追っていた。ずっと、ずっと追い続けてきた。
これからも追い続けるのだろうと、漠然と、根拠もなく思っていた。
そこには苦楽の感情はない。
けれど、変化しないものなど何もなかった。
最終更新:2010-07-09 23:25:42
466文字
会話率:0%
必然と過ぎる日々。変わらない日常。変える必要も変える力も無い自分自身。漠然と過ぎる日々、止まらない日常。それでも、笑顔が多い一日なら良い日だと思う。
最終更新:2010-06-12 23:44:37
2541文字
会話率:38%
将来と言う漠然とした岐路に立たせられた松峰貴樹。そんな不安定で受験に追われる彼に想いを寄せる、同じ境遇の人間達。それぞれの想いが織り成す、高校最後の夏。しかし、彼はそこでかけがえの無い何かを失い、また、得るのであった。
最終更新:2010-06-11 16:20:07
2852文字
会話率:47%
根拠も何もない、ただ漠然とした予感だけを感じていた
それが訪れるときに、怯えながら過ごしていたのはきっと。
最終更新:2010-01-30 17:14:42
3912文字
会話率:31%
30歳独身で造形作家を目指すマリ。今何故彼女は一人きりなのか?過去に多くの恋愛を繰り返して来た彼女は、普通に恋愛し、普通に結婚し、普通に死んでいくものと漠然と考えていたが、今だその日は訪れる事は無い。モノを造り続ける事と、人を愛する事。その
両者を手に入れようと思い、悩み、あがいて選択をしながら今を生きている。物事とはそうなるべくしてなるものなのだろうか。もしくは、その過去に確たる原因があるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-13 00:06:39
21124文字
会話率:44%
この小説は、違和感。漠然とした状況。置かれたとき。している。表現。世界。
最終更新:2009-06-04 20:28:41
984文字
会話率:5%
「愛なんて嘘で、夢なんか無い」ごく普通の女子高生、黒江凛子は、日々を過ごしながら慢性的な虚無感と悲壮感を抱えている。優秀な両親と、高校一人気がある昌治を彼に持っていながら、数学教師の青木と関係がある。心の空白を妄想で満たす対象は、バイト先の
常連客の男「コラン」だけだった。一方、その「コラン」立木祐平はただの大学生で、卒業を間近に焦燥感を漠然と抱いて生活している。モラトリアムにしがみつく二人が出会って、心通わせるが、やがて凛子と青木の関係がバレてしまって―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-12 23:20:42
39922文字
会話率:30%
彼と付き合ってみたい。そんな漠然とした衝動にかられた私。別に彼のことを好きなわけでも何でもないのいに何故そう思ったのだろう。そして彼は何故そんないい加減な私に付き合ってくれるのだろう。『好き』という感情がいまいちわからない現実的主義者の私と
それにふりまわされる彼との話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-21 09:42:52
22334文字
会話率:50%
自分は何になるんだろう?将来に漠然とした不安を感じてたあの頃。寒い冬の夜に、出会うことができた偶然。自分探しのきっかけ。
最終更新:2008-10-25 19:45:36
12781文字
会話率:36%
芦口笑菜、16歳。自分の存在意義、そんな漠然とした疑問に行き詰まりを感じる高校生。私は、高校教師の河神に懸想していた。先生。その言葉にどんな意味が込められているかなんて、彼は知るよしもない。恋、友達、家族、人間関係。様々な思いの先に、あるも
のとは……………?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-05 16:46:24
19812文字
会話率:30%
『黒竜を倒し、国を救え――』
少女は意思を貫く為に王都を飛び出し、少年は憧れだけを何もない手に掴んで、雪深い北の辺境を旅立った。互いに目的も違うまま、二つの軌跡が重なる――。旅の先に彼等が見い出すものは。(原案/O)
※「王の剣士」前日
譚です
【story】
雪深い北限の地、黒森ヴィジャ。14歳になる少年レオアリスは、育ての親達のもとで法術を学びながら、まだ自分の本当の姿を知らなかった。
遥かな王都、そこに座す王への、理由も知らない、漠然とした憧れを抱いていたレオアリスは、ある日村を訪ねて来た男から、王の御前試合が開かれる事を聞く。御前試合の出場条件は、西のカトゥシュ森林の竜が守る宝玉だという。
憧れを抑え切れず、レオアリスは育った村を出て王都を目指す。
一方、王都に暮らすアスタロト公爵家の公女アナスタシアは、先代公爵の急逝により、14歳という若さで公爵家の継承を控えていた。アスタロト公爵家は炎の力を有し、それ故「炎帝公」とも呼ばれていた。
春の夜会の日、アスタロト公爵家長老会は、一方的にアナスタシアの婚姻を決める。結婚などしたくないアナスタシアは従者を伴い、王都を飛び出した。
だが宝玉を求めて多くの挑戦者達が竜達の寝床へ踏み入った事は、伝説とも言われ、ヴィジャの奥深くに人知れず眠る黒竜を目覚めさせた――
黒竜はカトゥシュ森林に降り立ち、王都は黒竜を封じる為、正規軍を派兵する。
そして二人は、深い森の中で巡り会った。
――北の辺境、黒森ヴィジャから旅立った少年、レオアリス
「王都に行って、王の御前試合に出たいんだ」
「馬鹿だね。みんな御前試合が最大の目的みたいに言うけど、本当に厳しいのは竜から宝玉を取る事だ。御前試合にゃ、あんな化け物は出ないよ」
――『炎帝公』 アスタロト公爵家次期当主、アナスタシア
「それに、丁度いいじゃん。黒竜を土産に王都に凱旋して、長老会に私が当主だって事を認めさせてやる」
――正規軍第六大隊大将、ウィンスター
「お前の身の内の剣は、使えるのか」
黒竜を倒し、国を救え――
(個人サイトで掲載している作品ですhttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/musa/fakestar/novels/novels-index.html)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-07 00:47:31
368155文字
会話率:36%
いつの間にか心が震えなくなった少年。その少年は、漠然と人生という死への帰路を歩いていた。そんな少年がある日、少女に出会う。その少女との出会いが少年になにをもたらすのか。孤独と虚無を抱えた少年のほんのひと時の話。
最終更新:2006-06-05 20:32:04
10467文字
会話率:30%