06-23 23:38:52
4010文字
会話率:53%