ブラック企業で働いていた俺は過労死してしまい、目が覚めたら別の誰かの身体に転生していた。
俺が転生したこの世界は『恋する乙女は布施川くんに恋している』という俺が前世でドハマリした青春ラブコメ作品の世界で、俺はその作品に登場した『進藤龍介』
という名の高校一年生になっているらしい。
ラブコメの世界に転生したというのなら、可愛い幼馴染がいて、生徒会長と仲良くて、クラスの隣の席に美少女がいるような、ヒロインからモテモテの主人公になるのが定番だ。
ここがラブコメの世界だと認識した今、そんな色鮮やかな青春に期待してしまうのは当たり前。
だけど鏡の前に立った俺の姿は――髪を茶色に染め、耳にはいくつものピアスを付け、鋭い切れ目に、厳つい顔つきの典型的な『悪役の不良キャラ』だった!?
これは悪役としてラブコメ世界に転生した俺が、前世で得た原作知識と経験を総動員して待ち受けるバッドエンドという運命を回避し、物語の主人公よりも幸せな青春を送る為に奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 09:05:04
326666文字
会話率:40%
一九六五年五月二十六日、日本のとある街で、世界初の「異形化」した人間の存在が確認された。
小柄なその体躯に似合わない、筋骨隆々とした右腕に、ナイフのように鋭利な爪、獣のように黒々しい毛を生やしたその男は、人通りの少ない夕方の住宅街で、下校中
の女子高生二人組を襲った。
駆け付けた警官が三発発砲し、男は死亡。
女子高生二人は救急搬送されたが、一名は到着時に既に死亡しており、もう一名は全身に無数の裂傷が刻まれていた。その後の処置で一命は取り留めたが、意識不明の重体となった。
次の日、その街を中心に、日本各地で異形化が発生し、その異形化に伴って発生した事件が大小含め、十二件。爬虫類のような鱗を身に纏う者、鳥のような翼の生えた者、両腕が鉱石のように変質した者など、メディアで大々的に報道された異形たちの姿は、人々に衝撃を与えた。
死者の出る事件も珍しくなく、日に日に増していく異形に、当時の日本は、人類滅亡だの、世界終末論だの、はたまた、とある組織の陰謀論など、幾つもの憶測が飛び交ったのだが、しばらく時が経ち、自衛隊や、警察がその対処に慣れ始めると、何事も無かったかのように元の日常に戻った。
そんななんて事のない歴史の一幕から、六十年。
八年前まで普通のサラリーマンだった俺は今、東京で異形狩りをしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 22:11:08
4786文字
会話率:32%
継承権を剥奪され、「無能」の烙印を押されて王家を追放された王子カイ・エルバス。
名誉も地位も失い、辿り着いたのは荒廃した辺境の地だった。
そこで待ち受けていたのは、希望を失った村人たちと、理不尽な現実。
しかし、カイは屈しない。無能と蔑ま
れた自分を証明するため、影で暗躍し始める。
表舞台で英雄と呼ばれることはない。
だが、誰も知らない場所で、策謀を巡らせ、敵を討つ。
やがて彼の手は、王国を蝕む腐敗と陰謀にまで届いていく――。
「英雄とは何か?その答えは、影に生きる者の中にもある。」
壮大な復讐と再起の物語が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 19:00:00
3842文字
会話率:43%
世界の至る所に存在する魔獣たち。長年魔獣たちと戦い続ける人類。
とある町に住むセイヤは同僚たちと一緒に見回りをしていると、魔獣と遭遇する。
魔獣との戦いを終えた翌日、見知らぬ人間の襲撃にあう。その人間は「真っ赤な瞳」をしていた。
「真っ赤な
瞳をした人間」との戦いの中、セイヤはある力を得る。
得た力を使い、死闘を繰り広げたセイヤの前に女性が現れる。
「あなた、継承者なの?」
彼女との出会いによりセイヤは得た力のことや継承者のこと、
そして「真っ赤な瞳をした人間」が何者なのかを知ると、
継承者として戦うことを決意する。
継承者——「理」を受け継ぐ者の戦いが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:00:00
139199文字
会話率:33%
俺の高校には本物のアイドルがいる。
夜明けのアイドルなんて呼ばれている、今、人気上昇中のアイドル様だ。
廃校の危機で芸能クラスが新設された高校で、唯一の本物。
昼休みに校庭で行われているライブに熱狂する級友たち。その気持ちはわから
ないでもないけど、アイドルに興味のない俺からすると、彼らの応援は騒音以外のなにものでもなかった。
だから、静かな場所を求めて校舎裏に来たのだけど、すでに人がいた。
同級生。
大きいレンズの眼鏡をかけて、三つ編みをした地味な見た目の女の子だ。
悩んだけど、ここ以上に落ち着ける場所を思いつかなくって。
校舎裏唯一のベンチに座る彼女に、隣に座っていいかって声をかけると、お弁当をひっくり返しそうなぐらいあたふた。話し方もおどおどしていて、人馴れしていない小動物を思わせた。
そんな彼女にどうにか許可をもらってお昼を食べていると、おずおずと尋ねられる。アイドルに興味はないのか、って。ない、って答えて、それで終わり。
そう思ったけど、彼女はおもむろに眼鏡を外して、
「興味、……ない……?」
夜明けのアイドルと称される、宇宙一かわいい双子の姉にも負けない"素顔"を見せてきた。
==============
『芸能クラスに人気アイドルの双子がいるひとりぼっちな同級生は、俺にだけ姉に負けない素顔を見せてくる。』
個人電子書籍準備中!
https://nanayonovel.wixsite.com/book-1/hitori1
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』にて公開しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 08:10:00
144880文字
会話率:27%
葦原の中つ国、と呼ばれる地がある。
「朝廷」は長らく葦原の地を治めていたが、年月を経ていくと共に弱体の一途を辿り、葦原は下克上・群雄割拠の世と化してしまう。朝廷の名門として知られる天田公爵家も、下克上の世の流れに飲み込まれ武士化していた。
公爵家の五十六代当主・天田慎鷲郎雷忠の顔を持つ青年・天田雷吾(アマダ-ライゴ)は、とある理由で引き篭もり同然の生活を送っていた。
そんな雷吾は、諸用で故郷の屋敷から公爵家の本拠地に向かうことになる。
しかし、その途上で運悪く刺客に襲われ、乗っていた愛馬諸共崖から滑落。どういう事か、葦原ではない異世界・カンフラントに飛ばされてしまう。
異世界に飛ばされた事を知った雷吾は葦原へ帰るため、そこで出会った者達を巻き込みながら少しずつ動き出す。
一見、無関係な筈の異世界に彼自身を取り巻く、因果が隠されていた事を知る事になるとは、誰も気づかずに──
異質な過去を背負う青年は、異世界から葦原に戻るまでの途上で何を知り、何を成し遂げ、何を得て、何を残すのか。
かつて「鬼天田」と呼ばれ、恐れられた武人の異世界戦記が今、ここに幕を開ける。
※一部のエピソードでは流血・残酷シーンが登場する予定のため、苦手な方はくれぐれもご注意下さい。
※話の流れ上、オリジナルの地名などの固有名詞が多数出てきますがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 19:00:00
298103文字
会話率:47%
浦崎みなみは、代官山にあるヘアーサロン、グット・イット・ビューに務めだして一年になる二十一歳の女子。高校時代からの友人マイの応援、協力もあってシャンプー係からメインアシスタントに昇進した。
二階級特進での昇進だ。みなみは何度も転職とい
う言葉が頭を過ぎっていたが、ここまでがんばってきてよかったと感じた。
メインアシスタントに昇進した浦崎みなみは、サブマネージャーでもあるスタイリストのアキラに付くことになった。アキラは一週間後に行われるヘアコンテスト予選へ出場する。
アキラのアシスタントであるみなみも当然、アシスタントとして出場する。そんな昨今、ヘアーサロン、グット・イット・ビューの周辺で、不思議な出来事が多発した。マネージャーの敦史は、ライバル店の妨害行為ではないかと推理する。
そして、コンテスト予選当日を向かえたアキラの周辺で事故が多発。
これも怪しい。
アキラとみなみは敦史へコンテスト予選当日の事故に関して報告をした。やはり、ライバル店の妨害だと結論づけられた。
しかし、その犯人は思いもかけない人物?
人望とビジネスの再建が同じ床の上で行われるものであると気づかされる作品。
【2010年作】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 19:00:00
77369文字
会話率:45%
ハイベル達が潜伏しているアジトの近くまで来た何でも屋一行は、それぞれの相手を確認し合うと、目標に向かって走り出した。
ハイベル達も、シュヴァル達が来た知らせを受けて臨戦態勢を整える。
シュヴァルとハイベル、ハウンドとエフェル、サリアと
イルダ、マリアとルネリッサ、ロア・ロウ・ロワの三姉妹とデルバド、各々の戦いが、今、始まろうとしている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 17:10:00
65826文字
会話率:62%
橘樹家は世間一般で言うクソゲー、『マニアクス』と真剣に向き合い、心の底から楽しみ、弔う……一種の〝葬儀屋〟とも呼ぶべき仕事を生業とする『アンダーテイカー』一家であった。
そして、そんな一家の一員である詩羽は、数多のマニアクスを尋常ならざる速
度で葬送ってしまったことによって体調に不調をきたし、惜しまれながらも若くしてアンダーテイカーを引退してしまった自らの父……『天才、葬送のギアーレン』と呼ばれた父に並ぶべく数々のマニアクスを日々、葬送っていた。
しかしマニアクスだのなんだの呼称しようがクソゲーは所詮クソゲー、まだまだ未熟な精神構造をした一般的な高校生である詩羽の身体は普通に神ゲーを求め、適当な言い訳を重ねながらも詩羽は同じく(同じく?)ゲーム好きである幼馴染に良さげなゲームを紹介してもらってしまう……。
こうして、クソゲー葬儀屋と神ゲー、交わるはずのないふたつが交わろうとしていた―――。
「クソゲー呼ばわりはやめてもらおう。マニアクスにも尊厳はある」
―――今、クソゲーより生み出されし最強の戦士による神ゲー冒険憚が始まる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 18:30:00
80464文字
会話率:31%
ひょんなことから妹の代わりに新作VRMMO《オニキスアイズ》をプレイすることになった少女、小鳥。
小鳥は運良くレアなジョブに就いたわけでも、なにかレアな装備を手に入れたわけでもなく、レアなモンスターをテイムしたわけでもないのだが、ある一つの
選択肢を取ってしまったことによって《オニキスアイズ》のトッププレイヤーとして君臨することになってしまう。
その選択肢とは―――メインヒロインであるNPCを殺害する選択肢。
……別に小鳥に人を殺す趣味があったのではなく、それはゲームの経験が浅いが故の殺しだったのだが……。
とはいえ、真っ先に殺しの選択肢が出てしまった小鳥による冒険譚が今、始まる。
「まったく。あなた賢くない判断をしましてよ。最初からこの指輪を渡して下さればこんなことになりませんでしたのに……ふふふ」
なお、彼女の《オニキスアイズ》における通り名は『テロリスト』であった。
いや、別に小鳥に人を殺す趣味は間違ってもないのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:30:00
865393文字
会話率:35%
そんなに遠くない近未来の日本、そこに、突如、戦艦の『意識』を持った少女が、海岸の波際で発見された。
それから数年後、国の形は大きく変わり、国軍の復活、そして海軍も再び『新日本海軍』として、あくまでも「国防」を掲げ、再編された。
その中でも、
海から来る正体不明の敵、『侵略者(インベーダー)』と戦う部隊、「侵略者撃退部隊」に、そんな彼女たちが、配属されていた。そして、その彼女たちの名を、『船魂娘』と呼んでいた――。
キャラクターデザインや専門用語などに捉われず、あくまで『艦船知識がない人でも読める艦船擬人化創作』をコンセプトに掲げた、新しい艦船擬人化創作が、今、ここから始まる。
不定期更新を予定しておりますが、更新時は土曜日22時と考えております。
※戦艦などを題材に取り扱っておりますが、政治的意図は一切ございません。
※一部、実艦の艦歴を題材にとった話がありますが、物語の展開如何に関わらず、当時乗船された方々および、建造など、実艦に関わった方々に、敬意を払って制作しています。
※百合(ガールズラブ)要素を含みます。
※他サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 12:10:00
88738文字
会話率:55%
世界を支配し、恐怖と力で君臨していた魔王。しかし、勇者との戦いで敗れ、命を落とす。
次に目覚めたとき、なんと日本のごく普通の女子高生に転生していた!
さらに驚くべきことに、かつての宿敵である勇者もまた転生しており、今世では兄として一緒に
暮らしていたのだ。
平凡な日常に戸惑いつつも、中に眠る魔王としての野望は消えていない。
力を取り戻すため、元の体である結城魔緒で学校生活を送りながら、周囲の人々を観察し、世界征服の計画を少しずつ練り上げる。
友情、青春、そして初めて感じる人間としての感情が、魔王を少しずつ変えていくが、果たして再び魔王として君臨するのか、それとも人間として新たな道を歩むのか?
二つの世界の狭間で揺れる魔王の新たな物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 08:36:18
80031文字
会話率:41%
これもクリスマス作品と、言っていいのでしょうね。
全然ロマンティックではないですけど、ある意味、この世の真実があると信じています。
最終更新:2024-12-17 20:54:42
248文字
会話率:0%
私個人としては、文芸や音楽に戦争を止める力はないと感じています。
愛や夢ですら、怒りや憎しみ、悲しみの前には無力だと感じます。
ただ、ネット世界の言葉の凶器など、本物の凶器に比べたらぬるいものだとも感じます。
だから今、何も言わないで
いると自分に後悔しそうな気がしましたね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 04:53:55
367文字
会話率:0%
不真面目な人生で適当に身につけたものが、今、かけがえのない個性になった。
それと引き換えに、深い悲しみの中で失ったものまでが霞むほどに……。
でも、その功績は自分の才能や努力で得たものではなかった。
ギリギリまで信じて、支えてくれた大
切な人達のおかげだった。
だから、これからは喜びを自分の手柄にしたい。
まだまだ時間がある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 21:02:33
319文字
会話率:0%
平凡な高校生活を送っていた少年、カイル・オハラ。だが、彼の左手の甲に浮かぶ奇妙な紋様が、普通の日常を静かに蝕んでいた。
ある日、放課後の廃工場で、カイルの紋様が輝きを放つ――それが「ファントム」という異能の力を目覚めさせるきっかけとなる。
突如巻き起こる未曾有の出来事。現れた謎の人物たち。そして、自分を狙う者たちの存在。
「なぜ俺がこんな力を……」
葛藤と恐怖の中で、カイルは異能の力を持つ仲間たちと出会い、やがて彼らを導く役割を背負うことになる。
「力を持つ者」と「力に抗う者」、それぞれの思惑が絡み合う中で、世界を揺るがす戦いの幕が上がる――。
異能の力が引き寄せる運命、そして交わる絆。カイルがその先に見出すものとは?
運命に抗いながら紡がれる壮大な物語が今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 16:58:14
47326文字
会話率:47%
霧に覆われた工業都市クラウズタウン。その中心にそびえる蒸気時計塔で、天才発明家オーガスト・クラフトが謎の死を遂げた。
事件の現場では蒸気機関が異常な動きを見せていた。
元勇者で今は探偵として生きる一条零は、警察からの依頼を受けてこの奇妙な事
件に挑む。
調査を進める中で、零は機械の神を崇拝する秘密結社「メカノイド」が暗躍していることを突き止める。
彼らの目的は、オーガストが設計した「時空制御機構」を完成させ、都市全体を支配することだった。
だが、その計画の鍵となる「歯車の核」は行方不明となっており、零はその真相を追う。
情報屋クロウや発明家の弟子リリィの助けを借り、零はメカノイドの隠れ家や廃蒸気工場を訪れ、数々の罠や襲撃を切り抜けていく。そして、暴走する蒸気時計塔の最上階で、秘密結社のリーダー・ヴァルターとの決戦に挑む。
だが、ヴァルターの計画は想像を超えた規模で進行しており、零は歯車の核を巡る最後の選択を迫られる。
蒸気と歯車の音が鳴り響く都市で、零はこの事件の真相を暴き、メカノイドの野望を阻止できるのか――
緊張感あふれる戦いと謎が交錯するスチームパンクミステリーが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 06:50:00
12114文字
会話率:36%
今、あなたはこの文章を読んでいます。最初に感じたことは何ですか?
「このエッセイ、何だろう?」と疑問に思ったかもしれません。
それが、もうあなたの心の反応です。
人は、自分の心を読まれることを恐れます。私もあなたも、心の中に隠しているもの
があるからです。
あなたが今、少しでも「本当に私のことがわかるのか?」と感じているなら、それこそが私が伝えたいことです。
私はただ、あなたが今感じている小さな動きを見逃さないようにしています。それが、あなたが本当に探している答えに繋がる瞬間なのかもしれません。
あなたがどんな感情を抱いているのか、それを感じ取ることができるのは、あなた自身です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 23:10:00
1509文字
会話率:16%
幼い頃、召喚士としての才能を期待されていた少年レオン。しかし彼が召喚できるのは、弱くて誰も見向きもしないモンスターばかりだった。家族や村人から見放され、辺境の地で細々と生きる彼の運命は、自分を「マスター」と呼ぶスライムとの出会いで変わる。
次第に彼は気付く。弱いモンスターたちも、工夫や連携次第で無限の可能性を秘めていることを。そしてその数が増えれば、どんな強大な敵にも立ち向かえることを――。
貴族社会や学園での試練、異世界と現実の崩壊の危機を前に、彼は「最弱の召喚士」として仲間たちと共に歩む。彼らの絆はやがて強さとなり、世界を救う運命の扉を開いていく。
「弱さを知る者が、最強の軍団を築く。」
数と絆を武器に、レオンと100万の仲間たちの冒険が今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 15:56:22
9847文字
会話率:45%
【完結を前提とした長編の書き方をしてます】
目覚めると超可愛い婚約者とキスしてた。
物語でも極悪非道が心を入れ替えて正道を行くって話、よくあるだろ?
でも人生そんな簡単じゃねぇよな。
俺の現状って……まあ、詰んでるのよ。
物語とかだったら、
割と簡単に皆に好かれて婚約者とも仲良くなって、幸せに真っ直ぐ進んで、良いなぁとか思う訳よ。
そんで過去の記憶が無くて、よく分からないゲーム設定とかいうよく分からない記憶があって、状況はさっぱり分からない。
しかもこの記憶、役に立ちそうで微妙に使えない。
その記憶で言えば相手は俺を嫌ってる。
そんな中、その婚約者の大公国から1人の聖騎士が暗殺者として送られて来た。
それ、ポンコツ駄メイドだぞ?
始まるポンコツVSシリアス(シリアス不利)!
それでも自分の詰んでる状況をなんとかしようと情報を集めてみれば、まあ詰んでる詰んでる。
あらゆるところが詰んでいた。
極め付けは、アレ?
この世界、詰んでますやん。
そもそもハバネロ公爵とは。
主人公チームのメンバーの1人、ユリーナの婚約者であり、彼女を地獄の底に叩き落とした張本人。
悪の限りを尽くす暴虐な覇王。
ゲーム屈指の嫌われキャラ。
そんなイメージ。
「詰んでますやん」
果たして愛しの婚約者のハートはゲット出来るのか!?
そもそも生き残れるのか!
超ハードゲームな人生に落とされた公爵。
頼るは強靭な己の能力のみ!!
公爵として目覚めた俺は!?
今、壮大になってしまったドラマが始まる。
ダークではない。
繰り返します。
ダークファンタジーではありません。
バッドエンド?何それ?
【3章】にてついにネタバレしてますが、実はゲーム転生ではありません。
この作品はカクヨムが先行しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:50:26
180899文字
会話率:18%
その魔王は化け物どもを組織化し、工業化し、近代化し──人類に襲い掛かった。
剣と魔法の世界はもはやなく、銃と魔法が支配する世界。
それはゴブリンすら銃で武装し、近代的な火砲こそが戦場の支配者となりながらも、依然として魔術が戦
争に欠かせぬ要素であり、ドラゴンは一騎当千という奇妙な世界だ。
魔王ソロモンはそんな世界にて魔王軍に改革を起こした。改革への反発はあったが、近代化した魔王軍は比類なき力を養い、そして彼らが封じられし東部から人類の生存圏たる西部へと進軍した。
人類に襲い掛かるのは野蛮さを失わないままに組織化された魔王軍の猛攻。
ゴブリンとオークの人海戦術が、人狼のゲリラコマンド戦が、ワームによる装甲突破が、グレートドラゴンによる戦略爆撃が、人類を苦しめる。
人類の必死の抵抗は功をなすのか? それとも人類は滅ぶのか?
今、人類滅亡をかけた戦いが始まる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 20:01:15
268357文字
会話率:39%
世界の片隅で語られる禁忌の迷宮、「デスダンジョン」。そこは生きて帰る者がいない死者の迷宮として、長らく伝説とされてきた。しかしある日、平凡なC級冒険者アレン・クロードのもとに黒い封筒が届き、運命は大きく動き出す。
迷宮の中心には、世界を
滅ぼす「終焉の女王」が眠り、数多の死者がさまよう地獄が広がっていた。ダンジョン内では、誰もが過酷な試練を受け、命を賭けた「掟」に従わなければならない。そして、アレンには次第に明らかになる自身の秘密――「異常なまでの生き残り運」の真相。
生存者たちが互いに利用し合い、裏切り、時に絆を結びながら、ダンジョンを攻略していく中、アレンは迷宮の真実と、自らに課せられた「世界を救うか、滅ぼすか」という究極の選択に迫られる。
死の恐怖と隠された真実が絡み合う絶望の中、彼は自らの「運命」を超え、生き残ることができるのか――?
デスダンジョンの奥底に隠された真実と、アレンの選ぶ未来とは。生と死をめぐる終末の冒険譚が今、幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 19:34:20
42252文字
会話率:41%
10歳の頃に出会った伝説の配信者「SO∀RA」に憧れ、自分も配信者として夢を追い始めた青年、あおい。しかし、配信は思ったよりも厳しい世界で、視聴者が増えず挫折を感じていた。そんな中、突如現れた謎のリスナー「SOARA」から届く助言──その正
体は、10年前に引退したSO∀RAその人だった!
リスナーを魅了するセリフ枠、細やかで魅力的な画面作りまで、SOARAの厳しくも温かい指導があおいを変えていく。配信の裏側に隠された「声」に込められた想いと、かつて憧れた存在の過去の秘密に触れるたび、あおいの心は揺れ動く。
あおいは自らの「声」と向き合い、次第にリスナーたちの心を動かす存在へと成長していく。だけどその先には、SOARAが隠してきたもう一つの真実が──。
「憧れ」を「誇り」に変える配信者サクセスストーリーが、今、幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:39:28
89803文字
会話率:40%
神々はその永い時を持て余し、しばしば余興として様々な遊びに興じていた。 そして、100年に一度開催される最も壮大な遊びが再び幕を開ける。 名を「九神本懐」と言う。
火の神、水の神、風の神、地の神、草木の神、雷の神、光の神、闇の神、そして氷
の神。 彼ら九柱の神々はそれぞれ、自らの権能を授けた人間たちを選び、その者たちを戦わせるのだ。 この戦いは、ただの遊びではなく、神々の誇りと力の象徴でもある。 選ばれた人間たちは、神々の意志と力を背負い、熾烈な戦いに身を投じる。
そして、この戦いにおいて最後まで勝ち抜いた者には、どんな願いも叶える権利が与えられるという。 この究極の報酬を目指し、人間たちは命を賭けた戦いに挑む。 果たして、誰が神々の試練を乗り越え、願いを手にするのか──壮絶な物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 13:58:32
54045文字
会話率:41%
『世界が違っても俺、めっちゃ頑張る!』
ここは異世界、グランズマリエル。地球とは違う歴史、違う文化を育みながら年月を重ねてきた世界。かの世界に息づく者たちは今、大きな脅威にさらされていた。正体も、目的も不明の怪物、バグルート。彼らは突如とし
て世界に出現し、無法を繰り返していた。
そんな中、地球のとある高校の三年二組は突然異世界に召喚される。そのうちの一人、三笠木隆太は、グランズマリエルの神にとあるお願いをされる。
「どうか世界で暗躍する神を倒し、世界を平和にしてほしい」。
そして渡された、純然たる神の力そのものの欠片。
これは心優しき青年の、戦士チィトの世界を救う英雄記。
※主人公の初変身は一話の後半、『void 始まり()④』です。
※この小説はアルファポリスとカクヨムにも投稿しています。
※この小説は土曜の6時くらい、だいたい週1話投稿を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 18:13:16
25208文字
会話率:40%