異世界に召還された(?)筈のアスカ。
だが、彼女はそこで出会った人との会話と最初に見た町並みでとある事に気付く。
最終更新:2016-06-29 12:00:00
2391文字
会話率:38%
ほら、瞳をとじて。
その向こうに、楽園がある。
少女は神子だった。10になれば神の供物となるために育てられる神子。それが少女だった。
ある日、少女は村のはずれで少年に出会う。
彼は、少女に「楽園」のことを教えてくれた。すきだと言っ
てくれた。
名を、くれた。
それだけで、充分だった。
10歳になり、ついに神にささげられる日を迎えた。
少女は「神子」として神の前に向かう、はず、だった。
――けれど、少女はもう、「神子」ではなかった。
人を、愛していたから。
人を愛した「神子」は、もう供物にはなれない。
供物を失った世界は、滅びるよりほかには、ない。
――少女は、彼を求めて歩きだす。
彼が教えてくれた「楽園」に、きっと彼がいるはずだから。
一応ハイファンタジー短編です。
でも純文学って言っても良い気がします。どうだろう。だめかな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-01 23:05:49
6834文字
会話率:19%
ピクシブからの小説を投稿しています。
秋桜(こすもす)と今の時期では季節はずれですが
読んでいただけると嬉しいです。
将来を悩んでいた主人公が1人の少女と出会い
これからを決めていく話です。
最終更新:2016-05-06 23:30:03
1585文字
会話率:29%
時期はずれのリゾート地で男に声を掛けてきたのは、「落ち合うはずの友達に会えなかった」という女だった。偶然の出会いだと思ったそれは、実は仕組まれたもので、男はその女に振り回されることになるのだが……。自称『なんでも屋』の男と、秘密を隠し持った
女の、恋愛未満のお話。 *自サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-01 20:31:19
26002文字
会話率:30%
村はずれにある地蔵様に花を供えると願いをひとつ叶えてくださるという。
顔も知らない男の元に嫁ぐことを嘆く娘が、その言い伝えを思い出したのは足元の紫陽花を見つけたときだった。
花にまつわる昔噺を。
最終更新:2016-04-18 19:00:00
1021文字
会話率:16%
科学者である佐々木 理数。彼は、人並みはずれた天才であったため、友人と呼べる人はいなかった。
ある日、彼はタイムマシンを遂に作り上げた。
試験動作させようと起動ボタンに触れた瞬間、タイムマシンが凄まじい光を放った。目が覚めたとき、見知らぬ場
所(異世界)に倒れていた。現状がつかめなくて困っているととある女性に会う。この出逢いが彼の人生に変化をもたらすこととなる。彼は異世界からあの研究所まで無事に帰ることができるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-12 04:00:00
1528文字
会話率:4%
人生におけるあらゆる機会を当たりはずれでとらえるなら、私の人生は残念な結果の連続である。なのでたとえ貧乏くじを引いたかのような機会でも、「これはこれで」と受けとめる姿勢に自然と傾いていった。
最終更新:2016-04-09 05:00:04
485文字
会話率:0%
南瓜から出てきたのは妖精だった(しかも飛べない)。
運動音痴の僕と飛べない妖精は互いの弱点克服のために手を組んで練習して周りを見返そうとする。
みたいなコメディです。そして季節はずれ。
最終更新:2016-04-06 17:45:15
6122文字
会話率:46%
村のはずれの洞窟に祀られている竜神『オボロ』への生贄として育てられた少女『アミ』
生贄になるべく首を差し出そうとしたアミ。しかしオボロは生贄を望んでいないと言う。
村に戻る事も出来ないアミに向けて、オボロは優しく手を差し伸べてこう言った。
「新しい人生の始発点を探しに行くとしようか」
そうして始まったアミの居場所探し。アミはオボロに連れられ、まだ見ぬ外の世界へ歩き始める。
その中でアミは竜神の秘密に触れて行く事となり……
竜神と少女が織りなす、切なくて暖かい物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-02 02:01:15
19076文字
会話率:60%
高校の入学式に行く途中で偶然“ツチノコ”をみつけた橘 直輝は、ひょんなことから妖怪達が住む人間界とは真逆の次元にある世界“霊世界”なる場所に入ってしまう。
元の世界に帰ろうにもどうやら法律上、生身の体を持つ人間が戻ることはできないらしく仕
方なく霊世界で高校生活を送ることになる。
しかし直樹が通う高校は常識はずれのお化け屋敷で……っ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 11:00:00
8008文字
会話率:49%
むかしむかし。黒歴史に記された邪念台国の時代。今で言う相模の国のはずれ、丹沢山のふもとに、赤鬼の住む家があった。屋根の尖った小さな家で、大きな栗の木に囲まれていた。庭にはヒマワリの花、チューリップ。モクレンの枝があり、春には山桜が咲いた。赤
鬼はひどく飢えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 10:00:00
10270文字
会話率:9%
学校での僕の生活というものはひどく退屈で、つまらないものだった。
クラスの人間関係の輪からは遠くはずれた小規模グループ、それも陰湿きわまりない数人の野郎の中でボソボソとつまらない会話をしては一日が終わってしまうようなくだらない人生
部活
動や委員会活動、その他クラスの催し物は「選ばれし者」が「選ばれし者」のために行うもので、、僕からしてみればまるで外国の宗教的行事となんら変わらないものだった。
人生の先行きというものに希望なんぞ抱けるはずもなく、注意されない程度に勉強をする努力を続けて、後はただただ「ツマラナイなぁ」とボヤく日々を過ごしていた。
しかし、こんな僕でも、いつかは天使のような人が現れて僕を救ってくれると、夢を見ていた。
その天使は、その大きな翼で僕を優しく包み込んで、願いを一つ叶えてくれる。そんな天使が、いつか現れてくれるはずだと、泥へどろの中で祈っているのだ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 22:51:24
11799文字
会話率:31%
たくさんの本を抱えた街はずれの塔。塔の中に暮らす老人と、その弟子の話。テーマは『人生は自分次第』。
最終更新:2016-03-15 15:32:02
2687文字
会話率:60%
ある町はずれに立っている「ばっちいラーメン屋さん」
その店に毎月行っていた小学生の男の子に起きた少しだけ良い話です。
最終更新:2016-03-13 00:57:17
2488文字
会話率:31%
喘息の少年、寺田海斗と謎めいた少女、佐々木凛。 海の見える小さな町で出会った2人。
短い夏の思い出と、まだまだ続く暑い夏の日。
季節はずれもいいところですが、思い出は永遠に消 えない。
そんな少年の淡い恋
こごろをご堪能ください。
※百井江琳の初の作品です。もし良かったら読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 00:00:00
1447文字
会話率:36%
どうして女の子だと仲間はずれになるの?
かよは今年で四年生。
周りの子達は少しずつ大人に変わり始めている。
おかしなの。昨日と全然変わらないのに。背だってちっとも変わらないじゃない。
かよはそう思うのに皆は違うと言うのです。
見た目はいつも
と変わらない。だけど、なにかが違うのだ。
そんなちがいに馴染めないかよは夢の国に迷いこむ。
こどもだけが迷い込めるワンダーランド。
大人は誰とて入れない。
小生意気な猫のぬいぐるみや太ったデブ猫、
口の悪い監督や優しいマリアと見つけるのは?
ワンダーランドで見つける、かよだけの物語。
おや?そんな所ではよく見えないでしょう?
さあ座って、もうすぐワンダーランドの幕が開きますよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 03:41:35
1874文字
会話率:7%
――私、うれしかった。あなたがふつうに接してくれて。
「穢れた血」をひく少年・カレイユは、村の人びとから忌避されていた。
あいつにかかわると、死ぬことになる、と。
少年は、同世代の子どもたちから仲間はずれにされ、ひとり孤独に生きていた
。
そんな少年のまえに現れたひとりの少女。名前はナナリー。
少女は、村の鼻つまみものの少年のことを知らず、事情を聞いても、
「そんなものは迷信です!」
と、一蹴。
「穢れた血」の秘密を解き明かす過程で、ナナリーは村をおさめる王女であることも判明するが、身分のちがいを越えてふたりは通じ合う。
だが、そんなときに、はるか遠くの封印の地で、4度世界を滅ぼしかけた「氷の女王」が復活したという知らせを聞いて――。
身分のちがいや、運命の残酷を乗り越えて、思い合う人たちが、添い遂げるために奮闘する物語です。
ゆるゆるとお付き合いいただければ幸いでございます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 00:47:09
26708文字
会話率:42%
リーヴィズ社と呼ばれる巨大企業が運営する“XenoTerra”と呼ばれるハイ・ファンタジーのような仮想現実世界(VRW)で、幻獣を治療する「幻獣医」という職業を勝手に名乗っている“ソロモン王”ことイズルが、相方のナルヴィクや、自分勝手でイ
ズルのことを「詐欺師だ」と言ってやまない魔女クロエと共に繰り広げる医療(?)の旅を描いたオムニバス形式のコメディ作品。
現代とほぼ時代背景は変わらない時間軸で、常識はずれの登場人物たちの行動と、現実世界のあるある的な話題と、仮想現実世界でのRPGネタが錯綜する。
そんなシュールな世界観の中、今日も一行は、仮想現実世界での冒険を楽しみ続けるため、そして何より運営会社であるリーヴィズ社への通信料その他の支払いを滞り無く行うために、他のプレイヤーなどが掲示板に出している依頼をクリアして報酬(通信料その他の諸経費の立替払いの権利)をゲットするのである!
第1話では、自分がプレイしている仮想現実世界〈VRW〉でのオンラインゲームについて、ブログでコメディタッチに紹介し始めたイズルの視点で、砂泳ぎの海竜との戦いから、その胆石をパワーストーンとして、レース用の砂蜥蜴〈バジリスク〉の治療のために欲しがっていた富豪に売りつけた話が展開される。また、Amazonで、「ドラゴンステーキ」とテヘラノシト産のワインが、その富豪から現実世界のイズルの元へ届き、コンビニ業界が阿蘇山にドラゴン牧場を作って、ついでに観光地化した話もする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-20 22:22:17
36173文字
会話率:45%
本能寺の乱で自害した筈の信長と蘭丸。骨も残さず死んだ2人だが彼らは異世界に転生していた。
転生した先は魔法を扱い強いものが生き残りのし上がる世界。前世の記憶を残し人を嫌う信長だが自然と人が慕う。
美しすぎるその見た目と、常識はずれの強さで周
りをおどろかせるチートぶり!
黄金の瞳を持つコンジキ姫(男)の成長記!
そして魔法の異世界でも天下統一を狙うのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 16:42:19
67041文字
会話率:37%
旅芸人としてヨーロッパ各地を放浪するレードナー老人は、相方のマリーとともにドイツのある寒村を訪れた。折しの旱魃により、一夜の宿もままならないレードナー。仕方がなく彼は、住民たちの警告を無視して、村はずれに佇む古びた洋館へと立ち寄った。半世紀
前に盲目の女主人を失い、廃墟と化したその館の中で、レードナーとマリーは一晩を過ごすことに決める。すると晩餐の合間に、女主人の亡霊が現れ、彼らに奇妙な依頼を持ちかけてきた。行方不明になった自分の死体を探して欲しい、と……。50年の月日を経て、全ての証拠が消え去った今、レードナーとマリーは女主人の記憶だけを頼りに、死体の隠し場所を推理するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 07:00:00
18448文字
会話率:58%